白点病の治療

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前の記事でご紹介した養殖場の4匹のオランダのレスキューに関して、毎日の治療や給餌等のケアに関してどのような事を行ったかの実例をご紹介します。未だ途中ですけど・・・
(→)松かさ状態&白点病のオランダ4匹を購入

この記事の4匹です。

※松かさ病と表記していたものは、単なる拒否反応ではないか?と思うので
タイトルを白点病と松かさ病のダブル治療 から 白点病の治療に変えました。

【  1日目 】
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まずは温度を合わせるのですが
今回はお店(室内)ではなく養殖場さん(屋外)からの購入なので
冬の購入の為 水温はかなり低いと予想されます。
ここで袋を開けて水温を計る方法でも急いで用意すればOKですが
酸素を出さなければこのまま朝まで置いておく事も可能です。
温度の変化を経験させるときは必ず袋のまま
金魚が慣れ親しんでいる購入先の飼育水のままで行うのがベストです。
特に5℃以上の下温は新しい水で行うとリスクが高くなります。
金魚屋さんのご主人の話では、袋のままゆっくり下げれば10℃下げても大丈夫という話でした。
※僕は怖くて一度も検証していませんので単なる伝聞でごめんなさい。
という事も考えながら
今回は袋を開けないまま温度を計ってみました。
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使用するのは 非接触タイプの温度計で、
レーザーの赤い点の部分の温度が計れます。
時々仕事で使っているものです。

8.6℃
温度はやはり10℃以下なので
僕の金魚部屋の室温や水槽の水温のほうが高いので
加温側なら特に問題ないと判断し
塩水浴を準備しているバケツの上に浮かべて
温度合わせをしました。
ヒーター要らずで楽チンです!
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温度合わせを1時間ほどかけて行ってから
塩水を作り暫くエアレーションで馴染ませてから
金魚を手でつかんで ドボン しました。

水合わせをせずにドボンしたのは
不要な温度変化を経験させたくない事や
病気が出ている飼育水を少しでも入れないようにしたい事
時間をかけた水合わせが金魚の体力を奪う事など
諸条件を勘案して決めました。

ちなみにドボンで金魚が弱ったり即死する可能性があるのは
移動前と移動後の
◆水温が大きく違う時
◆水質が大きく違う時
ですので 水温は0.1℃単位まで合わせています。
また異例ですが
養殖場さんから購入した時に
袋に入れていただいた飼育水の水質検査も実施しました。
ショックを予防する為に知りたいので
pHやアンモニアや亜硝酸塩などを計測しました。
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流石です。
アンモニア ゼロ
亜硝酸塩 ゼロ
硝酸塩 ゼロ
pH 6.8(ほぼ中性)
とパーフェクトです。

ということで安心してドボンを実施しました。
ちなみに夏場はpH=6.5とか出ていた僕の所の水道水ですが
現在はまた7.0付近で安定しています。
この日の計測値は6.8でした。

【  2日目 】

昼ごろの最高水温もそこそこなので
糞もほどほどに出しているので順調です。
養殖場のこの子達の池は青水で苔も生えている事が確認できていましたが
意外に糞はウチの金魚の糞よりも薄い色です。
これだけ立派なフンタンが出ているのでもっと濃い色の糞をすると予想していたので意外でした。
ora4_poo
餌は重症個体という事もあるので
教科書どおり水質が変わってからの48時間は与えずに
新しい水や環境に慣れる事に専念してもらう事にして
金魚に余計な労力を与えずリスクを減らすように配慮しました。

またストレスを与えない為に黒のバケツの使用も考えましたが
白点は黒バケツのほうが確認しやすいと思いますが
黒いと光量不足になりやすくと撮影できず、
松かさの状態が観察・記録できないと困るので
いつもの薬浴&塩浴用のバケツで塩水浴していますが
ストレスを与えないように基本的に近くに行かないようにしています。
これは温度管理や水質管理と同様に病魚の治療にはとても重要です。

この頃は酷いのは松かさだけで
白点は4匹の尾びれの裏側にほんの少し確認できる程度で気にもしていませんでした。
これが後に大きな問題になります。

【  3日目 】

48時間経過後
温度の高いうちにと
初めてのお食事タイム
本日のメニューは
コードネーム:サターンという
肉瘤などの育成用に配合している餌ですが
今は冬期限定バージョンで野菜など植物性の素材のみをブレンドしています。
10℃を切っていても
どの金魚も物凄く長い糞を出すので
冬にはベストだと判断してこの配合で固定しています。
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野菜だけなのに金魚の食いつきも凄くいいんですが
今回は消化吸収を重視しているのでニンニク等は入れていません。
初めての金魚はどうだろう?と好奇心大大大で注目して投入したところ・・・
4匹が狂ったような速さで泳ぎ始めて
ベジタブル戦争勃発!
物凄い争奪戦になりました。
2号に初めてプリンを与えた時には考えられなかった食いつきです。
飼育を始めた頃ならこれに気をよくして
もっと与えていたと思いますが
その辺は大人になった僕としては
また明日な!
とクールに次のタンクに移動
少しかわいそうでしたけど最初は消化という体力を使う事は
極力させたくないので極少量で我慢してもらいます。

【  4日目 】

今日も餌を少しだけ与えると
物凄く動きが良くなりました。
餌をもらえて味方だと分かったのか?
最初は怖がっていたのもあると思うので
これから徐々に元気になれば嬉しいですが
昼間は毎日晴れて日光が差していたのもあってか
白点虫も金魚に負けないように元気になってきて
かなり気になるほど目立つようになりました。
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▲松かさ状態が少し改善したように見えます。気のせいかもしれませんけど。
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▲こちらの松かさ状態は元から軽症なので変化なしという感じです。
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▲▼ この2匹は良く見ないと分からない程度の凸凹で松かさ予備軍程度です。
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色々考えましたが今回の導入理由の
基本は松かさ病の治療とその経過観察なのに
白点病で死なれてはたまらないので
不本意ながらやはりここは
メチレンブルーを使う事に決めました。
まあ3日半の塩水浴で体力は十分だろうと判断し夕方にメチレンブルーに切り替えました。
バケツごと新しいもので塩水は入れずメチレンブルーのみで作りました。
移動は初日と同じく ドボン です。
温度はきちんと合わせています。

その後も塩水浴の時と変わらず元気に泳いでいましたが
これが最も元気な時でした・・・という流れにならないように
また暫くは近くに行かないようにしてストレスフリーな環境で
金魚だけで楽しませてあげました。

僕は状況によっては薬浴中でも餌を与えます。
与えても与えなくても薬浴水は24時間以内に破棄するので。
しかしこの4匹は
依然重病患者なので
水質が変わったので
また48時間は餌を与えません。

※厳密にはこの時点で1匹目の鱗が開いていたと思います。

【  5日目 】

これまでで最も緊張した朝です。
何せ、2回目の水質変化を4日目に経験させているので
ここから急に弱りだすというシナリオもあり得ます。
とは言え だらだら塩水浴を続けて次々に白点病で死なれても困るので・・・

そぉーーっと覗いて見てみましたが
4匹とも無事でした。
しかし糞を見る限り調子が良くないようです。
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▲このように途中から透明糞になり
消化機能が鈍化しています
やはり塩水浴ほど心地よくは無いのかもしれません。

この日も前日から準備して横に並べて温度を合わせていた
バケツの水の温度を確認してメチレンブルーを混ぜて
数分エアレーションで撹拌してから
ドボンで移動。
僕は薬浴時も液は24時間以内で交換します。
鱗の状態や白点の量などを撮影して比較していますが
特に改善の様子も無く
暫くは金魚の元気さだけを頼りに
基本的には放置してすくすくと育っていくのを見守ります。

【  6日目 】

ビジュアル的には
白点も松かさも変化なし。
4匹は皆そこそこ元気ですが
いつも泳いでいるのは更紗の2匹です。
松かさの状態は酷いですが動きからは普通の健康な金魚に見えます。
転覆気味でお尻が上がる素赤の1匹が
この日は 転覆しそうに横になりかけていました。
ダブル発病だけでも困るのにトリプルは勘弁して欲しい
と思いながら明日は餌をやる予定の日だけど
この1匹だけ別にしようか?など悩みながら終了

ちなみにこの問題の子だけ
前回餌をあげてから急に懐いてきて
水面まで上がってくるようになりました。
病気が治ったらご褒美に頭をツンツンしてあげようと思います。
他の3匹は水面付近にまで来るものの水面でパクパクと餌クレはしません。
僕を見つけると急ぐわけでもなく
凄くじわじわと沈んでいきますw
なんかそれを見ると毎回
じわじわとテンションを下げられますw

【  7日目 】

2つの大きな変化が出ました。
良い変化と悪い変化です。

まず良い変化から・・・
松かさ状態が治り始めました。
あれだけ開いていた菊人形のようなボディが
今朝にはほぼ閉じて改善しました。

一方、悪い変化ですがメチレンブルー浴3日目にして
白点虫の勢力が一気に拡大し爆増!
とうとう体まで多くの白点虫で覆われだしました。
特に重症なのが素赤の2匹で
餌を与えた時だけ元気に動いていましたが
それ以外では背びれを完全にたたんで
底でじっと動きません。きっと体力を奪われているのだろうと思います。
余裕をみて3日間も塩水浴をしていたのは良くなかったのかもしれません。
直ぐにメチレンブルー浴していれば最初はほんの少しの白点虫しか目に見えていなかったので
今頃は壊滅状態に出来ていたかもしれません。
(全て、たられば話ですけど。)
とは言え迎え入れた時は、かなり弱っていたので
まずは病気と闘える体力をつけさせようと思っての判断でした。

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▲松かさ状態はかなり改善し軽症と言えるレベルまで閉じました。
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▲こちらの松かさも明らかに閉じましたが、白点が酷くてそれどころではなくなりました。
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▲現在最も軽症の1匹です。 
 こんだけ白点が付いているのに
 軽症と呼んでいる時点で駄目駄目ですけど。
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▲もう1匹の素赤同様にこの2匹はかなり白点病が重症です。

なんか未知の病気である松かさ状態ばかりを恐れて
白点病を少し舐めていたので罰が当たりました。

今のところ特に死にかけている個体は居ませんが
過去に白点病で琉金を1匹急死させているので
心配ですが現状維持でストレスを与えない管理方法に徹して
乗り切りたいと思います。

この記事は写真で見ていただくことが重要なのと
4匹も同時に導入している事の2点から
どうしても写真点数が多くなりすぎるので
ここで一旦切ります。

<ここまでのまとめ>
この経験から
結局、このまま収束するようなら
松かさ病に関してはストレスで悪化するという説を信じようと思います。
※これは現時点では俗に言う松かさ病ではなかったと判断しています。
ニュータンクシンドロームを恐れて行ってきた
ストレスをかけない為の配慮が効果的だったのだろうと思います。
ちなみに、これは様々な病気に効果的です。
金魚は基本的には環境だけ清潔にしておけば放置されるのが好きなので
そのほうが回復が早いと言われています。
構いすぎるとストレスで弱るので
特に最初は日が暮れたら蛍光灯もつけないくらいの配慮が
金魚には優しい対応になります。

このようにストレスさえ取り除けば劇薬は要りませんでした
結局松かさ治療は一切行う事無く
毎日綺麗な水で極力放置していれば日に日に元気になってきた印象です。
※松かさ病では無かったと判断している現段階ではこの時に死なないのは当然と思っています。
こんなに早く閉じてしまうとは意外でしたし
僕としては、いつものようにバクテリアの安定した飼育水に入れて
その中で治していく事をイメージしていましたが
どうやら重要なのはストレスの除去のようです。

一方、白点病は
改善の様子をレポートではなく
悪化していくプロセスをご覧に入れるという大失態となりました。
1粒でも目視で確認できるレベルなら
1日も早く治療を始めたほうが良いと思い知らされました。
これまでも経験は少ない病気でしたが
今回ほど酷くなったことは無く
またしても地雷は全て自分で踏んで学びながら前に進む事になりました。
4匹のオランダには申し訳ないと思います。

でもまさか松かさが治る一方
白点病が悪化するとは・・・しかもメチレンブルー浴中※1に・・・
何でも経験しないと分からないものですね。
<※1←これには後日談もあります。>

さてこれからの問題は白点病やニュータンクシンドロームですが
現在は記事に先行して更に数日先ですが
すんなりとは行かない問題が出てきました。
今のところ4匹とも元気に生きていますが
次回の記事までに死なせないようにがんばります。

(→)【 8日目 】~【 17日目 】 白点病が悪化! 原因は初歩的なミス

“白点病の治療” への 16 件のフィードバック

  1. 金魚屋さんのご主人の話では、袋のままゆっくり下げれば10℃下げても大丈夫という話でした。

    私の経験談を書かせてもらいますね。

    金魚を飼い始めて間もない頃、ホームセンターでコメットを購入しました。ホームセンターの水温はおそらくヒーターで25℃以上あったと思います。当時まだ水合わせを知らず、袋の水ごと水槽に投入。冬だったので水温はかなり低かったはずです。

    すると翌日には黒い模様が出てきて二日目には更に拡大。日に日にサンマの塩焼きになってきました。慌てて熱帯魚用のサーモ付きヒーターを購入し水温上昇。次第に元に戻ってきました。後日金魚店の人に聞いてみると、それは「水焼け」というらしいです。(霜焼けと同じかな?)今思えば過酷な状況下に置かれた金魚達でした。(現在ヒーターは使用していません。)

    ちなみにそのコメットには「おこげ」と名付けました。しかしその後、私の手荒な飼育により実験体同様となり殉職されました。

    またあるときにはヤマトヌマエビ2匹購入し、これまた袋の水ごと投入。あれ一匹しかいない!と思ったら、ビニール袋に張り付いていたくらいの扱いです。金魚より元気に背面泳ぎまでして、エビも喜んでいるんだろうな良かった良かった、と微笑んでいました。翌日2匹は真っ赤なエビチリになってしまいました。朱文金がおいしそうに尻尾を咥えていました。

    エビからしてみると、私の笑顔は悪魔の微笑みだったと思います。

    このコメットの経験からすると、元気な固体ならばそのまま10℃以下に下がった水槽の中へ放り込んでも生きているという事でした。(あえて大丈夫という言葉は使いません。)

    参考になれば幸いです。(;^_^A

    追伸:うちの獅子頭はいまだ松かさぎみです。二日かけて6%の塩水にしました。すると水面で放心状態になってしまい4%まで落としました。それからは元気に泳ぎ始め、いまは徐々に水を薄めています。金魚部さんの塩水浴が苦手な固体がいるという記事を知らなかったら、そのまま弱らせて死なせていたかもしれません。あらためて感謝です。

    1. 浮かべた場合の貴重な体験談をありがとうございます。
      伝聞ではなく、ご自信の体験談は大変有難いです。

      やはり、かなり過酷なようですね。
      金魚屋のご主人は水に浮かべてはいけないと言っておられましたが
      室温に晒す場合でも暖房が入っていない部屋なら
      ビニール袋内の水の量は数リットル程度なので
      やはりその”水焼け”がおきそうですね。

      僕も知らずに・・・ですが、
      生まれて間もない針子状態の稚魚を水量不足から
      1日15℃以上の温度差に晒していた事もありました。
      特に焼ける事も無く転覆もせず元気に育っていますが
      やはり自家産と他所から持ち込む金魚は違うので
      ケースバイケースで適切に対応していきたいですね。

      お互い大きな失敗を重ねながら何とか思った事が実現できるように
      少しずつ軌道修正しながら学習していくタイプのようなので
      これからも何か情報があれば教えてください。

      ところで
      おこげちゃん大変でしたね。
      最後には殉職されたとのことで残念ですが
      多くを学ばれた事だろうと思います。
      ネーミングセンスもなんか共感できます。
      僕も今回の松かさが最も酷かった更紗を
      松 かさ子さん(仮名) と名づけようかと思いましたが
      色々な方向から怒られそうなのでやめましたw

  2. たびたび失礼します。獅子頭大好きです。

    浮かべた場合の貴重な体験談をありがとうございます。

    水槽に袋を浮かべたのではなく、家に戻ってすぐ、袋の水ごと水槽の中へドバッ!と流し込みました。人間でいえば朝の温かい布団の中から突然水風呂へ放り込まれた観じでしょうか。私なら死んでしまいます。

    エビのときは水を流し込んだ後、一匹が袋の中で真空パックされていて(ヤマトヌマエビが透明なのでビニール袋と同化し)エビが消えたぞ!と驚いていました。

    真空パックの新鮮なエビが、あら不思議!
    一晩でエビチリになりました!!(まるでジャパネット)

    (;-人-) エビゴメン..

    僕も今回の松かさが最も酷かった更紗を
    松 かさ子さん(仮名) と名づけようかと思いましたが
    色々な方向から怒られそうなのでやめましたw

    酷い松かさ病と白点病を患っているので
    スーパー・マツコ・デラックス
    略してマツコ

    ということは、もう一匹はマングローブ?(ベタなネタじゃないか…)

    p.s. 最近「荒らし」のように書き込んで、すいません。(゚ー゚;

    1. >袋の水ごと水槽の中へドバッ!
      ・・・・そうでしたか
      それでも耐えたおこげちゃんは凄いですね。
      まあ金魚は問題が起きた時病気になったりしますが
      その直後が安定環境なら直ぐに回復するという強さがあるのでいつも驚きます。
      また僕のように不注意で問題を起こすタイプの人間にとって
      問題が出てからでも直ぐに正しく対処すれば
      何とか生還させられる強さも金魚が好きな理由です。
      洋ランも同じですが不注意で枯れさせても
      根が1本でも出れば生き返らせられます。
      アクアでは金魚、園芸では洋ランが好きな理由はこのように
      諦めなければ元に戻せるという点で
      自分の性格に合っているからです。

      >スーパー・マツコ・デラックス
      凄い名前なので気になって画像検索したら
      物凄くカッコイイキャラですね
      僕はゲームとかしないんですがなんか良さそうです。
      でも可愛いオランダにはちょっと・・・

      4匹連続した名前を探していますが
      エバ顔なので零号機・初号機・弐号機・三号機にしようとして当てはめると
      どうも皆色が赤なので、どれがどれか?
      自分で分からなくなってしまう悲しいガンダム世代 (- -;)
      情けないので別の名前を探しています。

      >最近「荒らし」のように書き込んで、すいません。(゚ー゚;
      昔、ある方に書いたコメントを気にされているなら
      気にしないでください。
      このブログは問題を含むコメントを表に出さない機能が多種装備されていますが
      あの件は表に出していない問題を含んだコメントに関して書いたので
      ご本人以外の方が読まれた場合は
      僕が ”コメントを頻繁に書かないでください”
      と注意しているように読めますがそういう意味ではありません。
      気になさらないでください。

  3. はじめまして。私はオランダ獅子頭を飼っています。
    飼って1年ちょっと。まるまるとした体型で、この度私達の誤りにより転覆させてしまいました。
    相方が塩をこれだけいれないといけないのかと、一週間程は水を半分にする程度で大さじ3杯程の塩をいれていたのですが、治らず、それから一週間のちに塩水浴をはじめました。

    もともと尾びれの小さいほうが曲がってついており、片方は大きいほうの尾びれにはみ出る程で、転覆になる前もたびたび斜めに泳いだりしていました。

    ある日見ると、はみ出ている方の尾びれが尾腐れ病により、小さくなっており、より斜めを向いて泳ぐようになってしまいました。

    それでも、胸ビレを懸命に動かしてなんとか起動修正させ泳ぎ、底にある餌に、水草を食べ生活していたのですが、おそらく第二の尾腐れ病らしきものに、はみ出ている尾びれがかかってしまい、全く横にしか泳げなくなってしまったんです。
    それは今日突然のことでした。

    本人は元気にはしており、そもそも一匹しか飼っていません。
    また、私達が留守の間は、フィルターを端にやり、挟ませるようにして、まっすぐに向け固定していました。まだ転覆病は完全には治っていないらしく、本人自らフィルターに向かい挟まって休憩をしていたんです。
    それも、今日できなくなってしまいました。
    私達がプラスチックのスプーンの丸い方でフィルターまで連れていかないと無理になってしまったんです。

    どうすれば良いのでしようか。教えていただけないでしょうか。
    宜しくお願い致します。
    今、あの子を見ているだけでもつらいです。

    1. ぷうこの母さん はじめまして。

      転覆病は ある日突然治るようなケースや
      いつまでもマイナーな問題を残したままなケースまで
      いろいろあるようで、
      僕の金魚も何匹か 治ってからいつまでも様子がおかしいのもいます。

      まずは現在金魚がかかえている問題(転覆の原因)をできる限り詳しく、
      できる限り多く探し出す事が重要です。
      同時に 治療法が見つからない間は
      重症化させないようにケアする事
      も同時に後の治療の成功率を高めると思います。

      コメントに書いていただいた
      >フィルターを端にやり、挟ませるようにして、まっすぐに向け固定していました。
      というのは僕は経験がありませんが
      以前効果的だったのであれば、
      きっとこれはいいアイデアなのだろうと思います。
      このように転覆が悪化しない固定化しない対策をされているのはとても有効だと思います。

      では、ここからが僕の質問です。

      まず重要な事として
      ◆金魚のサイズはどれくらいですか?
      尾びれを含まない 頭から尾の付け根までの長さを教えてください。
      およそで結構です。

      >本人自らフィルターに向かい挟まって休憩をしていたんです。
      > それも、今日できなくなってしまいました。
      >私達がプラスチックのスプーンの丸い方でフィルターまで
      >連れていかないと無理になってしまったんです。
      という部分が分からないのですが
      ◆運動能力が低下している(泳げない)という意味でしょうか?
      それとも
      ◆転覆が酷くてその場所に入れないという事でしょうか?

      いずれの場合でも そうなった原因を考えて
      それを改善する必要があります。
      時には転覆とは一見無関係な事も原因になりますので
      衰弱してきているなら
      ◆餌の量など
      最近急に、増やしたり、減らしたりされていませんか?
      餌をあげていない日が続いたりしていませんか?
      ◆フィルター清掃
      お掃除は定期的にされていますか?
      ◆水質の安定
      水換えはこまめにされていますか?
      ◆温度の安定
      最近ですと天気の良い日に高温になりすぎていませんか?
      太陽光は正午前後に強く当たっていませんか?
      ・・・などの基本的なことから

      温度に関しては 現在何度?という事よりも
      昨日と比べてどうか?
      夜と昼を比べてどうか?が重要です。
      全国的にも一昨日(=金魚が転覆した前日)は寒く、北部地域ではその前 数日と比べると最高気温、最低気温共に低くなっています。 ですので一昨日調子を悪くした金魚は 全国的に居るだろうとも思います。
      ◆温度の低下が引き金になった可能性はどうでしょうか?

      これらとは別に飼育環境に関して
      ◆弱る直前から1週間から10日程の期間
       何か変化はありませんか?

      また
      >第2の尾腐れ病 
      とは尾腐れ病が出て、それが悪化しているということでしょうか?
      尾腐れ病が出てから斜めに泳ぐ>>>転覆(昨日)
      という流れのようですが
      ◆水質が悪化しているという可能性はどうでしょうか?

      >塩水浴
      これは効果がありましたか?
      ◆入れた直後(24時間以内)の変化はありましたか?
      ◆数日経過後では どうでしょうか?

      現在は水槽で飼育されていると仮定してお伺いします
      ◆金魚は水槽の何処で寝ていますか?
      夜間、金魚が寝ている時、金魚は水槽の何処で寝て居ますか?
      寝ている場所によっては対応が必要になりますので
      ご確認後、僕に教えていただきたいと思います。
      ※問題が出る前に関してもご存知であればお伝えください。

      現在斜めの状態からひっくり返った状態である事は分かりましたが
      ◆浮き袋の制御はどの状態でしょうか?
      浮いたまま ・ 浮いたり沈んだり ・ 沈んだまま

      重複もありますので全てに答えていただかなくても結構ですが
      上記の◆←この記号がついている部分を参考にしていただいて
      1つでも多くのデータを教えていただけますか?

      治療をうまく行うには
      怪しいものは全てリストアップし
      できる限り多くの原因を特定して
      それに関わる問題の全てを除去するのが得策だと考えています。

  4. 本当にありがとうございます。
    こんなに親身になってお答え、また質問を投げかけて下さって感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

    だんだん元気がなくなっていくぷうこに、今日意を決して、第2の塩水浴を始めました。
    私も相方も仕事があるので、朝塩水浴をし出掛けたのですが、夜帰ると、より衰弱しており、固定しているフィルターを解放させて、フィルターを真ん中にやり、泳がそうと試みたのですが、ひっくり返ったまま泳ぐのを諦めかけています。慌ててフィルターを端にやり、プラスチックのスプーンで誘導させ、まっすぐになるよう挟ませています。そこからは、出ようともしません。

    ありがとうございます。質問に答えさせて頂きます。

    ♢金魚のサイズ
    約7.5センチ
    ♢運動能力の低下か転覆が酷いのか
    転覆が酷くてその場所に入れなくなりました。今は運動能力も低下しています。
    ♢餌の量
    転覆し始めたのが3月下旬でした。金魚部さんのサイトに出会うまでは、2度の便秘を 克服してきたココア浴の治療を開始しました。
    全く効果がなく、むしろ悪化しているように感じられましたのですぐに飼育水に変更、水を半分15cmにしました。その1週間後に塩水浴を開始。それまでに絶食を始めていたので、大量の水草、また浮く餌から沈む餌に変更し、餌もごくわずかにしていました。それが4月上旬です。それからは、餌は5粒ほど、5月に入り、快方に向かっている様子が伺えましたので、ここ10日ほどは10粒にしました。
    ♢フィルターの掃除
    最後は5月8日です。2週間に一度換えています。
    ♢水質の安定
    5月5日,5月9日,5月16日そして今日塩水浴にしました。
    ♢温度の安定
    4月上旬辺りに、20度になる機械をいれました。夜も20度を下がるようなことはなかったです。ここ最近は25度を保ったまま、今も25度です。太陽光は全く当っていません。
    ♢第2の尾腐れ病
    恥ずかしながら、曲がっていて大きな尾びれよりはみ出ている小さな尾びれが、すごく小さくなっていたのに気づいたのが4月中旬でした。16日突然横にしか泳げなくなった夜に見ると、はみ出ている小さな尾びれが赤くなっているのに気づきました。他、右の大きな尾びれの先が1cm程黒くなっています。前は左にも少しあったのですが今は治っています。また、今小さな尾びれの先端は黒くなっています。
    ♢塩水浴の効果
    入れた直後は相方も驚くほど、まっすぐに泳ぐ兆しが見られました。でも疲れるとひっくり返って休憩をするそれが続きました。その度毎に水槽をコンコンさせ、この体勢はいけないと覚えさせました。ここ数日前までは、ひっくり返って私たちがコンコンしようと行動を起こす前に、私達に気づき慌てて体勢を直していたほどです。
    私達が仕事から帰ると、フィルターを真ん中にやり、運動を3.4時間させ、餌をやりおよがせる、そして寝る前にはフィルターをはしにやる、そうしたらすぐにやってきて、自らフィルターに挟まり寝ていました。日中の行動は分かりませんが、おそらく挟まったままじつとしていたとおもいます。
    ♢睡眠の場所
    私達が見える側の向かって右端にフィルターを置き、それに挟まって寝ています。水槽は、35✖25✖27cmです。
    ♢浮き袋の制御
    常に浮いたままです。底にあげた餌は胸ビレを使って懸命に泳いでは食べ、起動修正させては懸命に泳いで食べるを繰り返していました。

    今は、定位置にいながら胸ビレを動かしてぷくぷく泳いでいます。

    どうかアドバイスを宜しくお願い致します。

    1. なるほど。
      かなり細やかに世話をされているようで
      問題はないようですね。
      質問させていただく際に
      幾つかの可能性を仮定していましたが全て見当違いだったようです。

      まず、お答えいただいた中から気になる点を少しだけ書かせてください。

      (塩水浴に関して)
      >5月5日,5月9日,5月16日そして今日塩水浴にしました。
      これは毎回1日だけして飼育水に戻されているのでしょうか?
      と言いますのも、5日の次に9日と書かれているので気になります。
      塩水浴は人間で言えばハワイ旅行とか温泉旅行みたいに
      ストレス解消に別の場所に行くのに似ていますが

      5日にハワイ
      6日帰国、日本で仕事
      7日日本で仕事
      8日日本で仕事
      9日疲れたのでハワイ
      10日帰国・・・

      となると逆に疲れるように
      金魚も 飼育水>塩水>飼育水>塩水
      と繰り返すと 衰弱してしまいます。
      塩水浴を行われる際は 最低でも数日行って問題が確実に除去された上に金魚も完全に回復している状態にされたほうが安心です。
      もちろん1日だけ塩水浴というのも時にはokですが その場合はしばらく塩水浴はさせないほうが良いと言われています。
      詳しくは塩水浴の記事に書きましたが、
      金魚にとって環境の変化は危険を伴うリスクのある事ですので
      塩水浴でも飼育水でも薬浴でも慣れるまではその場所に居させてあげるほうがよいですし
      別の環境に移動する際は極力急激な変化にならないように
      温度を合わせたり、水質を徐々に変化させたりと
      金魚の元気さを参考に安全に移行してあげてください。
      元気一杯なら 多少の急変は適応するので問題ありませんが
      衰弱している時は特にご注意ください。

      という事で本日塩水浴されていると思いますが
      できれば数日は継続してその環境の中で完全に元気になるようにしてあげてください。
      またこの継続は水を換えないという意味ではありませんので
      塩水が傷む前に早め早めに清潔なものと100%交換される事をお勧めします。

      (餌の量)
      この10日間、暖かくなってきた時期でもありますが
      5粒から10粒にされたようですが
      5粒に戻されてはいかがでしょうか?
      温度は高くなってきていますが 夜は急に下がる時もありますので
      金魚が完全に元気になるまでこれまでどおりの量で様子を見られてはどうでしょうか?
      糞が良く出て、良く泳ぐようになれば餌は多少多く与えても問題は無く
      むしろ良い方向になると思いますが、金魚が浮いたりして運動量が減ると
      糞の出も減りますし、増量した餌が問題につながる可能性もありますのでご検討ください。

      (温度)
      ヒーター利用で20度以下にならないというのはすばらしいと思いますが
      春は温度の急変が多いので例えば25度から20度に下がるのが
      半日かけて落ちれば問題ありませんが
      数時間で落ちれば金魚への影響は無視できないと思います。
      夜間肌寒いと感じる日は特にそうですが
      昼間の最高水温(気温ではなく水槽の水温です)との差があまり大きくならないように
      設定温度が上げられるなら上げておくのもよいかもしれません。

      ここまでにいただいた情報から気になる点はこれだけしか思いつきませんでした。
      更に問題を探す為に追加で質問させてください。

      ◆えら(エラ蓋)の動きはどうでしょうか?
      飼い主さんを見つけてバタバタした直後は早いので無視していただき
      長くバタバタしていない 安静時の動きをそっと見ていただけますか?

      ◆水槽のサイズ
      最初に聞き忘れたのですが 水槽はどのようなサイズでしょうか?

      ◆塩水浴の場所
      これは水槽で行っておられますか?
      それとも別の場所に移動して行っておられますか?

      ◆水換えの頻度と量
      水換えは どのくらいの周期で
      毎回一度にどれくらい交換されていますか?

      ◆フィルターで挟んでおられる際の金魚の向き
      >まっすぐになるよう挟ませています
      これは金魚がひっくり返らず正しい姿勢で固定されていると言う事で
      寝ている時も基本的に正しい姿勢ということで合っていますでしょうか?
      またお二人が外出中の昼間はひっくり返っていますか?
      長時間ひっくり返ったままになっていないかを確認させていただきたいと思い伺っています。

      すみませんが
      この5点を宜しくお願いいたします。

      いずれの場合も、現在行われている塩水浴を継続しながら様子をみてください。

  5. 大きな誤りをおかしました。
    飼育水に塩を混ぜていたのです。
    一向に回復の兆しもなく、とうとう沈めてしまいました。

    どんどん悪化、みるみるうちに変化をとげていくぷうこに嘆き悲しんでいました。
    今、11.5✖20×11.5センチの水槽に、13gの塩、フィルターと20度の機械を入れ、ぷうこを移そうと準備をしました。ただ今日に飼育水の水換えをしたので、カルキ抜きが心配で移せていません。

    それでも挟ませてはいます。でも、もう浮かないので、スプーンでなんとか正しい方向に修正させています。
    背びれはボロボロになってしまいました。
    ただただぷうこに申し訳なくて、涙が止まりません。

    本人はまだ生きようとしてくれています。飼育水での塩水浴も今は効果があるみたいで、フィルターから出てお散歩をするのですが、沈んでしまって上に上がれず、下にうずくまったままです。

    移動が怖いです。また、一からの飼育水もちゃんとできるか…。
    私達を最優先してお返事を下さったのに、こんな形で申し訳ございませんでした。
    明日思い切って移動を試みます。

    1. ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
      コメントを頂いている他の方には申し訳ありませんが
      先にこちらをお返事さて頂きます。 本当にすみません。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      すみません、現在十分な時間が取れないので
      詳細な説明はできませんが、どうかバケツと共に
      ◆ザルかバスケットのような水が自由に行き来するもので
      ◆バケツの上に浮かべられるもの または 設置できるもの
      ◆十分に広く金魚が中で住めるもの
      この条件にあてはまるものもを同時に購入して
      バケツを塩水で満たされてから上に設置して
      その中に金魚を入れてあげてください。

      ※もし適合するものが無ければ
      バケツは買わずに15L~20Lのタライをご購入ください。
      タライならこのような措置は不要です。
      また清潔に保つという点でも
      タライ単独のほうが有利ですので
      可能ならタライをご購入ください。
      今回のケースでは
      水深を深くしない事
      とても重要な事ですので宜しくお願いいたします。

      この件及びその他の詳細は時間が出来次第
      できる限り早く書くようにします。

      また塩水浴は 0.5% つまり
      1リットルにつき 5gの塩で行ってください。
      20Lなら 20X5=100gです
      15Lなら 15X5=75gです

      お二人にとって
      全ての事が ほぼ初めてで不安も多い中
      申し訳ございませんが
      どうしても時間が取れませんので
      もう少しお待ちください。
      夜には何とか時間をとるように調整する予定ですが
      可能かどうかは現時点では明確にはわかりません。

      それまでは
      綺麗な水で塩水浴0.5%
      バケツなら上にザルなどを浮かべる。
      という方法で対応してください。
      エアレーションも必ずしてあげて下さい。

      その他基本的な注意は
      (→)塩水浴のやり方や注意
      に書いております。

  6. ぷうこを塩水浴に入れて、狭い場所ながら、笑顔でこちらを向いているように感じるほど落ち着いています。

    外傷が著しくひどいですが、今は、受け入れるまで私も立ち直りました。
    ありがとうございます。
    これからも、写真をいっぱい撮って変化を見届けていこうと思います。
    本当にお忙しくされているのに申し訳ございません。

    明日のぷうこのお部屋も完成させ、今は、ただ見守っています。
    飼育水の方が心配で、フィルターを稼働させているだけに留めていますが、たんまりカルキを抜いた水を用意して、対処法を考えています。

    転覆がひどくて、なんとかフィルターとプラスチックのスプーンと蓋を利用して固定、ギブスのようにしてます。

    ザルとおっしゃってましたので3種類ほど買って、いろいろ試しています。

    1. 今回のような場合、何処からご説明すれば安全なのか?で悩みましたが
      簡潔に重要な事だけを書きます。
      何故そうするのか?などの理由や詳しい説明は必要に応じて最低限記しますが
      それ以外は記事を検索してください。
      ※また既にお伝えした内容も 念のため繰り返します。

      <<< 塩水浴に関して >>> ←現在金魚が居る場所に関してです。
      ◆0.5%で行ってください。
      1Lの水につき 塩を5gという割合で溶かします。

      ◆塩は最も混じりけのない塩化ナトリウム99%のものをご利用ください。
      null

      ◆温度は誤差も含め0.1℃くらいまできちんと合せるのが安心です。
      元気な金魚なら大体同じくらい・・という温度の合わせ方でも大丈夫ですが
      病気の金魚はダメージを大きくする事に繋がるので可能な限り合わせてください。

      ※また温度計はデジタルがより正確です。
       デジタル温度計で最高水温、最低水温が分かるものなら
       不在時や就寝時の温度に異常が無いか?
       も把握していただけますのでより安心です。
      null

      ◆水はカルキ抜きした新しいもののみを使用してください。

      ◆濾過装置は撤去してください。
      ベテランの方のように 徐々に真水に戻して
      その後もバクテリアの様子を経験から判断して
      水換えや餌やりをしてサイクルを元に戻せる経験や知識が無い場合は
      濾過装置にはダメージを加えないことが重要です。

      ◆バケツやタライ等、別の場所での塩水浴を推奨しています。

      ◆エアレーションは必ずしてください

      ◆昼間の過度な温度上昇を避けるように
      カーテンなどで直射日光を調節してください。
      春夏は温度が高いので日光を遮ってもokです

      ◆でも蓋とかはしないでください
      中の水が蒸れて雑菌の繁殖に有利になるので水が痛むのが早くなります。

      ◆塩水は毎回100%交換して
      容器も毎回綺麗に洗い
      雑菌の繁殖を予防してください。

      ◆金魚のサイズを考えて十分な水量で行ってください。
      少ない水量では命を落とすことがあります。

      ◆沈没している場合や夜間底に沈んだまま寝ている場合は
      水深を浅くしてください。
      タライを利用されている場合は20cmくらいなら大丈夫ですが
      専門家の方は重症時はヒタヒタでもよいほどだと書かれています。
      (でもヒタヒタは管理が難しいので僕はもう少し入れます)
      ちなみに
      水深を浅くする事を重視しすぎて水量が少なすぎて死なせるケースもありますので
      水の量が1匹に対して十分な量になるように入れてください。
      水深より水量を優先してください。
      どうしてもバランスできない場合は大きなタライを使うか
      バケツの中にザルなどを浮かべて 水量大&水深浅を実現してください

      ◆塩水浴は最低でも3日程継続しないと本来の効果が出ません。
      大体24時間~48時間は金魚が新しい環境に慣れるのに必要ですので
      本来の効果が出るのもその時間を経過してからになります。
      ※1日で効果が出る場合は塩水浴を必要としていない軽症時が多いです。

      現在、最優先は金魚を死なせない=元気にするという事ですので
      塩水の中に増えていくアンモニアを低レベルにキープする為
      水は毎日100%換えて下さい。

      その際に温度を合わせる事を忘れず行ってください。
      ★温度合わせ
      金魚をビニール袋か薄いプラ容器に掬い
      それを新しく用意した塩水にしばらく浮かべると温度が合います。
      ただし現在の水道水は室内の水槽水より冷たいので
      ただただこの方法を使うと一旦金魚の居る場所の温度を下げてしまいますので
      この方法をご利用でも、水道水を少しは温めてください。

      ★温度合わせ
      null
      点滴のようにバケツの水をぽたぽた落とせば
      温度は自然と合います。
      落とす水の量が少ないので影響が少ない為徐々に変動するからです。
      しかしこれにはバケツの加工など色々な準備も必要ですので
      急に今日から始めるには問題も多いかもしれません。

      ★温度合わせ
      null
      (→)やり方
      ペットボトルにお湯を入れて中のお湯が出ないようにキャップを閉めてバケツかタライに浮かべると水道水の温度を上げられます。
      多分これが最も簡単だと思います。

      これまでは1週間に1/4など 影響の少ない水換えをされていますが
      今日からの塩水浴では ほぼ毎日水を換える事になりますので
      この温度の影響は軽視できません。
      上記の方法以外でも構いませんので合わせてください。

      ★水合わせ
      既に塩水浴されていると思いますのでこの件は間に合いませんでしたが
      衰弱レベルが最悪になれば 水合わせ も重要になります。
      これは 
      飼育水>>>塩水
      塩水>>>飼育水
      飼育水>>>薬浴
      飼育水(1ヶ月水換えしていない)>>>飼育水(過半が新しい水)
      など水質が大きく変わる時に注意すべき問題です。

      今後衰弱させてしまうようなことがあれば
      焦って水を一気に換えず、点滴でぽたぽた落とすようにしないととどめを刺すこともありますので
      念のために知識としてご記憶ください。
      点滴が出来ない場合は1時間置きに10%交換が推奨されています。

      以上に注意していただいて
      まずは金魚が餌を食べられるまでに回復させてあげてください。
      どの程度の水質悪化に逢い、どのくらいの期間アンモニアに暴露していたかは分かりませんが
      水質を悪化させないように今後毎日新しい塩水に換えながら看病していただけば回復すると思います。
      これは転覆病とは無関係の生きるか死ぬかの話に関する対応方法です。
      今回のケースの転覆病に関しては、多分まだ全ての原因は判明していません。
      原因は全て除去しないと回復しても直ぐに悪化させますので その場合は原因を探すことが重要です。
      転覆病は重症化しても
      裏向いて浮くとか
      沈んだまま浮かなくなるとか
      の状態を固定さえしなければ望みはあります。
      ですので元気になったら以前のように体勢を正しくしつけてあげてください。

      null
      僕は ストッキング素材の袋に入れて吊るすことで重症化した金魚を治しています。
      安全確認を十分に行わないと危険ですが今のところ最も効果のある方法の1つです。
      ※衰弱した金魚には単に虐待になるのでできません。
      元気になってからの選択肢としてご記憶ください。
      それまではザルなどで水深を浅くするか
      タライ等、広くて浅い容器で看病してください。
      null

      <<< 水槽に関して >>> ←現在金魚が居ない場所に関してです。

      こちらはダメージの有無も全く分かりませんが
      金魚を戻してみたら最悪の水質でした・・・
      という結末にならない為にも今のうちに改善しておくことが重要です。

      (まず最初にしていただきたい事)
      現在は塩水浴が優先ですが
      出来る限り早い時期に水槽を一度確実に安全な状態に戻す為
      水の入れ換えを行ってください。
      この後、エアレーションはつけたまま濾過装置もONのまま まるで金魚が居るかのように扱ってください。
      濾過装置は洗っていただいても構いませんが 濾材はできるだけ洗わないようにしてください。
      濾過内に異常が出ている可能性はゼロではないですが
      多少の問題は水を換えている間に正常化しますので
      今回はアンモニアだけを外に出すことを目的として飼育水だけ交換してください。
      まずは現在の水槽内の飼育水の1/4から1/5ほど残して 
      それ以外は全て捨ててください。

      この機会に水槽やアクセサリーを洗うのも良いかもしれません。
      水さえ換えて、アンモニアを下げればあとは徐々にバランスさせられます。
      ※本来はアンモニアテストを実施して確実に問題をクリアしていただきたいのですが
      これだけ色々な事を急に実行していただくとミスも出やすいので
      今回は多くの可能性を想定して
      最悪の場合でもこれだけすれば安心だろうという方向で書いておきます。
      ※ちなみに塩水を投入されただけなら問題は出ていないとおもいますが
      ◇その後餌の量を倍に増やしたりされている事と、
      ◇その時期に急激に温度が上がっている事、
      ◇その時期に金魚の転覆が重なっている事(トリガーは温度低下だと思います。)
      以上のことからアンモニア濃度が上がっている可能性がゼロではないと考えてこのような対応をお勧めしています。

      (その後、継続していただきたい事)
      3日おきくらいで1/4の水を新しいものに入れ換えてください。
      金魚はこの間塩水浴で居ませんのでバクテリアは減る方向になります。
      ですので濾材を洗わなくても日に日に綺麗になります。
      バクテリアが食べて分解しているからです。

      水を換えれば換えるほどこの浄化は促進されますが
      やがてバクテリアの餌が無くなると
      今度はバクテリアが死に始めるのでバランスを崩して
      最後には
      白濁したり、匂いを出したり・・・も起こりうるので
      それまでに金魚を塩水浴から水槽に戻せればと考えています。
      このような理由から
      今回のケースでは
      濾材だけはあまり洗わないようにお願いいたします。
      ※白いカビが出ていたり、餌の破片が目に見えるほど付いている場合は
       それらはブラシか何かで除去してください。
       無理なら仕方ないので軽く洗って頂いても構いません。
       残しておけばこれが原因で水質が悪化します。
      ※黒から茶色くらいのダークなどろどろしたものが付いている場合は
       これはヘドロというバクテリアが集合している糞などのプロセス途中のもので
       金魚が居ない間のバクテリアの餌ですのでつけたままでokです。
       普段、金魚が居る時は直ぐにたまるので除去するほうが良いですが
       居ない現在は、多少はあるほうがありがたいです。

      仮に雑菌が繁殖していても 水換えとエアレーションで正常化させるのが重要です。
      しかし
      ※白く濁るとか匂いが出るという方向に流れたら 
       1からやり直すほうが早いので
       この場合は濾材も洗い、水も全て入れ換えて再スタートです。
       金魚には負担ですが 濁った水に入れるよりは良いですし
       1度正しくサイクルしていたなら
       うまく管理すれば直ぐに元通りに出来ます。

      <<< その他 >>>
      ◆金魚
      は急に元気になったり、急に弱ったりするように見えると思いますが
      変化は毎日の積み重ねで起きていますので
      これらの変化は重視しながらも
      しばらくは水を綺麗に保ちながら安定した環境で安静にさせてあげてください。

      ◆カルキ抜き
      に関してのお尋ねですが
      これまではどうされてきましたか?
      即効性のものではないハイポなどでも溶かしてしばらく置けば大丈夫なはずですが
      僕は使用経験が無いので販売会社もしくは製造メーカーに直接確認してください。
      ※ここで言う販売会社とはお店の事ではなく日動やGEXの事です。
      多くの製品は他社(メーカー)が生産しこれらの会社が代理で販売されているので
      この2社の場合はメーカーに問い合わせても答えていただけません。
      製品に関して分からない場合は 正確な情報を得る為にも
      お店で尋ねずメーカーや販売会社に訪ねることが重要です。

      ◆エアレーション
      お気づきと思いますが
      塩水浴と水槽両方にエアレーションが必要です。
      でもエアポンプは1台で賄うことが出来ます。

      null
      分岐バルブ という物が市販されていますので
      これを1つ購入していただき、エアチューブやエアストーンも予備が無ければ
      1セット追加して
      この分岐バルブでエアポンプから2つに分けてエアレーションしてください。
      この場合、2つの場所の水深が大きく違うとエアのバランスがとり難いことがあります。
      同様に エアストーンが片方は細かな泡が出るタイプ、片方が大きな泡の出るタイプでもバランスし難いです。
      金魚の居る場所のエアレーションが止まらないようにバランスにはご注意ください。

      ※今回はお返事をお待たせする事になり
      その間色々な判断をご自分で下されながら治療に当たられていると思います。
      僕の書いたことと食い違いが出たり、別の選択肢を選ばれたりしている場合は 何一つ無理に僕のコメントに合わせる事無く 現状のままにして 食い違う部分を僕にお知らせください。
      ぷうこの母さんとぷうこの父さんが 最善と考えて選ばれた選択肢に合わせて内容を書き直します。
      ※そうしないと環境をコロコロ変える結果になれば金魚が危険になるからです。

      現在はまた浮いているということでしょうか?
      沈んだままでは それほど早く赤班が出ないと思うのですが・・・
      水量は15L以上確保されていますか?
      水は毎回100%交換されていますか?
      水質は 匂いや濁りや泡が仮にokでも
      アンモニアが高濃度というケースがあります。
      この場合は水に溶けているので匂いもしないため
      見た目には分かりませんのでご注意ください。

      怪我がひどいという事ですが 酷く見えるということは 赤くなっているという事でしょうか?
      もしそうなら 赤班病というものです。 
      null
      null
      また尾の先が溶けるようなら尾腐れ病です。
      これらの2者は転覆したまま浮いたりしていると
      よく出る問題ですが、水質に注意して清潔にしていれば徐々に治ります。
      見た目ほど大きな問題ではありません。
      ただし、体の一部が水面から出たままの状態が続くと赤い部分は広がることもあります。
      これは空気に露出して乾燥した体の表面がダメージを受けてこのようになります。
      赤い色が小さくなるとか、黒くなるようなら回復していますが
      そうならない場合は水質管理を今一度見直してください。

      フィルターが機能している水槽とは違い
      塩水浴は高温時に一気に水質悪化します。
      そのスピードが速すぎて松かさ病になることもありますので
      塩水の交換やバケツのクリーニングは何よりも重視してください。

      ※水量は15L~20L確保されていると仮定して書いています。
       大きな金魚ですので水量が少ないと
       日中だけで危険レベルまで塩水が悪化することもありますのでご注意ください。

      ザルに関してですが
      浮いたままの状態になれば撤去してください。
      浮いたり沈んだりとか 沈んだままとかの場合は 入れておくと有効ですが
      不潔になりやすいので不要な時期は除去するか、出来る限り頻繁に洗ってください。

      ギブスに関して
      金魚の体に何かが触れたままの状態が続くと
      その部分の粘膜がなくなり 赤班病が出ますので
      長時間同じ場所に何かが触れているという状態は良くないということだけご理解ください。
      沈没したまま底に触れている体も 時々反対に向けるなどして 寝返りさせないと
      寝たきりの方の 床ずれのようなものができます。
      浮いたままで空気に触れている部分も別の理由ですが同じことがおきます。
      1時間とか2時間とかでは問題は出ませんが
      3日とか1週間とかいう長さだと問題が出るという程度ですので
      あまり大きな問題ではありませんが 念のため。

      僕のリュウキンは沈んだまま3~4年ほど生きていますが
      時々 床ずれがひどくなります。
      その時は水を換えるだけでなく、濾過装置を洗い、容器を洗い
      全て清潔にすると徐々に綺麗になります。

      以上です。
      急いでまとめましたので
      分かりにくい点や現状とは不一致となる部分もあるかと思いますので
      何かあればお気軽にお尋ねください。

  7. いつもありがとうございます。

    正直申し上げて、私と相方の意見の相違、価値観の違い、またぷうこに対する温度差から、スムーズに事を運べていません。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

    私がもっと動けたらいいのですが、ここ2ヶ月前から人事異動により、通勤が倍になり、また労働時間が長いため、準備物を用意するにも相方を頼らないといけなくなっています。

    相方はぷうこに対する愛情はすごくあるのですが、疑問に感じたことにはなかなか動いてくれなく、また、私も相方に納得してもらって次の行動にうつすので、すごく時間がかかります。恥ずかしい話、毎日喧嘩です。

    今日ようやく10リットルのカルキ抜きの水に、ザルを用意しました。入れ物は、12キロ米が入るプラスチック製の米びついれです。ザルだけだったらぷうこの重みで沈むことを仮定し、下に、100均で売られている、チューブや歯ブラシなどを置くような入れ物を横にして(うまく説明できませんが、よくタオルかけなど簡易に装着できるようなゴム製のものがついているので、それを底にして貼り付け動かないようにしました。)沈まないようにしました。

    今日は、朝と夜、2回、部屋変えをしました。明日に米びつの部屋に移動させます。エラの動きは1分に80〜90回です。
    ところでぷうこは何かにもたれかけないと、ひっくり返り沈んでいるか、横を向いて沈んでいるかなのですが、ザルに入れて大丈夫でしようか?多大なストレスとは承知で、修正させています。また、私達が、フィルターの横に挟まることを教えたからか、ひっくり返ったままフィルターに挟まろうとします。
    ずっとひっくり返ったままにならないでしょうか?

    残念な事に相当ショックなものを発見してしまいました。
    はみ出ている小さな尾びれの付け根から中にかけてが真っ赤です。お腹から尾びれの付け根の間の凹んでいる部分の右側が大きく赤いです。
    今日頂いたアドバイスのような症状でしたら塩水浴の継続で治癒できるので、心からありがたいのですが。

    話にまとまりがありませんが、、、塩は、魚用の塩を購入しています。水に溶かせていれています。フィルターは、飼育水に塩水浴用、計3台あります。カルキ抜きはカルキ抜きの粒をいれています。しかし、最低1日はおいています。
    なかなか行動せずすみません。

    1. 多少の違和感を感じながら書いてきましたが
      そのような事情だったんですね。
      各ご家庭の事情がおありと思いますので
      お二人で決められた方向での最善の方法を探していくつもりでしたが
      どうやら僕ではお力になれないようです。

      しかし命の問題ですので 気になる事が多くございますので
      これを最後にしますが
      もう一度だけ最後のコメントをさせていただきます。

      またメインは金魚の命ですので 
      見た目へのこだわりやプライドやライフスタイル等は
      金魚が元気になるまでは横に置いていただければ幸いです。

      >多大なストレスとは承知で、修正させています
      ストレスをご承知なら 即座にやめていただきたいと思います。
      衰弱している金魚へのそのような行為は
      動物虐待にもなりかねませんし、死ぬまで時間の問題となります。
      このままでは次に暑くなる日に
      急に衰弱して死ぬという流れもありますので
      どうか金魚がそこまで衰弱していないうちにおやめください。

      今は転覆の事は構わず、きちんと回復させてあげてください。
      このままいじり続けると衰弱して 
      最後には餌を全て吐き出し動けなくなって死ぬか
      ストレスから松かさ病などになるのが 良くあるケースではないかと思います。

      本来今回の転覆もストレスや水質の悪化が疑われますのでご注意ください。
      その流れにのれば助けられませんので
      そうなる前に 元気に戻す事が重要です。

      >はみ出ている小さな尾びれの付け根から中にかけてが真っ赤です
      これは予想の範囲内の事です。
      初めてごらんになれば恐怖を感じられるかもしれませんが
      見た目ほどの問題ではありません。
      水質さえ正しく管理し清潔にしていれば治ります。
      今は
      塩水を清潔にする事だけは どうか重視してください。
      フィルターを使ってバクテリアで管理していた飼育水と違い
      塩水はバクテリアが居ませんので駄目になる時は数時間でアウトです。

      >魚用の塩
      アジシオなどを使われていない限り今回に関しては大丈夫ですが、
      アクアソルトなどミネラルの入ったものは塩水浴には向きません。
      今回は薬剤との併用は無いので大きな問題にはなり難いですが
      効果を最大に保つには余計なものが含まれない純粋な塩化ナトリウムをお勧めします。
      金魚は淡水魚といって塩の無い水の中に生きる魚です。
      アクアソルトなど魚用の塩は海水魚など塩のある場所の魚用にミネラルなどを配合しています。 金魚の事を考えて配合されているわけではありませんし 塩水浴用でもありません。

      >今日は、朝と夜、2回、部屋変えをしました
      コロコロ環境を変えるのはおやめください。
      どうか現在はレイアウトなどの見た目よりも
      金魚の命を重視してあげてください。
      環境の安定は金魚にはとても重要です。
      いじりすぎると衰弱死しますので
      1日も早く安定した環境に入れて元気に餌を食べる状態まで戻してあげてください。
      塩水だけ毎日入れ換える安定した毎日を与えてあげて下さい。

      >フィルターは、飼育水に塩水浴用、計3台あります。
      これの意味が分からないのですが
      必要なのは エアレーション(ブクブクとも呼ばれます)です。
      塩水浴にはフィルターは使えない事はご理解いただいていますでしょうか?
      前のコメントでも書きましたが必ず除去してください。
      毎日清潔に保つ事が重要なので余計なものは全て排除することが重要です。

      米びつの中には
      綺麗な塩水と
      金魚と
      エアレーションのみが必要です。

      それ以外のもの:アクセサリー類やフィルターは入れないでください。
      水質悪化の原因になります。
      特に不安定な状態のフィルターは高温時に毒を放出するような作用が働くケースがありますので 塩水浴でフィルターを利用する事が可能となる条件群をご存知で無い限りマイナスの要因ですので必ず撤去してください。(ちなみにこの管理は簡単ではありません)
      またフィルターを作動させれば自動的にバクテリアが沸いて水が綺麗に保たれるわけではありません。 バランスして安定するまでにそれなりに時間を要しますので この点もご理解ください。

      人間のプライドやこだわりなどは生き物の命に比べれば取るに足らない小さなものです。
      自分では声を出して助けを求める事も出来ない小さな生き物の命を守れるのは
      残念ながら僕達ではなく 飼い主さんだけですので
      どうか、
      どうか死なせないでください。
      生きてさえいれば 
      今後いろいろと楽しい想い出もできると思います。
      今は清潔な環境だけを与えて そっと見守る時期です。
      何かすればそれはマイナスになりますので宜しくお願いいたします。

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