塩水浴

《2015.07.02 ALL contents have been revised》
ここでは塩水浴の効果や問題が出る可能性のある注意点を
僕の経験を中心にまとめてみました。

【その目的と効果】

殺菌効果
殺菌と言う表現は正確ではないかもしれませんが、塩水浴ではそれに匹敵する効果が得られます。
そもそも0.5%塩水でどうしてその様な効果があるのか?ですが、原理は非常にシンプルで塩が持つ脱水作用を利用し菌や寄生虫を脱水致死状態に追い込むことで徐々に死滅していきます。 

脱水作用は、塩が持つ能力の1つで、簡単に言えば、
きゅうりの塩もみの事です。きゅうりに荒塩をすり込んでおくと水分が出てきます。この原理を浸透圧と呼びます。 (うめぼしでも同じです)この原理で生体内の水分を外に出す作用が働くのです。

粘膜再生効果
もう1つの大きな効果は粘膜の再生を助けるというものです。これにより金魚の体表から侵入しようとする細菌や寄生虫が金魚を攻撃する事が困難になるという粘膜による保護能力が高くなります。

比較的安全
観賞魚用の薬は多かれ少なかれ金魚の体力を奪います。また濃度を誤ったり、他の薬や塩と混合したり、使用する温度域を誤ると金魚が昏睡状態になり死亡する事もありますが、0.5%塩水浴単独ならリスクは低く抑えられます。ただし、バクテリアの居ない綺麗な水を使用する場合、アンモニアは増え続けますのでその対応だけは注意が必要です。※詳細は後半に出てきます。

浸透圧調節
金魚は水中で泳ぎながら様々な仕事を体内で行っていて、その1つが水分量調整で
0.5%塩水が持つ浸透圧は金魚のそれとほぼ同等らしく、金魚はこの0.5%の濃度の塩水の中では、その調整の作業をあまりしなくて済む為、体力の温存が出来るとされています。

※この話は間違っているようです。
<補足>0.5%で平衡状態になるなら何故ブロートの金魚が塩水浴で溺れ死ぬのか?等、幾つかの事例と上記の文章は矛盾してしまいます。また水を出すとか取り込むという方向に関しても逆なのでは?と思うので調査中です</補足>

金魚の体内の水分、それが0.5%塩水と近いという判断から塩分の出し入れという誤解があるようですが、そもそも飼育水にはそんな高濃度の塩分は無いので、普段金魚が体内の塩分を水中に出したり入れたりしているわけではありません。
金魚などは、ミネラルの出し入れを行いながら体内のミネラルバランスを一定に維持する能力があります。海水魚にも淡水魚にもありますが、金魚などは比較的少ない量でやり取りしていますので海水魚ほどミネラル成分を必要としませんが、ゼロでは生きていけないので、水中の硬度が極度に低い場合はアクアソルトやエプソムソルトなどを加えてミネラルを補給するという治療があります。 ネットでよく見る浸透圧の説明はこれと混同されているのだと思います。

ダメージを修復
塩水浴が金魚を回復させる事を細かく見ていくと
代表的な効能は、粘膜の再生、ストレスの除去、寄生虫・細菌類の駆除で、
水槽内の酸素不足、塩素、クロラミン、アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩などが原因で受けるダメージも回復させると言われています。
※ただし高濃度のアンモニアが存在する中での塩水浴は逆効果になります。

その事からも0.5%という濃度を守る限りかなり安全な療養手段なのですが
多少注意すべき点もあります。(※1※2※3)
僕は、まず水換えで様子を見て元気が無ければ
0.5%塩水浴をして様子を見るという流れで
健康管理するようにしています。
(その前に濾過装置を清潔に掃除したり、水換えを行って金魚が回復するか様子を見ます)

※1 0.5%塩水といえども金魚に常に100%安全では無いので気軽に行うと危険です
※2 塩浴をして、飼育水に戻し、数日後また塩浴をすると一気に体調を壊して弱ることが有るそうです。
※3 後遺症や中毒症状などの問題が出た事はありませんが、
100%新水で行うことが多い治療法の為、硝化バクテリアが居ないので
夏場など温度が高いと、(また多くの固体を1箇所に入れると)有機物が分解されず泡が出てアンモニア中毒になることがありますので水量は多めで行うのが安心です。
水量が少ない場合で夏場などは、12時間程度で綺麗なものと取り替えてください。
(この様な理由から10リットルのバケツでは基本的には1匹(20g程度まで)しか治療できません)
(→)金魚の体重測定のやり方

【問題が出るケース】
以下に述べる例の他にも諸説ありますが、僕が経験したものを中心に書きます。

塩水浴が苦手な固体
直前に書きましたが、金魚のすべてが塩水浴に耐えるとは限りません。
固体によっては浸透圧に関係なく、塩水そのものに対して弱く逆に病気になりやすくなることがあります。 この考えは日本ではあまり目にしないと思いますが、苦手な金魚が居るという可能性だけ知っておいてください。
僕はこの記述を読んだ時、直ぐに共感した理由があります。
1匹のらんちゅうが塩水浴が苦手で毎回死んだのかと思うくらい塩水内で動かなくなりそのまま固まって浮いて流れに身をゆだねます。 飼育水に戻すと直ぐに普通に泳ぐので あれ? と思って また塩水に戻すと固まって流されて・・・別の時も何度かやって同じだったのでこの固体だけは塩水浴はそれ以来させていません。 フェイク?とも思いましたが塩水以外ではバケツに入れてもその様にならないので苦手なのかな?と思っています。
※このときは知らずに行いましたが、飼育水>塩水>飼育水>塩水は最もやってはいけない事の1つなので問題を感じたら飼育水に戻し1週間以上あけて次回の塩水浴を行うようにしたほうがよいです。

あまり気軽には勧められませんが
金魚が元気なうちに一度、塩浴しておけば
塩に敏感な固体かどうかも分かると思います。
苦手な固体が弱っている時に知らずに塩水浴すると大変な事になるかもしれないので。
※動きがおかしければ直ぐに出す必要があるので横に居て時々見る必要があります。
普通は、数秒から10秒程度底で固まり、ゆっくりエラを動かして
環境の変化に順応して、問題なければ ゆっくりと泳ぎ始めるはずです。
順応にも個体差があるので即座に泳ぎだすものも居ますが(←これは問題ないですが)、
見たことも無い速さで泳いだり、固まったまま浮いてきたりしたら直ぐに飼育水に戻してください。
※当然、温度合わせもきちんとしてから入れてください。
<追記>
欧米の専門誌の塩水浴に関する記述では
「金魚が凍りついたように動かなくなる事がありますが、それが普通です」という表記もありました。
欧米では0.3%前後で行う事が多いようで、しかも永久浴ではなく一時浴が主流のようです。
一種のショック療法や一時浴で細菌の主力を壊滅状態にする事が目的のように書かれている事が多いです。

濃い塩水浴
0.5%より濃い塩水浴を短時間行う(一時浴)というテクニックがあります。
他にも加温したり、ベーキングパウダーを混ぜたりといろいろな手法が提案されています。
これらはとても理論的で優れたアイデアですが初心者の方がやるべき事ではありません。
1番目に例に挙げたテクニックは濃度をあげる事で塩の浸透圧をより高め、0.5%では壊せなかったものまで壊せるようにパワーアップするものですが
温度や露出時間を1つ間違えば その固体は0.000001%の食塩水でもアレルギー反応が出てしまうような、俗に言う”過敏症”になります。
人間の花粉症や化学物質過敏症と同じで一度なると微量でも水槽内にあれば強いアレルギー反応を示し、一生苦しむのでとても恐ろしい障害を与える事になります。
金魚に人間用のアンチヒスタミンが効くかどうかも不明なので
十分な経験や知識が無い限り大切な金魚に行うのは避けたほうがよいです。
ちなみに露出時間に関しては別の治療に書きますが、表記されている時間は全ての固体が絶えられるものではない事を知っておいて下さい。
また
急に高濃度の塩水に入れるとバランスが取れなくなり横に倒れる事があります。
浸透圧ショックとよばれる問題の可能性もあります。
この場合は直ぐに戻すと悪化するそうなので徐々に濃度を落としてあげてください。
※この問題は僕達初心者にはとても厄介ですので、出さないように高濃度の塩水浴を避けるか、どうしても行う場合は、慣れるまでは徐々に濃度を上げて横に倒れない事を確認しながら続けてください。 僕は0.5%を超える塩水浴はしないのでどのくらいなら安全か?わかりません。

太りすぎ、大き過ぎ、運動不足の金魚にも危険
またそれとは別に、太りすぎた金魚や大きすぎる金魚、長期間活動が鈍って暮らしている金魚・・・これらには0.5%塩浴でもダメージを与えることがあるようです。
特に普段運動して居ない金魚や肥満魚は死ぬことがあります。
過去に何度も塩水浴をして大丈夫だった金魚でも、活動が鈍って長期間運動をして居ないようならやめたほうが良いかもしれません。
普段は元気に泳いでいる金魚なら多少太っていても問題ないようですが
水槽の端に何ヶ月も浮いている、底にじっとして普段はあまり泳がない
このようなタイプの金魚を”元気が無いからちょっと0.5%塩水浴”と気軽にさせると、死んでしまうこともあります。

<追記>
マツカサ状態の金魚
最近知りましたが、鱗が開いた状態の金魚に塩水浴は行わないほうが良いようです。
ナトリウムを含むものは使用しないように書いている本がありました。

僕はこれで大切な金魚を最近死なせた可能性があります。
肥満魚には該当しないし問題ないと考えていましたが塩浴の翌日死にました。
とどめを刺す結果になった可能性が高いと後悔しています。
4年間飼い続けた最も長い付き合いの金魚でとても残念です。
転覆病になりここ数ヶ月は運動量が落ちていたようです。
これまで勉強した事で今年の夏には転覆病を治せるようにと準備していた最中なので悔しいです。
1週間ほど元気が無かったので水換えをして様子を見ていましたが
それでも餌も食べずあまり動かないので0.5%塩水浴をしてみようと気軽に行いましたが
元気にならず、次の日に水槽に戻し、翌朝死んでいました。
そのまま水換えだけして数週間待つつもりで何もせず様子を見ていれば未だ生きていたかもしれません。
とても便利で比較的安全に行えるのでつい気軽に0.5%塩浴をしてしまいますが
このようなケースもあるので注意してください。

【塩】
色々な塩が売られており何が良いとか悪いとかの議論もありますが
何も添加されていない塩が一番安心です。
その中でも
昔、国が塩を管理していた時代に専売公社として塩を販売していた
現在の 塩事業センター の塩です。
価格も1kgで100円前後で販売されています。
商品名は
▽食塩500g
▽食塩1kg (▼下の写真のものです)
無添加で安心な塩事業センターの塩
▽食塩5kg (▼下の写真のものです)
shio_5kg
の3種で、多分パッケージを見れば分かると思います。
塩事業センターではこれ以外にも数種の塩を販売されていますが
他の製品に関しては分かりませんので上記の3サイズのどれかが安心です。

上記のものはサラサラしていますが無添加です。
何度も塩浴に利用していますが問題が出た事はありません。

【サラサラNG神話とミネラル必須神話】
味塩など添加物の有るものは金魚には使えません。またこれらの特徴としてサラサラしているので、サラサラしたものは駄目という方が多いですが間違いです。 正確には化学調味料などが含まれたものは駄目というだけでサラサラは判断基準になりません。 上に掲載の塩もサラサラしていますが純度99%以上の塩化ナトリウムなので何の問題もありません。
同様にミネラル分が含まれるものを推奨する方も多いのですが、アクアソルトなどは海水を再現する目的でミネラルが入れられており、塩浴を目的に作られていません。もちろん流用しても単独なら問題は無いと思いますが、ミネラル成分が含まれている為、溶かしたときに中性ではなくなる危険があり、薬浴との併用で薬の効果を下げたり、化合して危険な物質を生成したり、アルカリ側に傾けばアンモニウムイオンがイオンの状態を保てなくなり毒性の高いアンモニアに変化して金魚を攻撃することが有るので逆に危険です。
ここで小学校で学んだ理科の話です。 無添加の食塩を水に溶かすと中性のままです。しかしミネラルなどは溶かすとアルカリ性を示すものもあります。 純度99%の塩化ナトリウムであるこの商品は溶かしても中性なので安心です。 多少のミネラル成分は問題ありませんが岩塩などを利用する場合は他の何か(特に薬)との併用には十分気をつけてください。

※アクアソルトやエプソムソルト(=硫酸マグネシウム、塩ではありません)が有効な場合
殺菌だけを目的とする場合は安心なのはミネラルの入っていない塩化ナトリウムですが、pH,GH,KHショックなどの浸透圧の問題が出ている場合はエプソムソルトなどミネラルを含むもので問題を軽減できます。また日本の海塩なども多少はミネラル分が含まれるので効果が期待できるかもしれませんが、ヨーロッパの岩塩など過度にミネラル分を含むものもあるのでアクアソルトなど成分が調整されているものの方が安心です。

【塩水浴中の餌やり】
基本的には塩水浴中は餌を与えないでください。
もし与える場合は次の日、その次の日と最低でも1日に1回以上は全ての塩水を新しいものと交換してください。
塩水には硝化バクテリアは居ませんので古い塩水には残す価値はありません。
1/2や1/3の部分換水には全く理由も根拠も無いので換える時は全て交換することをお勧めします。
餌を与えていなくても、安全のため 毎日朝に全て新しくする事を基本に考えるのが
金魚の安全と健康の為に重要です。

※治療中の給餌はあくまで衰弱を防止し、体力を温存させるのが目的ですので
普段のような量は与える必要はありません。

※また稚魚はあまり長い絶食は致命的な流れになりやすいので
下に示すような清潔さを保てる方法で極力給餌してください。

※ただし感染症関連の治療中、鱗の損傷時、ヒレの損傷時などは
基本的に植物性の餌または人工飼料など殺菌処理されたもののみを与え
それでも問題が出た場合は 給餌は即時中止してください。
この時は冷凍赤ムシ、魚の身、虫餌などは絶対に与えないでください。

◆◆◆本水槽を使っての塩水浴はお勧めしていません◆◆◆
僕達初心者が真似すると問題ばかりの 本水槽での塩水浴。

◆問題1◆
濾過装置や濾材を別の場所に移動して温存しなくてはならない
又は
立ち上げ直す事になる

◆問題2◆
飼育水もエアレーションしながら別の場所に保管しておかないと
本水槽を元通りにするとき 真水しか無い事になり
バクテリアが殆ど居ない状態で再スタートになる

◆問題3◆
立ち上げを途中からやり直すような事になるので
アンモニアも出るし不安定だしで、病み上がりの金魚には最悪の環境になる

このように正しく処理できないと問題が出やすいので
本水槽はそのままにしておいて バケツやタライなど別の場所で塩水浴することをお勧めします。

【餌やりも安心のバケツ交換塩水浴】 
24時間リセット(夏は12時間がより安心かもしれません)
色々試して、毎日のメンテナンスの簡単さ、衛生面での不安を全て無くせるこの方法を推奨します。
(用意するもの)<金魚の体重が20g程度まで>
バケツ(10L用) x2個
エアレーション(エアポンプ+エアチューブ+エアストーン)
塩とカルキ抜きした水(2日ほどエアレーションした水道水推奨)

(やりかた)
まず1つのバケツに0.5%塩水を作り
エアレーションで馴染ませてから
金魚を入れます

次の日の朝、もう1つのバケツに同じように塩水を準備して
エアストーンを軽く洗って新しいバケツ(塩水入り)に入れます

数分後塩水が馴染んだところで金魚をこちらに移動します。
(事前に温度は合わせておいてください)
この時昨日の古い塩水は可能な限り入れないように注意してください。

古い塩水(糞や餌のカスなどが底に溜まっている)を捨てて
バケツを綺麗に洗い乾かしておき
また明日の朝にこれに塩水を作り
同じように交換します

この繰り返しです。

メリット
◆この方法はバケツを利用するので
水槽と違い毎日清潔に洗う事が可能です。

◆餌の食べ残しや糞を誤って持ち越す危険がありません
※持ち越せば塩水が劣化する種になります。

◆容器ごと交換し、全て次の日に新しくするので
給餌を行っても劣化しません。

◆夏場など温度が高い場合のみ
1日に2回塩水を交換するなど交換タイミングを短くすれば更に安心です。

デメリット
◇濾過が効かないので水質が悪化する
アンモニアを分解できませんので徐々に蓄積します。
高濃度になると金魚が弱りますので餌は控えめにして治療効果を高める事を優先してください。
塩水は早めに交換してください。

◇水質の急変
取替えの際にバケツからバケツに移動させるので
水質に差が大きいと金魚が弱ります。
アンモニア濃度以外にもpH, GH, KHなどに大きなギャップが生じないように検査して確かめたり、餌を控えめにして交換頻度を低くしたり、水量を大きくして交換頻度を低くする事が重要です。

※特に重傷の金魚の場合は、餌をやる事は体力の消耗に繋がりますし、毎日塩水を交換することのストレスにも耐えられ無い事がありますので 重傷の場合はこの方法自体を行わないで下さい。

【0.5%塩水の作り方】要らないかな?とも思いますが、念のため書いておきます
僕はいつも同じ10リットルバケツを使い、ここまで水を入れれば8リットルという場所を記憶しているので、それに合わせて40gの塩を混ぜれば 0.5%になると決めています。
いざ計算して確かめると不安になりますが
水1リットル(1000g)に5gで 5÷1000×100=0.5%なので
8リットルなら 8×5=40g となります。

水1リットルに塩5gで0.5%塩水

と覚えておけば問題ないですが
塩水浴をする時は急いでいる事も多いのでできれば勘違いや計算ミスをしないように
使用する容器や水の量を常に同じにしておくと安心です。

また僕の例では10リットルバケツで行うので、8リットルですが
20リットル以上で行うほうが、水換えの手間が少し軽減されますし、水量が多いと色々な面で安心材料になりますので可能ならそれくらい大きな容器で行うと良いです。

塩水を作る時は、特に理由が無ければ常に100%新水(温度合わせ必須、カルキ抜き必須、エアレ推奨)を使用してください。飼育水に問題がある場合、それを利用すると問題の解決が遅れる事もありますし、予期せぬ問題が出るかもしれません。

【ろ過やエアレーション】
通常、塩水浴は水槽では行わず、別の場所に移動して行うのでそれを前提に書きますが、
ろ過装置などは不要です。バクテリアへの影響は限定的と言われていますが、そのろ過層にかなりの高密度になった病原菌が居るかもしれないので入れないほうが無難だという判断で入れていません。
その代わりに、基本的に10リットル以内なら固体を1匹だけ入れることを基本にして、毎日水を新しい塩水に交換します。
※昔は中の塩水だけを交換する方法でしたが
今はバケツを2つ用意して、1つは使用後直ぐに洗い、乾かして次の朝にそれに新しい塩水を入れて金魚を移します。 使う>洗う>乾かす>使う 2セットを入れ換えて毎日この繰り返しです。
こうすれば糞や餌の破片がバケツに残る事も無く毎日新しくスタートできるので安心です。

エアレーションは必要です。
金魚の状況にもよりますがあまり弱くしすぎると酸素が足りなくなるので僕は強くしています。
固体が泳げないほど弱っている場合は、エアーを弱くするのではなく、出来るだけ背の高いカクテルグラスのようなコップなどを沈めてその中にエアレーションを入れて
底の部分に水の流れが弱くなる安全地帯を作ってあげることで水流による疲労を与えないようにします。
※魚が浮いてしまう場合はこの方法は使えないのでその時だけは分岐バルブなどで弱めます(いろいろ不安になりますが仕方ありません。)
浮いている魚は排水溝用のプラスチック製の受け皿を浮かべてその中に入れます。
こうすればエアレーションの作る流れの影響から除外できます。
僕は稚魚もこの中に入れて保護しています。

「塩水浴」への27件のフィードバック

  1. 塩水に慣れ過ぎたうちの金魚。0.3%で1ヶ月以上泳がせていて、1/2水を取り替えて、1日たったら動かなくなったしまった。水槽をたたいても動かない! あわてて、0.5%にしたら、ものの3分ですごい勢いで泳ぎ始めた。恐るべし塩水。もう真水には戻せない気がします。

    1. そうですね塩は本当に便利で金魚飼育では手放せませんね。
      僕はいつも数日塩水浴させたら一度飼育水に戻して様子を見るので長期的に入れたことがあまりないのですが
      1ヶ月ってすごいですね。あまり長く入れていると粘膜を作る能力や内蔵の機能が徐々に不活性化すると読んだ事がありますので気をつけてあげてください。 marioさんの金魚が元気なら大丈夫なのかもしれませんけど。 僕は塩水浴するときはいつもドキドキしています。 次の日の朝なんかは起きてから1番に確認するのが塩水浴です。 とは言っても最近は数が多いので誰かが塩水入ってますけど。今日は稚魚が転覆気味だったので4匹ほど塩水浴中です。

  2. 塩水浴が逆効果の固体があるというご意見に賛同します!うちの琉金も塩が駄目なようで0.2%程度でも動かなくなってしまいます。海外在住なのでご推薦の塩は手に入らないのですが、Sea saltでやってみたのですが何度やっても駄目でした。日本の金魚サイトのほとんどが塩水浴をまず推奨していますので、私のやり方がまずいのかとも思っていましたが、同じ経験の方がいらっしゃって安心しました。現在、尾ぐされ中ですが、APIからでているメラフィックスとピマフィックスを併用しています。4日目ですが目だった回復はしていませんが、悪化はない模様です。

    1. そうですね、多くの場合は
      まず塩水浴
      それで大丈夫なんですが、僕も固体によって問題が出るという経験をしたのでいろいろ調べていて塩水浴NGのケースがあると考えるようになりました。 アメリカのフォーラムなどを読んでいると時々Salt Bathで死んだみたいな投稿もあるので他にも同じ方が居られると知り今に至ります。

      尾腐れのみなら 水を綺麗に保っていれば直ぐに治りますよ。 金魚さえ元気に泳いで、餌を食べ、糞をしていれば 尾腐れ や 赤班病は水換えだけで治ります。 勿論、薬を使用すれば回復が早いと思いますが、それで金魚が弱りだすようなら清潔な飼育水に戻して様子を見てあげてください。 

      特に塩水浴が苦手な固体なら体調が悪化した時に便利にエナジーチャージする手段が他に無いので、塩水浴が駄目なら、”綺麗な水浴”で代用するしかないですね。 単純に100%の新しい水に毎日入れ換えるだけですが感染症には抜群の効果があります。 特に重症と思うほど弱っている場合は、エアレーションだけしてまわりを暗く保ち、あまり音など立てないようにして 金魚が安心できる(警戒の必要が無い)状態で数日見守ると元気になりやすいです。 でもこの場合、水は上記のように毎日100%換えます。 

      弱ったら、構いすぎると死ぬ可能性が高くなるので 放置 も重要な選択肢です。

      綺麗に治るといいですね。

  3. 今、うちの金魚2たちもおぐされです。この記事を見る前は他の記事におぐされの細菌は塩水の中では繁殖できないとかいてあったので塩水浴しはじめましたが、上のように毎日2回ではなく、10%は軽く超えているかもしれませんがそのなかに4日間ぐらいずっとどぶんです。けど、うちの金魚は元気に活動していますよ。 それから毎日徐々に濃度を高くしています。毎日同じ分の水を取り出し、その中に同じ分の塩をいれます。そして、その水の中でいったん水溶液にしてから水槽に戻しています。問題点はありますか?金魚は元気なのですが?どうでしょう?

    1. 尾腐れになっている細胞は浸透圧という作用により破壊されますが 尾腐れの原因菌は塩では殺せません。 塩の効果というのは浸透圧で内部に入り破壊することですので薬品による化学反応などとは違います。 
      濃度を上げればどんどん細胞に入り込んで尾腐れの部分を破壊しますが、上げれ過ぎれば健康な細胞も破壊するパワーになるので最後は金魚が死にます。

      10%を超えれば金魚は死にますのでもう一度計算してみてください。
      多分1%を超えた状態でしょうか?
      いずれにしても参照されているページに書かれている内容をよく理解して治療してあげてください。
      かなり高度な治療法を試されていますので単純なミス1つでも金魚が危険になります。

      ここは初心者向けのサイトなので1つ間違えば金魚を死なせるような危険な方法は推奨していません。
      むしろ可能な限り簡単で安全な方法を探したり、考えたりして紹介するようにしています。
      バケツ2個の方法はミスや問題の持ち越しを全て24時間でキャンセルするように考えた方法です。

      高濃度や高温で即座に治療する方法があることは知っていますが僕も含め初心者には危険なのでお勧めしていません。
      僕は多くの方がより安全に治療を行える方法として提案しているので、この方法以外では絶対に死んでしまうとは思っていませんが、アドバイスさせていただく方には塩水の継ぎ足しはお勧めしません。 リスクが高まるからです。 単に確立の問題と言われるかもしれませんが、危険な確立は低いほうがいいと思うのでそうしています。 

      >それから毎日徐々に濃度を高くしています。
      これは何故でしょうか?
      金魚が死なないように正確に濃度をモニターされていますか?
      もし現在何%か分からなくなってしまっている場合は
      一度仕切りなおされたほうが良いと思います。

      >その中に同じ分の塩をいれます。
      これは計算して割り出されていますか?
      今は元気でも濃度が濃すぎるとそのうち死にます。

      >問題点はありますか?金魚は元気なのですが?どうでしょう?
      そうですね、僕が気になるのはやはり濃度が現在どの程度まで上がっているかです。
      尾腐れのボロボロはほぼ取れましたか?
      高濃度で4日もされていればそろそろ治ってきたのではないでしょうか?
      いただいたコメントを読んでいるだけでドキドキします。
      早く尾腐れが治って通常の飼育に戻られる事をお祈りします。

    2. ありがとうございました。 ちなみに水槽は一リットルの観賞用、塩はだいたい10〜15くらいでしょうか。それと、濃度を高くしているのは他の記事にかいてあったためですが、危険ならば仕切り直してみようと思います。今回の金魚は金魚すくいですくってきたので最初からオグされでした。うちにはほかに和金が約20と黒出目金が2匹和金大出産経験ありが4います和金大をのぞいては全て金魚すくいですくってきた子たちですが病気で死んだ子はいません。あと、聞き忘れていましたがオグされのところが黒くなっていますがそれは大丈夫でしょうか?

    3. それだけの数を飼育されていれば
      多少何か起こってもいろいろな選択肢があるので安心ですね。

      >危険ならば仕切り直してみようと思います
      是非そうしてください。
      確かに濃度を上げたり、温度を上げると効果が上がると言う治療法がありますが
      かなりベテランさん向きで、
      少し上げすぎると死ぬのでチキンな僕は怖くて挑戦していません。

      尾腐れは白くモロモロになった部分が取れた頃から
      清潔で安定した飼育水内でも治ります。
      >オグされのところが黒くなっています
      これは治って来ているというサインですので特に気にしなくても大丈夫です。
      暫く残りますが徐々に黒が無くなり元に戻ります。
      ぼくの金魚で過去に最もダメージが大きかった尾腐れの回復していく様子が
      (→)怪我から尾腐れになり治っていく様子

      このリンクにあります。
      アメーバピグで使ってる偽名です⇒トンイ 省 ガーゴイル総統&ネオ皇帝さんの
      金魚の尾腐れはここまで酷くは無いと思いますが、
      後半の写真を見ていただくと黒くなって治っていく様子が分かると思います。
      よくネットでは人間の怪我の後にできる
      かさぶたみたいなもの
      と呼ばれたりしているのを見ますので
      順調に回復しているというサインですので良かったですね。

    4. ありがとうございました。😃

  4. 初めまして、こんにちは。突然ですが、質問させてください。今年の7月に初めて丹頂をホームセンターで、ミックス魚として購入しました。
    大体1週間前に底でじっとするようになり、とりあえずと思いメチレンブルー液に入れて、様子を見ていますが、時々底でじっとしています。1日立って泳ぎ回るようになったので、元の水槽に戻したら、次の日の夜底にじっとしていたので、また、メチレンブルー液につけて様子をみてるのですが、日を増すごとに以前よりもじっとしてる時間が多くなり、このサイトを見て昨日から絶食をしていますが、あまり変わらないように見えます。
    水はメチレンブルー液を入れた状態で、25度と保った状態です。
    多分、餌のやりすぎで転覆病になったのだと思い、絶食をしています。
    塩浴させようかと考えているのですが、1週間くらいの期間ならさせても問題ないでしょうか?

    1. kiaraさん はじめまして。
      それは本当に転覆病ですか?
      底でじっとするだけなら転覆病ではありません。
      転覆病の底でじっとする場合は上に上がろうとしても上がれない場合の事を言います。
      その気になれば上がれる状態だけど元気が無くて上がれないのは
      別の病気です。

      底でじっとするけどメチレンブルー浴1日で普通に泳ぐ場合は
      たぶん水質の悪化ではないでしょうか?
      メチレンブルーは水槽以外の場所で行われていませんか?
      新しい綺麗な水でメチレンブルー水を作られていませんか?
      だから治るのだと思います。

      一方、水槽に戻すと 直ぐに、また底でじっとする
      これは水槽に問題があるから戻せば再発して元に戻る状態です。
      主に 
      アンモニア中毒、
      亜硝酸塩中毒、
      強酸性中毒、
      そして普通に水槽内が雑菌で汚染されている水質悪化(餌のやりすぎや掃除不足)
      などが原因です。

      この場合に該当するなら、最低でも2週間は
      餌をこれまでよりも凄く減らしたほうがよいです。
      そして何よりも、水槽を綺麗にする必要があります。
      最も簡単なのは一度全てを綺麗に洗って
      粒餌を例えば4mmなら1日1粒だけ与えます。
      本当は2日で1粒くらいがベストです。
      そのまま2~3週間清潔に保てば
      徐々にバクテリアが元通りになり、
      安定し、水槽内が改善すると思います。

      より高度なメンテナンスが出来る場合は
      ろ過の掃除、底砂利の掃除、水換えなどをうまくずらして別の日(2日おき)に行いながら
      徐々に水槽内を清潔にしていけば回復が早いですが
      雑菌の原因を取り逃したりして失敗すれば
      やり直しなので余計に時間がかかります。

      転覆病が確実な場合は絶食が必要でしょうけど
      金魚が赤ちゃんでなければ
      1週間程度の絶食は体力的には問題ありません。
      元気になれば自然に沢山食べられるようになります。
      ただしあまり長い間何も食べないと消化能力が落ちるので
      それ以上長期化しないほうが安心です。
      (消化不良は餌の種類ではなく金魚の体調でおきます。)

      塩水浴でもメチレンブルー浴でも金魚には
      環境が変わるのが最も負担が大きく病気を悪化させますので
      何か1つに決めてそれを1週間続けてあげてください。
      あまり飼育水>メチレン>飼育水>塩水みたいな引越しを続けるとそれだけで死に向かいますので
      できる限りこのような変化は避けて1つの治療方針で最後まで我慢して見守ってください。
      途中で変えればそれだけ死亡率が大きく上がります。
      治った!と思っても数日余分に続けるほうが失敗が少ないです。
      今、kiaraさんの金魚に必要なのは清潔で安定した環境です。
      それさえ確保すれば自力で元気になります。
      メチレンブルーでも塩水でも構いません。
      1週間は引越しさせず同じ水の種類で同じ場所で安定させてあげてください。
      水自体は毎日同じ濃さで作って清潔なものに換えてあげる方が良いです。
      特に1日目の薬水・塩水は環境の変化で分泌される粘膜や前日までの餌の糞尿で汚れるので2日目は同じ濃度で新しいものとそっと交換してあげてください。
      匂いや泡が気になるときは1日2回換えても構いません。
      同じ薬で同じ濃度で温度をきちんと合わせてあげてください。
      丁度、僕も何年ぶりかのメチレンブルー浴を終えたところですが
      綺麗なものに交換すると喜ぶのが分かると言うか、見た目にも元気になります。

      そしてその間に水槽が綺麗にできると更に退院後が安心です。
      病気が治っても戻る先が不潔だとまた再発しますので
      綺麗にしてあげてください。

      早く元通りになるといいですね。

  5. ちょうど去年の今頃、全盲の巨大金魚の転覆でお世話になりました、ひとみと申します。
    お久しぶりです。

    水替え以外で、巨大金魚にも使える塩水浴ほどの効果が得られる方法があれば教えていただきたいと思い、コメントしました。

    去年金魚部さんに相談して以来、あれからコンテナに移し、第二の人生を過ごしてきました。

    他の記事も読みながらこまめな水替えや温度変化などいろいろ気を付けて、浮いた金魚と一緒にどうにか頑張ってきましたが、
    最近になって頻繁に跳ねたり暴れたりするようになりました。

    全盲なのであちこちぶつかって、うろこが剥がれ落ち、肛門から尾びれの付け根にかけて血が滲み、肉が溶け出してボロボロになっています。

    暴れるようになってから、水面に泡がたまり、今まで出ていなかったアンモニアも出るようになりました。

    何度水替え・掃除をしても暴れるし泡やアンモニア(数値は0.25ですが泡が多いです。)が出続けます。

    原因と言えば、暴れ始めた12月頃にちょうど近所で解体工事と水道工事が相次いで行われており、その音や振動にかなり怯えてパニくって暴れていたことぐらいしか思いつきません。

    水道工事で水質が変わったのかと思い塩素も調べましたがいつもと変わらず、他の水槽の子達も特に変化ありません。

    食欲もあまりなく、呼吸も早いし辛そうです。
    原因がまったくわからないのですが、せめてボロボロで痛々しい腐敗(?)の進行は止めたいです。

    巨大金魚にでも使える、塩水浴相当の効果が得られる何かよい方法があれば教えていただけませんか?

    1. ひとみさん お久しぶりです。
      金魚が30cmちかくと大きいので容器が狭いのかもしれませんね。
      コメントされている内容から症状も酷いようですので
      民間療法では限界のように思います。
      僕達素人が知恵を絞っても限界があるので、専門家に依頼する事をお勧めします。
      お近くに魚類を扱える獣医さんが居られれば
      アンチバクテリア(抗生物質)を投与(注射)してもらうのが最も確実だと思います。

      殺菌という意味ではイソジン浴などでも可能でしょうけど、金魚には強すぎる薬なので止めを刺すこともありますし、弱らせてしまえば回復に必要な体力が無くなりますので現時点では、やめておくほうが良いと思います。
      また粘膜保護剤の投入が塩水浴NGの金魚にも使える方法の1つです。
      肉が溶け出すレベルの感染症では粘膜の保護だけでは足りないと思いますが
      毎日のように水を換えて不安定な環境に晒すようなら粘膜保護剤を入れてダメージを緩和するのも一考の余地はあると思います。
      ※普段の飼育や多少の怪我程度で使用するのはお勧めしませんが重症時の時間稼ぎとしてのご提案です。

      まずは最優先で根本的な問題(怪我からの感染症)を解決したほうが良いと思います。
      悪化させると体力が無くなるので抗生物質の投与までは過度に弱らせない事が重要です。
      どんな条件下でも最後に全てを正常化するのは金魚の体力ですので水質以外のストレスも与えないように温存させてあげてください。

      それまでは雑菌の繁殖を抑える事が感染の拡大を予防する事なので水換えが最重要になると思いますので水換えだけは高頻度に行ってあげてください。
      現在の環境は、感染拡大を抑制する為に高頻度の水換えで対応されているでしょうし、アンモニアも出てきたということで、濾過バクテリアは壊滅的でしょうし、こうなれば僕が何度も陥ったように、水を換えなければアンモニアが出続ける&(濾過バクテリアが何時までも増えないから)雑菌も増え続ける・・・というスパイラルに陥ってきていると思います。
      ですので、治療後の回復を助ける為に
      出来れば濾過が確実に安定した(苔が付くような)環境を別の場所で別の元気な魚を利用して準備し、アンモニアも出ないレベルの安定環境に整えてから苔が付くのをまって、確認できた後、6割~7割程度をカルキ抜きした新水に入れ換えて、その全盲の金魚を迎え入れてあげると、その水質の安定により雑菌も出にくくなるので水換えの頻度も減らせるようになりますし、感染の心配もへります。
      ※それでも地球上に居る限り雑t菌は居ますので過度に増えなければ感染しない程度まで抗生物質などで金魚が元気になる必要があります。
      ※この場合の苔は僕が最近書いている餌としてではなく安定環境が整ったサイン(目安)として利用していただきたいという意味です。

      本ケースでは、濾過バクテリアを増やそうと水換えを減らせば雑菌やアンモニアに襲われる機会を増やす事になるので(そうなれば衰弱させるでしょうし)、現状は水換えしながら、別の場所で安定環境を作ってやるのが確実だろうと思います。
      ひとみさんの金魚は大きいので飼育環境1つ増やすだけでも大変だと思いますが、このまま不安定な中で看病を続けても衰弱してしまうタイミングが来てしまい、僕達飼い主にはどうにも出来ないまま見守る事になりますので、衰弱させないうちに安定環境を準備してあげてください。
      これまで僕は多くの金魚を衰弱させすぎて救えないまま死なせた経験があります。
      その手前で踏みとどまらせれば治っていたと思われますので、今は弱らせないように管理してあげてください。

      何よりも獣医さんを探すのが先決ですが、日本の場合は、普通に調べても殆どが犬や猫のみの場合が多いと思いますので、見つからなければ、水族館や観賞魚店など何らかのつながりを持つだろう知り合いに尋ねるのも良いかもしれません。 マツカサ病や転覆病を治療してもらうとかは日本の獣医さんに頼む事ではないですが、抗生物質の投与なら対応してくださる方は多く居られると思いますので探してみてください。
      して無事に回復傾向になった時に荒れた水質の中に戻すわけにはいきませんので、安定環境ができていれば安心して回復を見守れると思います。

  6. はじめまして ヨウヨウと申します。
    6月から らんちゅう4匹を飼い始めた初心者です。
    主人が熱帯魚を長年飼育していましたが、金魚は初めてということで
    調べているうちに金魚部さんにたどり着き、日々読ませていただき勉強させていただいております。
    我が家は2匹(メス)を60ℓ水槽で2匹(オス)は30ℓプラ舟で飼育しており
    みんな元気に育ってくれているので、9月6(日)に新たに黒らんちゅうの
    ボコちゃんを1匹迎えました。
    ・・が他の4匹の導入時とはあきらかに様子がちがい、どうしてやれば良いのかわからず、ため息の日々で相談させていただきたくコメントさせていただきました。

    現在、ボコちゃん(4㎝位)は6リットルのバケツで塩水浴継続中ですが
    ・導入日から底でじっとしたまま泳がない(泳ぐ事がほとんどない)
    ・糞が液状で下痢とおもわれます 
    ・4日目に餌を1粒与えましたが吐きだし、それ以降全く食べようとしない
    ・エアーの吐きだし口に向かって泳ぐ(吐き出し口に顔を突っ込むかんじです)

    水温は25度前後、水替えは1日1回しております。
    エラは左右均等に動いておりますが、他の4匹と比べると動きが弱いように感じられます。

    迎えてから糞はなく、たまに 白い液状のものを出しているので、それが糞だと判断しております。

    金魚部さんのおっしゃるように、塩水が苦手な子なのでしょうか? 
    しかし、この状態で真水に戻すのもボコちゃんの負担になるのでは?と
    思い実行しておりません。

    ただ、救いとしては 迎えた時に白い傷(擦ったような)や細かい傷があったのですが、これは完治しました。

    私も日中は不在の為、夕方に帰宅する際は もしかして・・・と思いドキドキしながらボコちゃんを真っ先に見に行き、安堵するといった日々です。

    塩水浴も長期化すると良くないかと思いますので、徐々に薄めて真水で
    様子を見ようかと思っておりますが、
    どうしてやるのがベストなのか判断しかねております。

    ぜひ、金魚部さんのアドバイスをいただけたら嬉しく思います。
    よろしくお願いします。
     

    1. ヨウヨウさん こんにちは。

      お書きいただいた情報からは
      塩水浴が苦手なのかは判断できませんが
      傷は完治したという事なら
      塩水浴そのものは良い方向に作用したといえます。

      問題は別の何かだと思いますが
      1)温度
      最近徐々に温度が下がってきましたので
      お店に居た時との差で弱ってしまっているのかもしれません
      温度に関しては変化の幅が重要ですので
      日中は日光が当たらない場所(温度上昇を予防)かつ
      窓から遠い場所(夜間の温度下降を予防)
      の条件を満たす場所に置いてあげてください。

      2)人間を怖がる→ストレス上昇
      エアーに顔を突っ込む行為は
      何かに脅えている金魚にみられます。
      金魚は(バカなので)自分から敵が見えない=安全安心
      という考えで行動しており、
      敵から見えているかどうかは気にしません。
      頭隠して尻隠さず状態で
      自分から敵が見えないと安心します。
      怖がると
      A)壁際やコーナーに行き顔を摺り寄せて逃げようとする
      B)隠れる場所があればそこに顔から突っ込む
      C)エアレーションなどで相手が見えない場所に逃げる
      D)お腹を底にぴったりとつける
      のような行動を起こします。

      このような場合は水草などで隠れる場所を作るか、土管のような隠れる場所を与えてあげるのも手です。

      通常、エサを与える際に水面から金魚と目を合わせるようにしながら与えると1週間ほど危害を加える行動をとらなければ(餌だけ与えていれば)安心して懐くのが普通です。
      また水を替える際、
      金魚はどのように移動されていますか?
      追い回したり、手や網で掬っておられませんか?
      金魚を掬う時はお椀のような小さな容器で周りの水ごと掬う事で金魚の恐怖心は軽減され何度かすれば慣れます。
      金魚は手で触られたり、網で(水無し状態で)空気中に掬われる事に恐怖します。更に毎回、追い回したり、怖がらせると慣れないだけでなく過大なストレスを与えます。

      塩水浴の毎日100%交換は夏場の感染症には絶大な治療効果がありますが、金魚を怖がらせると逆にストレスになるのでご注意ください。
      相手が懐かないビクビクしたままの場合は、毎日交換よりも大容量で数日毎に交換のほうが適している事もあります。

      3)4cmに6L
      水量が不足しているので水質の悪化からストレスを受けている可能性もあります。
      現在25℃との事ですが、水温が20℃~25℃は怖い雑菌が増えやすい温度域です。
      元気な金魚には問題が出ませんが、ストレスで弱っていたり、怪我をしていると危険な状態になります。

      ここまでの流れからお勧めなのは安定した水槽の中でゆっくりと休ませる事です。

      その前に1つだけ確実に見て頂きたいのが
      ◇白点病の可能性
      です。よく観察して体やヒレに白い点が無いかご確認ください。この時期は温度が不安定になるので白点病が出やすいです。主として導入魚の体に付いた白点虫が増えて問題化します。塩水浴さえ継続していれば夏なら1週間~10日で皆落ちるとされますがこれだけは確実とは言えませんのでよく観察して判断してください。
      少しでも不安があれば塩水浴を継続してその点が消えるかよく観察してください。
      ここで出戻りパターンは最悪の流れになりやすいです。特に秋は・・・

      白点病の可能性が無いと判断できたなら
      60cm水槽に移動してあげてください。
      ◆温度をあわせる事
      ◆60cm水槽の水を50%交換した日に移動する事
      を行えば問題ないと思いますが
      長く掃除しておられない場合は
      ◆フィルターなどを掃除する事
      もしておくと更に安心です。
      そしてメス2匹に襲われないように
      ★必ずバスケットで隔離する事
      を強くお勧めします。
      隔離しないと古株の2匹からツクツクされたりして
      ストレスで急激に弱る可能性があります。

      ※少なくとも1ヶ月ほどはバスケットで保護してあげてください。

      ちなみに僕は3ヶ月間は合流しない主義で
      この期間を保護観察期間として特別に丁寧に扱うようにしています。
      今回は、できる限り速やかに安定した水質に移動しないと衰弱死するかもしれませんので、バスケットで隔離と言う方法をお勧めしているという流れです。

      バスケットをこれからお求めの際はできる限り広いものを選んであげてください。
      狭いと運動量の低下から別の問題が出るかもしれません。

      この時期は温度が不安定な中、徐々に下がるので弱っている金魚には泣きっ面に蜂状態ですので、出来る限り安定した環境で休ませてあげてください。
      60cm水槽も 可能なら日中光が入らない&窓から離れた場所に移動できると安心です。
      ※これは治療の時の話です。通常飼育では逆のほうが温度変化が適度に起きて金魚は強く育ちます。

      最後に下痢気味になっている点ですが、
      その事単独では大きな問題にはならないと思いますが、原因を探して除去する事は大切です。
      良くある原因では、環境に慣れていない事やストレス過多になっている事もありますし
      細菌感染による問題もあります
      それ以外にもビタミン群の不足などもあるので水草やコケなどをエサとして与えられると安心です。PSBの添加もビタミン補給でき下痢に効くとPSBの製造技術者の方が言っておられました。
      最近僕は新規導入魚に餌を与えず水草などを食べさせて最初の数日を過ごさせていますが水草は消化の負担が低いので糞も良く出しますしタンパク質やビタミン等栄養バランスも金魚に最適なので、可能ならコレが一番お勧めです。
      ただし、これは治療時には十分ですが普段の飼育では補助餌です。金魚を生かすには十分な栄養バランスですが大きく太く育てるには無理があります(金魚が量を食べないからです)

      弱っている金魚の場合、活動レベルも低いので
      餌は2週間程度なら与えなくても問題はありません。
      (特に人工餌は)無理に与えると弱りますので、できる限り遅らせて強い泳ぎをするようになるまで回復させてから与えてください。

  7. 金魚部さん こんにちわ。ヨウヨウです。
    丁寧なアドバイスありがとうございます。

    今日は午前中は外出しており、昼に帰宅するとボコちゃんが亡くなっていました。
    マンション住まいで庭がない為、植木鉢に土を入れてボコちゃんを埋めて線香をあげました。ベランダで植物を育てていますので、そこに置いて毎日喋りかけたいと思います。

    金魚部さんのアドバイスを読ませていただき、先の4匹が今も元気なのは奇跡的な事だと思い知りました。

    移動させる時は、逃げてるのを追いかけてまで手で掬っていました。
    毎日、暇さえあればボコちゃんの鉢の前に座り鉢を除きこんで喋りかけていました。
    鉢の中にはブクブクしかありませんでした。塩水欲の時はブクブク以外には何も入れないと勝手に思い込んでいました。

    エアーに顔を突っ込もうとするのはエアーが少ない為かと思い
    昨夜プラ舟と分岐していたのを単独に切り替えて強めのエアーにしたんです。それも逆効果だったのかもしれませんね。
    まさか隠れ場所を探していたとは 全然気づいてあげられませんでした(水心を久々に出してきた為ブクブクが出ず、金魚部さんの修理方法の通りにして直す事ができました。ありがとうございます。)

    折角アドバイスをいただいたのに実践出来ず申し訳ありませんでした。
    憧れの金魚部さんにアドバイスをいただき感激しております。
    今すぐには気持ち的に無理ですが、先々また迎えるつもりではありますので、その時にはアドバイスを参考にさせていただきます。

    今後も読ませていただき勉強させていただきますので
    よろしくお願いします。
    今回にめげず、みんなの為に最善を尽くせるように頑張ります。

    本当にありがとうございました。

    1. ヨウヨウさん こんにちは。
      お力になれず残念です。
      あまり気を落とさないでください。
      導入時に死んでしまう金魚は居ます。
      ブリーダーさんでも金魚の卸業者さんでも死なせておられますので避けられない場合もあります。

      まず、エアレーションの件ですが
      強くされていたのなら
      怖がっていた説 だけではなく
      溺れていた説もあります。
      今後のために書いておきますが
      エアレーションは強くすればするほど上昇水流が強く起きます。
      水が上昇するからには、上がってしまう分の水を何処かから補充しないとエアレーションの周りが真空になってしまいます。ですので通常は水槽の底の部分の水がエアレーション周りでは吸い寄せられてエアストーンに集まります。これがそのまま上昇していくというサイクルで延々と水が流動します。
      ですので泳ぎが苦手な稚魚や衰弱して泳げない金魚や死んだ金魚はエアレーションに吸い込まれるようにくっつく事があります。
      コレが起きていた可能性もあります。
      予防法としては金魚が徐々に吸い寄せられたり、エアストーンの位置を変えてもそちらに流される(泳ぎ負ける)場合はエアレーションを弱くするか金魚をバスケットに入れてエアレーションはその外側に行うのが良いです。

      塩水浴にはエアレーション以外入れない件
      これは正しい認識です。
      塩水浴は清潔な水で行う必要があり欧米では飼育水は一切使用せず100%新水で行うのが常識です。もちろんエアレーション以外何も入れません。
      日本では金魚飼育というものの研究が昭和で終了し、現在はコイを池で飼育する方法、熱帯魚を飼育する方法などがごちゃ混ぜになり金魚飼育法として採用されていますので、金魚専用の知識ではないもので代用している事が多くあります。一例として、水槽にそのまま塩や薬を入れてしまう方が今も居られたりします。
      これは決して良い判断とは言えませんが、これでも救える事はあるので正しい方法として誤認されていたりします。

      僕はその様な日本と欧米の研究レベルの差を知りながらあえて実験してみた事もありますが、治療効果を考えると余計なもの入れずに毎日100%交換が最も効果的と判断するにいたりました。
      ただし、何らかの理由でアンモニアをゼロで維持したい場合などは水作エイトなどの濾過器で濾過バクテリアが十分に湧いたものを塩水浴に入れる事でアンモニアゼロで維持出来る事も最近の実験で判明させられました。
      この方法は濾過バクテリアが居て安心ですが同時に多くの雑菌(常在菌)も持ち込みますので金魚の病状により良し悪しがあります。

      土管などの隠れ家を塩水浴に入れるのも同じで、通常は行うべきではありません。しかし、金魚が極度に脅えるようなら最初だけでも身を隠せるような何かを与えてあげるのも選択肢になるという考えです。ただし塩水浴の効果は塩水の水質に大きく依存しますので陶器製の使い古した土管などは避けて出来れば新品のPVCパイプなど清潔なものを入れるのが良いですし、可能なら毎回綺麗に洗うことが必要と思います。

      この辺お話になると万能な答えはないと思います。
      1件1件、条件をよく吟味して何が問題なのか?を考えて
      優先する事項を順次対応していくしか無いと思います。
      ですので、ここを読まれた別の方も、ここに書いた何かを別のケースでそのまま使うのは避けてください。 優先順位や条件が違えば対応は毎回違える必要があります。

      更に、金魚が瀕死の場合は話しかけたり金魚の近くでバタバタ歩行したりするとストレスか強くなるので回復にマイナスになります。
      瀕死の場合は
      ◆極力暗い場所で治療
      ◆近くで歩行などの振動が出ない場所で治療
      ◆エアレーションは重要ですが水流はマイナス効果大
      (ザルなどで水流をキャンセルする)
      ◆人工餌は与えない
      ◆温度変化を与えない
      ◆水換えは最小にする為数日は問題がでない水量で行う
      など金魚が安心して休めるようにしてあげないといけません

      最後に、金魚は環境に慣れるととても強い魚ですので
      多少手荒く取り扱ってもビクともしませんし
      アンモニア地獄でも耐え切る強さすら見せます。
      一方で環境に適応できていないといとも簡単に死んでしまうこともあります。
      とても同じ魚とは思えないほど両極端な側面がありますのでどちらか一方だけを見てすべてを判断してしまうと悲しい流れになりやすいです。
      通常は決して神経質に取り扱う必要はありませんが、弱りだした時は通常とは違う対応が必要だという事だけご理解いただければ対応は自然と適切なものになると思います。

      今回はお力になれませんでしたが
      ここに書いた事が次回以降
      ヨウヨウさんのお役に立てば幸いです。

  8. 度々のお返事本当にありがとうございます。
    何度も繰り返し読ませてもらってます。

    今回、金魚部さんに相談させていただき、知った事が沢山あるので
    次回に必ず役立つようにします。

    まだまだ沢山書かせていただきたいですが、
    金魚部さんのお手を煩わせてしまってはダメなので
    感謝の気持ちのみ伝えさせていただきます。

    いつも読ませていただいている私が、まさか金魚部さんのアドバイスをいただけるとは思っていませんでした。
    これからも応援しています!!

    本当にありがとうございました。

    1. ヨウヨウさん こんばんは。
      お気遣いありがとうございます。
      これからもよろしくお願いいたします。

  9. 金魚部さん こんにちわ。
    先日、相談させていただきました ヨウヨウです。
    「金魚部さんの投稿を読んでいて良かった~」と思った事がありコメントさせていだきます。
    導入に失敗して死なせてしまった日の晩に
    オス1匹・メス1匹がおそらく初期の転覆病になってしまいました。
    (初めての経験ですので、これが転覆の初期症状だと思うのですが)

    ・オスは一昨日から背中を水面から出して泳ぎ、逆立ちや斜めになっていたのですが、とうとう土曜日の晩に立て続けに3回ひっくり返るのを目撃し
    夜には沈んでしまいました。朝になると元気に泳いでいますが・・。
    ・メスは1週間ほど前から斜めになり 土曜日の晩には食後に背中が水面から出てしまいフラフラ泳ぐ状態になりました。

    2匹ともに、太っているので餌の与えすぎだと思います。

    オスの方が重傷に感じたので、塩水浴をしようと0.5%の塩水を用意して
    お椀ですくって(金魚部さんに教えていただき実践してます)別容器に移したのですが、塩水浴に移した途端に飛び出してしましそうな勢いで泳ぎ、1分・2分待っても落ち着くどころか今までに見たことのない激しい泳ぎをし続けました。苦しんで暴れているようにさえ見えました。
    この子は7㎝位で太り「過ぎ」ではないと思うのですが
    4匹の中では1番太っています。金魚部さんが「見た事のない動きをする場合は飼育水に戻してください」また「太り過ぎにはダメージを与える事がある」と言っていたのを思いだし、あわてて戻しました(水温は合わせてます)
    すると、塩水浴での暴れようが嘘のみたいに飼育水に入った途端 いつも通り泳ぎだしたのです。
    金魚部さんで勉強させてもらってなければ、塩水浴=温泉(心地いい)と思ってましたので、暴れてても大丈夫!と思って続けていたと思います。

    移した鉢は、いつも移動させる時に使っているもので移動しても今回のように暴れる事はありません。塩の計算も0.5%で合ってます。
    この子の導入時にも(4㎝位)塩水浴をしましたが、その時は機嫌良く泳ぎ
    異常はなかったのですが、成長と共に変化するのでしょうか?

    現在オスはプラ舟(飼育水)でメスは水槽で人工餌はストップして水草を食べてもらってます。一緒にいる元気な子も肥満気味なので道連れダイエット状態です。
    今の所は普通に潜って泳いでますので、これで様子を見ようと思っています。

    飼育経験が浅い為、病気は尾腐れと白点病しか経験がなく 
    病気になったのは他の子ですが塩水浴で完治してくれた為、何かあった時にこの子には塩水浴が出来ないのかも?と思うと少々不安です。

    1. ヨウヨウさん こんばんは。

      塩水浴に関してですが、暴れるパターンは経験が無く分かりませんが、
      塩水が苦手な固体の場合や濃度が不適切だと死んだようになります。
      特に金魚が気を失うような場合、欧米では金魚を指で突いて正気に戻して継続する方が居られ(3回ルールなども横行していたりで)非常に危険ですが、僕は問題を感じたら即座に中止することをお勧めします。
      特に石のように動かない場合は直ぐに出してください。

      ちなみに
      【正常な場合の金魚の挙動】は
      通常は塩水に入れた直後は
      浸透圧を調整するためにしばらく動かなくなります。
      徐々にエラを動かしながら調整を完了すると泳ぎ出す場合もありますし
      そのまま動かずエラだけ動かす事もあります。
      ・・・と、こうなるのが正常な場合です。

      【異常な場合】
      異常な場合はその後、左右にフラフラしたり、急にくるっと1回転したりします。
      こうなると完全にアウトですので即座に出して普通の水で回復させないとまずい事になります。

      赤班病の時は暴れるという動きを見ましたが、塩水浴での暴れるは原因が想像できません。
      暴れるのは何かほかに問題があるかもしれません。
      温度は合わせておられましたか?

      高齢の金魚や肥満の金魚の場合は浸透圧調整の問題や塩水の脱水効果により問題化するケースがあります。金魚屋さんでは高級な金魚は入荷後も塩水浴しないでそのまま水あわせして販売という所もありますし、僕が知っているブリーダーさんも塩水浴は行わずに導入しておられます。
      基本的に2.0%以上では致死に至るまで数時間とかなり危険な側面を持つ塩水浴ですが0.5%を上限にしていれば多くの問題は避けられます。 効果的とされていても高濃度の治療は手を出さない事をお勧めします。治る確率が上がると同時に、即死させる確率も上昇します。
      また通常は水槽に塩を入れたりしませんが金魚が弱っていると昔の人は水槽に塩を入れておられました。現代では水槽に入れるのは避けてソルトディップと呼ばれる塩水浴に移行しています。治癒率を上げるために新しい水100%で行うのが主流です(ただし、欧米ではディップの場合3.0%で行う事もあります←※絶対お勧めしません。バスと呼ばれる塩水浴(永久浴@0.5%標準)を行ってください)

      と言うことで使える金魚に対しては便利な塩水浴ですが、金魚が高齢や肥満の場合は様子を良く見て、問題があれば中止してください。

      >成長と共に変化するのでしょうか?
      分かりませんが太ったからではないでしょうか?
      いずれにしても 暴れるというメカニズムが分かりません。

      転覆病に関しては
      人工餌を与えず水草を食べさせるのはナイスです。
      それでしばらく慣れさせて、後日人工餌を与える時は水かお湯で柔らかくしてから与える&量を普段より遥かに減らす形で様子を見ながら恐々与えてください。
      何故ならこの時期に悪化させたら春まで持たないことが多いからです。

      もし人工餌を極少量でも与えてその日の午後に浮くようならその金魚はその状況で人工餌をあまり消化できないことを示します。
      夏なら継続可能ですがもう秋ですので、この場合は人工餌の給餌を春まで中止してください。

      転覆しそうな金魚に対して
      春までの間与えてよい餌は 
      ◆水草、
      ◆コケ、
      ◆ミジンコ
      ◆ブラインシュリンプなどですが、

      ▲多少の感染リスクが受け入れられる場合で
      ▲金魚が高齢でなければ(例えば三歳魚までなら)
      ◆冷凍アカムシを与えても構いません。

      いずれの場合も量は沢山与える必要はありません。 春まで悪化させなければOKなのだとお考えください。
      このようにして何とか餌を控える事で春まで転覆を悪化させず持ちこたえてください。
      春になれば徐々に人工餌を与えながら幾らでも消化能力が上げられますので春から3ヶ月もあればコンディションは正常にさせられます。

      もし対応が遅れて冬までに悪化してきたらヒーターの使用も考えないといけません。
      特に太っている金魚は数ヶ月かけないと無駄な肉が落ちないので、温度が急に下がるとそのまま転覆しやすいです。
      ヒーターはエアコンよりも電気代がかかる効率の悪い装置(電熱線をショートサーキットして電気を熱エネルギーにする大昔の仕組み)ですが他に選択肢が無い場合は導入する事になります。

  10. 金魚部さん、お久しぶりです。
    まるが逝ってしまった事がかなりショックで立ち直れずにいましたが、
    ようやくもう一度金魚と暮らしたいと思える様になりました。
    迎えたばかりなのでトリートメントをしようと思い、0.5%塩水浴を始めたのですが、朝見てみると軽度くらいのポップアイになっていました。目の状態以外はかなり元気です。塩がダメな子がいるという金魚部さんの記事を思い出し、pHショックの事も考え、とりあえず0.3%にして様子をみたところ、夕方には目が治まってきていました。花ふさオランダの5センチくらいの小さな子です。体調の調えと殺菌効果の為の塩水浴なので、これはどうしたものかと悩んでいます。まだうちに来たばかりなのでエサは与えていません。0.5%以下の塩水浴では殺菌効果は無いという記事もあり、どうしたらいいのか分かりません。ポップアイ恐怖症状態です。エロモナス菌が怖い…。金魚部さんはどう思われますか?アドバイスを頂きたいです。
    松かさの経験からフンが見えないと怖いので雑菌の事も考え、今回は砂利を止めようかと思っています。トリートメントの段階でつまずき、この先が不安です。

    1. ayakoさん おはようございます。

      塩水が駄目な子はポップアイになるのではなく死体のように動けなくなります。
      また塩水が濃すぎても気を失うようなことがおきます。
      それ以外の症状は知りませんが、ポップアイやマツカサと塩水NGは風邪とアレルギー反応くらい違うものなので、関連しないと思います。

      エロモナスの事は一度忘れて金魚が安全に適応できる環境を整えることに集中してあげてください。

      まず考えられるのは環境の変化で弱っているという事です。
      ショップからayakoさんの環境に来て
      温度、明るさ、水質(pH,GH)、その他の構成など全てがこれまでと違う中で現在必死で適応しようとしているので、それが完了するまでは非常に弱い状態です。
      今はこれ以上何も変えずに環境を安定させてayakoさんの環境に適応するための支援をしてあげてください。

      目が出ることとの関連は考えにくく、塩水が0.5%や0.3%で大きな違いは無いと思います。
      多分2日目で慣れてきたのではないでしょうか?
      殺菌効果は多少違うと思いますが、そもそも塩水浴を0.5%で行うのは日本だけで、欧米では0.3%が主流のようです。
      (僕はこれまでのデータの事もあるので塩水浴は0.5%で統一していますが)0.3%にされたならそのままでも構いませんので、少なくとも1週間ほど、毎日水を100%交換しながら、維持してあげてください。
      雑菌の繁殖を抑えるには100%交換と水量を可能な限り大きくする事が重要です。

      その間に金魚を迎え入れるために水槽を準備して濾過装置やエアレーションを金魚無しのまま空回しして少しでも安定させてあげてください。

      また餌は3日、4日与えなくても大丈夫ですので、給餌の開始はできる限り金魚が強い泳ぎをするまで待ってください。
      どうしても与える場合は水草を食べさせるか、冷凍のミジンコを食べさせると初期の体調不良時でも消化不良を起こしにくいので病気があっても悪化させずに済みます。水草は食べ放題でも構いませんがミジンコは与えただけ食べますので与えすぎには注意してください。元気を維持するには試食程度でOKです。
      この時期の導入魚で、弱っていると判断出来る場合は、間違っても高タンパクの餌は与えないでください。
      人工餌を与える場合は水で柔かくして極少量のみ与えてください。
      元気が無ければ毎日与える必要はありません。

      今は水を毎日100%替えて、容器も綺麗に洗う事でエロモナスなどの増殖を抑えてあげるしか手はありません。
      ただし常在菌をゼロには出来ないので多少の雑菌ごときに金魚が負けないように強くする事が最重要です。
      弱っている金魚の場合は、少しの問題でも悪化しやすいですので、元気になるまではあまり構わずに遠くから見守ってあげてください。
      太陽の直射や過度の温度変化も今は与えないほうが懸命です。

      最後に、最近質問が多いので誰が誰か殆ど分からなくなっています。
      特に飼育環境に関しては全く記憶していませんので、
      お手数ですがメニューにある質問シートへの記入にご協力ください。
      過去の質問履歴を全て調べて目を通してからお答えすれば良いのでしょうけど、これだけの数になるとその時間が作れませんのでご協力お願いいたします。

      これは新しい質問者さんは勿論、これまでにご質問いただいた方も全員お願いしたいと考えています。

  11. 金魚部さん、お返事ありがとうございます。私は知らない事だらけだと痛感致しました。飼育環境を見直して根気よく問題を解決させていきます。
    質問シートを飛ばしてしまって申し訳ございません。これから記入します。
    これからも、どうぞよろしくお願いします。

    1. ayakoさん こんばんは。
      ayakoさんのコメントもそうでしたが時々コメントがスパム指定されて僕が見ないまま流れるという事が起きているのにも最近気がつきました。
      僕自身も幾つかNGワード指定していますが、今回発見した方はそのどれにも該当せず、明らかにスパムチェックの会社のデータベースによるスパム指定でした。
      気付いたのは最近ですがこれまでにも見ないまま流れていたかもしれません。
      それを予防するためにも記入にご協力ください。

      僕が意図的にコメントをスルーする事は無く問題があれば記入者の端末のみに見えるようにコメントを加工して警告しています。それが無く流れた場合はご利用のIPアドレスまたはメールアドレスが世界的にスパム指定されている事になります。

  12. 金魚部さんお久しぶりです。
    以前水槽立ち上げ時に相談させていただいた者です。
    この記事の浸透圧調節の説明について疑問を覚えたので、コメントさせていただきます。

    淡水魚の浸透圧調節はこの記事にある通りえらからミネラルを補給する以外にも、魚の体内濃度が高いために浸透圧差によって吸水される多量の水を、腎臓が大量の薄い尿として排水する役割もあります。
    それを飼育水より濃度の高い塩水で体内外の浸透圧差を近づけ、腎臓の負担を和らげるという意味で塩水浴は浸透圧調節にも効果があると言えるのではないでしょうか?

    私もネットや生物の教科書などの情報を参考にしているだけの素人なので、間違っているかも知れませんが検討よろしくお願いします。

    1. カーピーさん こんにちは。
      痛いところを突いてきましたねw
      この話はきちんと数値を調べたら記事にする予定で放置したままでした。
      まず誤解のないように書いておきますと
      塩が浸透圧差を低くして内臓の負担を減らす という部分は事実です。
      つまりカービーさんが書かれている説明は正しいのですが、僕が上記の例として書いている0.5%とかを含む説明は明らかに他の事例と矛盾する事が分かっています。
      未だ不明な点があり記事にできないので、今はとりあえず<補足>を入れておきました。

      それにしても良く勉強されているんですね。
      僕も金魚ではなく淡水魚というくくりで勉強するようにしています。
      そのほうが納得できる解説が載っていますよね。

      教科書と書かれていますが学生さんですか?
      もしそうなら教授に何故0.5%や0,6%という数値で体液の塩分濃度が説明されているのか?もし正しいなら何故ブロートの金魚は0.5%塩水で溺れ死ぬのか?質問していただけるとありがたいです。その答えの中に知りたい情報があるんです。
      また他の条件(市販されている製品から判明)から平衡状態となる数値は僕達が信じてきた数値よりも極度に小さいのでは?と考えています。
      ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアの本でBATHは0.3%程度、0.5%以上はDIPになっている事も疑念を抱いている理由です。
      本によっては浸透圧を助けるとして非常に低い数値で書いている事もありますし、総合的なイメージとして低濃度で浸透圧調整の補助や粘膜の再生、高濃度でDIPして寄生虫や細菌の駆除というニュアンスで表現されている傾向があり、0.5%は高濃度側とされている傾向があります。もちろんアメリカのように3.0%塩水のDIP(イソジン浴レベルの強さ)を5分も行う国もあるので各国で数値はバラけています。

      この矛盾は言わば”小さなほころび”ですが、1つの答えが他の例に適応できないのは気持ちが悪いので、何が正しいのか調べてはっきりさせて、明日から安心して眠りたい・・・そう思いながら調べてますが「これだ!」と言う数値的なものが見つからず放置しています。

      何か分かれば是非お教えください。

      PS カービーさんのコメントの漢字を見て 腎臓(キドニー)を肝臓(レバー)と誤訳していた事に気づきました。
      訂正したうえで、質問者さんにもお詫びの通知を送ろうと思います。気付くチャンスを頂きありがとうございました。

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