少しでも新しい情報(特に治療法)をお伝えしようと情報収集していますが、薬など入手できないものがあったり、僕の環境でマツカサがあまり出無い事も有り検証できないので中々前に進みませんが、最近、マツカサの相談が多くあり、その一部の方には有効かもしれない情報を持っているのに公開できないままでしたので、まだ試していない薬もあり公開内容は限定的ですが急いで記事にしようと思いました。
マツカサ病に関する記事の追記事項
DROPSYの発生メカニズム
これは転覆病の一部も含みます
まず腎臓が感染症で機能不全になるとします。
金魚は常に皮膚とエラから飼育水を吸収し余分な水を腎臓を使って排出します。だから腎臓が機能不全に陥ると水が排出できないから金魚はブロートと呼ばれる 浮けない(沈没)、お腹が膨れる などの問題を起こします。浮き袋の異常に思えるケースも実はこのような腎臓の機能不全の場合があります。
この溜まったままの水が更なるダメージを広げ内臓が破壊されることで金魚が生きていけなくなります。
多くの場合、鱗が完全に開いた時点でゲームオーバーになっているので、早期(何となくギザギザに見える時)に発見できるかが勝負です。特に夏場などの高温時は初期から末期まで1日で進むこともありました。
僕が経験した立鱗状態で完全に開いたようなケースは一度も命を救えていません。
一方で、開きかけのような初期のギザギザしたケースではお腹が風船のように膨らんだ場合でも無事に治せています。
この記事の最上部に掲載している写真の鱗の開き具合、これがここまでに完治させられた最大の立鱗です。
これ以上開くケースでは救えていません。
(追記)2018年6月現在 更に開いたケースでも回復する例がありました。
また救えたのは僕のテクニックではなく、初期対応を行い悪化させなかったので回復したのだと思いますので、早い段階で正しい処置さえすれば、どの方法でも治せるのだと思います。 以下にご紹介する方法は、感染が酷いケースには対応できませんが、腎機能障害によるブロート状態など放置すればマツカサ病への一途を辿るような場合には効果的と思われる方法です。
エプソムソルト
最近は記事よりも先にコメント欄に最新情報を書いているので、コメントへのアクセスが増えるようになり記事を書かなくてもコメントだけでアクセス数が伸びるようになりました。多分多くの方が目にされたと思いますが、ここ最近のコメントで<A剤>と書いていたのがこのエプソムソルトです。
エプソムソルトには腎臓の機能を助ける効果があり、弱った腎臓でも体内の水を容易に排出できるように調整してくれます。その原理としては、浸透圧の調整で金魚の体内と飼育水の差を小さくする事で機能が弱った腎臓でも水の排出が行いやすくなる事で徐々に体内の無駄な水を排出できるようになり回復を手伝います。 マツカサや転覆病で腎臓が弱っていて水の排出が上手くできないのが原因の場合は、その排出を容易にする効果があるので、これだけで回復させられるのです。
もう1つの効用は筋肉などの緊張の緩和です。エプソムソルトは人間の入浴剤としての利用も有名です。筋肉の緊張をほぐしリラックスさせる効果がある為ですが、同じ効果が金魚にも働くとされており、急性の疾患など拒否反応に効果があるのはこちらです。病気の金魚のトリートメントに薬と共に利用されるのもこの2つの効用がある為です。
金魚の研究者が居なくなり昭和の初期で止まってしまった日本ではエプソムソルトの治療法は広がる事無く現在に至りますが、実はエプソムソルトは戦前からアメリカなどで病魚の治療に使われてきた古い治療法で、決して新しいものでは有りません。それだけに実績や安全面では塩水浴と並ぶ評価が有り、その作用も共通する部分があるので塩水浴NGの問題時に塩水浴の代わりに使われる事もありますし、塩水浴と同時に行われる事もフォーラムなどでよく目にします。(実はアクアソルトとよく同時に出てくるのですが、「多分、同じようなものだろう」と長い間読み流してしまっていました。)
ちなみに、エプソムソルトには塩のような殺菌効果はありません。
塩水はNGという説
これは全てのケースに該当するわけではないので専門家でも意見が割れている話です。
金魚が体内の水を排水しなくてはいけない状況下で塩水浴を行うと更に状況が悪化するという説明と、ナトリウム全般がウロコを開いている金魚が暴露されると良くないという説明がありますが 何度読んでも僕にはあまり納得できるNGの理由が分かりません。 また以前に知らずに塩水浴をしてしまいましたが、それで治った事もありましたので何らかの条件下ではNGでそれ以外ではOKなのだろうと思いますが、それが明確にならない今は 安全側の判断でマツカサが出た場合は塩水浴ではなく エプソムソルト浴で浸透圧調整をアシストする方法で対応していこうと思います。実際に塩水NG派の方々は塩水浴の代わりにエプソムソルト浴をされています。一方で塩水で治せると言う派もおられるので、塩水浴が絶対にNGとは言えないですし、また塩水浴が絶対に安全とも言えないという事なので、判断する時はより多くの情報を集めてその時々で状況判断してください。
エプソムソルト入手法
欧米では観賞魚店で普通に買える製品ですが、現時点では日本でエプソムソルトを観賞魚の治療剤として流通させている業者さんは無いようです。 この記事を書いている現時点では、観賞魚の大手通販サイトでも検索結果ゼロでした。 一方、入浴剤、または食品添加物としては広く流通しているのでアマゾンなどで エプソムソルト で検索すれば出てきます。 1つ注意があるのですが、エプソムソルトというのは硫化マグネシウム(MgSO4)の別名であり、これ以外に添加物を含むものは金魚には使えないので硫化マグネシウム100%のものを購入してください。 入浴剤として売られているものが最も入手しやすいと思いますが、香料とかその他の成分を配合した入浴剤は選ばないでください。 写真の製品のようにMgSO4 100%と明記してあるものが安心です。
念のために書いておきますが、ベーキングパウダーなどで作られているバスソルトやバスフィズは全く別のものですので混同しないようにご注意ください。
エプソムソルト浴の手順
基本は塩水浴と同じです。
ただし濃度は塩水浴の約10分の1と覚えてください。
※くれぐれも濃度の桁を間違わないでください
現在僕は 0.03% が永久浴に適した濃度と考えています。
(諸説あるので、信頼しているアメリカの金魚ブロガーさんなどの情報を幾つか確認してこの数字を割りだしました。基本はガロンで書かれてますのでリットルに換算して綺麗な数字にしたら0.03%となったのでそれで治療を繰り返し、金魚への問題がなく、治療効果もある のでこの濃度で行くことにしました。 これよりも遥かに高濃度の表記は一時浴の為の濃度ですのでご注意ください。)
僕自身、この濃度0.03%で全ての治療を行いました。
このブログの読者の方にも協力いただきこの濃度で治療していただだいてきました。
また上記は永久浴(何日間も入れて治療する方法)ですが、これ以外に一時浴という30秒とか5分とか短時間だけ入れる方法が有ります。
これも試してみましたが、尾が溶けてしまうという問題が出たので中止しました。
本当のところ一時浴の危険性や効果がどの程度かは何度も繰り返し確認しないと分かりませんが、高濃度での治療法の確認は自分の金魚の命を懸けてまでは行えないので現時点では情報不足の為非公開にしておきます。
永久浴のみご利用ください。
濃度以外は塩水浴と同じですので、良く溶かしてからホスピタルタンクに入れ、エアレーションを行い、十分に混ざったら金魚を入れて治療します。
ちなみに一時浴の時に検査して驚いたのがGHが計測不能と言えるほど高くなる事です。でも金魚はリラックスした感じで苦しそうでは有りませんでした。詳細は省きますが、金魚は差ほどミネラルを必要としない種類の為、幾らかあればそれを上手く利用して体調を整える一方、多少多くても使わないので問題が出ないようです。GHがゼロになるほど低いのは金魚に良くないですが、多少高くても今のところ問題が出たことは有りませんが、一般的には硬度が高いのは良くないといわれますので注意していこうと思います。
また瀕死の金魚以外は
塩水浴同様、毎日100%交換で水質を安全範囲に保つことや、新水刺激での治療効果の向上を行えます。
瀕死の金魚(体力が無い)の場合は、毎日掬ったりするとストレスになるので、エプソムソルト浴も大容量で実施し、暗くて落ち着く場所で数日放置するような治療が適しています。
(餌)
腎臓の機能が弱っている事でおきるブロートの治療に効果が高いエプソムソルトですので、このような治療の際は原則として餌は与えないほうが金魚への負担は少ないです。 長期戦になりどうしても与えなくてはいけない場合は、水換えの数時間前に少しだけ与えて水換えすれば良いと思います。
この際は水で柔らかくする等してから与えると更に負担を軽減できます。
内部で細菌感染が猛威を篩うステージ
更に問題が侵攻している場合は、内部で感染症が拡大している事があります。 このような場合は、それらを殺菌する必要があるのでオキソリン酸やカナマイシンの投与が必要になります。 またこの時、感染域が内部なのか外部なのか両方なのか目で見て分かりませんので、水に溶かす薬(薬浴)と内服させる薬(経口投与薬)の両方で行うと効果的と言われます。※ただし内服させても臓器の中を通過するわけではないのでごく一部の消化器官にしか薬が届かないと言う専門かも居られるので経口投与の効果に懐疑的な意見も有りますが、鱗が開いてむき出しになった部分から薬を浸透させる方法とどちらが効果的なのかは経験不足の為分かりません。これは2つの薬を試す機会があれば確認できると思いますが、まだ無いので、この記事では不明のままとさせていただきます。
また、獣医さんが対応する場合は更に効果的な方法として抗生物質の注射を打つという選択肢がありますが、僕達素人には難しいですので薬浴と経口投与のダブルでの治療に頼るしかないと思います。薬餌としてはクリルをベースにした消化の良い薬餌と餌に見立てたカナマイシンがありこれらが日本で発売される日が来る事を願います。 特に後者は薬餌ではなく経口投与薬ですので消化不良も起こしません。
ネットで時々普通の餌に観パラを吸わせて与える行為が紹介されていますが効果は低いでしょうし消化の負担も大きいので、海外の薬が手に入らない現段階では、(他に選択肢がないので)パラキソリンFなどを使うしかないと思います。ただしこれもオキソリン酸ベースなのでカナマイシンほど安全性が高いわけでは有りません。 この件に関してはこのブログの読者さんから幾つかの情報を頂きましたのでそれを元にカナマイシンと補助薬の入手を考えていますが僕の環境では転覆やポップアイや赤班病は時々出るのに、マツカサになる金魚があまり居ないので試す機会が無いのが現状です。
エロモナスなどの細菌により悪化していると判断される場合は
◆温度
エロモナスの分裂を阻止する為に温度を上げて維持する事が推奨されますが冬季などはこの方法は逆に金魚がついて来れなくて衰弱しますので、余ほどの知識が無い限り無理にこの要素はいじらないほうが良いです。温度が高い季節は考慮しても良いかもしれませんが、僕は未経験なので賛否どちらの意見も有りません。温度は金魚の健康に非常に大きな影響を与える要因なのであまり気軽に上下させないほうが良いと考えます。
◆エアレーション
腎臓がやられれば血液が作られない方向になり体内の酸素が減りますので、酸素を少しでも取りこみやすいように溶存酸素をあげる事が最重要です。
◆水換え
雑菌の繁殖が要因なら水を100%替える様な維持管理が効果的な場合があります。
これら3つの対応は腎臓の機能低下のみの場合や、感染症とは無関係の原因の場合は特に効果が無いですが、どちらか良く分からない場合等は、念のため早期に行うと改善が見られることが有ります。 放置して悪化させる前に
◆治療水槽に100%新水を入れるか、治療水槽に100%新水で0.03%エプソムソルト浴を作りそこに金魚を入れて様子を見る
を実施してください。
日本では塩水浴が金魚にとっての温泉治療と言われますが、欧米で同じ事がエプソムソルト浴に言われています。
前から読ませていただいているアメリカの金魚ブロガーさんなんかも常備薬のリストに書かれていたのですが、あまりによく目にしすぎていて最近まで注目したり詳しく調べなかったのでマツカサの治療に使うとは知りませんでした。
また別の方は年に1回か2回エプソムソルト浴と塩水浴を実施して金魚の健康維持を助ける試みを奨励されています。
ここまでに検証例を増やす目的で健康な金魚にもエプソムソルト浴を試しましたが、特に問題が出る事は有りませんでした。
腎機能が低下している時にその回復を手伝う効果があるとされますので、ブロートや鼻あげ(エア喰い)など腎機能や関連機能に問題が出ているサインを見た場合もこの方法で治療できるようです。
ケーススタディ 真冬に導入したオランダの場合
写真のような流れでかなりの長期に渡り治療しましたが治せませんでした。
養殖場さんで見たときから多少鱗が開いていた個体でしたが、当時はマツカサの事を何も知らず治せるだろうと簡単に考えて購入し、治せずに死なせた例です。 冬季と言うことも有り温度は10℃を切る一桁の日が続く中でしたので細菌の繁殖も低く時間は稼げましたが、白点虫を駆除した後にダクギロが猛威を奮い、それらとの格闘も平行して行っていたので耐え切れずに死にました。 もし僕が加温して治療していれば治せたかもしれませんし、逆に加温で細菌感染が促進されもっと早く死なせたかもしれません。 当時は既に毎日水を替えると言う治療方法を思いつき実施していたのでマツカサにも寄生虫にも有効でしたがそれだけではこの個体を救うには不十分でした。この記事のために写真を1枚1枚見ながら記事用の写真を選んでいる時に「他に何ができただろう?」「あの時エプソムソルトを知っていたら助けられたのだろうか?」など考えながら見ていましたが、答えはわからないままです。ただ、死ぬ3日前の写真(最下部の転覆している写真)を見る限りエラは赤々としていますので腎臓が壊れて血液が作られていない魚には見えないので、もしも僕の治療がもう少し適切であれば救えていたかもしれないと感じ、申し訳ない気持ちになりながら画像を編集していました。
ケーススタディ 黒らんちゅうの場合
こちらは急にお腹が膨らみ違和感を感じる見た目に変貌した時の写真です。
丸手の金魚のような風船状態ではありませんが普段は頭が少し大きく体が細いマツタケのような体形なので、流石にある日突然この状態になった時は気持ち悪く感じたのを覚えています。 太っているだけにも見えますが、オスですし、餌を控えて維持している個体なので普段はここまで体格は良くないです。この直後下側の写真のように鱗がギザギザしましたが、何も知らずに塩水浴してしまったにもかかわらず、直ぐに閉じました。起きたのはもう昔の事ですが、現在も元気です。
ケーススタディ 新規導入魚の場合
こちらは今年の夏に導入した金魚に出たケースです。
0.03%エプソムソルト浴で即日治った例で驚きました。鱗はそこそこ開いているように思えたので不安でしたがあっけなく閉じました。
これが初めてエプソムソルトで完治したケースです。
急にマツカサが閉じたり、赤班やブラッドストリークが消えると次の日に死ぬといわれていますが、このケースでは次の日もその次の日も生きててくれました。 間もなく導入3ヶ月になりますので保護観察期間を終了する予定ですが、非常に元気です。
最後に
本当は、あと2つの薬も試してから完成した記事にする予定でしたが、何時になるか分からないのと、エプソムソルトの効果は確かにあると判断できるケースを何度か経験したので、他の方々のケースでも例え10に1つでも救えるなら早くこの情報を開示したほうが良いと思い記事にしました。
エロモナス等の活動が原因の場合の治療は未だカバーできていない未完成の記事ですが参考になれば幸いです。
今回の記事はマツカサにターゲットを絞っていますが、エプソムソルトは塩水浴同様浸透圧調整の負担軽減や筋肉緊張緩和などの効果があるので、比較的幅広い問題に使用できるようですし、転覆病の治療、便秘の金魚の糞出しにも効果があると言われています。
金魚部さん、おはようございます。
エプソムソルトの記事、分かりやすくて非常に参考になりました。
僕の金魚には今、感染症(マツカサ状態やマツカサ病)にて苦しんでいる金魚が6匹居ます。
そのうち2匹はすっかり完治しまして元気にリハビリ水槽にて毎日、体調を整えながら回復への段階に居ます。
毎日、ホテイ草やオオサンショウモの柔らかな根、そしてタイルに着いて販売されているウィローモスなどを沢山食べて沢山の糞を出しています。
それと同時にミジンコも栄養価のバランスを組んで与えています。
完治した江戸錦とキャリコ出目金は通販にて購入した金魚で自宅に到着した時にビニールごしに見ると2匹ともウロコがガサガサと立った状態なので迷わずエプソムソルト浴を行いました。
金魚部さんからの情報にて一時浴の時に尾が溶けたと聞いていたので永久浴のΧ0.03にて60㍑タライの大容量のエプソムソルト浴にて3日から5日間くらい様子を見ていました。
最初の2日目からウロコが閉じはじめ5日目には完全に2匹共、フラットなボディになりました。
まだ良く分からなかった事もありまして多分、永久浴を10日間程、念のために続づけてその後、60㎝リハビリ水槽に移して治療して来ました。
もう1つはエプソムソルト浴をタライにて薬浴中に大きなホテイ草(根の柔らかい物)とオオサンショウモもドサッと入れておいて江戸錦とキャリコ出目金は毎日、黙々とそれら浮草を食べて本当に毎日沢山の糞を出してその効果もありお腹の中の一斉掃除(エロモナス出し)をした結果でした。
今は4匹の金魚がマツカサ状態やマツカサ病になっており黒ランチュウ(タイ産)、宇野系ランチュウ、更紗ランチュウ、黒出目金が少し静かな部屋で大容量のタライにてエプソムソルト浴+浮草ダイエットをしています。
もっと早くこの効果を試したかった沢山の大切に育てた金魚達が亡くなった後、後悔とまたそれとは逆に希望の光も差している今日この頃です。
オリオンさん こんにちは。
ご協力本当にありがとうございました。
未だ未だ検証例を増やさないと分からない事が多い気がしていますが、何とか記事としてまとめエプソムソルトを紹介することも出来ましたので良かったです。
長期的に悪い水に居た金魚が徐々に内臓を最近に破壊されて転覆したり、マツカサ病になるケースは多少楽にはしてやれても、この方法では治せませんが、昨日今日、ウチにやってきたような金魚が急に鱗を立ててしまうような急性のケースでは非常に有効だと感じています。これまで真水で対応していた時とは明らかに違います。 アメリカでは金魚飼育の常備薬の1つとして有名なので今後もデータを取りながらより詳しい情報をお伝えできるようにがんばります。
オリオンさんの環境ではかなりの数の金魚がマツカサになったようですが、コメントを拝見している限り水質管理も餌やりも、その他のメンテナンスも僕と変わらないか、僕より小まめにされている印象を受けます。 ですので、原因はこれまでにやり取りした水の替えすぎ等も含むとは思いますが、全く別に何かあるような気もしています。 何か振動や温度変化や日照など僕の環境と大きく違うものがありませんでしょうか?何か思いついたらまた何時でも構いませんのでお教えください。
現在治療中の金魚も良くなるといいですね。
既に回復しトップコンディションに達している金魚もそれが数ヶ月以上続けば多少の温度変化や水質の悪化も軽く乗り越えると思いますので、今のうちに低温時に強く泳げるように毎日定量の餌を与え消化機能を万全にして秋冬を越えてください。水草とミジンコは消化の力を改善し高く維持するのに役立ちますが、温度が完全に下がって問題が出たときなどにも有効な逃げ道ですので、(治療中の金魚を除き)元気な金魚に関しては、温度が高いうちに少しずつ人工餌も混ぜながら、普通に人工餌を消化できる体にできると安心です。でも無理は禁物ですのでフラフラするようなら水草&ミジンコで安全に乗り越えてください。(その場合も)春以降の温度が上昇し安定してからは人工餌も訓練して消化できるようにしてください。 オリオンさんは僕と同じで丸手の金魚が多いと思いますのでこの時期如何にコンディションを上げておくかが低温時の問題の有無に直結しますのでお互い上手く乗り切れるといいですね。
金魚部さま
早速記事にしてくださり、本当にありがとうございました!!
記事を見た直後、アマゾンで注文しました。もちろんお急ぎ便で! ^0^
今のところ、鱗の開きの悪化はなく、動きも普段とかわりません。
発見して、金魚部さんの記事を読むまでの間、とりあえずカルキ抜きした新水で別水槽を作って入れました。フンを出していたのと、餌に反応していたので、手持ちの観パラで薬餌にし食べさせていました。昨日もそのフンをちゃんと出していたので、重症ではないかもしれませんが、
エプソムソルトが届いたら、断食してもらいます。
2点質問があったのですが、
① エプソムソルト浴でバクテリアの育ったフィルターは使え
るのか?(バクテリアは死んでしまうか)
②「ケーススタディ真冬にオランダを導入した場合」の前の段
落にある「治療水槽に100%新水を入れるか、治療水槽に
100%新水で0.3%エプソムソルト浴を作りそこに金魚を入
れて様子を見るを実施してください」に、0.3%エプソムソ
ルト浴というのは、0.03%でなくてよいのか?
ちゃんと目を通したつもりですが、もし記事の中に既に書いてることだったらスミマセン。どうぞよろしくお願いいたします。
blackmoorsさん こんにちは。
早速のコメントありがとうございます。
エプソムソルトは浸透圧に関するストレスを除去する役割があるので、今後、色々と使えて便利だと思います。
早く到着するといいですね。
(1)バクテリアへの影響
既に、0.5%塩水浴でも、0.03%エプソムソルト浴でも、それらの複合でも
水作エイトを入れて確認した実験で
アンモニア・亜硝酸塩ゼロを1週間以上維持できていますので大丈夫です。
治療ではなくトニックとして年に数回水槽に入れる方も居られますが水槽に悪影響は出ないようです。
ただし細菌系の問題の時は手抜きせず治療水槽を立ち上げてバランスの良い水質の中で治療を開始してあげたほうが治療効果が上がります。 日本では鯉を池で飼育する方々の治療方法がそのまま金魚に応用されてきた過去があるので水槽に薬を入れて治療するという行為が今も行われる事が有りますが、米英では細菌感染症や寄生虫の治療でBIG NO NO(絶対にしてはいけない)治療法とされています。
タネが水槽内に残存している場合治療効果が落ちたり更なる悪化も起きる事がありますので、治療は水槽外で行うようにしてください。
(2)誤記
ご指摘ありがとうございました。
毎回何度か読み直して誤字脱字などを直すようにしてますが見逃していました。
早速0.03に訂正しておきました。
金魚部さま
こんばんは。
回答をありがとうございました。
エプソムソルト浴にフィルターを入れてもバクテリアはダメになることはない、とのことなんですね。 でも、今回は別水槽で毎日新水を交換しているため、エアストーンでやっています。
エプソムソルト浴、早速試してみました。
驚きの連続で、こんなにも効果がはっきり出るものは、生まれて初めてです。松かさ以外の薬浴・塩水浴も含め、ほかに経験したことがありません。何度か大きな変化があったので、経緯をお伝えさせてください。
転覆キャリコの右のお尻には、大きな水風船のような透けてみえる腫瘍らしきこぶができていました。そのせいで浮き転覆状態となっていて、もう6か月ぐらい浮きっぱなしでした。金魚部さんにいろいろ質問させていただいた頃より、さらにこぶは大きくなり、直径2センチぐらいになっていました。いつか破裂するのではないか、と怖くて怖くてたまりませんでしたが、薄皮一枚(?)でなんとかしのげていました。
しかし、今回松かさ状態(松かさ病初期の可能性もあった)になり、エプソムソルト浴を教えていただきましたが、アマゾンから到着する1時間ぐらい前に、 まだ浮いていたものの、明らかに体が沈み込み始めていまるのをみつけました。
腹水がどんどんたまっているのかもと思い、やきもきしながら到着を待ち、早速0.03パーセント水溶液を作って入れました。
その5時間後・・・なんと、よくなるどころかさらにうろこが開いていて、過去の悪夢がよみがえり、頭の中では、なんで?どうして??と
パニックになりました。うちのはエプソムソルト浴そのものに拒否反応が出たのか、カルキ中和のビタミンカルキ抜きがエプソムソルトと合わないのか、などいろんなことを考えました。でも、エプソムソルト浴前に、沈み込み始めた時点で悪化し始めていたのかもしれないとも思い、もしそうだとしたら、エプソムソルト浴で少しでも腎臓を助けてあげたほうが、たとえ死んでしまうとしても、緩和ケアにはなるかもしれないと思い、あとは本人(本魚?)の体力に任せよう・・・悪化の流れにエプソムソルトは追いついてくれるだろうか・・と祈るような思いで床に就きました。
夜中心配で目が覚めて見てみたところ、エプソムソルト浴して10時間後ぐらいでしたが、なんとうろこの開きが悪化する前の状態にまで戻っているではありませんか!! びっくりもビックリでした。確かに効果がありました、しかも、早い! 絶望的な気分から一気に元気になりました。
これはいけるかもしれない、と。
そしてエプソムソルト浴して24時間たったころ、外出先から帰宅すると、なんと今度はキャリコが沈んで水槽の底でもがいているのみました。再びの大きな変化で何が起きてるのがわからず、こぶが破裂したと思いました。しかしよく見ると、破裂したのではなくこぶそのものが小さくなっていました。うろこは立っておらず、むくんでいたようなものがすっきりしていました。腹びれのあたりは陥没して、体全体に小さくなっていました。 たとえて言うなら、肥満体の方が急激にダイエットした後のおなかの皮のようなかんじでしょうか。 まさかあのこぶまで消えるとは全く思いもよりませんでした。
現在、沈んだまま浮くことはなく底にいますが、元気かどうか調べるためにエサは目の前に持っていくと、がっつこうとします。エプソムソルト浴前から薬餌をしてましたが、フンはきちんと出しています。
もしかしたら、あのこぶは浮袋と関係があったのかもしれませんね。6か月膨らみっぱなしでしたから、たとえこぶが縮んでももうきちんと機能はしないかもしれません。今後、どうなっていくかはわかりませんが、確かにエプソムソルトは効果がありました。
報告長くなってすみません。
一つお聞きしたいのですが、こぶが小さくなると同時に、うろこもすっきりしましたが、体全体がぺしゃんこになったというか、ふっくら感がなくなってしまいました。
・脱水 しすぎということはあるのでしょうか。
・今日夕方も新しくエプソムソルトの新水に交換して入れてあり
ますが、普通の水にしたほうがいいのでしょうか。
・殺菌作用もほしいので、エプソムソルト浴と塩水浴は一緒に行
えるでしょうか。
エプソムソルトを教えてくださったことには本当に感謝しております。
これを使わなかったら、本当に手遅れだったと思います。
また新たな治療法についての記事を楽しみにしています。
blackmoorsさん こんばんは。
早速効果が出てよかったですね。
僕のときもそうでしたが、原因が腹水関連だと1日で治りますね。
僕は期待もしてなくて、数日後にどうなるか?くらいで考えてたので次の日に閉じていたのを見て驚きました。
以下2つのコブを区別する為、blackmoorsさんの書かれているものを「腫瘍」、通常の腹水などで起きるふくらみを「ブロート」と書きます。
腫瘍の件が浮き袋と連動しているかは僕は未経験で分かりません。、
フォーラムでも腫瘍のエプソムソルトによる治療例は見た事が無いです。
エプソムソルトはマツカサだけでなく沈没や転覆病の腹水の排出にも使われますのでブロート全般に効果的と思いますが、腫瘍の例に関しては情報が無くて申し訳ありません。
もし、不安がある場合はエプソムソルトの使用を中止してください。
原理を簡単に言えば弱った腎臓が大きな圧力差で水を出せない所に、エプソムソルトが介在すると、その差が緩和され弱った腎臓でも排出できるようになるのです。
エプソムソルトは水を出すのではなく、緩和するだけです。金魚が自分の意思で出すので、そのコントロールは金魚が行うと考えられます。
ですので普通に考えるとブロートに使用する場合、問題は無いと思いますが、腫瘍に関しては情報が無く分かりません。
塩水浴との併用もよく見ますので通常は問題は有りませんが、腫瘍に関しては問題化するかもしれません。
そもそもブロートで塩水浴が禁止されている理由の1つが(一部の専門家の間で)ブロートが悪化すると考えられているからです。
記事にも書きましたように僕はこの説明には納得していませんが専門家の方の解説にエプソムソルトと塩は逆の働きをするからと書かれていました。
腫瘍が浸透圧調整にどう関係するか分かりませんが、塩水浴される場合は経過観察を細かに行い問題化したら状況を判断し一方又は両方を中止してください。
今回のご質問には何もお答えできず申し訳有りませんが、まだまだ情報不足の中、少しでも多くの方のブロートやマツカサの治療にと思い投稿した記事ですのでご理解ください。
今後情報が入り次第追記させていただこうと思います。
金魚部さま
いえいえとんでもないです!
返信で書いてくださったことも、勉強になりました。
そもそも、キャリコの「腫瘍」自体、ネットの画像検索しても似たものがないし、似た症例も聞いたことがないですし、正体不明のものでしたから、ましてエプソムソルト浴での治療例なんてなおのこと見当たらないでしょうね!
なんか、言い方が変ですが、干からびたような、しなしなした感じなので、脱水しすぎとかあるのかと思ってました。
明日朝、とりあえず、普通の水に戻してみます。
またもや質問ですが、一般的に言って、(我が家のキャリコのような腫瘍ではなく)体表に傷がある場合でも塩水浴は大丈夫なものでしょうか?
blackmoorsさん こんにちは。
怪我に塩水浴は定番でも有り問題ないです。
心配なのは1週間に何度も水の化学組成を変化させると元気な金魚でも急変して死んでしまうと言われている事です。
飼育水から塩水浴にされたのが何時か分かりませんが、
飼育水>塩水>エプソムソルト水>真水・・・と変化を続けてしまうとどこかで急変して死ぬと思いますので、これだけ変化を繰り返す場合は金魚の体力を過信せず、時間をかけて変化させてあげてください。
通常塩水浴は一度止めたら1週間開けるべき、塩水浴を始めたら少なくとも数日は継続すべき(一時浴を除く)とされていますので、余ほどの事が無い限り守ったほうが良いと思います。
また元気な金魚の場合一時浴で
真水>塩水(5分)>真水
というのは問題なく耐えられるよう(イソジン浴と同様)ですが、元気の無い金魚や小さな金魚はこれでも死ぬことがあるので、水を変える事の金魚への負担に関しては十分にご注意ください。
金魚部さま
おはようございます。
今回も教えてくださってありがとうございます!
外傷でも塩水浴は大丈夫とのことですね。人間の感覚だと傷に塩水は痛そうですが。。。>_<
今回はの松かさ状態では、塩水浴はしていません。以前の記事で松かさにはNGと言われてることを読んでいたので、とりあえず、カルキ抜きした100%新水の水に入れておりました。24時間で全換水して様子を見てました。金曜夕方からエプソムソルト浴開始。やはり24時間で交換して、昨日の夜まで0.03%浴させてました。一度も塩を混ぜてません。
金魚部さんからのお返事をいただいて、これ以上しなしなになっても怖いので、かといっていきなり真水もどうかと思い、半分だけ新水にして0.15%ぐらいに薄めました。今日また換水するときには完全に真水にするつもりでした。濃度を落としたからといって、真水に戻すのは早いでしょうか? それとも、今の0.15%をさらに半分換水で0.075%に、明日も半分に・・・と徐々に0%にもっていくほうがよいでしょうか?
ちなみに、沈没してるので水深の浅いタライに10リットルつくって入れています。 水量が心もとないのですがほかに入れ物がなく、でも毎日の換水半分だとアンモニアの問題もあり心配です。ちなみに、体重は夏に測った時は32グラムでした。しなしなの今はまだ測っていないのですが、もっと軽いと思います。
blackmoorsさん こんにちは。
それはすみません、てっきり塩水浴されていたと考えていました。塩水浴が出てきたのは過去の経験の例だったんですね、今読みかえして勘違いしていたと分かりました。すみません。
僕は長い間1つの治療法に決めて対応してますので水質が原因と思われる急変は経験してませんが、最初の頃は治療方針を変えて薬浴や塩浴を次々に切り替えて急変させた事がありました。最近学んだ事で金魚と水質(Water Qualityと Water Chemistry)の関係に関しての記述が有りました。クオリティーのほうはアンモニアとか雑菌とかの件ですが、ケミストリー(このブログでは化学組成と呼んでいます)に関しては興味深い事が沢山分かりました。特に浸透圧調整の関係で金魚が多くのエネルギーを消費するので不安定なだけで金魚は弱り死に至ると知り、これまでの経験の多くに説明がつくと分かり、それ以来注目しています。
環境や金魚の個体差でも変わるので具体的に何回とか何日毎とかは言えませんが、限界を超えると急変するので2回目、3回目の水質の変更は慎重になさってください。
32gの金魚を10Lで治療するのは夏ならギャンブルですが、今でも天気のいい日は怖いので太陽光を避けて安全に実施してあげてください。できるなら、30Lくらいの衣装ケースやコンテナが安価で手に入りますのでご検討ください。 ただ、20L超えると毎日交換は大変になりますけど。
金魚部さま
お返事をありがとうございました。
ケミストリー系の変更は、金魚にとって体力をかなり使わせることになるんですね。
塩水浴と飼育水とでコロコロ変えないほうが良いと、以前からおっしゃっておられましたね。
今回はとりあえずエプソムソルト浴は終わりにし、先ほど真水に交換しました。しぼんだこぶのあたりがきれいになるまでは、毎日新水交換するつもりです。
もしこぶの跡に水カビがついたら・・・とふと思ったのですが、水カビ病は塩水浴だけで治りますか?一般的にはあの青色の薬ですよね。塩水浴も合わせるといいともいわれています。しかし、実は薬で直せたことがないので、薬浴が信頼できません。どう対応するのがよいでしょうか?
blackmoorsさん こんばんは。
水カビ・尾腐れ・赤班は重症化させる前なら塩水浴で治せますが、早期対応が必要です。
色素系の薬は効き目が弱い割りに金魚の体力を奪うので、白点病が塩水浴で治せると分かって以来、捨てました。あの薬で治せるものは全て塩水で治せるのでもはや使う事は無いと思います。
昔はよくトリートメントに使いましたが、それも塩水浴で代用するようになり、今年の夏からはトリートメントは全面廃止したのでもはやトリメンでも青い薬の出番は無くなりました。
ちなみに水カビが出た場合、水を100%替えるだけで綺麗になる事も多いですし、逆に局部的に重症の水カビが出たら濡れたタオルの上に水から出した金魚を寝かせて綿棒にオキシドールを含ませてそれで患部をポンポンたたくようにしてオキシドールを付けると綺麗に治ります。(尾腐れも同様)
オキシドールをエラに付着させない事だけを注意してください。
金魚部さん、こんばんは。
あれからリハビリ水槽1号にまた今日、黒出目金(全長10㌢位)がエプソムソルト浴から無事、退院しまして今度は飼育水槽でのリハビリが始まりました。
体調の方は元気一杯でエプソムソルト浴5日目のウロコの状態は何も無かったかの様に綺麗になっています。
エプソムソルト浴のタライの中ではホテイ草やオオサンショウモの根を沢山食べて根の色とほぼ同色の糞を沢山出していました。
先に60㌢リハビリ水槽1号にリハビリしている江戸錦とキャリコ出目金とも仲良くなりお互いに自分をアピールして挨拶していました。
江戸錦もキャリコ出目金も絶好調で毎日、ホテイ草やオオサンショウモの浮草ダイエットと並行しましてミジンコも食べさせています。
60㌢リハビリ水槽2号には今朝、更紗ランチュウと更紗琉金STがエプソムソルト浴(こちらはエプソムソルトの浸透圧の効果を利用した転覆治療目的)から出て入りました。
今、一生懸命、マツカサと戦っているのは2匹となり共にお腹の膨らみもDROPSYの末期な様です。
更紗ランチュウの方は元気が余り無く黒ランチュウ(タイ産)の方は元気はまだあります。
ここ3日間では素赤の出目金と宇野系ランチュウがマツカサにて死亡しています。
エプソムソルトはまだまだ自分なりに勉強するところは多々ありますが拒否反応からくる物、ブロード状態で腎臓機能低下からくる物、そして転覆病の場合の効果など勉強しながらマスターして行きたいと思います。
全体的には永久浴なら安全で利用できるので頼もしい味方が増えました。
オリオンさん こんばんは。
一部の金魚が救えて良かったです。
エプソムソルトは体内の水を出したり、ストレスを緩和する事で金魚の回復を助けますが、殺菌効果がないので細菌感染が侵攻している場合は何らかの治療薬を併用しないと治せないかもしれません。
軽症ならエプソムソルトでストレスを緩和し、水圧調整の負担を軽減するだけでも体力を細菌との戦いに使えますので金魚が自力で回復する事も期待できますが、長期的に改善していないものは別の問題を疑うべきですので、薬を併用すべきかもしれません。
カナマイシンが推奨されますが日本では観賞魚薬として見つからないのでオキソリン酸でも構いませんので併用されたほうが良いかもしれません。
餌に関しては水草やミジンコに限定できれば負担は非常に低いので良いアイデアだと思います。
消化を高度なレベルで維持できているだけでもかなり安心ですので、あとは如何にして臓器の問題を治すかです。
金魚部さま
こんにちは。
よい対処の仕方を教えてくださって、ありがとうございました。
重症化した場合のオキシドールの使い方を知り、すごく安心しました!
エラだけにはつけないということですね。
今、キャリコは相変わらずタライの底でひっくり返りながらモソモソとしています。ほんの少しですがしなしなが改善されてきました。
引き続き100%新水交換を毎日行っていくつもりです。
気になるのがこぶの跡です。もともと水風船様のこぶは、表皮(うろこ)を突き破って飛び出ていた状態になっていました。しぼんだあとはうっすら白いものに覆われていました。今も白いものがついてますが、白くほわっとしているので水カビのようにも見えます。昨日から注視していますが、正直塩水浴させたいですが、水がコロコロ変わるのでやらずに我慢しています。念のため昨日から粘膜保護剤を入れ、エアレはやや強めに、水温はもともとヒーターを使って23度でしたが、水カビ菌抑制のため温度を上げ、まず24度にしています。これらに加え毎日の新水交換をしていれば、水カビは防げるでしょうか?または気を付けたほうがいいことはありますか?
blackmoorsさん こんにちは。
海外では金魚の体やヒレにできる水ぶくれのようなコブのような半透明の物体をtumor(腫瘍)と呼びますが、急に水カビがその部分に出来るという事は破れたのではないでしょうか?
内部の水分が出ただけならカビが出ない気がしますが、いずれにしても心配ですので真水を1週間続けてから塩水浴に切り替えたほうが良いかもしれませんね。
またはオキシドール&綿棒で治療してしまうのも手です。この方法を知らないときはイソジンをスポイトでかけたりしてましたがエラ付近に着くと怖いので目とか胸鰭の治療は出来ずにいました。
1つ気になったのがヒーターの温度です。
温度が乱高下しやすい今の時期、病気の治療にヒーターを使用するのは凄くいいアイデアですが、問題が細菌感染関連の場合は雑菌の繁殖に最適な20~25℃は避けるほうが良いので、むしろゆっくりと下温(1℃@数日)で20℃くらいに維持されたほうが良いです。
下げすぎると金魚の抵抗力や治癒力が落ちるので難しいですが、真冬で10℃以下でも病気や寄生虫から回復する事は有りましたので冬ならもっと低い温度で維持しても構わないと思います。秋や冬にヒーター使用の治療をする時はその時の温度を基準に金魚が慣れている温度域で使うのが良いと思いますのでここに書いている20℃はあくまで現状を勘案しての参考温度です。状況を見て適温をご判断ください。
できる限り低い温度設定にして下がりすぎを予防するストッパーとして使うと天気の良い日は温度が上がる事で多少の温度変化を与えられるので金魚を弱らせずに治療効果を上げられます。上げ止まると一気に弱りますのでご注意ください。
金魚部さま
丁寧に教えてくださって、ありがとうございました。
やっぱりキャリコのこぶはtumorになるんですね。tumor=死のイメージがあるので今後が心配です。破れてよかったのか悪かったのか・・・。
水温は、水カビ菌は25度以上にすると菌が死滅すると、よく言われているため温度を上げる方向でいました。でも雑菌が増えやすいのも確かでしたね。オキシドール処置を早速やりました。水も換え、水温は下げる方向でやっています。
オキシドール処置ですが、カビがとれるまで毎日やったほうがいいでしょうか?
破れたところがちゃんとうろこ(表皮)に覆われて再生できるのかも心配です。>_<
blackmoorsさん
そうでしたか。ただ春夏ならそれも良いかもしれませんが、これからは温度が下がるので、一度上げてもまたその温度に下がってきますので、下がる流れの時はそれを利用した対応のほうが金魚の体にも優しいので良いと思います。
オキシドールの件ですが、綿棒に十分に漬けて行われましたでしょうか?
僕が確認した時は
イソジンのようにかけて直ぐにその部分が綺麗になる感じでは有りませんが、尾腐れもカビも白い部分が綺麗に取れました。
即座に消えなくても次の日には綺麗になり再生が始まるような印象を受けるような感じでしたが、現在はどうでしょうか?消えてないようなら日を空けてもう一度行ってください。
大きな魚はイソジンでも良いのですが、イソジンだと小さな魚は毛細管現象で粘膜の水分上に薬が広がるだけで即死するので神経を使いましたが、オキシドールを綿棒で散布する方法は比較的安心です。
金魚部さん
こんにちは。
本題と関係ないのですが、最近失敗した事を金魚部のご意見とともに考察したいので、コメントを入れさせて頂きます。
熱帯魚をやめて金魚一筋でいこうと考え、好みのオランダ獅子頭を夏から集めておりました。集めるといっても容器に対し飼育可能な尾数は限られますし、熱帯魚をやめたからといって急な金魚拡大も避けたい。しかも、春ならともかく9月の半ばからの新規導入にもリスクがあるので、長手の日本オランダ(当歳~二歳)を5尾購入致しました。
しかし、うち2尾は飼育開始から2〜3週間であっけなく死亡…。
思えば、昨年もちょうど秋口に日本オランダを購入し、失敗致しました。
顧みるに、この時期のわたくしの管理はとにかく冬場に向けての秋の肥沃時期と捉え、高タンパクの飼料を食べるだけ与えてきました。
以下に飼育環境と、死亡に至る原因の考察をわたくしなりに言及したいと思います。
◎飼育環境
タンクA…900×600×450(mm)+600×320×300(mm)for上部濾過装置
飼育魚
ジャンボオランダ7cm(1尾)、13cm(2尾)、30cmオーバー(1尾)、更紗和金(1尾)
ヒドジョウ(1尾)
ヤマトヌマエビ(3尾)
タンクB…450×450×450(mm)+450×210×300for上部濾過装置
飼育魚
長手日本オランダ8cm〜11cm(5尾)
ヤマトヌマエビ(3尾)
・エアレーションを濾過装置内に設置
・無加温、ヒーターなし
どちらも東南向き窓際
日照時間4時間程度
窓際にてタンク水はほのかに緑、内面に藻や苔発生
9月から現在まで水温20℃を切っていない。夜間20.5℃ 日中21.0℃平均
次に給餌です。
◎餌
らんちゅうディスク/らんちゅうベビーゴールド/おとひめ/クリーン赤虫etc…
いずれも購入後半年程度。消費期限はまだずっと先の新鮮なもの。
上記の品を多い時は日に5回、少ない日は3回、週に一日ノー給餌デイ。
いずれも3〜5分で食べ切る量をこまめに。
*高タンパクの人工飼料を与えているのは先述したように、冬への備えのため。
購入時期が遅く、また貪るように食べ尽くす様子を観て与えた。
◎水換え
3〜4日に一度、1/3〜1/2あらかじめ作っておいた数日経過した溜め水と換水。
・・・・・・・・・・・・
◎450キューブタンクの日本オランダ2尾死亡について
いずれも飼育開始から2〜3週間経過。
上記の餌を毎回良く食べ、良く泳ぐ。糞の状態も良く、見るからに活力が漲っている印象。体躯もみるみる良くなり、恰幅が良くなっていた。
今週始めから様子急変。
給餌しても他の金魚たちみたいに餌にアプローチしなくなる。
普段も水底に腹を置いて佇んでいることが多くなる。
3日前に1尾死亡。同等サイズのオランダよりも約1.3倍腹が膨らんでいた。死亡する数日前から餌を摂らなくなっていた。外傷なし。
本日、もう1尾の日本オランダ死亡。最初に死亡した個体と同じ死に方。外傷なし。
水底に腹を置いて佇んでいることが多くなる→餌を摂らなくなる→数日後に死亡
死亡した個体は当初居た5尾中、一番大きな個体と二番目に大きな個体。
私見死亡原因の考察
「腹を水底に置いて佇んでいる姿勢」から餌の与え過ぎによる転覆病か?
金魚部さんのサイトには水面に腹を向けての転覆病の他、水底に腹を置いて佇んでの転覆病もある…という記述がありますし、高タンパクの餌を過度に与えて、それを引き起こしたのだろうか?
同時期に購入したタンクA内のジャンボオランダ7cm(1尾)と12cm(2尾)は、同量もしくはそれ以上の餌を給餌したにも関わらず、ピンピンとしている。
タンクBの日本オランダ5尾中の死亡した2尾も餌食いが非常に良く、どちらかまていえば他魚の分まで食べる大食漢であった。
2尾目が死亡する前、餌食いが落ちた時点で加温し、塩浴をしていれば持ち直したかもしれないが、実際は死亡当日の朝に隔離→加温&塩浴→時すでに遅く、正午あたりに度々呼吸が止まるようになり、時に思い出すように、きりもみ状に泳いだりして最期に力尽きた。
1尾目が死亡する当日は身体全体がホコリだらけとなり、健常な個体のキラキラしたボディから、なんだか粘液?が足りなくホコリを付着している感じになった。
・・・・・・・・・・・・
こちらから提示出来る経緯は以上ですが、正直転覆病なのかわかりません。
要はどちらも同じ症状の死亡の仕方であり、時期も数日しか空きがありません。死亡した2尾は購入場所が違いますが、同じ日本オランダであり、飼育期間もほぼ数日しかズレがありません。
白点病、赤斑病、尾腐れ病、そして今回のマツカサ病のような症状は確認しておりません。
…そして、最初に死亡した個体と同じ場所で同じ日に購入した体躯もサイズも良く似た個体が同じように拒食に入り、水底に腹を置いて佇んでいることが多くなりました。だいたい一日の1/3は水底にて佇んでおります。
なお、この2日間は給餌量と回数を減らし、水底に腹を置いて佇んでいる時間が以前は1日の1/2以上でしたが、1/3程度に減少しております。
この個体以外の残りの2尾は死亡した個体よりも縦も横も小さく、また購入したのも今月の一週目、まだ飼育開始から2週間弱で、ピンピンと泳いでおります。
最後に…
給餌内容を変更。
給餌量と回数を減らしました。
これで、現在水底に腹を置いて佇んでいる個体の状態が良くなり、泳ぐことが多くなれば良いけど、現在においては加温はしておりません。
薄い塩浴のみです。
長くなりましたが、これらの経過と結果で金魚部さんのご意見をお伺い出来ればと思い、コメントさせて頂きました。
お時間がある時で結構です。
アドバイスなど頂ければ幸いです。
m(_ _)m
オアナーザさん こんにちは。
コメントいただいた死亡原因ですが、かなり色々な可能性があり限定できませんのでまず書き出します。
◆亜硝酸塩中毒
◆アンモニア中毒
◆消化不良の後細菌繁殖からのブロート
◆その他水質悪化からの内部感染症
◆多種の細菌混入による免疫なきまま悪化、死亡
◆餌の与えすぎによる富栄養化ののち温度上昇によるスパイク
他にも考えられるシナリオは多数有りますが、これらと思う根拠を書かせて頂きます。
まずこの時期は温度が不安定になるので、バクテリアも不安定になります。
また水質検査の結果や過去1週間の正確な水温のデータが無いと何とも言え無いのでこの部分は可能性として書きますが、温度は気象庁の東京のデータを参照する事にします。
(←)10月の東京の温度変化グラフ
(あくまで参考値であり自分で計測するデータほどはローカライズされていない事をご理解ください)
※2つのタンク共に温度変化は水量が大きいので1日以下の短期的には差ほど大きな変動は無いでしょうけど、秋は寒い日が数日続き暑い日が数日続くなどしますので、この場合は(1時間程度の変化ではないので)ジワジワと変化し、最終的にその気温の変化がそのまま水温に反映されますので、その点を考慮して書かせて頂きます。
タンクA
240Lもの水量がどの程度安定していたのか?がキーになります。
水量が大きいので長い間安定していれば逆に非常に強く多少の温度変化でも、過密飼育でも耐えるはずですが、有機栄養細菌が少ない場合や、濾過バクテリアが少ない場合は不安定極まりない時限爆弾となりやすいと判断できます。
更に最近引っ越されたと以前のコメントに書いていただいてましたので、水が別の系統からのものとなるならバクテリアを前環境から引き継いでいた場合でも完全な安定までには未だ時間を要するだろうと思います。
その中に、5匹の大きな金魚を入れておられ、それに見合う量の餌を毎日投入されていたうえに、水を3ー4日に一度80Lから120L入れ替えておられますので20度前後という時期を考えると有機栄養細菌は主力の座を維持できるほどの量になる事なく現在に至ると思います。
この状態を端的に言えば水が出来ていない(特に雑菌の増殖を抑制できる状態にない)と考えます。 アンモニアや亜硝酸塩がどのような濃度であったか?現在もどのような濃度なのか?は検査をしないと分かりませんが、最悪の場合はこちらも高濃度になっている可能性があります。
そして最悪の事態に至るのは急に高温になる秋晴れのタイミングです。
雑菌が解き放たれるように増殖してしまう条件の最後の1つ、「温度」までがそろう為に歯止めが利かなくなります。
タンクB
に関しては90Lあるので水が安定してバクテリアも正常なバランスに至っているなら5匹入れる場合、1匹が70g以下ならギリギリOK,理想的には1匹が35g以下くらいということで8から11cmの長手のオランダがその範囲に入るなら飼育可能ですが、これをオーバーするなら酸欠関連の問題がで易くなります。
さらに水が出来ていなければこの数値はより厳しくなるので、上記の条件から亜硝酸塩の濃度が上がるだけで容易に低酸素状態での飼育環境になります。
粘膜が無くなる、食欲が無くなる、底に沈む、ブロート状態になる
だけでは多くの病気が該当するので断定できませんが、エラの色を確認していただき綺麗な赤以外の色なら生物濾過システムが崩壊していると判断して立ち上げなおすほうが良いですし、生物濾過が機能していれば(アンモニアと亜硝酸塩がゼロなら)PSBを規定量か、少し多めに投入して水中のバクテリアバランスを正したほうが良いかもしれません。※アンモニアと亜硝酸塩が処理されていない場合はPSB投入は逆効果ですのでゼロを確認しない限りは入れないでください。
さらに可能なら一時的に水槽を増やして飼育密度を下げるだけでも今後の問題の出やすさ(リスク)が大きく下げられると思います。
基本的に両者に対して行うべきは
◆アンモニア検査
◆亜硝酸塩検査
◆上記2つに問題が無ければPSBの投入
◆餌を控える
◆一旦(水が出来るまで)飼育密度を下げる
だと思います。
今年は暖冬と言うことでこの後どのようになるかは分かりませんが、数年前のように
冬のような寒さのあとに急に気温が25℃を超す秋晴れが続きまた冬のような寒さに戻るを、まるで筋トレのように3セットほど繰り返されるとコンディションがベストに維持されている金魚以外は何らかの問題が出ます。
特に新規導入魚はまだ環境に適応していないので温度と言う重要なファクターの乱高下が繰り返されると急変しやすいので、その様な時期を越えなくてはいけない場合は、飼育密度を普段よりも低くして水質(クオリティー、ケミストリー両方)の急変を起こさないようにバクテリアのバランスや数を安定させるような対応(つまり餌をへらし水換えも無駄に行わないでやり過ごす)が必要かと思います。
僕も現在10匹の新規導入魚を抱えており、新しいものはまだ13日しか経過してませんので戦々恐々で秋の温度の乱高下対策を講じています。
金魚部さん
いつも迅速な対応、感謝致します。
確かにアンモニア、亜硝酸塩ともに計測する習慣がないために飼育者自ら提示させて頂いた飼育環境と死亡経緯では、その原因までは計りしれないですね。
ご存知のように、9月に引越しをして、すぐに最初大きなタンクAを立ち上げ直しました。
今回死亡した日本オランダ2尾はタンクBで飼育開始、9月の半ばだったと思います。
完全にバクテリア/水の調和が出来るまでに3ヶ月から半年かかるでしょうから、現段階においてはタンクAもタンクBもまだまだ日が浅いです。
各タンクは立ち上げ時にPSB並びにサイクルを適量投下し、上部濾過槽内の濾材(セラミックリング、サンゴ、牡蠣殻etc)は引越し前の物をそのまま使用しております。
引越し前と後で多少、濾過装置の変化はありましたが、安定とまではいかずとも金魚たちの健康を害するほどの水質になっていたとは思えませんが、実際に死亡した個体がいるために、自信を失っております。
タンクAは既存の頑強なジャンボオランダと更紗和金(共に30cmオーバーと25cmと大型)、それに今季から導入したジャンボオランダ3尾(7〜12cm)が加わり、どれも多少の環境変化にはびくともしないのは見るからに分かる程。小さな症状や変化も見逃さないつもりで観察をしておりますが、こちらは今後水が安定してゆくのを待つのみです。
問題は死亡個体がいるグループ、タンクBです。
こちらも引越し後に立ち上げましたが、タンクAより日が浅く、全ての個体が新規導入の日本オランダになります。
多少、体躯の違い/サイズの違いがあれど、生き残り組の内2尾(生き残り組は計3尾だが、内1尾は死亡した2尾が生前通った道をゆきつつある。つまり、食欲減退→水底に佇む行為を行う。だが、昨日から給餌を辞め、症状は軽くなりつつある)はピンピンとしています。
身も軽く、餌時間ともなれば眼を輝かし、がっつく様子は隣に設置したタンクA内のジャンボオランダと同じです。
丸手と違い、長手のオランダ獅子頭は多少の環境変化ではへこたれないと過信しておりましたが、金魚部さんのお話のようにナメてかかれないな…とまさしく戦々恐々の気分を味わっております。
ちなみに、先月からの水温は(我が家においては)目立った変化はなく、窓際とはいえ室内飼育であり、9月は21〜23℃、10月に入ってからは20.5〜21.0℃の範囲内であります。
最低温度と最高温度を記録するデジタル水温計にてほぼ毎日計測しておりますので、上記数値以外にアップダウンが激しい日はありませんでした。
症状からみて転覆病と推測致しましたが、鵜呑みにしてはいけませんね。
それより原因究明です。
他がピンピンしている中、死亡してしまうほど状態を悪化させる何かがあるに違いありません。
我が家では基本的に年中無加温飼育と長生き飼育を前提に金魚種も選んでタフな品種に絞っておりますが、どうも日本オランダの飼育については自信をなくしています。
ジャンボオランダ、更紗和金、ミューズや桜和金などは死亡させても1尾思い出すかどうかで、ほとんど今までの環境作りで問題があったことはなかったのですが、昨年入手した日本オランダ3尾、そして今季の2尾を共に飼育開始2〜3週間で死なせているので、ここらで明確な原因と対策を追求しなければなと考えております。
オアナーザさん こんばんは。
ここまでにお書きいただいた内容を加えて再度勘案すると
細菌感染でなければ亜硝酸塩中毒が最も疑わしいですが、全ては状況証拠だけで水質検査無しには確証は有りません。
金魚部さん、こんばんは。
あれから健康組、治療組合わせて元気に経過中です。
また飼育に関するご質問があります。
またご指導下されば幸いです。
1)60㎝らんちゅう水槽を立ち上げています。各、ウールやリングろ材、水作エイトなどセッティングした後、バクテリア(僕の場合:金魚バイコム)を添加しまして上部濾過を回して今日で2日目です。これから立ち上がるまでのコツと作業工程など教えてください。
2)今、エプソムソルト浴をしてウロコが閉まり2日目に入ります。
これから水草と並行に冷凍ミジンコを給餌したいと思いますがウロコが完全に閉じてから何日目位に与えれば良いのでしょうか?
3)冷凍ミジンコはプランクトンなので水槽でそのまま給餌可能ですが金魚が食べ残したり散らばったミジンコはそのままろ過してストレーナーから上部濾過装置に入ってもこれと言って普通にしていれば良いのでしょうか?
4)エプソムソルト浴でウロコが閉じてからはまだ何日位、エプソムソルト浴を行い何日目くらいからリハビリ水槽に移せば良いのでしょうか?
5)リハビリ水槽でのリハビリは水草ダイエットやミジンコダイエット、消化吸収の良い状態に人工餌を吸水したりして給餌して行きやはり3ヶ月間は飼育水槽に戻さずリハビリ水槽にて観察飼育する感じで良いのでしょうか?
また初歩的なご質問ですが再確認の為、よろしくお願い致します。
オリオンさん こんばんは。
1)これまでの経験から問題になるなら亜硝酸塩だと思います。
水質検査でアンモニアのゼロが確認できてから亜硝酸塩を検出してそれがゼロになるまでにこの時期なら1ヶ月かかることもありますので、検査を適度に実施して、亜硝酸塩が高くならないように水を換えながらゼロを待ってください。
時期的に雑菌は夏ほど増えないでしょうけど、お持ちならPSBも添加しておくと安心です。(無ければ買ってまで入れる必要はありません)
2)ミジンコと水草に限っては治療中でも与えて構いません。
治ってからもしばらく継続すれば消化不良を起こしにくいのでこの時期の温度変化でも乗り切れると思います。
ただ、ミジンコは高価な餌なので春までミジンコと水草では金魚エンゲル係数(コストの中の餌代が占める割合)が高くなりすぎますので人工餌も少しずつ与えて慣れさせられるならそのほうが経済的です。 無理に与えて転覆させるくらいなら与えないほうが良いですので、様子を見て無理そうなら春までミジンコ&水草でしのいでください。
水草は与えるという感じではなく入れっぱなしで好きなときに食べるようにさせておくほうが良いです。
3)ミジンコはプランクトンなので溶ける様に無くなります。
ただし、溶けるからと言って何ブロックも毎日吸い込ませると、もしかしたら問題化するかもしれません。
水草の枯れてばらばらになった部分と同じくらいに扱えばよいと思います。
ホテイソウの断片も少量なら何の問題も出ませんが大量にポンプに吸い込ませるとヌルヌルのドロドロの物体になりますし、アンモニア源にもなります。
なんでも過剰な量を貯めると良くないので多少ならOKとご判断ください。
僕が確認した最大量はキョーリンの冷凍餌で言えば1ブロック分まるまるを5Lコンテナに入れて放置して気が付いたら跡形も無く消えていました。勿論金魚は居ない状態で消えました。
また生きたミジンコも寒くなった日に全滅する事がありましたが、同じように突然消えて無くなりました。
人工餌やブラインなら大問題になるような量ですが水は何の問題も無く匂いも濁りも出ませんでした。
与える量を無茶せず実施して多少は吸い込まれる程度ならOKと思います。
ご心配なら、ストレーナーにストッキング素材を付けるか、給餌中だけポンプを止めるなどすればより安心だと思います。
4)僕の治療件数は未だ少ないのでオリオンさんのほうがエプソムソルトの経験は豊富だと思います。
僕はエプソムソルト浴として行った例では閉じたら直ぐに塩水浴に切り替えたり、飼育水に戻したりしました。
また別の確認実験で0.5%塩水浴で水作エイトを入れて1週間以上アンモニアゼロに出来るか確認した時に、1匹の新入りがマツカサになり急遽塩水浴を止めてエプソムソルト浴に切り替えました。
この時は水作エイトを入れたままでしたので、(マツカサは次の日に閉じましたが、)100%交換せず水換えのたびに全体の半分を取り替えて徐々に薄めるという方法でフェードアウトしました。
件数は少ないですが、確認した限りでは直ぐにやめても、徐々に薄めても大丈夫でしたが、限られた条件でしか経験がないので安全側の判断で移行を実施なさってください。
5)これは金魚の状態によります。
未だ元気が無いとか、転覆治療明けとか、糞が出てないないとか、鱗が再生されていないとか・・・
何らかの理由で直ぐに戻すと再発や悪化が懸念されるなら治療時のタンクをそのまま使用して単独で3ヶ月ほどストレスをかけずにコンディションを上げるようにしてから戻すほうが確実です。
特に転覆病はこのリハビリの有無で再発率が大きく変わるので絶対にお勧めです。
マツカサの場合は内臓の病気と考えれば、転覆と同じように3ヶ月ほど見えない内部が完璧に治るまで隔離してリハビリしたほうが確実だと思いますので可能ならその様になさってください。
ちなみに4)に出てきた新入りは閉じてから2週間単独リハビリをして、その時点(@導入19日目)で十分に元気と判断して2匹の仲間と再び合流させ数日観察して問題が無かったのでそのまま3匹で飼育(後にもう1匹追加して現在4匹で飼育)しています。
金魚部さん、こんにちは。
立ち上げの時の詳細やコツ、エプソムソルト治療での対処法、分かりやすくご説明下さりありがとうございました。
前回にお伺い致しました水換えの時のコツに関してですが今、治療水槽を含め全ての水槽(現在立ち上げ中の60㎝らんちゅう水槽は除きます)の水質検査の結果ですがアンモニア0mg/l、亜硝酸塩0mg/l、硝酸塩10〜25mg/lでの範囲内位に推移していますが金魚部さんの前回のご指摘の中で硝酸塩は50mg/l〜100mg/l位まで引っ張っても良いとの事でしたがやはり水換えのより確実な時期とは硝酸塩の検査結果にて基準を絞れば良いのでしょうか?
これとは異なる問題で飼育水の富栄養化や貧栄養化などの問題も水換えの最適なタイミングに絡んできますが今のところこの辺りを修正しないとマツカサなどの感染症などに悩まされる日々が続きやすくなると思います。
今は特に富/貧栄養化の問題と夏期などに起こりやすい雑菌の問題や硝酸塩濃度に見える水換えのサイクルです。
まだまだ数年間、苦しめられると思いますがこの様な時に基準となる水換えのタイミングのコツなどまた教えて下さい。
大きな水槽では水換えを控えるのと小さい水槽では頻繁に水換えをする事などまだまだ時間と経験が必用だと感じています。
オリオンさん おはようございます。
まずはデータをとると上手く行っても行かなくても後日役に立ちます。
僕が採取している例で言えば
◆水換えの日とその量
◆毎日の給餌量
◆温度
◆時々行う水質検査の結果
これを水槽ごとに確認できるように記録し、そのときの金魚の数や重さも時々計測しておくと更に有効です。
またデータは細かく分ければ春夏秋冬で変わりますし、大まかに分けるなら夏前後と冬前後で分けて見ます。
参照するときは昨年のこの時期は・・・?みたいに同じ温度条件の時どうしていたか?分かれば役に立ちます。
他にも色々採取すると役に立つデータはありますので近いうちに記事にしてみます。
またすべての水槽を同じ日に水換えしたり同じ周期で水換えすると1年かけて取れるデータは1種類になるので、複数の水槽があるなら1つは1週間で水換え、もう1つは2週間で・・・みたいに条件を変えると1年で2つのデータだ取れますのでより多くの事が分かるようになります。
金魚部さん
お世話になっております。
件の日本オランダのことですが、質問そしてアドバイスを受け、現在の経過を報告させて頂きます。m(_ _)m
先週、立て続けに2尾を死なせてしまいましたが、やはり立ち上げ数週間~一ヶ月の期間で起こり易い亜硝酸中毒の線が一番可能性が高いと思いました。
依然、亜硝酸数値検査を行なっておらず(本日、買い出しに行く予定です)、なんとも言えませんが、考えうる可能性では亜硝酸数値が上がっているのだろうと推測致します。
しかし、死亡した2尾と同じショップにて同じ日に購入した1尾も4日ほど前から様子がおかしくなり、水底に停滞している時間が多かったのですが、塩浴と水換え、そして給餌抑制によって、この症状がなくなり、現在は普通に泳いでおります。
呼吸、鰓裏の色などにも異常は見られせん。あとは食欲が徐々に戻れば良いかなと考えております。
また、他の個体に関しても異常は確認されておりません。
ただ、今の時期は環境変化から安定までまだまだ日を要しますし、季節の変わり目なので、気を引き締めて管理してゆきたいですし、金魚部さんのご指摘のように一度亜硝酸数値を測ってみたいと考えております。
金魚部さんも新参の金魚をいくつかかかえられてらっしゃるとのこと。
今回反省したのは、まだ自信のない品種、新参者などに関しては導入前の環境作りをもっと真剣にやらねばということです。
金魚のデリケートさ、水質のデリケートさを改めて知ることになりました。
オアナーザさん こんにちは。
検査薬を買われる予定という事でそれは良かったです。
立ち上がってしまえば長手の金魚はかなりの環境に適応するでしょうから放置してもいけるかもしれませんが、水が安定して強くなるまでは検査しながらその都度適切な対応をしたほうが安心です。
特に現在のように次々に水槽内の金魚の調子が崩れたり死亡する場合は、アンモニアや亜硝酸塩がゼロである事の確認やpHが過度に酸性に傾いていないか?くらいは把握しておかないとこの3つのどれに異常があっても時間の経過で金魚がやられていきます。
日本では何故かアクア界で金魚飼育者だけが「経験や勘に頼る」という悪しき慣習に取り付かれていますが、熱帯魚、水草、エビなどをされている方々は日本人でも水質検査を行い水の状態を把握して常に安全なレベルに維持する方法論を確立されています。 僕も最初、水質検査の基本を熱帯魚と水草水槽の方々から学びました。その後、目からウロコというか開眼させられたのがイギリスやアメリカの専門誌です。「何時の間に?」って思うほど先進的で分かりやすい飼育法を確立し誰もがストレス無く金魚を飼育できる環境が整っているようでした。 それ以来、このブログでは日本の悪しき慣習を過去のものとするように欧米の専門誌や論文などをを読み漁って得た情報で自分でも確認できそうなものから順に実験して記事として公開するようになりました。 最近ではカナダやオーストラリア、そして中国の情報も翻訳ソフトを使って分かる範囲で目を通しています。オアナーザさんも英語を読み書きされるでしょうから是非イギリスの専門誌などを読んでみてください。 少し前に読んだ本の1つに海外の養殖場の経営に関する本が有りますが、農業と同じく海外はかなり科学的なアプローチを進めているようで、給餌係は栄養士のライセンスを持っている人だったり、水質管理の担当者も居て、定例の水質検査や病気が出た場合の顕微鏡検査を担当、同じく獣医さんも必ず一人は居て、治療や予防対策などの計画案の策定などされるようです。 日本の養殖場さんは家族経営のイメージですが、海外の企業というか研究所のような環境を何時か見学に行きたいと思っています。
金魚部さま
先日はオキシドールのお返事をありがとうございました。
キャリコ出目の状況ですが、悪化や他の感染症は今のところ見られません。オキシドールは綿棒を十分浸してから叩くようにつけていますが、つけてすぐキレイになる様子がまだ見られず・・・とはいえ、少しずつホワホワが減ってきてはいるようです。昨日から塩水浴も始めました。
これは時間がかかるでしょうから、焦らず気長に対応していくつもりです。
未だにたらいの底で横たわってもそもそしていますが、もし二度と泳げないなら、魚にとっては可哀そうなことだなと思います。餌の時は追っかけてあおむけで移動しますが、それ以外はあまり動きません。腫瘍の跡が治ったとしても、動かないなら弱ってしまいますね。どういうことになったとしても、いろいろ楽しませてくれた娘だったので、最後までしっかり介護してあげたいと思っています。
blackmoorsさん こんにちは。
オキシドール効きませんか?
僕もまだ確認例が少ないので今後色々な状況で使用してみないと効かないケースなどに関して経験がないのでアドバイス差し上げられませんが、印象としてはイソジンに比べて安心感が高いという印象です。
確かにイソジンなら直ぐにカビが消える感じですので、オキシドールの効きは弱いかもしれません。
実は他にも同じように使用する薬が幾つか有りましたが、どれもイソジン並みの劇薬と思われるのでそれらは試しませんでした。
泳がない金魚はやがて衰弱死しますが、1粒の中粒餌を与える代わりに、20粒の稚魚用餌(量としては同じ)をばらまく様にして与えてでも運動量を上げたり、他の金魚よりも感染症になりやすいので少し小まめに水を換えたりと、僕達飼い主が努力や工夫をすれば長く生きられると思います。
転覆や沈没は技術的に治せても、完治までに時間が掛かりすぎるともはや金魚が泳ぐことを忘れたり諦めたりして、泳げるのに泳がなくなる問題もありますので、早期対応で治す事や、予防で病気にさせ無い事が重要です。
多くのケースではほんのちょっとした事がきっかけで、そこに急な温度変化などの不運も重なり手に負えないほど悪化したりするので、1年間完璧に世話しても次の瞬間気を抜くと出てしまうこともありますので、なかなか厄介です。
僕は転覆病の撲滅を目標に色々な工夫を重ねていますが、2号3号の時の様に、少し油断すれば未だ未だ救えないレベルまで悪化させる事があるので、更なる努力をしようと思います。
お久しぶりです( ¨̮ )
その節は大変お世話になりました。
エプソムソルトの件、大変勉強になり、今後お世話になりそうです!
あれから、残りの一匹は元気に育っています。あんなに警戒心旺盛だったのが嘘のように、ご飯タイムは指にまで食いつきそうな慣れ具合です(∩´∀`∩)
餌の量は少し増やしましたが、まだ控えめです。
今は朝8粒くらい、夜4粒くらいです。
水槽の水は、今のところ大きな水換えはしてません。水質チェックで安定しており、匂いもなくとても綺麗な水なので、水量を足す感じで塩素のない新水を入れてます。
今のところ、三分の一の水換えなども行っていないのですが、水槽を立ち上げたのが8月の半ばくらいで、ゼロダウンを確認した次の日に三分の一水換えして以来です。
9月末に今の金魚ちゃんを水槽に入れて現在まで水量が減ったら足すでやってますが、やはり水換えは定期的に行った方が良いですか?
あと、セラのO2テストを購入したのですが、説明書読んだうえで、理解力乏しい私に教えていただきたいのですが、「試験管の縁のすぐ下まで満たす」というのは、20mlと表記あるとこまで水を入れるということですか?
縁って、どこ?ライン等は見当たらないし、、、と困ってます(;_;)
節約術で、アンモニア試験管での代用を教えて頂きましたが、テトラの15cc/mlの試験管があるのですが、あれで代用する場合はこの試験管の三分の一まで水槽水を入れるということですか?15cc/mlの試験管でしたら5cc/mlのとこまで入れてって感じでしょうか?
初歩的質問ですみません(;_;)
最後に、新たな仲間を一匹迎えたいのですが、注意点や導入方法を教えて頂きたいです。
季節的に今からの導入は難しいのでしょうか?
今の子は琉金みたいですが、結構活発で琉金特有の泳ぎっぽくなく、お腹もすっきりめで機敏なんです。まだ尻尾まで計って5cm位の大きさですが、大きくなっても琉金ぽい丸々した感じにはならないんですかね。
迎える金魚も同じ琉金でと考えてますが、機敏な子なので、おっとりした子より、少し俊敏系がいいのかなとか考えたりします。でも和金やコメットなどは避けた方が良いですかね。。。
迎えた場合、トリートメントの必要はありますか?
以前は塩水でトリートメントしてという流れでしたが、その方法で良いでしょうか?
相変わらず質問ばかりで申し訳ないですが、宜しくお願い致します。
黒目ちゃんさん こんばんは。
そうですね、今の時期は水が腐りにくいのでどちらでも良いですが、立ち上げ直後は水が急変しやすいので有機栄養細菌を多く増やすために水換えを控えるのは悪くないアイデアです。
ただしこの方法を継続するのは考え物でもあります。
大きな池ならそれでOKですが、水槽程度の限られた水量では全てがリサイクルされるような循環が起きません。
より具体的には、水を換えないと活性が落ちたり、色々なガスが溶け込むことで酸素が溶けにくくなるなどの弊害が出てしまい、最後には金魚の免疫の低下から感染など良く無い事に流れやすいようです。
僕も昔は水換えない派だった過去があり、薄く黄色くなるくらいが安定感抜群!とか勘違いしてましたが、これは有機栄養細菌が増えるからピカピカになるのは当然ですが、ガスなどの問題は無くなりませんので、水換えを行わないでいると、その後山のような転覆からの死亡を経験したので、今は改心しました。
また、水を換えないと消化システムの活性が落ちますので転覆が出やすいと言うのは、現在も確認実験していますが多分本当です。
週一で水を換えているチームには一切出ない下温時のフラフラ泳ぎも、水換えを月に1回程度に限定している水槽では良く出ます。
勿論出たら直ぐに治療してますので転覆が固定した金魚は1匹も居ません。
治療方法も模索して毎回新しい方法を試していますが、初期対応なら大体なんでも治ります。
大きな金魚程、出たときには手遅れになりやすい問題ですので、活性が落ちてきたと思ったら水換えをご検討ください。
セラのO2テストのやり方は本当に難解ですね。
ドイツ水質検査薬四大ミステリーに入ると思います。
最初は各水槽の検査結果も全て同じだったのでやり方が間違っているのか?不安でした。
僕は最終的にYOUTUBEで映像を見て確認したんだったと思います。
既に昔の事で忘れましたが、色々な情報を調べた記憶があります。
確かこれはマイナーなのでWIKIHOWでは出なくてYOUTUBEで確認だったと思います。
その結果分かったのはギリギリまで飼育水を入れてそこにそっと薬品を落として素早く蓋を閉めるみたいな・・・カジノのディーラーや手品師の養成所ならみんな出来そうだけど一般人にこの難度の高いテストさせるセラって・・・と思いますよね。
まあ適当にやって蓋閉めなくても、同じ結果になるので、いいんですけど、日本の企業にでも、もう少し精神衛生上負担の少ない容器を開発して欲しいですね。
節約術はあの試験管が既に3分の1のサイズですので上まで入れます。
理想的には純正の容器と同じ背の高さで3分の1の太さだと完璧ですが、手近で最も使えるサイズがあの試験管でしたので代用してます。
テトラの試験管は上まで入れたら17.5ML、セラの容器の約3分の1ですので純正6滴に対してテトラなら2滴でOKです。
ただし上から見た色の濃さで計るので少し背が低いテトラの試験管では少し薄く見える可能性があります。
まあ誤差の範囲と考えてますけど。
金魚の導入は今年「夏」を経験して、春夏秋冬全て経験した結果
「夏」がダントツで難度大大大!です。
30度超えているときに病み上がりの金魚を導入すると1日と言わす半日の判断ミスで死亡します。
秋も温度が上下すると環境に慣れきっていない新入りは弱りやすいので怖いですが
最悪の場合はヒーターで最低温度を決めてそれ以下にならないように管理すれば、温度差を抑えられるので時間をかけてじっくりと適応させられます。
ヒーター使うと水換えのときの温度調整とかあるので難しいというより、邪魔臭いですけど。
注意点はありませんが、その書き方だと買ってきていきなり合流しようとされてますか?
僕は少なくとも1ヶ月(できれば3ヶ月推奨)は保護観察期間として別で飼育したほうが長い目で見た時にメリットが多くあると思います。
どうしても無理ならせめてバスケットで隔離して古株からのストレスを与えられないように保護するのでも良いです。
ただしこの場合は同じ水槽に入れているので新入りが病気を持つ場合に感染の予防は出来ません。
仕事に集中出来る環境にしようと多くの金魚を里親さんやショップに引き取っていただいたのに、その後、大人の事情もあり、小学生並の我慢できない性格もありありで、春から現在までに10匹もの金魚を導入しました。
結果的に(白点病の危険性があった3匹と、マツカサが出た金魚を除くと)すべての金魚は塩水浴・薬浴無しで導入しました。
これも10匹もの追加導入で学びましたが、塩水浴とかメチレンブルー浴は問題が出たらやるもの、出なければやらないほうが良いです。金魚屋さん数件での聞き取り調査で決めました。
詳しくは記事に書くので簡単にしておきますが、塩水浴をしないだけでどれだけ金魚が安定した水質で体を休めて環境に適応できるか?思い知らされました。
要するに、ウチに来て初日から少なくとも1ヶ月は安定した水でゆっくりと過ごさせ、時々水換えを少しするだけで水質を安定させた環境に入れておくと弱る事無く本来の強さが出るので最もドキドキの最初の1週間での死亡率も下がりますし、無事に1ヶ月を迎えることも容易でした。(未だ3匹は1ヶ月未満なので絶賛警戒監視中ですけど)
と言うことで、病気や怪我が無いなら(トリートメントは行わず)そのまま安定した水質で単独で1ヶ月以上飼育して、本来の強さが完全に出てから合流がお勧めです。
早速のお返事ありがとうございます!
なるほど、ガスの問題等もあるんですね。糞だってたまりますもんね。。
そのへんのさじ加減が分からず難しいですが、三分の一水換えを半月に1回くらいでも大丈夫ですかね。。
O2テスト、わかりやすくありがとうございます!完全にやり方間違えてました。
新しい仲間の導入は、いきなり一緒には考えてません。
塩水浴をした方が良いかなと思ってまして。でも、異常がなければ真水で様子見ます( ¨̮ )
水槽の水は温度が比較的緩やかな気温変化なんですが、バケツは結構上下しますよね。
やはりヒーターはいりますね。。
ありがとうございます!
また質問させていただくこともあると思いますが、その時は宜しくお願いしますm(_ _)m
さっきテレビで急に冷え込みだすと言ってました。金魚も心配ですが、金魚部様もお身体には気を付けて下さい。
黒目ちゃんさん こんにちは。
塩水浴は急にやめると弱りますので、できれば1週間は継続してからやめてください。 前のコメントで書いているのはその様な意味です。◆◆◆すみません、別の方のコメントと混同していました。開始されて無い場合はお書きいただいているように様子を見てください。◆◆◆ 金魚は水質の変化に弱い魚です、可能な限り変化させないように維持して最初の1週間を安全に超えてください。さもないと急変する事があります。
金魚部さん、こんばんは。
今日、タイ産の黒らんちゅうを残し全てエプソムソルト浴から92㌘ある更紗琉金BTを初め6匹の金魚達が治療水槽に移りましてリハビリを開始しました。
皆、元気一杯です。
一応、リハビリ水槽は2槽だけですが一番大きくて年配金魚のルミディと言う更紗琉金BTをこの先3ヶ月間のリハビリ期間中、60㎝スタンダードに移し先にリハビリをしていた黒出目金のマモルをその横の60㎝らんちゅう水槽のリハビリ水槽に移してマツカサから生還した金魚達もとりあえずこの水槽に移しました。
最後に1匹だけ残りエプソムソルト浴を続けているタイ産の黒らんちゅうは今日でお腹がDROPSY状態になって1ヶ月近く経ちましたが良く動き消化吸収の良いミジンコも食べて元気でいます。
今のところ衰弱していたり弱った感じも見せません。
これも内蔵破壊とは別のケースなのか腎臓が機能的にじわじわ犯されているのか分からず毎日、元気に暮らしています。
今日は金魚部屋に60㍑タライが騒然と4つ置かれて足の踏み場も無い位になっていましたが新規導入魚の出目金3匹も含め全て4つのうち3つのタライが役目を終えて片付いたので金魚部屋も元の広さを取り戻しました。
エプソムソルト浴で完全にウロコが健康状態に戻ったのが黒出目金と更紗琉金ST、キャリコ出目金と江戸錦の4匹で後の3匹の更紗ランチュウ、竜眼オランダ、更紗琉金STはウロコが少し立ったまま元気に治療&リハビリを続けてそれ以上ウロコが開く事無く元気に毎日、ミジンコダイエットしています。
金魚部さんのまるちゃん、カクさんと同じ感じです。
それから今、江戸錦だけ頭を真下に尾びれを真上にまるでヘラブナ釣りのウキの様になっていて餌を食べたり仲間につられて泳ぎ回る時以外はその格好でいます。
ミジンコは良く食べ良く糞を出して動き回りますが気になります。
転覆気味では無くどうやってこれからそちらを治療する事になりそうですが治し方が分かりません。
またよろしくお願い致します。
元気は大変良くてウロコはマツカサ状態からエプソムソルトにて閉じた後、開いたりしていません。
全体的にこのエプソムソルトが無かったら皆、最悪は死亡の方向に流れていたかもしれません。
オリオンさん こんばんは。
ブロートや急性の何かはエプソムソルトで直ぐに治りますが、それ以外は別の原因がありそれを処理すべきなんでしょうね。
僕は現時点でどの薬を併用すべきか(試していないので)分かりませんが、カナマイシンを含む薬を輸入しようと思います。
ただ、マツカサが出ないので確認方法が無いのと、未だに薬浴の薬(皮膚から吸われていく?)と経口投与の薬(口から肛門までを通過)とで迷っています。どちらも内臓に直接効くわけではないので、強いて言えばどちらが腎臓の近くまで薬の効果が届くのかを知りたくて調べていますが言及している本が無くて分かりません。
エプソムソルトは治療の時に補助的に薬と共に混ぜたりされるほど金魚を回復させたりリラックスさせたりする力があるようですので治療が長引いている場合の負担軽減にも良さそうですね。
オリオンさんの水替えもしっかりと金魚を弱らせずに実施されているようで良かったです。
水替えが上手くないと長期戦では金魚がストレス負けしますので金魚が元気と言うことは上手く対応されているようですね、
早く回復する事を祈ります。
ヘラブナ釣用の浮き状態の金魚ですが、水平姿勢も取れるんですね?
フレークまたは浮上性の餌を与えてみて水面を見上げるように仕向けられませんか?
お腹が膨れたままの金魚ですが、昔、急に閉じたりする事がありました。
残念ながら飼育ノートに記録してなくて詳細は分かりませんが、記憶している限りでは、何も治療してないのに突然小さくなりました。
ミジンコは病気の金魚や病み上がりの金魚に最適な餌ですのでお勧めです。
既に経験されてお分かりと思いますが、人工餌だと悪化するような温度の急変も比較的許容できますし、絶食のように金魚が徐々に衰弱する事もないので病気の時はミジンコです。
水草も併用されると更に栄養バランスも良いです。
金魚部さん、こんにちは。
最近、めっきり寒くなりました。
その後、金魚部さんの金魚達はいかがですか?
僕の金魚達は5日前にキャリコ出目金が死にまして今朝、マツカサを確認してから1ヶ月経ったところで黒らんちゅう(タイ産)が死にました。
エプソムソルト浴にて治療し元気な状態でいる金魚達は5匹になり数日前まで元気でいた竜眼オランダもリハビリ水槽の底で元気が無い状態でいます。
更紗琉金BT、更紗琉金ST、江戸錦、更紗ランチュウ、黒出目金は元気にリハビリを受けている金魚達ですが毎日、ミジンコ+水草ダイエットを主に消化の良い人工餌として咲ひかり稚魚を与えています。
途中から元気を無くした竜眼オランダも他のリハビリメンバーを観察中にウロコの立ちを発見してまたエプソムソルト浴を致しました。
リハビリ中に元気を無くしたのでこれで数回のリハビリ水槽→エプソムソルト浴→リハビリ水槽→エプソムソルト浴を繰り返しています。
今朝も新規導入魚にマツカサが出ましてその時も恒例の0.5%塩水浴トリートメントを3日間程しました。
現在、0.5%塩水浴でのアレルギー反応や副作用などを疑っています。
後の金魚達、リハビリ組は元気にしています。
◇それから今現在、金魚部さんにコメントを送信させて頂く時にネームとメールアドレスが以前まで何もしなくても表示されていた件とコメントを送信後読み返したい時に“あなたのコメントは承認待ちです”の表示も出てきません。
またそちらの件も含めましてよろしくお願い致します。
オリオンさん こんばんは。
今年はまだ乱高下がないので
ウチの金魚は古いのから新しいのまで皆元気です。
とは言え、春の次に怖いのは秋なので冬になるまでは重点警戒中です。
前のコメントでまるちゃんカクさんのことを聞かれてましたが、既に友人に引き取られたので僕の元には居りません。
春に稚魚が生まれてコロコロした丸い金魚が居たら4匹までなら引き取るという事で話してあります。
<エプソムソルトの使用上の注意>
転覆病やマツカサ病にエプソムソルトが効果的なケースも有りますが、無力の場合もあります。
マツカサに効くかどうかは、どのような原因で鱗が開いているかによりますので鱗が開いたからと自動的にエプソムソルト浴するのは危険です。
エプソムソルトが効かない場合は別の原因があると考え抗生物質の投与など別の手段が必要かもしれません。
他の方にもお勧めしましたが内部の問題はなかなか僕達素人には分からないので、悪化する前に獣医さんに診断してもらうなど専門家の助けを得るほうが確実だと思います。
獣医さんはレントゲンも撮れますし患部に直接届くように注射も打てますし扱える薬も幅広いチョイスから最適なものを選べますから生存率は僕達素人が手探りで治療するのとは比べられない程上がると思います。
僕も後手後手の対応で大切な2号や3号を死なせてしまったので、今後はマツカサや転覆で自分の手に負えないときは早い段階で近くの獣医さんに診てもらおうと思っています。
もちろん金魚の飼育は治療よりも予防が重要なので、その日が来ないように、きちんと水質管理をしようと思います。
>リハビリ中に元気を無くしたのでこれで数回のリハビリ水槽→エプソムソルト浴→リハビリ水槽→エプソムソルト浴を繰り返しています。
これは危険行為なので今後は避けたほうが良いです。エプソムソルトは強いので短期間に繰り返し出し入れを行うと金魚を弱らせます。
繰り返すと金魚が弱るのは化学組成の乱高下になるからです。GHは上がりますし、pHは下がります。
その点では塩水浴より遥かに怖いです。
金魚を治すのは金魚自身の体力です。僕たちに出来るのは後方支援であり、それは安定した環境を整えてやる事です。
構いすぎると金魚はストレスを受けて弱るので、環境を整える事だけ行って、後は出来る限り構わず放置してあげてください。特に環境をコロコロ変える対応だけは避けてあげてください。
<必要ないトリートメント>
>新規導入魚がマツカサ
新しい金魚を入手されたら、まずは良く観察して、問題が無ければ塩水浴を行わずに安定した水槽を先に立ち上げて準備しておき、そこに導入魚を入れる方法で迎えてあげてください。
そして最初の1ヶ月は単独でその中で過ごさせて週に1回程度の水換えだけして放置すると徐々に環境に慣れてくれます。
塩水浴などのトリートメントを1回入れるだけで最も危険な時期に無駄に水質の変化を経験させる事になります。
明らかな病気が確認されない限りは安定した水槽に入れて最低でも1ヶ月経過させてください。
最初の1ヶ月の生存率は格段に向上すると思います。
<コメント承認待ち問題>
コメントの件は他の方々からも問い合わせが来ていますのでwordpressに問い合わせました。
ここのサポートはジャマイカ並の早さなので1週間か10日ほどかかる事もあるので気長に待ちます。
モデルの杏さん似のおねいさんが回答して下さるまで分かりませんが、僕の操作ミスの可能性もゼロではないので各設定項目を見てますが原因と思うものが有りません。
最悪の場合はwordpress.comによる仕様変更です。
金魚部さん 度々のコメントですみません。
エプソムソルトですが、記事を拝見させてもらって即購入し、このまま使う事がなければいいな~と思いながら保管しています。
今回相談させていただきたいのは
転覆初期症状の為にプラ舟へ移動し食事療法をしていた2匹が一昨日から白点病になりました。
・1匹は白点病(体全体に白点あり)と松かさ病を併発。
・1匹は尾のみに白点で体・鱗は綺麗です。
あまり元気もなく、2匹とも底に沈んで動きません。
白点病と松かさ病を併発している場合はどちらを優先に治療すべきなんでしょうか?別々の場合でしたら白点病なら塩水浴。松かさ病ならエプソムソルト浴で治療したと思いますが、松かさ病に塩水浴は賛否両論との事で悩んでいます。現在は水温が下がらないようにヒーターで23度に固定し毎日水を全換えで対応しています。
また、できればこのままプラ舟で2匹一緒に治療が出来ればと思うのですが
無理でしょうか?毎日の全量水換えの労力は惜しみません。
ここまで広がった白点病は初めてですので、金魚部さんの白点病治療の記事を拝見させてもらってはいましたが、実際に目の当りにすると恐怖を感じます。以前から相談させていただいている松かさ病を繰り返す子がいるので、松かさ病の方が軽傷に感じてしまいます。
別の記事で相談させていただきましたがこの場をお借りして現状報告させていただきます。
松かさ病を繰り返す子は今日で5日目ですが完治せず、今までとは違うようです。GHが0なのが気になるとアドバイスをいただき、カキ殻を入れようと思っていますが本人の容態が悪く環境をさわるのが怖い為まだ入れていません。元気になったらカキ殻を入れて様子を見たいと思っています。
この子にもエプソムソルト浴・・と思ったのですが、現状は水質変化が負担になりそうなので、このまま真水で様子を見守ります。
質問シートは後程記入させてもらいます。
よろしくお願いします。
2015年11月5日 10:27 am に投稿
金魚部様
おそくなりましたが、質問シートに記入いたしました。
よろしくお願いします。
餌:転覆気味の為に食事療法をしており、冷凍ミジンコと水草食べ放題をしていました。様子により稚魚用咲ひかりを1分で食べきるくらい。それまでは咲ひかり3粒を朝夕です。現在は水草は撤去。 濾過:白点が出るまでは水作エイトを使用、白点確認後に撤去しエアーのみ 水量:水深を15㎝にしている為25ℓ弱です 水温:ヒーターにより23度固定、ヒーター導入前は ここ最近は朝晩の差があり、1日で最高23度最低19度を確認しました。 糞:ほとんど出ていません 水換え:10ℓ換えを週2回
ヨウヨウさん こんばんは。
まずこのケースが塩水浴がNGなマツカサなのか?は僕には分かりませんが、仮にそうだとして安全側の判断をするなら塩水浴を避けてメチレンブルーなどの薬を使うしかないです。
エプソムソルトは自然界でも微量に含まれるMgや硫黄で構成されるので多くの薬と混合して使用できますが、メチレンブルーとの混合例は見つかりませんでした。
フォーラムを1つ1つ調べていけば見つかるかもしれませんが、現在腰をすえてその作業を行う時間的余裕がなく現時点では安全確認が出来てません。
ですので混合使用の可否は分かりませんので危険と判断される場合は優先順位を決めて個別に治療してください。
記入いただいたシートのGHやKHが見たことの無いほと高い数値ですが、これはAPIの検査キットでの結果でしょうか?単位がドイツ式以外のものなのか?が不明です。
いずれにしてもゼロではないのなら一安心ですね。
日本は地域により差があるらしいのですが、それよりも水道管の本管から蛇口までに使われているフィルターや浄水器などの影響が大きいと思います。
僕の住んでいるところはゼロですが近くの施設の水道水は4dHあります。
ちなみに水槽内では貝殻などの影響もあり2dHは何とか維持できています。
添加物は化学系から有機まで色々ありますが、安心なのは貝殻など有機系だと思います。効果は弱いですが過度な変化も起きないので特に管理の知識がなくても大丈夫なので気楽です。
白点虫に関してはヒーターを入れておられれば周期も早いので差ほど時間を要する事無く駆除できるでしょうけど、一旦は勢力を拡大するタイミングが出るかもしれませんのでご注意ください。
金魚部さん、こんばんは。
先程の承認待ちやネーム、メールアドレスの記載されない件、僕の方も気長にお待ち致しております。
よろしくお願い致します。
そうですね。
エプソムソルトは強い薬ですから何回も短期間にて繰り返し続けるのは危険行為でしたね。
分かりました。
先程もコメントに書きましたが今、マツカサからエプソムソルト浴にて生還し元気にリハビリを続けている金魚は江戸錦、黒出目金、更紗ランチュウ、更紗琉金ST、更紗琉金BTですが中でも我が家で一番大きい92㌘のルミディ(更紗琉金BT)とロビン(竜眼オランダ)は時々、水面に勢い良く上がり酸素を吸いまた時々、頭や首辺りを振ったりします。(エアレーションはもちろん有りです)
僕なりにこの2匹はマツカサを発見した段階が早い方ですぐウロコのカサカサした立ちを見たので(X0.03)のエプソムソルト浴を3日間程施し60㍑タライにホテイ草を2株、オオサンショウモを5株ほど入れてミジンコを食べさせ治療しました。
金魚部さんがエプソムソルトの記事の中で腎臓機能が低下すると血液が作れなくなり貧血になりその事で酸欠になってしまうと教えて頂いたのでルミディもロビンも腎臓機能がやられていたんだと思う様になりました。
今は毎日、水草ダイエットはもちろんミジンコダイエットと週に2回、咲ひかり稚魚を人工餌として与えています。
ルミディの方は1回のエプソムソルト浴を守り元気に回復中です。
金魚部さん、後ミジンコを与える時に上部濾過装置の中に少しでもミジンコが吸い込まれ無い様にスイッチを切りエアレーションも切って与えていますが何分位まで金魚や上部濾過装置の中のバクテリアにも支障が無くいけますか?
またよろしくお願い致します。
後、新規導入魚の時にもこれから0.5%塩水浴などを選択せず金魚達の力を最大限引き出せる様にこれからやって行こうと思います。
オリオンさん こんばんは。
本には1時間程度ならOKと書かれてましたが、こんなものは条件次第で長くも短くもなります。
多くのケースで実際は水中に溶存している酸素がある事や水面部分は常に空気に触れていて酸素を取りこんでいる事などを考えると半日程度は問題ないと思いますが、全ては条件次第です。
例えば、真夏の日中、温度が上昇する中、日光が当たらず光合成もしない環境なら溶存酸素は極度に低い上に、金魚やプランクトンにより消費され続けるので酸欠になるまでの時間は遥かに短いです。同じく真夏に青水飼育していて昼間は天気が良く太陽光が大量に差し込む場合は、昼は良いのですが、その夜に増えすぎたプランクトンにより大量の酸素を消費されるので酸欠になりやすい事があります。またプランクトンが不安定になり急激に劣化して酸素を消費してしまうクラッシュは条件次第で年中起きます。
このように特殊な条件では極端に酸素が足りなくなりますので注意が必要ですが、今の時期なら温度が20℃を切るような場合は、9mg/Lもの酸素が溶け込む事ができるので35℃の時の約倍の濃度になります。
ですので通常の給餌中は勿論、少しの間ONにするのを忘れていても問題化しにくいと思います。
ついでに書いておきますと、餌をたくさん与えれば与えるほど、金魚が大きければ大きいほど(又は数が多いほど)、濾過バクテリアは大量になり仕事量が増えますので、単純に比例関係では無いと思いますが餌が倍になれば酸素も倍必要くらいに考えておくと良いと思いますので、これらに該当する場合はコンセントを元に戻すのを忘れないようにご注意ください。
<追記>
これらはバクテリアに関しての説明です。
金魚に関しては酸素の総量ではなくその時の温度の飽和状態の75%以上を目安に維持してください。
金魚部さん、こんにちは。
あれからリハビリを続けている金魚達は皆、元気にしていますがやはり全てはうまく行かず竜眼オランダが今朝リハビリの悔いなく死んでしまいました。
元気組は毎日のメニューに週に2回ぐらい人工餌を挟み水草ダイエット+ミジンコダイエットを続けています。
今はマツカサの発病(ウロコの立ちを発見した日)後、全ての金魚達は1ヶ月を向かえ腎臓機能低下を大幅に感じさせる事無く過ごしています。
エプソムソルトはマツカサの初期や拒否反応、軽い腎臓機能低下の初期発見などの時に大変力強い味方です。
前にヘラブナのウキの様な姿勢をとっていた江戸錦は45㎝水槽に飼育水を水深15㎝にとり水圧の負荷を掛けぬ様にしてバクテリアの沸いた水作エイトSを使い濾過して水草+ミジンコダイエットをしています。
アンモニアは朝夕2回、はかり水質維持をしています。
後、僕もこれからの新規導入金魚は0.5%塩水浴を一切せずやって行こうと思い塩水浴は病気が出てからと考えています。
今まで新規導入金魚には皆、0.5%塩水浴を5〜6日間、長い時は1週間近くやって来ましたが何故かマツカサになる事が多くつい最近も5日間の塩水浴を終えて導入した小さなチビ出目金皆にマツカサ状態やブロートのマツカサが立て続けに出てしまいこの次からの塩水浴を全くしない新規導入時に変化を比べて見てみたいと思っています。
飼育水の水質バランスを正しくとり水換えもして上部濾過機のウールやろ材のヘドロの除去もバランス良くしているので後は長期的にした0.5%塩水浴のアレルギー反応や拒否反応、副作用も関係しているか?などを確かめたいと思っています。
あれからM製の浄水器も使っていないのでその辺りかと感じています。
オリオンさん こんばんは。
そうですね、1つ1つ出来る事を無理なく重ねていくのがいいですね。
塩水浴に関しては淡水魚を高濃度に暴露するとアレルギーになるかもしれませんが、0.5%では多分大丈夫と思います。
問題は多分
ショップ水 → 塩水 → 飼育水となる度重なる変化に新規導入魚が耐えられずに体調不良になる事です。
特に塩水は金魚にとっては体力が温存できて楽な環境なのでそこに慣れた所で飼育水(不安定な事もある)に入れられて体調不良になるのでは?と思います。
環境に慣れている金魚なら何の問題も起きない流れでも新規導入魚には大問題となります。
このような流れで金魚が極度に免疫力を低下させると白点病やマツカサ病など普通なら発症しない問題になりやすくなります。
塩水浴の行い方や飼育水への移行、その後の水槽の安定管理など全てが良い状態で維持できていれば別に塩水浴を入れても問題化しませんが、この工程でどれか1つでも大きくまずい対応をしてしまうと問題化します。
また塩水浴を無条件で行わないというのは危険ですので、購入した金魚をよく観察して白点虫等の寄生虫の有無や尾腐れなどの感染症の有無も確認して、このような問題があれば丁寧に1つ1つの工程を管理した上で塩水浴を行う必要があります。
無視して悪化させたら最悪の場合
ショップ水 → 飼育水 → 塩水 → 飼育水となるので余計に工程が増えて安全な移行が困難になります。
詳しくは導入の記事に書きますのでこれ以上は省略しますが、水質検査など初期対応で注意すべきポイントもあります。
金魚部さんいつもありがとうございます。
質問シートのGHとKHですが、現在試験紙は違うものを使っており試験紙の箱が残っていないのでもしかしたら単位が違うのかもしれませんが不明です。
飼育日記にずっと記入していますので、数字は間違いではないと思うのですが。すみません。
病状報告をさせていただきます。
まつかさ病を繰り返す子を、昨日死なせてしまいました。
今回5回目のまつかさ病で今までになく状況は悪く、餌も食べず
先週日曜日には危篤状態に見え。逆効果かもしれませんが、少しでも楽になればと塩0.3%を入れてやりました。火曜日朝は私を見て泳いでくれたのですが、その直後に横になってしまい泳ごうとするのですが泳ぐ事が出来なくなりました・・。仕事を休もうかとすごく悩んだのですが休めるはずもなく、電車1本遅らせてぎりぎりまで様子を見守りました。祈る気持ちで帰宅しましたが、間に合わず看取ることもできずに1人で死なせてしまいました。苦しい様子で弱っていく様を初めて目の当りにし、なすすべなくいた自分の無力さが嫌になりました。
飼育日記を見直すと、我が家に来て当日晩に松かさ病になり、それ以降の2か月ずっと松かさ病を繰り返させて、私が迎えていなければこの子はこんな苦しい思いをしなかったのだと思うと懺悔の気持ちでいっぱいです。
薬を使えばよかったのか、死なせてしまった今も正解がわかりません。でも、私の対応の悪さが招いた結果です。
この子の前後に他にも購入して迎えており、その子達も同じように対応して保護観察3か月を迎えようとしています。この子がOKだからその子もOKではないと痛感しています。
この記事で11月4日に相談させていただいた報告ですが、
その日の晩に2匹それぞれを別々の舟にて治療開始しました。
◎白点・松かさ・・白点病になり松かさ病を併発
プラ舟水量30ℓで真水、エアーのみ、ヒーターで23度固定
上記に移動させて1晩様子をみました。
この時点で体中に白点があり松かさ病は鱗も立ってお腹パンパンでした
・翌日、白点は減り鱗が少し閉じてお腹が少しスッキリした様子
・翌々日、白点が完全に消えて鱗も完全に閉じてスッキリした体に戻りました
急に鱗が閉じたので、悪い方に急変しないか心配しましたが、いまのところ
は白点もなく体も綺麗で問題はないようです。現在も毎日の水換えで単独隔離中です。薬は使わず、毎日の水換えだけで治ってくれたので良かったです
翌日になって悪化すれば薬を使用するつもりでした
◎白点・赤斑病・・白点病になり赤斑病を併発
赤斑病が重傷でお腹に1㎝ほどの赤斑、体中に小さい3ミリ程の大量の赤斑、尾には血走り?(と言うのでしょうか)金魚部さんの記事の赤斑病の子達よりもはるかに多い赤斑で重症か?と心配しました。白点は尾に数個でした。私のミスは上からは体調チェックするのですが、下からは水換えの時にしかしなかった事です。お腹の赤斑があんなに大きくなっていたので、数日前から出ていたんだと思います。それと沈んで様子がおかしかったのですが、白点病のせいだと思いこんでいました。
プラ舟水量30ℓで塩水浴0.3%ヒーター無しエアーのみ水温23度
上記へ移動
・翌日、白点は変わらず、赤斑は半分ほど消えるがお腹は大きい赤斑が薄くなったものの大きさはかわらず、尾は血走り消える
・翌々日、白点消える、体の赤斑消える、お腹の赤斑が半分位になる
・翌々々日、 赤斑が綺麗になくなりました
現在も舟での単独飼育で毎日水換えしていますが今のところ白点も赤斑も出ていません。
0.3%の塩水毎日交換で治ってくれました。
ヒーター無しで水温は22度前後です。
正直30ℓの毎日の全量水換えは大変ですが、隔離バケツは現在別に使用中で舟で対応しました。
初心者の対応ですのでデーターとしては何の役にもたたないですが、
なにかしらの参考になれば幸いです。
季節の変わり目は病気が出やすいと聞いていましたが、11月に入って
他の子も急に白点病や元気のない子が出てきました。それぞれ塩水浴で元気に戻ってくれているのが救いですが、私は心配し過ぎて食欲が減ってこの数日で体重が1㎏減りました~♪
まだまだわからない事だらけですが、これ以上死なせないように尽くしたいと思います。
周囲に金魚飼育している人もいなく相談できず、勝手に金魚部さんを頼りにさせてもらっています。松かさ病の子を救えなかったのは悔やまれてなりませんが、環境を変えず毎日の水換えでの対応をと金魚部さんに言ってもらった時は、背中を押してもらったと言うか本当救われました。
みなさんのコメントを読ませていただくと、私のような初心者はいないんじゃないか?と思いコメントするのも恥ずかしいのですが、どうぞ今後もよろしくお願いします。
ヨウヨウさん こんばんは。
先日も多くの方々から死亡報告を頂き残念に思いました。
飼育相談を受けていて、全ては救えないと分かっていても、特に重症化すれば九死に一生くらいの生存率に落ちるとも思いながらも、やはり、それが確定したとの報告を受けると残念でなりません。
とはいえ、僕自身も重症化させて生き残ったのは1割程度で、それ以外は何をしても、しなくても死なせてしまっていたので、2号3号のときなどは無理と判断したところからは治療せず、好物を無理ない程度の少量づつ食べさせて最後の1ヶ月か、1週間か、数日か(その時点で分かりませんでしたが)最後をゆったりと過ごさせました。
やはり、重症化させると殆ど無理なので、獣医さんの受診を薦めたりして、無駄に僕達素人が試行錯誤するという流れからは手を引こうと言う考えになってきました。
一方で、僕は今後は「予防」に関する情報を充実させたり、日本以外での金魚飼育ではスタンダード化されている水質検査などの普及を促進する事に注力していく事に舵をきっていこうと考えています。 金魚は強いから適当に飼育しても耐えてくれる・・・これにのっかる流れを断ち切って、欧米レベルの時代にあった育て方を発信したいとも考えています。
その為にも、僕自身が現在のスタンダードを理解しなくてはいけないので、同じような内容の本を何冊も読みながら勉強していますが、幾つかの項目に理解できない部分があり、何か誤解している可能性があり、他の知識との整合性が取れない部分が残るため、もう少し時間が掛かりますが、(しばらくはその部分を微妙に回避しつつ)少しづつでもシフトさせていくつもりです。
ちなみにここは初心者による初心者向けの金魚ブログですので、初心者である事は何の問題もありません。
考え方も人と同じである必要はありませんし、自分がその時信じる事を全力で行えば結果がどうであれ次に繋がるステップになると思っています。
何も考えずに10年、20年経過させてしまうベテランになるよりは、悪戦苦闘しながらも一歩一歩前に進み年々成長する伸びしろたっぷりの初心者のほうが素敵で楽しいです。
僕自身、最近考えさせられる事がありました。人は誰でも下手に肩書きが付くとおごりが出てしまい努力をしなくなるんだなぁと感じたので、自分はそうならないように一生初心者として成長を繰り返して行きたいと思っています。
ですので気兼ねなく思った事をお書きください。
それが金魚の虐待にならない限り、僕はその方向で何が出来るのか考えてお答えさせていただきます。
金魚部さん、こんばんは。
金魚飼育やりかけ当初からホームセンター内のペットショップの金魚屋さんや通販を利用して金魚を購入していましたが最近はよく自宅から車で10分程のリミックスと言うペットショップにお世話にならせてもらっています。
そこのショップはアクア全般からトカゲなどの爬虫類やインコやフクロウなどの鳥類、国内外の昆虫など一応、中部地区では最大級の品揃えで有名なお店です。
金魚コーナーでいつも自分の目で良く観察し病気や寄生虫などの問題を抱かえていないか?
体型は左右対象的か?
力強い泳ぎをしているか?
懐っこいか?
などを見て購入しています。
この前にこのショップで購入した黒出目金はマツカサ状態にはなりましたが元気で何と言っても体のバランスは良い方でした。
やはり塩水浴は金魚の粘膜を再生したり浸透圧の力で金魚にプラスになる事が多いですね。
それからいつも水換えの時に利用しているベランダの水道水のKHが2dH、GHが3dHでした。
平均硬度は2〜4dH位で多分、金魚部さんのお住まいの地域と同じ位かと思います。
KHが低いとPHが安定しずらいと記事にありましたが日本の平均的な硬度は低めなんですね。
マツカサの原因の犯人を探るべく自分なりにいろいろとやっていますが後は金魚を買って来て(通販も同じです)袋の中に少しずつ飼育水を入れて馴染ませる“水合わせ”をやるべきですが今までは袋の中の水温をはかり金魚だけ掬って直接、0.5%塩水浴の元になる真水に入れてから点滴で塩水を混ぜ合わせていました。
やはり水合わせの時にも水質が極端に変わり過ぎて悪い流れになった事もあると思います。
金魚部さんに以前、ご指摘頂いた添加バクテリア(僕の場合:金魚バイコム)を大量に定期的に添加した事やミネラルまで除去してしまう浄水器での水質変化の問題、夏に飼育水が腐りやすい時期に水の換えすぎによる有機栄養細菌の減少などによる感染症(マツカサなど)になる要因を探ると可能性は多々あるんだと思いました。
これからいろいろと勉強して行き水質のバランスが良い水作りになる様に頑張って行こうと思います。
金魚部さん、こんにちは。
今、我が家のGHは3dH、KHは2dH位ですが余りに日本の規定が低いのかPHもアップダウンします。
金魚は酸性側にあってもアルカリ性側にあっても変動が大幅にアップダウンしなければその指標に耐えてくれますね。
今、KHが低いのでPHの変動幅が大きくなっていますがこの場合は貝殻やサンゴなどで対処するのでしょうか?
前回、伺いました上部フィルター内の水流がある場所とは60㎝トリプルBOXで言えばウールの下部にですか?
また教えてください。
それからエプソムソルト浴にて治療しリハビリをしている金魚のウロコが立った時や内蔵による問題、特に腎臓機能が下がった場合は塩水浴の様に中1週間あければ再開しても良いのでしょうか?
エプソムソルトは期間さえあければ悪くなった時に再度、使用するものですか?
またよろしくお願い致します。
オリオンさん こんばんは。
そうですね、原因は何かわかりませんが、現在取り組まれているように1つ1つの可能性に注目しながら比較検討していくと最後には見つかると思います。
また1つではなく、複合と言う事もありますし、時に別の原因で同じ問題が起きているという事もあるかもしれませんので、確実な事だけを判断の材料にすると良いです。
◆GH,KHはゼロでは無い事が重要です。
金魚飼育では極端に高い必要はありません
◆KHがある程度の高さだとpHは変化しにくくなります。
ただ、このパラメータだけが上下する事に関して僕の金魚は問題なく耐えられていますので、他のパラメータが固定できていれば特に拘らなくても良いです。
例えば、問題の1つとされる青水の時のpHの乱高下ですが、僕の環境でも起きまして、朝や夜は8.0と普通ですが、昼は一気に4段階も上昇し10.0まで上がります。
検査薬も見た事が無いような色が出て驚きますが、アンモニアがゼロである限り水が高度に毒性を持つ事もないのでアンモニア中毒も起きません。
KHを上げるという対応もありますが、現時点では添加物を入れて対応する事は行わない方向で経過観察しています。
>貝殻とKHとpH
サンゴや貝殻は酸性化する時のみ水中に溶け出します。
ですのでpHがアルカリ性を維持する場合や中性~アルカリで変動する場合は何の役にも立ちません。
先日、貝殻が無くなったので追加で購入しました。
その時、100均で買いましたが、商品がカビ臭い事が多いので、何度も水で洗ってから天日干しして、それから使用する事にしていますが、その洗った時に、米のとぎ汁のように物凄く白い濁り水になったので興味からpHとGHを検査しました。
見た目は絵の具の白を洗ったような色で「アルカリ性が強くなってそう」「硬度が上がってそう」に見えましたが検査の結果、水道水と同じ数値のままでした。
この時の水道水がアルカリ性を示していたためこのようになったと思います。水道水が酸性なら一気に溶けていたかもしれません。
よって、アルカリ側の変動を抑制する効果は(パウダー状でも)貝殻やサンゴには期待できないと明確に分かりました。
>水流のある場所
これは文字通り水が流れている場所を示します上部フィルタならポンプが吸い上げた水が噴出している場所、ポンプの吸引口、フィルターを通過した水が水槽内に戻る出口など、明確に水が強く流れている場所を選んでください。
最悪水流の弱い場所でも溶ける事は問題なく起きると思いますが、水流が無いと雑菌の温床になりやすいので、その様な場所しか無理な場合は時々清潔になるように洗浄してください。
水が強く流れる場所なら比較的放置できるというだけです。
上部濾過のスノコの下は何も入れないための空間ですので空けておいて下さい。
純正のまま使うのが最も効率が良く問題が出ないそうです。
>点滴の水合わせ
病気の時や、輸送で疲労している金魚に対してストレスをかけないように点滴で水合わせする事は非常に良いことだと思います。
ただしやり方が不適切だと余計なストレスをかけるので、
◆点滴する前の状態で温度変化がおきやすくなっていないか?
◆点滴の落下距離が大きすぎて金魚を怖がらせていないか?
◆水量が十分と言える状態で実施しているか?
など金魚への負担が殆ど無い状態で出来るなら是非行うべきと思います。
僕の場合は、それが必ずしも満足に出来ていないと判断したので夏からは点滴を止めました。
代わりに導入したのが「水合わせなし」「金魚に勝手に快適な場所を選ばせる方式」です。
いずれ記事で紹介する予定ですが、「飼育シート」「色関係」など既に書き終えている(その前に出す予定の)記事があるので、何時になるか分からないので軽く書きますが、簡単に言えばショップなど大量に金魚を導入する方々のやり方を調査して(聞き取りも行って)決めました。
>エプソムソルト
基本的に塩水浴よりも少し強めなので頻繁に行うのは良くないとされていますので、1週間おきに繰り返すのは余ほどの事が無い限りやめたほうが良いです。
それよりも1回行えば、2度と行わなくて良いように確実に治してから終了してください。
塩水浴同様、何度も繰り返し行うものではありません。
※それでも仕方ないと思うときは仕方ないので実施してください。
また長期的に(1週間~10日を超えて)行っても変化が無い場合はエプソムソルトが効果的な原因ではない別の問題でしょうから、薬を使うとか獣医さんに診てもらうとかが最良の選択肢になるはずです。
金魚部さん
お返事ありがとうございました。
死なせてしまった子の弱っていく様子がふと頭に浮かんできて色々と考えますが、寿命以外で死なせてしまうのも病気になるのも私の責任です。
他の子達が元気にいられるよう最大限尽くしていきます。
話は変わりますが、
転覆初期で治療しており、赤斑病・まつかさ病になった子2匹ですが
病気治療で塩水浴をして結果的にフラフラや水面から背中が出る症状が
なくなり、人工餌を食べても元気に泳ぐようになり安心したのですが、
1匹が飼育水に戻った途端フラフラ状態が更に悪化しました。以前は夕方以降にフラフラだったのが朝食後すぐにフラフラして壁に口をくっつけてかろうじて体勢を保ってる状態で1日中不安定になってしまいました。隔離治療の時に糞をしていない事が判明して消化不良と判断、人工餌をやめて冷凍ミジンコを朝晩与えたところフラフラせずに1日元気に泳いでたんです♪もしやこれは人工餌が合わないのか?とひらめいて、翌日は冷凍赤虫を朝晩与えてみましたがまたまた元気に泳いでるんです♪この子が夕方以降元気に泳ぐ姿を見られるのは2か月ぶりです。現在は冷凍赤虫4日目ですが、他の子と同じ量を食べてもフラフラせず夕方以降も元気に泳いでいます。しかも大量の糞をするようになりました。餌によってこんなに糞の量や体調が変わるんだと感動しています。私自身が赤虫が気持ち悪くて抵抗があり今まで与えずにいましたが、もっと早く食べさせてやればよかったと思います。他の子達にも冷凍赤虫を同じく与えていますが、糞の量がすごくて今までの倍以上するようになりました。人工餌の量を調整し種類を変え水草ダイエット等してきましたが治らずどうしたものかと様子を見ながら今まできましたが、まさか浮き症状が治る日が来るとは思いもしませんでした。まだ4日目なので油断は出来ませんが、冷凍赤虫作戦で様子を見ていこうと思います。
皆が糞を倍以上するようになったので、今までの水換えでは間に合わないのか?と気になっており水質検査をして水質悪化のないように気をつけていきます。アンモニア検査薬は持ってませんので購入する予定です。
仕事を終え帰宅して全員が元気に泳いでる姿を見ると嬉しくてたまりません。
冷凍赤虫代を頑張って稼がなくては!と気合も入ります。
あと、金魚部さんの記事でサンショウモを拝見し、あちこち探したのですが売り切ればかりでなかなか手に入らずだったのですが、やっと購入出来ました。
昨日から浮かべていますが、さっそく根っこをツクツクしています。さらに大量の糞をしてくれればいいな~と願います。
サンショウモの間から顔を出す「まるちゃん&かくさん」の写真が大好きで、うちの子もサンショウモの間から顔出さないかなと期待して待っているのですが今の所はまだ見れていません。
まだまだ手さぐり状態で、金魚達の状態により一喜一憂の日々ですが
色んな事に対応してやれるようになりたいと思います。
私にとって金魚飼育初めての冬が近づいていますが、ヒーターを入れていない子達は水温により餌の調整をしていかないとダメなんですよね?しかも私は早朝と夜しかご飯をあげれませんので、それもどうなのか?と試行錯誤の日々は続きそうです。
ヨウヨウさん こんばんは。
赤虫は人工餌よりも遥かに消化が良いので消化不良が軽症ならokです。
1)消化がとても良い
ミジンコ
水草
苔
青水
活ブライン幼生(←水は汚れます)
2)消化が良い(でも低温時はNG)
アカムシ
ブライン(冷凍・成虫)
3)消化に少し時間が掛かる
水やお湯で柔らかくした人工餌
(タンパク質が少ないほうがマシ)
4)消化に時間が掛かる
ドライのまま与える人工餌
消化のよさで4つに分けるとこんな感じです。
1)は病気の金魚や病み上がりでもOKですし青水の凄さは何時か記事にまとめてお見せしますが驚きます。
軽症なら
2)でもOKですし、赤虫はミジンコよりも入手しやすく値段もミジンコよりは安いので低温時でなければ良い選択肢だと思います。
でも毎日を長期的に与えるとおさいふに厳しい餌になります。
ただし、赤虫は皮を含むので冬の低温時は消化不良が出やすいのでそれまでには消化機能が回復するといいですね。
元気な金魚は真冬でもモグモグ・・・ぷうーーです。
リハビリも兼ねて消化機能を徐々に改善していかないと何時までも1)や2)ではコストが高く付いてしまいますし、何よりも金魚が更に弱り消化能力を落とした場合に逃げ道がなくなるので、糞が安定して出るようになれば徐々に3)、そして最後は4)に移行して普通に人工餌をドライで与えても消化できるように慣れさせていく必要があります。
普段は4)で維持しないと(過保護だと)消化能力が徐々に低下しますので注意です。
ただし、低温時に無理に1)→2)→3)・・・とするのは逆効果になるので、低温時は現状維持にして春になって徐々に温度が上がると共に上げていったほうが上手くいきます。
また1つ気になりましたが、塩水浴の後直ぐに水槽に戻すと悪化するので、次回以降同じ事をされる場合は、塩水浴を終えたら徐々に塩水を水換えのたびに濃度を落としながら、その治療した場所で水作エイトでも入れて1ヶ月~3ヶ月単独でリハビリする事をお勧めします。
転覆病のトリガーは水温の低下が多いですが、本当の原因は別にある事が多いので、本水槽にはその本当の原因が残ったままの可能性があるので、その環境に戻されても再発しないほどまでリハビリで調子を上げてトップコンディションをしばらく維持したのを確認できてから戻してください。再発を繰り返すと僕のチョウビのように徐々に塩水浴が効果ゼロになり最後には転覆が酷くなり固定します。
また、戻す前には、濾過材の汚れや水質の悪化など基本的な問題は除去し、仲間からのストレスやその他のストレス要因があれば分かる範囲で取り除いておくのも重要です。
原因が分かり、それが除去できれば水槽に早めに戻しても再発しませんが、1つとは限らない原因を確実に特定して全て除去するのは難しい事が多いので、上記のようなリハビリをお勧めします。
僕は内臓の問題は再発率が高いと言われるので3ヶ月はQT(治療水槽)に入れたままにします。(水は徐々に普通の飼育水にします)
このまま回復していくといいですね。
でもご注意ください。
僕の住んでいる場所の話ですが今晩はとても寒いので、明日の朝の餌やりは良く考えようと思います。
ここで調子を崩すと悪化させやすいですし、新入りの黒オランダの一番可愛い子が出張の前に転覆してましたので(今は治りましたが)そのコンテナを特別警戒地区として初老の警備員(=僕です)を巡回させています。
>早朝と夜しかご飯をあげれません
冬は早朝だけにしたほうが良いです。夜は夏でもあげない方がよいくらいです。心配なら水草を大量に入れておくしかないです。
金魚部さんこんばんは
先日は青水の件でお世話になりました、おかげさまであれから青水はよい状態を保っています。
今度は金魚のことで助けてください、一昨日、昨日と連続して松かさ状態の金魚が出てしまいました。
初めに松かさ状態になったのは一番小さい東錦で、体が丸く膨れ、鱗がギザギザになっていました。
慌てて金魚部さんのブログを読み返し、すぐに新水浴をはじめました。昨日は藻を食べさせてフンをさせようと思い、種青水のプラケースの底をさらった物を与えてみました。
よく食べるのですがすぐに吐き出してしまい、あまりフンをしませんでした。
今日で新水浴3日目ですが、当初から割と元気がよく、エサを探して泳ぎ回っています。
そして昨日、もう一匹松かさ状態の金魚が出てしまいました。
こちらは購入当初からよく入院している小さい江戸錦で、松かさ状態はまだよく見ないと分からないぐらいのレベルです、ただ金魚を上から見て、体の右側の方が症状がひどいように思います。こちらも体が少し丸く膨らんでいます。(特に右側)
今日で新水浴2日目ですが元気なくあまり泳ぎません。
昨日の夜中amazonでエプソムソルトを購入し土曜日届く予定です、またカンパラDも借りてきました。
前に薬浴をして金魚を死なせている為薬は抵抗があり使っていません。塩も今は使っていません。
2匹とも特にかわいがっている金魚で何とか助けたいと思っています、どうかアドバイスよろしくお願いします。
水槽は昨日の晩水を60Lほど換えました。
質問シート記入途中に誤って送信してしまい、2度質問シートを送ってしまいました。
井上祐喜さん こんばんは。
マツカサは僕の環境では導入魚に時々出るのと、過去に何度か経験した程度なので現時点で何が原因で出るのか判断できる程の経験が無く情報が十分ではありませんが、1つの条件として水が出来ていない時に過密飼育したり、餌を与えすぎた場合、または安定した水槽の水を換え過ぎた場合など、水の安定が悪い環境で出るように思われます。
まずは餌の量と水換えの周期のバランスを安全レベルに近づける事を試みてください。
前回から比べると餌をかなり減らされたようですので、それで安定しない場合、問題は過密飼育なのかもしれません。
前回偏っていた金魚を青水と更水に均等に分散する作業はお済みでしょうか?
餌も過密度も飼育を始めた初期と数年以上経過してからでは許容できる量が大きく違います。
初期は通常の半分でも水が匂うとか濁るとかして雑菌も増えやすいのでバクテリアやプランクトンが安定形成されるまでは「薄飼い」で維持するか今だけでも一時的に容器を増やして何匹かを別の容器で飼育して水を安定させるかしたほうが良いかもしれません。
ここまで、寄生虫や感染症が出ていてポップアイも確認されてからのマツカサなので雑菌の繁殖が過度に侵攻しているのか、もしくは少量の常在菌にすらやられるほど金魚が弱っている可能性があります。そこまで弱っている場合は、ほぼ水質が不安定なのが原因です。
また細菌に着眼すると嫌気環境と言う酸素が不足する環境が水槽内に出来ると増えやすいので、何層も重なるような古い苔を除去したり水が流動しないようなアクセサリーや砂利を取る事でその様な余地をなくす事で安全性が上がります。※苔、アクセサリー、砂利が悪いと言う事ではありません。水が出来てい無い時に水中に存在すると問題が出やすい条件になると言うだけです。
その他原因で有名なのは
◇水質悪化(不安定)
◇アンモニア・亜硝酸塩中毒から悪化
◇急激な温度低下
◇移動のストレス
◇栄養失調
◇仲間からのストレス
◇飼い主の構いすぎ
◇その他環境ストレス
などです。
外で飼育されているので、色々な要因が該当すると思いますが、基本は水の安定の有無だろうと思います。
ですので、この手の問題が出たらまずは水の安定を如何にして確保するか?それ以外の問題要因を如何にして排除するか?など計画的に問題に対応する能力が求められます。
まあ水が安定する最初の1年か2年を過ぎると嘘のように安定しますので多くの問題は無くなりますが、それまでは無理なく時間を経過させてあげてください。
現在起きている問題に関して、良く見ないと分からない程度のギザギザならエプソムソルト(もしかすると新水だけ)で治ると思いますが、問題は今後です。
※勿論、マツカサ治療中は水質悪化は許容できないので餌は最小限にして水は常に清潔に維持して完治させてください。
マツカサと転覆は一度出ると出やすくなる病気で、徐々により簡単に出るようになります。
ですので、今後の飼育環境では、それらの金魚は十分な水量で安定させた環境で育てないと2回目、3回目は救えないかもしれません。今後の飼育でいろいろなシナリオを経験されると思いますが、辛い経験になる事も多いので、可能性を低くするなら他の金魚とは別に飼育する事も検討してください。
金魚飼育を始められて3、4ヶ月だと水の安定にも未だ時間が掛かると思います。薬を借りた方がベテラン飼育者さんならその方から水や濾過材を少し分けていただいて水の安定を高めるのも良いです。
パラザンDは強い薬で弱った金魚には使わないほうが良いですが、初期ステージで見つけた場合や金魚が元気なうちなら使用できるようですが僕は使用しない事にしています。特に体重の小さな金魚の場合は規定量が既に濃すぎるようですのでご注意ください。
青水の沈殿物は食べて吐き出すのが普通です。底砂利のようにプランクトンを食べて残りを吐き出す感じです。
ただし現在与えておられるのが正しい沈殿物かは分かりません。
その種水の中にメダカか金魚が居たら、その沈殿物はただの汚物です。
良質の沈殿餌を十分に底に貯めておけば次の日には大量の糞が出るのでそれで確認できます。
これらは目で見ても違いが分かり難いので餌を作るときは金魚が居ないタンクに青水を入れて水深30cmで白い皿が見える程度の濃さにして真っ暗な部屋に2、3日放置すれば沈殿します。
この沈殿したての物がベストな餌です。 他の金魚が一度食べたものでも、しばらく太陽に当てていれば再利用できると思いますが、同じ方法で青水を沈殿させて作るほうが確実に早くて楽です。
最後になりましたが
GHがゼロなのも気になりますね。
フィルターや浄水器の影響でしょうか?
金魚部さん、こんにちは。
いつも参考にさせていただきとても助かっています。
4月から飼い始めた金魚の調子が悪くなり、手当ての方法に迷っているので、今回もお力をお借りできないかと思い書き込んでいます。
最近、水槽の上の隅でじっとしていることが多く、一昨日は餌を欲しがらず、でも落としてやるとすぐに2個食べました。昨日は冷凍ミジンコを与えました。(夏場は倍量のえさを与えていましたが、10月上旬の水換え後に調子が悪くなったため、現在の量にしました。)
けさ起きてみると、今度は水槽の下の隅でじっとしていました。浮き上がれないようで、時々私がのぞくと底をはうように泳ぎ、たまに底の餌を探すような仕草をします。水質検査で見える問題はないと思ったのですが、水を1/3強、換えました。背びれは立っていたりたたんでいたりします。
これが沈むタイプの転覆病だとしたら、塩水浴、それともエプソムソルト浴なのか?それより100% 新水に入れるべきなのか?今日の水換えでも変化がないようなら、明日つぎのステップに進むべきなのか迷っています。
状態を確認したいのですが、私が行くと底をズルズル這い、お腹に傷がつくのが怖くてなるべく近づかないようにしています。
次に私がとるべきステップは何か、アドバイスをいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
銀魚さん こんばんは。
質問シートの記入ありがとうございます。
まず沈没金魚をプラケースにでも掬い、よく観察してください。
1)細菌感染による神経の麻痺による沈没
これが原因なら
高速で泳ぐ事ができない、または泳ぐとキリモミになります。
これは尻ビレなどが正しく動かせないのでフラフラ泳ぐ事を確認する事で判明させられます。
また前進したいのに上昇してしまい宙返りのようになる事もあります。
スプーンで掬い上げると普通の金魚が行うピチピチ運動がまったく出来ず金縛りのように固まったまま口や一部のヒレだけ微妙に動く感じです。
このような場合は
塩水浴0.5%&エプソムソルト浴0.03%の混合で様子を見てください。
(塩水で殺菌、エプソムソルトで緊張緩和です。)
※この時の体の形状や張りをよく観察して覚えておいて下さい。
※経過観察で1日後や2日後に体が最初より膨張するようなら塩水は止めてエプソムソルト浴0.03%のみに切り替えてください。
2)腹水などブロートによる沈没
この場合は単に重りが入っているように底に沈みますが運動能力は正常なのでパワーさえあれば力ずくで泳げます。
1)は麻痺しているので真っ直ぐ泳げませんが2)は真っ直ぐ泳げます
でも泳ぐのを止めると沈んでいく・・・そんな状態ならこれです。
この場合は
エプソムソルト浴0.03%で様子を見てください。
また
1)の場合は濾過装置無しで水量多めで毎日~数日おきに100%の水替えで維持したほうが雑菌が少ない環境で治療できます。
2)の場合は水作エイトなどの濾過の沸いたものをQT(クアランティンタンク=治療水槽)に移植してアンモニア等を出さない安定した中で休ませて上げてください。
雑菌の問題が無い場合は1)の場合でも水作エイトなどを入れて安定させた水で経過観察しても良いです。
僕が経験して治療できたのはこの1)と2)だけですが、これ以外にも沈没の原因は多く存在します。
まずは、よく観察したり、これまでの経緯を振り返って何が原因かを判断して、それを除去する事やその原因の場合の治療を試みる事を考えてください。
※ちなみに消化不良の場合は体内の酵素の働きでガスが出ます。(人間のおならと同じです)ですのでガスが溜まるため、通常お腹が膨れますがこの場合は沈むのではなく「浮き」ますのでこのケースには該当しないとして除外しています。
最後に僕は経験ありませんが、栄養失調とかミネラル不足でも1)のようになるようです。
<※僕の場合は1)の時、水カビ病が出てそのまま麻痺症状が出ましたので感染が原因と思います。>
そしてこれらデフィシエンシー系にはpHが密接に関係するようです。
可能ならpHを検査して過度に酸性に傾いていないかもご確認ください。(アルカリ性に偏る場合もNGですが、これは通常青水飼育で日中に太陽がガンガン当たる場合に起きるくらいで通常は起きないと思います。)
金魚部さんこんばんは、いつもアドバイス有難うございます。
先日相談した松かさ病の2匹ですが、あの後エプソムソルト浴3日ですっかり良くなりました。しかし江戸錦の方が松かさが治っても元気が無く、かなり衰弱した状態でした。
この調子では外で冬越しは出来ないと思い、屋内の水槽に移したのですが、久しぶりに横から見るとおなかがぺったんこになり、ほとんど動くこともなく底に沈んでいるか、ふらふら水流に流されている状態でした。
3日ほど水槽で様子を見ていたのですが、あまり餌も食べずどんどん衰弱していて、たまらず隔離して塩水浴を昨日の晩から始めました。
短期間のうちに屋外から屋内に、またエプソムソルト浴から水槽そして塩水浴と環境が変わり良くないのは分かっているのですが、どんどん弱って行くのを見ていられません。
水槽の温度に合わせるため今はヒーターを使い水温を19度に固定しています。このままだと衰弱死しそうな状態です、外観的な傷、病気は見られませんが、呼吸が荒い時があり、たまに口、エラを痙攣したように激しく動かすことが有ります。この魚は購入した時にエラが片方動いておらず半月ほど塩水浴をしていました。今はエラは両方動いています。
この状態で何をしてあげるべきか、判断を間違えると一気に魚を弱らせてしまいそうです、おなかがぺったんこになっていますが、昨日から塩水浴と同時に
餌はあげていません。
かなり厳しい状況だと思いますが、何かアドバイスが有れば些細なことでも構いませんので、よろしくお願いします。
今仕事中に書き込んでおり、質問シートの内容を確認できず記入しておりません、申し訳ありません。帰宅してからとも思いましたが、いてもたってもいられず仕事中に相談をしてしまいました。
井上祐喜さん こんにちは。
江戸錦心配ですね。
このブログでは「まあ大丈夫だろう・・・」と判断した結果大惨事になるのを避ける為、かなり安全側で書いていますので「仕方ない」と言う場合は切り替えてください。
安易に塩水>>エプソムソルト水>>塩水などを繰り返さないことが重要と言う意味で強調していますが、「仕方ない」ときはその判断を信じて躊躇なく対応してください。
シート記入が無いと環境の詳細は分かりませんので一般論ですが、
感染症が出ているのか、水質異常に耐えられなくなったのか、でしょうか?
いずれの場合も綺麗な水で休ませる事で回復させるしかないです。
衰弱した金魚は薬は勿論、水質の変化でも体力を奪われますし、免疫がダウンしているでしょうから感染症や寄生虫への耐力も殆どないので水質管理を注意してできれば多めの水量で暗くて足音が響かない場所に置いてあげてください。
温度変化はヒーターで維持されているなら安心ですね。
>昨日から塩水浴と同時に
>餌はあげていません。
これまで与えておられたならこの判断でよいと思います。
長く絶食するとその影響で問題がで始めるようですので適度に極少量でも与えるべきですが、生きているのがやっとのレベルまで衰弱している場合は体力が回復するまで何も与えないほうが良いです。
ただし、水草や苔、青水などは特に大きな負担なく処理できる上に金魚も食べたくなければ食べないので、この系統は入れておいても良いです。まあどれも劣化するので塩水には入れられませんけど。
初めまして。初めてコメントさせて頂きます、カール梅津と申します。
エプソムソルト浴の記事、非常に興味深かったです。松かさには僕もよく悩まされていたのでもし松かさにやられた時は一度試してみようと思います。
質問なのですが(既出・もしくは既に記事の中で書かれていて私が見落としているだけかもしれませんが)、エプソムソルトは硫化マグネシウムであり、塩ではないということですが、それは金魚の浸透圧と関係があるのでしょうか?もしあるのなら具体的にどういった関係でしょうか?また、エプソムソルト浴0.03%と塩浴0.5%を併用しても問題はありませんか?
よろしくお願いします。
カール梅津さん こんにちは。
そうです。基本的にエプソムソルトが行うのは浸透圧差を和らげると言う事です。
便秘に関しても効くので転覆病の治療でも活躍するとされます。
僕は現在新入りの1匹が転覆したのでエプソムソルト0.03%と塩水0.3%を同時に行っています。
便秘ではないですがガスが溜まったまま数日浮いているのでガスが抜けてくれるといいなぁ・・・と試しています。
ですので同時に行う事自体は問題ありません。
ただしブロートという水が入ってお腹に溜まる問題を抱えている場合、塩も浸透圧の緩和に使えるものの、濃度によっては出すよりも取りこむ側に作用するので塩水浴すると溺れ死ぬ事例がある事からマツカサ病の時は塩を使わない事が推奨されています。(より正確には専門家の見解も分かれていて諸説あり、逆の意見も存在します)
実際の治療で殺菌効果を期待する場合はどうしてもエプソムソルトではなく食塩を使いたいと考える事になります。
でも内圧が上がれば鱗が更に開くのでマツカサを伴う時は悩む事になると思います。
勿論、内臓の問題は獣医さんに診てもらうのが確実です。
返信ありがとうございます。塩水浴と併用しても大丈夫なのですね。詳しいところまでありがとうございます。
実は私は金魚飼育をここ最近再開したばかりでして、愛玩、つまりペット感覚として桜錦を1匹だけ飼っています。
現在導入から5日が経ちますが、導入当初から「あれ?」と思うところはあるのですが鱗が気持ち逆立っているような気がします…「松かさでは?」と若干思っています。
まだ導入して間も無いのでとりあえずトリートメントとして塩水浴0.4%をしていますが、今後の事を考えてエプソムソルト浴をさせた方が良いでしょうか?導入5日目、昨日からほんの少しだけ餌を与えていますが先日は4粒を1度、本日は4粒と5粒を1度づつ(時間間隔は6時間以上あります)与えましたがどれも完食、今日に至っては足りないようで餌を探し回っているくらいでした。糞は初日は白い気泡の混じったものを確認しましたが餌抜きで様子を見ていたので今朝は茶色の糞を出していました。
ですがやはり気になるものは気になるものでして、非常に人を警戒する子である事(前面以外を黒、前面のみ間に合わず新聞紙で囲っています)、露骨に顔をしかめてしまう程には杜撰な管理のショップで買ってしまった事、水合わせ後投入となった時元の飼育水を200ccほど入れてしまった事など、心配のタネはつきません。(少し神経質すぎるかも?)
今回は愛玩、ペットとして出来るだけ長期的に飼育したいのとたった1匹だけなので少しぐらい神経質になってもいいかな、と思っています。エプソムソルト浴、やるべきでしょうか?助言お願いします。
カール梅津さん こんばんは。
なるほど、それは困りましたね。
すでに塩水浴を開始されているので金魚の体が膨らんだりしてこない限りは、そのまま塩水浴で対応するのも良いかもしれません。
ブロートが出たら塩水浴は止めた方が良いですが、さもなければ継続可能だと考えています。
エプソムソルトはブロートの懸念があるときは有効ですが、殺菌効果はないのでトリートメントとしての役割の一部の機能(害虫駆除&殺菌)が期待できません。
まず導入魚は最初の1週間から10日は環境に慣れて居ないので恐怖も感じますし、色々な変化に体が対応を終えてい無い事もありストレスレベルが非常に高いので他の金魚なら些細な問題が新入りには大問題になるほど免疫がダウンしていますので水質管理だけはシビアに実施してあげてください。
マツカサになってきたという事は
本来金魚をリラックスさせ、粘膜を再生し、感染に強い体作りを促進する塩水浴の効果よりも、金魚が環境変化から受けているストレスが金魚を弱らせている力が勝っている事を示していますので、塩水が汚れたら直ぐに綺麗なものに交換したりして金魚が完全に衰弱してしまう前にコンディションを上げるように整えてあげてください。
餌は記入されているものは非常に小さな粒でノーマルのオレンジのパッケージのものの3分の1から4分の1位(でもノーマルは浮上性なのでより多くの空気を含みデカイともいえますけど・・・)なのでこれを1日4、5粒で1回か2回を17Lに入れていたなら与えすぎとは思えませんが、この先水の汚れが懸念されるなら数日与えないで有機物など栄養源が大量にチャージされた水ではなく綺麗で安定した水で休ませるのも大切ですし、元気なうちに安定水で治してしまえば、その後悪化した場合に治療などに要する時間を大幅にカットできます。
ここまでのことを総合すると現時点でエプソムソルトを入れて水の化学組成が変わることは良い方向になりにくい懸念もありますので、できれば現状維持のまま水替えだけは確実に高頻度で行い清潔な環境の中で守ってあげてください。