昔は1年中苔が全くないピカピカの水槽で底には何も敷かないベアタンクで飼育する事が見た目のシンプルさや美しさ、そして何より毎回苦労して掃除したあとの心地よさからベストだと考えていました。
そんな僕がここ1年は苔は残したまま、可能な限り多くの水草や時にはアクセサリーまで入れて飼育するようになったのですが、十分な数の検証をし、成功例が得られているので そろそろ その理由をお話いたします。
またこの記事は全てに繋がるベースのような部分があり、これに関連した様々なトピックに関する別の記事も数多く読みましたので関連する部分で少しずつご紹介します。
今回の記事は主に金魚の行動や脳への影響に関して書きますが、最初のきっかけは ベアタンクの金魚が転覆しやすい という記事を読んだことから始まります。
(今回は、この記事のことまで話せば長くなるので割愛します。)
最初は半信半疑でしたが 転覆病が何よりも嫌いな僕としては 転覆を避けられると聞けばココア浴でも何でも試してきましたので この件も無視できず最終的には効果があると判断する事になり全面的に飼育方法を見直す事になりました。 それだけ、目に見える効果があったからです。
<中略>
一方、ご存知のように 僕は 自家配合えさ、練りえさ、煮えさ などを試してから各種生餌を試すようになりました。 結局、最も分解状態に近いものほど消化が良い・・・つまり 水分量で言えば水分を多く含み水のようなもののほうが消化吸収が早い おかゆ みたいなイメージ又は 赤ちゃんの離乳食か 高齢者の方の 細胞膜破壊食 などを想像していただければと思います。 同じく結合が弱いほど、又はパウダーに近いほど消化吸収が早いことも これらを比べながら調べた結果
その全てを究極のレベルでバランスしている餌として
◆苔
◆青水の沈殿物
◆藻・水草
など金魚部三種の神器として全ての金魚に与えるようになりました。
このような給餌を開始して以来、全ての金魚が
トップコンディションの指標の1つとなる
濃い緑色の糞をするようになりました。
人工餌だけを与えていても青水や苔が十分にあればかなりダイエットが改善されますので効果が目に見えると思います。
話を本題に戻しますが
上記のような経験をしてきたおかげで
専門誌に
ベアタンクやプラ舟飼育で苔一つない状態を
barren aquarium
というイメージがとても悪い総称で呼び
凶暴化したり、脅えやすくなる事、消化能力の低下を起こしやすい事など
如何に良くないかを様々な角度から解説されているのを見た時
これ以上ないほど納得してしまい
現在のようなジャングル水槽への移行、
それだけに留まらず
稚魚飼育まで池の中を模したようにデザインして新たな稚魚飼育法を模索するようになりました。
・・・理論で納得した事を実際に実践で確認する為です。
▲ドロドロに見える水や所々溶けた水草
一見すると最悪の条件のようですが、これこそブライン要らずの最良の条件です。
このプランクトンが豊富、餌が要らない、水が汚れない・・・
を起点として今年のラクラク稚魚飼育が始まりました。
また昔の僕は自分の都合でピカピカのベアタンクを好んで飼育してきた訳ですが、記事を読むにつれてそれが如何に金魚に悪く不安定な環境となっていたか痛感させられました。 それでは その内容を簡単にご紹介します。
まず最初に金魚は魚にしてはとても頭が良いという話ですが
飼い主(餌をくれる人)を見分けたり、数字を把握したり、順番を覚えたりできます。(※数に関しては哺乳類と同じで4までは数えられると考えられています。)
つまり簡単に芸を仕込む事ができる魚といえます。
そしてその賢い脳みその発達が、自然豊かな環境とベアタンクでは大差になる事が実験で分かっているようです。
しかもこの実験、たった1週間で脳の大きさに差が出たらしく、
自然豊かな飼育環境での飼育を続ける事が魚の生涯にどれだけ大きな違いを生むかが説明されてました。
では何故そうなるのか?
◆暮らしのスペクトラム
僕達人間でも同じことが言えますが、1つの事だけを何度も繰り返すと疲れますし飽きます。
また同様に脳も活性化されません。
金魚も、本来魚として池の中で行う ありとあらゆる行動を行う事こそが最大の幸福であり、脳が最も活性化されるようです。
つまり通常の自然環境には様々な種類の石や土があり、苔も生えていれば水草も多種多様に存在し、虫が居たり、プランクトンが居たり、隠れる場所や産卵する場所があったり・・・と、ありとあらゆる生活行動が多様な方法で選択しながら行える状態にあるわけですが、 ベアタンクのようにツルツルの何も無いbarren aquariumではその多様性の無さゆえ金魚には退屈で過ごしにくい場所となるようです。
◆給餌パターン
ここで別の関連記事の話ですが、金魚は非常に頭がいいので餌の給餌パターンを覚えることが出来ます。
つまり毎日、だいたいどのくらいの時刻にどのくらいの量の餌が どの場所に 誰によって投下されるか?
・・・・くらいの事は理解できるそうです。
★餌クレダンスを毎日同じ場所で踊られている飼い主さんは要注意です。 何故なら、その場所に餌を投下することが金魚にバレているという事だからです。
これにより、あまり単調なパターンで給餌を繰り返すといずれはそのパターンを覚えてしまうので
いつの間にか その時間までは一切泳がなくなり、餌を食べてからも
「本日の営業はこれで終了いたしました」 とばかりに寝てしまう・・・など問題行動をとる様になり
最終的には早く衰弱して死んでしまう・・・という流れとなるので
餌は時刻や量は固定しても良いけど毎回必ず別の場所に投下しましょう
という内容の研究記事もありました。
相手は魚類ですがなかなか賢いので
飼い主もそれなりに賢くなる必要があるようです。
このように
金魚が日々の生活を送る中、少しでも多様性を持たせられるように
レイアウトをデザインしたり 給餌を工夫しないと金魚は徐々にパターン認識を完了してしまい
あまり泳がなくなり、やがて衰弱してしまうというのが 脳への影響 に関する最大のポイントです。
それをレイアウトで改善するには
ベアタンク のように何も無い状態ではなく
可能な限り複雑で、自然を模倣した
ジャングルタンクとなるように 苔を生やしたり、水草や石組を配したり、底砂を入れたり・・・より複雑にする事が金魚がもつ強い好奇心を満足させる事に役立ち 常に棲家を探検し、常に餌を捜し求めて泳ぐように仕向けやすくなります。
また、
レイアウトが複雑だと長生きするという研究もあり、
それが叶わない場合でも、レイアウト変更を時々行うだけでも金魚はその新しい環境を探検する事で良く泳ぐようになるという実験結果もあるようです。
これは実際に僕も何度も自分で確認しましたが、水換えの際に金魚を出してレイアウトを変えると、狭いところも広いところも1つ1つ自分で泳いでまわり、危険が潜んでいないか?などを確認する姿を見る事ができました。
土管など新しいアイテムを入れると最初は警戒して近づきませんが数日後には皆がその中で並んで寝ていたりして可愛いです。
また同じ土管を別の角度でおいたり 場所を移動したりしても 一度なれたアイテムには警戒する事無くそれが何か認識できているのも金魚が賢い事を示しています。
本当の自然では、このスケールが大きくなり、刻一刻と変化を続けるので金魚の脳トレに更に効果的ですが、実験では人工的に作った自然を模しただけのレイアウトでも自然と同じような効果が確認できているようです。
つまり人工的なレイアウトでも自然と同じように多様性があれば同じ効果が得られるとその研究者は結論付けていました。 これが僕のジャングルタンクへの移行を強くあと押ししました。 やはり自分の金魚達には楽しい毎日を送って欲しいので。
▲従来の水草
ホテイソウやカモンバを中心に多種を導入しています
▲一般的な植物のハイドロカルチャー化
シソなど基本的には雑草のような強い品種を中心にハイドロカルチャー化して冬を越えられるのか確認します。
これまで土植えではミントくらいしか越冬できていません。
▲新たなウォーターカバー探し
ビオトープ用の植物のセットを買いましたが不注意で殆ど枯らせてしまいました。シーズンオフで取り扱いも減ってきたのでまた来年探しますが写真の水草だけは園芸会のテロリストと呼ばれているミントのような過激な生命力で爆増中。 ここまでのスピードで増える水草は初めてなのでとても楽しいです。 この水草は サンショウモ と呼ばれています。 ご参考まで。
自然を模したリッチな環境で2ヶ月育てたチーム と 殺風景で何も無いベアタンクで2ヶ月育てたチームをそれぞれ 底を半分を黒、残り半分を白にした実験水槽に放つと、 自然環境を模したほうで育てたチームは 脅える事無く水槽の中を好奇心旺盛に泳ぎ回るのに対し、ベアタンクのチームは黒い部分に集まり白いほうへ出ようとしない(怖がる)現象が見られたそうです。 また食に対しても 自然がリッチなほうのチームは比較的新しい餌を受け入れやすいのに対し、ベアタンクのチームはあまり新しい餌を受け入れない個体が多く出たそうです。 このように自然を模した環境の金魚達は 脅えにくく自信に満ちているので好奇心も旺盛で本能的に行動を行うのに対し、ベアタンクの金魚達は警戒心が強く食も偏食気味な傾向が出るという研究内容ですが この実験でも脳の実験同様、比較的短期間でこれだけ明確な違いが出たことが興味深いと思います。 記事にも Never too late (今からでも手遅れではない)と書かれていました。 ホントそのとおりだと思います。 ベアタンクをピカピカで維持していた頃は3年、4年と飼育している金魚から順に泳がなくなり最後には転覆させていましたが、最近は皆が良く泳ぐようになりました。 まあ転覆しそうになる金魚は今でも時々出ますが、そちらは早期対応で治療して何とかしています。
これは何度も書いていますが、
苔などの餌を24時間何時でも食べられるという状態は
胃が無く常に腹ペコ&好奇心旺盛で何でも口に入れてみる習性を持つ金魚にはとても良い条件となります。
胃が無いからといって何も消化できないわけではなく 歯ですりつぶすように細かくした餌は細い管を通りその後お尻から糞として出す肛門の直前までに何箇所も消化酵素を出したり直接栄養を吸収したりする場所が存在し、消化吸収という作業を延々と続けているので、常に極少量の餌を食べ続けている事が もっとも消化吸収の能力を高くする事に貢献するそうです。
この点では ピカピカのベアタンクは特に問題が多く、先に触れましたベアタンクの金魚が転覆しやすくなるという問題につながります。
このように
水槽という自然とは乖離した人工環境に長い間金魚を住まわせて長生きさせる為には、少しでも多くの相違点を創意工夫で除去しながら金魚が本来の能力を全て有効に使いながら生活を送れるように配慮してあげるのが良いことだと痛感します。
更に
◆外で飼う
◆底砂をいれる
の2点を上記に組み込めば
同じく大きな効用があるようですが現時点ではスルーしています。両方とも小規模で試したりする事はしてますが、調べだすと奥が深く、未だ未だ満足や安心や自信を持って全ての金魚に実施できるレベルには達していません。 特に、僕のような雑な人間が軽い気持ちで手を出して大きなミスを犯して金魚を殺す事になるのが怖いので、いずれは何とかする方向で 徐々に移行する構想を練ったりしてます。本当は室内で観賞したり撮影したりする事が本来の目的でしたが金魚のために良いなら前向きに検討するつもりです。 ただ・・・1ヶ月限定とかならともかく日本の四季を全てまたいで1年以上維持するのは・・・・ うーーーーん、まだそこまでは修行が足りないと思うのでもう少しコツコツとがんばろうと思います。
▲金魚がつついても抜けない独自の植え方を考案
▲マイクロバブルによる溶存酸素量に関する実験
▲稚魚飼育環境の改善テストと飼育方法のシステム化
▲金魚専用住居の設計
▲無電力・無動力濾過システムの実験
このようにこれからも学んだ事をベースにして独自のアイデアを実験などで考察して良さそうな結果が出れば記事にするように考えています。
金魚部様、こんばんは★
今回の記事、大変興味深いですね〜
でも、考えてみれば当たり前のような気がしますよね。
飼い主側の都合で自然界と、かけ離れた環境で飼育し続けると、
それによっていろんな副作用が出る…みたいなイメージを持ちました。
我が家もベアタンクですが、
4分の1くらいの面積に、流木にミクロソリウムを沢山植えています。
金魚に食べられることもなく(新芽は食べる)
低温高温にも耐えて、よく増え、ズボラな私が唯一育てられています。
流木を動かせば良いだけなので、掃除が楽です。
あとは、観葉植物(トポス)を輪ゴムで束ねて水面に(水槽に引っ掛けて)置いています。
鉢植えでただ水をやるよりは根もぐんぐん伸びて明らかに増えます。
肥料いらずで、根がメダカの良い産卵場所になってます。
飼育水は栄養があるんですね〜これも自然のサイクルですよね。
それ以来水換え時の捨てる水は、鉢植えの水やりに使っています。
水草をツクツクしたり、水草の間を通ったりしてるのを見ると、
こちらもとても癒されます。
また、水草も若葉が出てきたり、水流でゆらゆらなびいていたり、
ついつい水槽を見てしまうんですよね〜
我が家の今後の課題は青水と藻です。
いつの日か青水が透明化して、キラキラクリア水になり、
金魚がよく見えることが快感になってからずっと飼育水は透明のまま。
藻も生えてはこないので、青水チャレンジしてみようか考え中です。
マツモも入れたことがないので、購入してみようかと思います。
マツモに小さな気泡がついた写真にうっとりしました。
とても綺麗ですね〜
ジャングル計画、我が家も実行してみようと思います。
また、金魚部様に気付きをいただきました。
感謝!!
PS
園芸会のテロリストと呼ばれる水草(浮き草?)の名前を
教えていただきたいです。
ズボラでも育てられそうな予感がしました。
pipikoさん こんばんは。
>ベアタンクに流木
流木いいですね。先日ペットショップで物色してたんですが どれもサイズが小さくて・・・んで、大きなサイズを見つけて値段見たら5000円・・・・枯れ木がゴセンエン・・・・あきらめました。 何時の日にか近所の川に流れてくるのを待ちます。
ちなみに記事にはベアタンク卒業と書いていますがコケが生えてるだけで事実上僕も未だベアタンクなので石が入るまではpipikoさんのように流木か何か簡単に移動できるものを入れようと模索してますが岩とかは重いから金魚に万が一のことがあってはいけないし、色々さがしてますが 何も無ければ 枯れ木にゴセンエン ですね。 ブログに しら~っと流木が出てきたら アイツ諦めて払ったな!と思ってください。
>観葉植物
そっちもかなり調べたんですが 奥が深そうですね。ホームセンターにも大量に種類が売られていて買いそうにもなりましたが、その時はスイレンとかのコーナーで水生植物の寄せ植えみたいなものを買いました。 がじってみたら物凄く奥が深くて、正直、ビオトープまで勉強してる余裕はないと思いましたので現在は大きく後退して枯れてもどんどん増えるようなメンバーを主力に考え中です。 完成したら金魚の遊園地みたいになる事を望んでいます。 建設予定地は広大なので金魚が怖がらないようにいくつかのエリアに分けてデザインする予定です。
>マツモ
この記事の写真でしょうか?
この記事内のマツモらしき水草は全てカモンバです。
昔はマツモを入れてましたが どの金魚もマツモが好きで食べちゃうのでお財布にやさしい水草の代表であるカモンバに切り替えたんです。 これなら幾ら食べても安いから!と導入したら 今度は誰も食べませんけど。 まあプランクトンとか色々発生させる為&水槽内をジャングル化させる為の仕込みなので食べなくてOKです。
>園芸会のテロリスト
・・・は ミント です。 地植えしたら最後、地下茎が生きている限り何処からでも芽を出してきます。
お尋ねの水草ですが
サンショウモ
と呼ばれています。
<記事にも名前入れておきます。>
間もなくシーズンが終わるようですが現在は爆増中で直ぐに水面を覆いつくすような早さです。 15cmほどを1つ買ったのですが爆増して現在は全ての稚魚タンクに配備完了しています。 大きな金魚は根を食べるので今は配備してません。
1年草だけど胞子か何かで冬越しできるようです。
今からならギリセーフかもしれませんが、無理そうなら来年の春に入手されれば爆増の舞が見られます。
金魚部様、はじめまして。
はじめてコメントをさせていただきます。
今年の6月突如金魚に目覚め、手探りながら2匹の金魚を飼育をしています。
数ある飼育ブログの中でも金魚部様は、通説そのままでなくご自身で実験をされたり海外のものを含む様々な研究に目を通されたりして根拠を示して解説してくださるので、とても勉強になります。この2ヶ月間ストーカーのように過去記事を読み漁りました^^; 本当にお世話になっています。
今回の記事の「金魚は頭が良い」というのに深く頷きました。うちで買っているのは小さなフナ型の金魚2匹ですが、小さいながらにキャラが立っているというか自我が感じられるというか、そういうところが金魚のかわいらしさの主要因なのでしょうね。
人間と同じで、できるだけ多様なものに触れ、好きな時に好きなものを食べられる環境が最も良いというのにも本当に納得できます。
うちは日あたりが悪いせいか、綺麗な緑色の苔(藻?)は生えてくれないのですが、過去記事で苔など自然のものを少しずつ食べるのが良いと拝読してから、底面に生える茶苔はあえて掃除しないようにし、またマツモ・カモンバ・ホテイ草を入れました。以前は気泡入りの弱々しい糞をすることの多かったうちの金魚ですが、おかげさまでしっかりした大量の糞を出すようになりました。うちの金魚にはホテイ草の根っこがすごい威力を発揮しています。あの黒い細かい繊維が腸をお掃除してくれるのかなと思っています。
いろいろ入れていると、カモンバをつついていたと思ったら底面をつくつくし、気が済んだら浮上してホテイ草の根っこを引っ張り…と多忙そうで、見ているこちらも楽しいです。
うちは青水にできない環境(日当たり+鑑賞重視のため)なのですが、それでも少しでも金魚に住みやすい環境にできるよう、これからも金魚部さんのアイディアを参考にさせていただきたいです。よろしくお願いしますm(_ _)m
蛇足で、底砂利についてですが、私は当初底砂利を全面に敷いてましたが、沈下性の餌の食べ残しが詰まるのが心配→でもバクテリアの住処としての砂利の効能も失いたくない、など考えた結果、砂利を浅いお皿(焼き魚用のものです。金魚に焼き魚…と自分の中でウケています)に盛って最も水流のあるストレーナー近くに置いてみました。餌をお皿から離れた底面に撒けば汚れの心配は少ないですし、お皿ごと取り出せるので掃除する場合も手間いらずなので、自分的にはこのやり方が合っているなと思っています。
ぶちこさん こんにちは。
>キャラが立っているというか自我が感じられるというか、
>そういうところが金魚のかわいらしさの主要因なのでしょうね。
そうですよね、魚なのに犬やネコと同じくらい表情や態度のバリエーションがあるので見ていて飽きませんよね。 僕もそういうキャラが立っているような1匹1匹個性的な部分が大好きです。
>ホテイ草の根っこがすごい威力を発揮しています。
そうですね、ホテイソウの根っこは、どの金魚も大好きですよね。
今回の記事に出てくる サンショウモ も同じような根が出ます。
そして大きな金魚は1日でその根を完食してしまうのですが
少し水中に多く栄養がある(餌の与えすぎのときなど)の状態なら倍々ゲームのように急速に増えますので餌として与えるのにも非常に経済的で効率がよいと思い注目しています。
とは言え、今はもっと増やそうと思い稚魚水槽だけで爆増させています
▲ピントが何処にも合ってなくてすみません
>底砂利
昨日遂に4kgの大磯を購入しました。
これから色々な方法を試しながら
僕のような スボラ人間 でも安心な運用方法を模索します。
ちなみに僕が底砂利を恐れているのは ぶちこさんと同じ餌の食べ残しです。
昔、底砂を掃除しようとしてスポイトで吸って 中からカビだらけの餌が出てきた事が今もトラウマです。
特に沈下性の餌ばかり与えている僕としては 底砂利の為に餌を浮上性だけに限定するという選択肢が選べないので今後1つ1つ試して考えます。
お皿のアイデアも試したことがありますがお皿の下が糞だらけになりませんか?
あと激しい金魚がツクツクすると大量に皿の外に散乱する というのもお皿砂利アルアルだと思いますがどうでしょうか?
他に優先順位が高いものが多くあり、底砂利は未だ車のトランクに積んだままですが 今日明日には洗って何処かに入れてみます。
金魚部様
やっぱり個性ありますよね。個性やこだわりを見せるところから、金魚がある程度の頭脳を持った生き物だということを日々感じています。
サンショウモ、丈夫で増殖が早いなんて理想的です。うちは屋外に設置しているメダカ鉢が最近では金魚のための水槽ファームになっているのですが、ホテイ草はよく増えはするものの収穫までに時間がかかるので、金魚が大きくなったら追いつかないなぁと思っていました。なのでサンショウモは便利そうです!それに見た目も、水滴が乗ったところがとても綺麗で良いすね。
底砂利お皿作戦についてですが、
>お皿の下が糞だらけ
私が使っているお皿は、底が水槽の底面にピッタリくっつく形状なので、下に糞が入り込むということはないようです。またフチがほぼ直角に反り上がっているので、フチの下が掃除しにくくなったり糞の吹き溜りができるという感じも今のところ無いです。
>激しい金魚がツクツクすると大量に皿の外に散乱
なるほど、、確かにそういう問題が…汗 うちは砂利が大きめなのでまだ派手に動かすことはできないようで、心持ち山型になるように盛っているのがつついた拍子に少し崩れることはあっても、まだお皿のフチがストッパーになれています。が、金魚が大きくなってくると問題が出てくるのかもしれません(>_<)
底砂利の使い方について良いやり方を発見されましたら、ぜひまた記事にてご紹介頂けたら嬉しいです。
ぶちこさん こんばんは。
コメントを拝見していると僕の努力不足のような気がしてきましたので お皿に入れる方法も模索してみます。
現在は1箇所で全面、3箇所で半面だけ砂利を入れて様子を見てます。 生まれて初めての砂利敷きを経験する金魚達は砂利の上に落ちた餌を見逃したり砂利と一緒に口に入れてしまい食べにくそうに餌を食べてますが、まあそのうち慣れるのだろう・・・とドキドキ半分で見守っています。
デカブツの2匹は 1匹が転覆気味でしたので別々の飼育ですが両方に半面砂利敷きしてますが この2箇所だけ 「片付けられない金魚達」というタイトルがつくくらい 砂利を散乱させてます。 ダンプカーみたいな2匹だけに通過後は撒き散らしていくので半面敷きに見えなくなってきています。
これまでは恐々1ヶ月ほど敷いて問題が出ないうちにリセットとかしてましたが今回は長く続けて色々なノウハウを蓄積できればと思います。 問題定義の記事なら今すぐにでも書けそうですが、それらを解決したノウハウ記事は半年から1年は砂利と共に飼育してみないと今のところ何も思いつきません。 気長にまっててください。
ホテイソウは何故か今回は分裂せず巨大な1株で成長中で面積は2倍ほどになりました。 一方、期待のサンショウモは1箇所で容器全面を覆うようになり、全てを合わせると容器3つ分、購入時からの面積比では40~50倍程に増えました。 寒くなると急激に枯れるそうなので今のうちに増やして大きな金魚に餌として配給したいです。
金魚部様、こんばんは。
今まで情報・知識を盗んでばっかりでしたが、今回は特に共感する部分が多かったので書き込みさせて頂きます。
>ベアタンクのチームは~怖がる現象が見られたそうです
一ヶ月以上の塩浴・薬浴あがりの金魚を本水槽(非ベアタンク)を移した時に私も同じ事を何度か体験しました。「まだ本調子ではなかったのかなー」と心配していましたが、脳のメカニズムからアプローチした検証記事を見て納得しました。面白いですね。
また、より自然界に近い環境が金魚の長生きに繋がるというのもすごく実感しています。
というのも室内のメイン水槽よりも庭と玄関前に設置した雨水利用の疑似ビオトープに住む金魚の方が明らかに元気で病気知らずなのです。人口餌を気が向いた時にしか与えないズボラ管理なのに、箱入り娘同然の扱いをしている(当社比)金魚たちのが弱いのはなんぞやと思っていたので、金魚部様のおかげでその答えに近付けそうです。
余談でただのお節介かもですが
エアチューブのカオスっぷりにすごく既視感を覚えました(笑)
私は二又等の分岐のエア調節に毎度四苦八苦し見た目に美しさを見い出せず、試行錯誤した結果細い塩ビ管に辿り着きました。
両端に封をした細い塩ビ管にいくつかの穴を開け一方コックを取り付けそこから方々にエアレーションしていくように変更しました。(詳しい仕組みはわかりませんがチャンバー効果?なるものが発生し効率よくエア供給出来る?ようです。)見た目の改善にもつながり何よりエア調節が幾分か楽になったのでおススメです。自作派の金魚部様の事ですので実装・検証済みかもしれませんが…
季節の変わり目ですので、金魚たちだけではなくご自愛もされてくださいね。
次の記事も楽しみにしています。
武者返しさん こんにちは。
>疑似ビオトープに住む金魚の方が
>明らかに元気で病気知らずなのです
この記事関連以外にも 温度耐性 というものがあり室内でヒーターなどを使い温度変化無く育てると金魚はどんどん弱くなる一方、外などで少し過酷な温度環境でストレスが適度にかかる金魚は強くなる傾向があるようです。 ただし、このストレスは死なない程度(サブリーサル)でないとHSプロテインという魚を強くするタンパク質が作られないので、過度な温度変化に晒したままだと弱ったり死んだりするようです。 この事から、玄関前が条件的に 甘やかしすぎず、過酷過ぎない 丁度良い範囲にあるのかもしれませんね。
>エアチューブのカオスっぷりに
>すごく既視感を覚えました(笑)
稚魚飼育の時は毎回どんどん容器を増やしているのでこうなります(笑
お勧めいただいている方法が最も理想的だと思います。
チャームさんなんかでは浄化槽用のポンプとそれをセット販売されているほどですので良いのだと思うのですが、僕は極度の貧乏性で一度買ったものは使えなくなるまで使いたい派なので既に購入している3方分岐(約10個)を捨てずに使いたいんです。既にお蔵入りを決めた外掛け式ろ過装置と上部ろ過装置が勿体無くて勿体無くて捨てられず、とても後悔しています。 また稚魚飼育しない時は極度にエアレの数が減りますのでシーズンオフ中は まあまあスッキリします。 でもズボラ人間なので邪魔臭い時はそのまま継続してますけど。
気持ちが 観賞 に向かう時はコードやエアチューブを見えなくする事に関してすごく気にするのですが、気持ちが 飼育 に向かうと不思議なくらいどうでも良くなるという特異体質の人間なので 温かい目で見守ってください(笑
金魚部さんこんばんは。
金魚は頭がいい ・・・・
言われてみればそうかもしれませんね。
風林火山さん こんにちは。
色々な時に思うんですけど
やはり金魚は賢いと思います。
でも個体差も かなりあります。
水槽に金魚よりも2倍以上大きいガラスのコップを沈めてその中に沈下性の餌を入れて様子を見ると面白いですよ。
賢い個体とそうではない個体で挙動が大きく違います。
後者は 永遠に横から突く事で何とか食べようと無駄な努力をしますが
賢い金魚は直ぐにガラスの壁を理解して においがする方向に移動して 上の入り口を見つけて中に入り餌を食べます。
金魚部さん はじめまして
30年ぶりに友達の子供がもらってきた金魚すくいの金魚のなかで病気の金魚の治療から金魚を飼育し始めました。
久しぶりの金魚飼育に金魚すくいで疲れたストレス満載の赤斑病と尾ぐされ病にまつかさ一部というキテる病魚からのスタートだったので緊張の毎日でした(笑)
金魚はすっかり見違えるほどで 元気な状態の金魚の強さを実感できるようになりました。治療中は経過や状態の判断なども含め、金魚部さんの病気の治療記事を何度も参考にさせていただきました。
水槽立ち上げから約1か月 後から追加した金魚も合わせてなんとか1匹も落とさず来れたのを期に、今は金魚の暮らす環境やストレスによる行動について気になっていたこともあって少しづつ水槽のジャングル化を進めている途中です。
迷う部分もあったので、今回のブログは自分が金魚と接していて感じていた事の答えが見つかったようでとても為になりました。
金魚を飼うのって試行錯誤の連続ですよね。ストレスと金魚の元気さが大きな繋がりがあるような気がしていたので、それぞれに性格の違う金魚達が仲良く良い状態で暮らしていける環境を作ってやれたら一日でも長く生きられたらそう思って金魚と接しています。
家には猫も一緒に居ますが、命とかかわる事は沢山の事を教えてくれたり
失った色々な物をとりもどしたり 救ったようで救われたのは私だな(笑)とか
きっかけは ひょんなことからですが再び金魚が居る生活も大人になった今だから良かったと思っています。
これからも ブログの更新楽しみにしています(★`・ω・)ゞ
kikaさん こんにちは。
最初は本当に大変ですよね。
水の安定が悪いと金魚も弱りがちですしね。
そんな中、1匹も死なせず収束さえられたのは凄いですね。
最初は飼い主の好奇心や不慣れもあり 水換えが遅れたり 餌をやりすぎたりすることも多いので 全てがマイナス方向に働くだけに うまく生還させられたのは凄いですね。
ジャングル化に共感していただける方が多く居られて本当に嬉しいです。
これからも試行錯誤を続けながら 僕のようなスボラ人間でも安心して管理できるジャングルタンクの仕組みを探したいと思っています。
それまではベアタンクとジャングルタンクのハイブリッド案でしのぎます。
金魚部さん、ご無沙汰しています。
非常に興味深い記事ありがとうございます。
金魚が4まで数えられるとは驚きです。また、空間認識力にも長けているのは毎回我が家でも驚かされる事実です。
我が家の野外水槽は金魚部さんがおっしゃるようなジャングルタンクに近いのですが、初夏に和金メスが産んだ卵の回収を忘れ崩壊させた経緯があり、それで大事にしてたメス4才を失うハメになりました。
ジャングルタンクの弊害ですね。中がわかりづらい。
室内タンクの方はタンク前面以外は内壁は放置。ヌルヌルの苔まみれです。
大磯を10cmぐらい敷き、底面フィルターで3/4を濾過、底面は上部フィルター連結です。
好気性バクテリアと嫌気性バクテリアエリアを作ることを念頭に飼育中です。
金魚の状態はとても良好です。
しかし、金魚というのは不思議なもので、世界長寿(45才か49才か忘れたけれども)の金魚(和金型)なんか普通に餌やり&飼育していたおじいちゃんやおばあちゃんですよね。
(ま、金魚が45才だからおばあちゃんもおばあちゃんも以前は若かった)
さて、わたくしは先日江戸川にある養魚場を訪ねました。
その時の模様を記事にしているので、お時間があればお越しくださいませ。
オアナーザさん こんにちは。
>金魚が4まで数えられる
これは1と2、2と3、3と4のように比較させて認識の可否を見る実験で哺乳類を含む多くの動物で試されています。 面白いのは現段階では人間の赤ちゃんを含む全ての動物が4と5を区別できない事です。 また金魚のように群れで暮らす動物はより大きな群れに属する事が多くのベネフィットを生むのですが、4を超えると判別が不確かになり、2倍、3倍の差が無いとどちらが大きな群れか区別出来ないようです。
>ジャングルタンクの弊害
早速うちでも問題が見つかりました。
餌がうまく見つけられなくなるようです。
詳しくは記事にする方向でデータ採取中ですが
ベアタンクだと数秒で消えていた餌が5分以上残ったままでした。
カビが怖いので 速攻で対策を講じました。
僕から見えないだけでなく金魚からも見えなくなるとは・・・
まあ、慣れの問題かもしれないので様子を見ます。
>世界長寿(45才か49才か忘れたけれども)
>の金魚(和金型)なんか普通に餌やり&
>飼育していたおじいちゃんやおばあちゃん
>ですよね。
そうですね、基本的に金魚にあまり興味が無い人が飼育するほうが金魚は長生きできるようですね。 逆に僕のようにあれこれ試したり餌の種類や量や時間を年間を通じて固定して無い人は問題が出やすいようです。 極端な例かもですが
◆エンゼル という水をとても汚す2世代前の餌を与えている おじいさんの金魚が十数年以上生きている事、
◆妹(金魚嫌い)が息子の為に仕方なく飼育している金魚が既に7年以上生きている事、
◆会社に金魚が居るからと仕方なく当番制で社員全員で定期的な世話をしている会社の金魚が1匹も死ぬ事無く巨大化してきている事(知ってから約8年経過)
・・・などからも、共通項を書き出すと
◆四季を通じて餌の種類や量を変えない
(低温時に餌を減らすという知識も発想も無い)
◆基本的に毎日同じ時間に餌を与える
◆餌の量は控えめ(最後の会社の例は除く)
◆水換えは水の状態ではなく
期間を一定として定期的に換える
◆基本的に金魚に興味が無いので普段は放置
必要な世話のみ行う
◆基本的にアクアの知識はゼロに近いけど
性格が几帳面で勤勉なタイプの人たち
僕の周りの例では
このようなプロファイルに当てはまる方々の金魚が病気知らずで長生きしている事にとても興味があります。 まあ病気が出ていても誰も気が付かないとも言えますが定期的なメンテナンスで復活しているようです。
ちなみに 僕が未だ転覆病の治療法を会得する前の妹の名言
「ひっくり返ってる金魚は、ほっといたら治るやろ?」
ほっといたら(関西)=放置しておけば(標準)
色々やれば死なせていただろう局面でも得意技の《無関心》で乗り越えるアクアに興味ゼロの人々の元気な金魚を見ながら凹んでいた頃を思いだします。
金魚部さま
こんにちは。ベアタンクの弊害、わかる気がします。子供の頃実家で飼ってた金魚は青水の中でホテイ草などを入れて一年中、外で濾過もエアレーションも使わず飼っていましたが、病気もせず10年くらい生きてました。(丈夫な和金だったからかも知れませんが。)
室内で濾過機を入れ定期的に水替えをしているベアタンク飼育の今の方が、少しの世話のサボりですぐトラブルが出る気がします。
金魚は個体個体で性格も違うし、懐いてくれるし愛嬌たっぷりだし、本当に可愛いなぁ。。と、昔も飼っていた金魚の魅力に改めて気付けたのは、いつでも身近に見れる室内の水槽で飼い始めたからこそですが、金魚のことを考えればもっと自然に近い環境にしてあげたいと思います。
そうすると、観賞/飼育&管理のしやすさ、という3つをどうバランスを取るか・・・。自分の生活リズムを加味して、ストレスと負担があまりかからない範囲でベストを模索するしかないかな。。
これから少しでもウチの金魚ちゃん達のQOLの向上を目指しますw
金魚部さまの経過報告のアップ楽しみにしております。
やっこさん こんにちは。
そうですね、外で飼育すると温度差を経験しながら生きるので温度耐性が上がる=強くなる 事も関係していると思います。
僕はそれらを考慮して ヒーター無しで飼育してきましたが この1年で気が付いたのは 60CM水槽のような水深がある水槽では春夏の時期に温度変化が緩慢になるので秋などに急に まる1日寒くなるようなタイミングで金魚がフラフラしだす事などが分かりました それをうけて このジャングルタンクの移行と共に 遂に水槽飼育から新たな方向に移行する計画を進めています。 まずは黒オランダとデカブツの計4匹に小さな金魚をお掃除役で数匹ほど追加した新たな飼育場(コードネーム:Raspberry Republic)を計画しています。
確かに「無関心」というのは金魚のみならず多くの生物を飼育する上で大切なキーワードですね。
無関心というのが言葉に語弊があるならば「適度な放置」。
得てして生物は飼い主や世話する人を良く観ているようで、飼い主が神経質ならばその神経質が生物に感染する場合が多いですよね。
金魚部さんもご指摘のように、世話をするあまり餌を沢山与え過ぎたり、ちょっとのゴミや排泄物が気になって何度も水槽をかき回したりすると魚に影響がじわじわと出てくる。
まあ、しかし金魚部さんのようにただ飼うのではなく、生物から何かしら学びたい、試したいという姿勢が金魚の科学を発展させるワケですし、先述の無関心の人が世話している金魚だってたまたま長生きしてるケースだけが取り上げられているワケであって、水面下では多大なる死や事故で命を絶つ金魚もいることでしょう。
実際に、わたくしの叔父は玄関に金魚水槽を置き、琉金を飼ってましたが、普通に世話して一尾一尾ずつ死んでゆきました。買い足しても死ぬ買い足しても死ぬの繰り返し。
これはちょうどわたくしが動物を飼うのはある程度出来るが、植物とくに観葉植物(たとえ強く丈夫といわれるポトスでさえ)何度試しても上手く育てられないのと似ています。
この前、その叔父の息子、つまりわたくしの従兄弟と金魚の話になって、何が違うんだろうね~なんて話してました。
おそらく金魚部さんがおっしゃるように、アクアの知識があまりない人でも長く上手く飼える人というのは、「几帳面で勤勉、事務的に金魚を世話し、あとは放置により金魚にストレスを与えず、水もこなれて苔もぬるぬる、長生き遺伝子と堅牢健康な身体を持つ個体を選んだという偶然性も手伝い、金魚を沢山飼おうという欲はなく、けっして瞋らず、いつも静かに笑ってる…」そんな飼い主なんでしょうね。
あ。
宮沢賢治調になってしまいました。笑
オアナーザさん こんばんは。
そうですね、幾ら几帳面でも数日置きにフィルターを洗ってしまったり毎日糞をスポイトで吸い取るようでは金魚も病気になりやすいでしょうから、何に関しても適度である必要はあるでしょうね。
まあ構いすぎず放置しすぎない塩梅を探しながら1歩ずつ進めていこうと思います。
初めまして
いつも楽しみに拝見しています。
床砂を敷いた場合の餌の処置について私がしていることです。
現在、私は60cm水槽で4匹の金魚(琉金・オランダ獅子頭3匹)を飼育しています。3年になります。
水槽内には五色砂と敷き、流木にアヌビアスナナ、一緒にミナミヌマエビ・ヤマトヌマエビを10匹程同居させています。
エビを投入したのは水草のコケとりが目的でした。
最初は、金魚がエビを食べようとしていたのですが、エビのほうがすばしっこく逃げています。そのうちに、今では諦めたのか、エビが目の前を泳いでいても無視するようになりました。
うちにはもう一つ水槽があり、そこには和金がいますが、ここに投入したエビたちはすべて和金に食べられてしまいました。なので、和金(フナ尾)系には同居は無理ですが、琉金系ならエビと同居は可能です。たぶん、、
餌はすべて沈下性の餌を与えていますが、金魚が食べ残した餌は夜間、金魚たちがお休み中にエビたちが食しており、餌が残ることはありません。
このような飼い方もあります。
今回の金魚部様の記事を読んで、ほかの生物と同居させていることは、金魚たちにもいい刺激になっているのかもしれないと思いました。
こうすけさん こんばんは。
エビですか?
実は既にお気づきの方も居られるかもしれませんが僕は何で金魚を飼育しているのだろう?と思うくらい 生物 が苦手です。 学生時代、理数系の科目はかなり得意なほうでしたが生物だけは勉強しても頭に入りませんでした。 そんな中、数々のミスで多くの金魚を死亡させてその都度大きな自責の念と共に同じミスは避けたいと考え対応策を考えたり、不足する知識を勉強したりしながら何とか金魚を育てられるようになりつつある・・・(←今ココ) という状態なので、ここで新たな生物の治療法や飼育法を勉強するのは少し荷が重いんです。
水草水槽なんかでは エビ はアクセサリー扱いで 死ぬのが当たり前のように扱われているのを見ますが、僕は愛着を覚えると殺せないし、その死が苦痛に感じるようになります。 少し異常かもしれませんがこの感覚をコントロールできないのです。
一方、ボウフラとかアカムシは個体を判別できないので特に愛着も沸かないため大量に生きたまま金魚に食べさせるという残虐な行為を繰り返していますが何とも感じないんです。
ここで エビやドジョウやコリドラスをボウフラと同じように扱えるかというと僕には少し無理なんです。 エビでもブラインくらい小さくて個性というかキャラの違いが区別できないなら・・・と思うのですが、大きいとそうもいきません。
せっかくアイデアを提案していただいたのに申し訳ないのですが、ここは本心でその好意に対してお答えするのが僕としては正しいと思いましたのでそのようにさせていただきました。
特にエビはデリケートで管理が難しいと聞きますので僕のようなものが手を出してはいけないゾーンとも感じてます、 せっかくのアイデアを教えていただいて申し訳ないのですが 既に別の方のコメントに書いたように そのエビの役割は小さな金魚に行わせる予定でおります。 まだ計画段階でアイデアを練りながら小さな規模で色んな確認をしているところですが 来年の春までには大きな規模でスタートする予定です。
お返事ありがとうございます
病気の収束について 褒めていただけて!?
嬉しかったです
金魚の長期間の飼育の経験はあるものの
白点病ぐらいしか経験もなく 小学生の頃でずいぶん昔の事なので
正直当初は
赤斑・尾ぐされ・松かさで 粘液のもやもやがついて
沈んだ金魚を救える気がまったくしてませんでした
このブログにたどり着けて本当にラッキーでした
まるちゃんとかくさんの復活が無ければどうせだめだろうから
静かに死なせてやろうと 開いた鱗が怖すぎて諦めていました
つぎなるハイブリッド・エコシステムかなり期待しています
公開を楽しみにしていますね!
私も沈下性の餌なので
底砂の餌の食べ残しが怖くて落ち着きません
次の水替えのタイミングで底面濾過も取り入れてみようかと
思っています
kikaさん こんばんは。
こちらこそ、ありがとうございます。
まるちゃん&カクさんの時の対応は今思えば加温してから薬を使うか、低温のままなら塩水浴にするかしたほうが回復が早かったかもしれないと思いますが、あの時は「今流れを変えてしまうとそのまま死ぬかもしれない」という恐怖心や、このまま行けば治せるというその場で感じた写真や文章では伝えきれない雰囲気があり、あのような流れになりましたが、もっと早めに判断し切り替えていれば他の2匹も救えたかも・・・・とか ~たら~れば的な事を考えてしまいます。 あのような経験から、あそこまで弱らせること無く飼育して行けるように 病気の直前で守るのではなく、さらに病気から遠くて安心なトップコンディションで維持できるように努力するようにしています。 今後もそのような観点で色々と考えながら書いていきますので宜しくお願いいたします。 とはいえ、これだけは完璧にコントロールできない事なので 勿論、というか、時々は防衛線を突破されますのでその時は治療の様子をお届けする事になるだろうと思います。
金魚部さん
返信ありがとうございます。
全ての生き物は、別の生き物の命を食べて生きています。
しかし、エビを生物としてではなく、
コケ取り、餌の残飯処理のように、道具として扱っていたんですね。
生き物に対する金魚部さんの愛情が伝わりました。
金魚部さんの計画、楽しみにこれからも拝見、勉強させて頂きます。
こうすけさん こんばんは。
好意的に受けていただきありがとうございます。
基本的には小さな金魚にガードさせたり、現在使用している機材を改良して機械的に処理する方向で検討してますが、先日容器の候補を見に行ったら思っていたよりサイズが巨大なので最初からこの規模は・・・と少し怯みました。 どのような形で最終決着するかは現時点では未知数が多すぎて自分でも予測が立ちませんが温かく見守っていただければ幸いです。
私の実体験ではないのですが、ある方から教えてもらった床砂を敷いた場合のアイデアをふと思い出したので共有します。
それは・・・なんと床砂の中に釣り餌用のミミズを住まわすという衝撃的なエコシステムです((+_+))!!
ミミズは床砂に潜るので、見た目にグロテスクな事にはならず、金魚の食べ残しや糞を食べてくれ、もしミミズが表面に出てきたとしても金魚にとってはご馳走になるから問題ないと、その方はおっしゃっておりました。。
その方は上部濾過にもミミズを入れているそうなのですが、ウールマットについたドロドロがビックリするくらいキレイに分解されるそうです。
そもそもミミズが水中で生きられることすら私は知らなかったのですが・・・ただ、ちょっと試す勇気がなく私はやったことがありませんので、どれくらいの大きさのミミズをどれくらいの数入れているのかも詳しくはわかりません・・・が、きっとミミズなら愛着は湧かないと思いますので、その点においては金魚部さんの懸念はクリアーすると思いますww
やっこさん こんばんは。
ミミズなら愛着も沸きませんし、ベランダのプランターは全て母の畑から土をもらってきているのでミミズが大量に居るので直ぐにでも始められるのですが、金魚がミミズを食べてしまうことがとても心配です。 ミミズはとても環境にうるさい生き物で土を仕込む時に有機石灰でアルカリ化をして無い場合や、冬場などはプランターを部屋に入れて蒸れた場合等、直ぐにプリズンブレイクしてしてしまい部屋の片隅で行き場を失いカラカラに乾いて死んでいたりします。 そんな事から、飼育水の酸性が強くなった場合に逃げ出す懸念、そして何よりも、もし金魚が食べてしまったら・・・というのが心配です。 餌として与える人は居ないだろうから禁止餌リストには書いてませんが、ミミズや昆虫(幼虫・サナギ・成虫全て)は(多分)体液がNG(もしかすると血液だったかも?です)で、特に病気になっている場合や死んでいる場合は与えてはいけないし、釣りの餌など短期的には大丈夫でも与え続けると問題が出やすいというような記述を見た事があり、その時、ボウフラくらいのシンプル構造&サイズが金魚に与える限界と考えた経緯があります。
せっかくアイデアを教えてくださったのに申し訳ありません。
本件は2号&3号とデカブツの2匹 計4匹の金魚を長生きさせる事を目的に行いますので、このお気に入りの4匹をミスで死なせるわけには行かず、その中でも餌の件は最大の懸念事項なので多重に安全策を講じるように多くの方法を検討するつもりです。
本件では懸念事項があるので無理ですが、そのアイデアは本水槽と確実に切り離されているオーバーフロー水槽などの沈殿槽や濾過専用部に入れるならとても良さそうですね。
こんばんは、金魚部さん。
ふふふ、大盛況ですねぇ~。
みなさんのコメントを拝見していると
それぞれのお家で十人十色で大賑わいですね。
あれこれ悩んで、いろいろ試して
そういう努力と言うか、細心の注意と言うか
金魚にけっこう気を使っているというのに
ほぼ反比例的な周りの反応の中(笑)
日本全国あちこちに
ひ・そ・か・に・がんばっている金魚人達が
こんなにいらっしゃるんですねぇ~。
金魚部さんのカウンターの数字から容易に
想像はできますけど、なんか、嬉しいですね♪
ヽ(*´∀`)ノ
嬉しいんですよぉ~~、金魚部さん。
なんか、わかりませんけど。
蓮茶さん こんばんは。
さすがにベリー・インポータントな4匹なので よくある餌の食べ残しが原因でマツカサ病になり死亡というような流れだけは避けたいので色々試しています。 現在は4匹の居る各水槽には半分だけ石を敷いてトレーニング中です。
そうですね、良く考えたら金魚の飼育ブログは殆どが ピカピカのプラ舟飼育 なので全国の 底砂利入れる派の皆様からコメントをいただけたのだろうと思います。
黒オランダの2匹が元気なると今度はデカブツの1匹(ホノオ君)が派手に転覆してしまい、毎日お腹を上にしてプカプカ浮いてました 太ってるので、見てると リゾートに来てプールでお腹をだしてプカプカ浮いてるお金持ちのおじさんみたいでしたが、何とかここ1週間で普通に泳ぎ始めました。 僕の治療法で転覆病が治せるのも後約1ヶ月、その後は春まで治療できないので何とか死守したいと思っています。 この4匹だけは(体も他のどの魚よりも大きいので)注意しながら管理してきましたがどうも甘やかしすぎたようで、このままだと限界を感じるので、この4匹を元気丸にするために決断したプロジェクトなので、その目標の実現に向けてがんばろうと思います。
>カウンターの数字
今年は何がおきたのか分かりませんが、毎日7500オーバーで推移しています。かなり需要が少なそうなマニアックな方向に向かいつつあるブログなのに・・・です。 前から目標としていたアクア系ブログでトップだったメダカのブログさんも知らない間に抜かしていたのも驚きました。 もしかすると密かに金魚ブームなのかもしれません。
初めまして。いつも楽しく(?)見させてもらっています。
関係ないことですが、バケツで塩浴などの治療するときに水換えをし過ぎると金魚にとってストレスだと思いますが、アンモニアが気になります><
ストレスだとしても全水換えするべきでしょうか。 ちなみに金魚は全長3cmです。
ひなさん こんばんは。
お返事が遅くなり申し訳ございません。
アンモニアの濃度や上昇スピードによっては水換えをしないと危険になる事もありますが、水換えもストレスになるので どちらが問題なのかを現在の飼育環境で判断して決めるしかないと思います。
まずはアンモニアの検査をして 少なくとも1日でゼロから1.5mg/Lのような急上昇が無い事を確認してあげてください。
これに近い結果が出たら容器を大きくする必要があります。
全長(ヒレも含んで)3cmなら赤ちゃんサイズなので10Lもあれば大丈夫なはずですが、1日目などは古い粘膜が溶け出すようになったり、金魚が何かを分泌して水がドロドロのアワアワになるのでその場合は新しいものに替えるほうが良いと思います。
また金魚を購入したばかりとか、死にかけているとか、動きがとても悪くじっとしてる場合は 水換えがとどめを刺すことも多いので、このような場合は アンモニアも水換えも問題レベルになりにくいように 更に大きな容器(3倍とか5倍とか)で大量の水量で治療してあげてください。
入れ物が大きすぎて脅えるようなら適当なサイズのバスケットを浮かべてその中に入れると良いと思います。
またこの場合は濾過なく数日水も替えずになるので 餌は極力控えてください。
水温にもよりますが雑菌の繁殖の懸念もあります。
このため このブログではバケツによる塩水浴で毎日100%交換を推奨しています。
この方法なら毎日リセットになるので問題を持ち越さないため初心者が起こしやすいミスの多くを予防できます。
ただし上記のように問題を抱えている金魚の場合は やたらと水を換えるのは問題化しやすいので現状を分析し、各条件を総合的に判断してご決断ください。
金魚部さん、こんにちわ!ご無沙汰しております。
実は一番大切にしていた金魚を死なせてしまって、しばらく金魚から離れていました。
室内の水槽も撤去して今は屋外の大きな鉢三つだけになりました。
自然派飼育かは分かりませんが、日中のみソーラー噴水で循環。金魚、しじみ、カラス貝、ヌマエビ、どじょう、真夏のみプレコ、ホテイソウ、マツモ、ウォーターマッシュルーム、睡蓮、ウォーターポピーという環境で飼育しています。
屋外なので水換えでバシャバシャ水を溢しても気にしなくて良いですし、見に行く回数も減りましたし、金魚に割く時間は少なくなりましたが前より良い状態が保てていると思います。
良かったら新しいHPも見に来て下さいね!
かにゃんさん こんにちは。
ご無沙汰してます。お元気でしたか?
金魚が死ぬとブログを閉鎖したり更新しなくなる方が多いですね。
僕はブログは書きますが1ヶ月くらいは罪悪感とか後悔の念で仕事中もフラッシュバックしてきます。
その都度学んで改善してきて今があるのですが、時々思うのは
「今、あの金魚が家に来たら快適な環境で迎えられ、より長く生きられただろうなぁ」という事です。
悔しさ半分、懐かしさ半分 な感じで時々死んだ金魚を思い出します。
特に室内飼育だと、
「その場所に金魚が居る」
という事が暮らしの一部になるので居なくなった時の寂しさというか空虚感はハンパ無く大きなものになりますね。
屋外飼育は室内と挙動が違うので基本ルールも別のものとして捕らえる必要があるので大変ですよね。
僕も今は小さなコンテナ2つだけ外に出してますが、寒くなる前には室内に戻す予定です。
返事ありがとうございます。
さっそくアンモニア濃度検査するものを買います(=^x^=)測ることが一番!
急上昇が怖いですね…
実は1週間前に金魚すくいですくってきた金魚が白点病にかかってしまいました(まだ軽症です)が、まだ元気です。バケツ10ℓでメチレンブルー治療中ですがどうしてもアンモニアが気になっていました(´x` )匂い嗅いでもよくわからないです笑
いろいろありがとうございました!
ひなさん こんにちは。
そうですね 検査の中では アンモニアが最重要です。
アンモニアの急上昇も怖いですが、早期発見すれば殆ど完治できます。
怖いのはジワジワと高濃度になり内蔵をむしばむような場合で
発見した時には手遅れになる事も多いです。
アンモニアの高濃度化や雑菌の異常繁殖は金魚が抵抗力を失う最初の一手となりますので、文字通り”水際”で防いであげてください。
何かおかしいな? と思ったらフィルター内部が清潔か?を確認して問題があれば対応、問題が無くても水を換え(多め)て様子を見るが安心です。
PS
>匂い嗅いでもよくわからないです笑
僕も もしかしたら? と思って
POSTIT(付箋)をアンモニアが高濃度で検出された飼育水に漬けて乾かしてから匂いを嗅いで見たことがありますが 無臭(笑 でした。
水中ではアンモニアはイオンなので匂いがしないけど 乾くとアノにおいがするだろうと思い試したのですが 駄目でした。
水槽等を洗わずに使用していると時々プラスチックの枠の部分がトイレみたいな匂いになるのですがこれは多分何度も何度も蓄積されたか、その部分だけ異常に増えているか、だろうと思います。
検査薬で5mg/Lを超えていても 乾いてからのにおいはありませんでした。
おはようございます。
初めてお便りさせて頂きます。
僕も2年半ぐらい前から金魚飼育をしています。
当初、飼育の事は無知に等しく色々なサイトを渡り歩きましたが今は金魚部さんの信頼性ある御指導や色々な対処の仕方など何度も何度もブログを繰り返し読ませて頂きまして今はそこそこなモードで日々、金魚飼育に熱を入れている次第です。
本当にありがとうございました。
僕もカメラを長年やっており週に1回は撮影に行っています。
キヤノン一筋です。
ジャングルタンクの事ですが我が家の金魚達も今まではベアタンクにまで行きませんがそれに等しい状態でしたが今はマツモ、セイヨウマリモ、サルビアククラータ、サンショウモ、オオサンショウモ、五色石を少し、ビー玉などで毎日楽しく遊んで暮らせる様な環境作りにしてやっています。(^-^)v
昔は成魚を45匹程度飼っていました。
始めた当初から大型のサイズの金魚ばかり飼っているので水槽も60センチを含めて120センチで飼っています。
金魚部さんにはこれからも御指導して頂き金魚達をより良い環境と知識で幸せにしてあげたいと思う毎日です。
これからも宜しくお願い致します。
オリオンさん こんばんは
励ましのコメントありがとうございます
僕は昔、ニコンも使用してましたが今はキャノンだけに絞りました。ニコンは経営が大変なようですがベンツとBMWのような関係なのでニコンには倒産しないようにがんばってもらいたいです。キャノン1社ではサムソンなどの新興勢力と戦えませんので・・・・
話を金魚に戻しますがジャングルタンクで飼育されているという事で一緒ですね。 サンショウモも入れておられるようですが問題は出てませんか? 僕は夏ごろに全ての水槽に入れてましたが、日当たりの良い場所では直ぐに水面を100%覆うように増えるので酸欠が怖くて半分程の水槽から撤去しました。 残している水槽も半分以上を覆わないように少なめで維持しています。 そんな今でも大量に増えるので毎週大量に廃棄処分しています。 メリットとしてはホテイソウやカモンバが金魚に食い荒らされにくくなりましたが、この増え方は早すぎて扱いにくいと感じてます。 オリオンさんの水槽ではこのような弊害は出てませんか?
こちらこそ、これからも宜しくお願いいたします。
ご返事、ありがとうございました。
そうですね。
サンショウモを始め余り沢山覆いつくしてしまうと酸欠の問題が出ますね。
僕がジャングルタンクに移行したのがもう夏本番のだいぶ後のシーズンでしたので爆発的な増殖は無かったのですがこれから先の飼育過程で気を付けて行きたいと思っています。
それから今、金魚部屋は家族の了解の元、リビングに設置しています。
金魚部さんの様に沢山の水槽はありませんが今、120㎝/90㎝/60㎝ワイドを1槽ずつそれから60㎝スタンダードを計3槽、合計6槽で飼育中です。
割りと陽当たりは思ったぐらい差し込まずまともに当たる時間帯が限られています。
ホテイソウ、サンショウモ、サルビニア等は補食された残りの根っこの再生などは可能でしょうか?
今、シロト判断でスチロールに飼育水を入れその中に各水草の残りを際繁殖の目的でフラットLEDの光で当てています。
またその事を含めまして金魚部さんからのお知恵を頂ければ幸いです。
それから今、セイヨウマリモを1個丸ごと崩して(バラバラに千切って)水槽の底に金魚達が遊びを兼ねてくれる様に置いています。
自分なりに少しずつではありますが糞の出方も良くなったと思います。
セイヨウマリモは消化吸収助けに向いていますか?
宜しくお願い致します。(^-^)v
オリオンさん こんばんは。
<水面&酸素>
最近、50年以上前に書かれたアメリカの飼育本などを読んで勉強してますが、その頃に既に殆どの事が判明していたようで驚いています。 今読んでいる本には水面の面積に対して飼育できる金魚の体長が法則として定義されたりしていますので読み終えたら自分の飼育環境と比較しようと思います。
それ以外の専門書でも水面が酸素を取り込むのに如何に重要なのか書いている事が多いので水草が水面を覆うのは避けるように注意してます。
その一方で、僕の環境のように日中の長い時間太陽光が直接差し込む環境で金魚を飼育していると温度が急上昇しやすいので水面に浮かぶ水草を全て撤去するのではなく、金魚が避難できるように2~3割程度は水草で覆って影になる部分を作りたいという事もありますので バランスを大切にしています。
<水草を増やす>
水草の根っこを食べられた場合はその根っこが再生するかどうかは分かりませんが、それ以上食べられなければ別の場所から新しい根が出ることは良くありますよ。
僕の所でも毎年夏の終わりごろにはボロボロにされてしまい、放置すればアンモニア源になるので水草の多くは撤去してましたが今年は サンショウモ のおかげで他の水草を荒される事が少ない為、例年バラバラ事件が勃発していたホテイソウですら寒くなってきた今も絶賛増殖中という異例の状態です。
僕は水草に関する実験はさほどしてませんが、水草だけで水槽を立ち上げて増やそうとしてもさほど増えなかったのに、小さな金魚(根を食べない程度の大きさ)を1匹か2匹入れて濾過無し、エアレなし、餌控えめでサイクルさせた場合は凄く早く水草が増えることがわかりました。 特にこの方法でのホテイソウの増え方は異常でメガホテイ様が誕生しました。 たった1株が今や10株に増えました。大きさで言えば10倍以上です。 もちろん太陽光はガンガン当たる場所で増やしました。
LEDは種類によってスペクトラムが違うので効果が変わるようです。韓国の栽培専用ビルの映像では太陽光よりも効率が良いスペクトラムのLEDと称して緑色とか赤色の光を当てていました。 この辺の事も気になりつつも今は太陽光を使う方法だけを試してますのでLEDの効果がどうなのかは分かりません お役に立てずすみません。
マリモに関しても特にお役に立てるような情報は持っていません。ごめんなさい。
> セイヨウマリモは消化吸収助けに向いていますか?
マリも独自の効果に関しては分かりませんが
温度が下がる時期に水草はとても良い餌になります
これは後日詳しく記事にする予定ですので詳細は控えますが
水草などの いくつかの餌には 排便作用が期待できるため低温時にお腹にガスが溜まり易く消化不良が出やすいときはこれらの餌を多く与えることが重要になります。(イギリスの専門書より)
記事はできる限り近日中に書きますので今しばらくお待ちください
お久しぶりです。更新してなくて心配しましたが、コメント等されていたので安心しました。
実は、あれから、全替えはなるべく控え、フィルターも交換ではなくまめに洗って使う、しかも2個同時ではなく2週間に1個、水替え時以外におこなっていた結果、初めてきれいな(?)緑色の苔に覆われた水槽になりました。中は上からしか見れません(笑)が、水も臭くなく、あまり汚れないようです。今までで一番良いように思うのですが、どうでしょうか?リビングにいますが水温が低くなってきたのでヒーターを入れてあげようと思っていますが、水環境も変わるかもしれませんね^_^; 寒くなってきたので、金魚部さんもお身体お大事にしてください、お手隙の時でいいのでお返事頂ければ嬉しいです。
りこぴんさん こんばんは。
良い状態になって良かったですね
書いておられるような管理方法なら多分無機栄養細菌も安定していると思いますが水がキラキラでもアンモニアが高濃度になる事もありますので、念のため糞が多く出た時にでもアンモニアの濃度を検査してゼロが続くようなら安心です。
>ヒーター 水環境
そうですね。僕はヒーターを使わない飼育方法なのですが もし使用されるのであれば、、寒い時のバクテリアと暖かい時のバクテリアは別とされてますので急激に温度を上げない為にも寒くなりすぎる前に入れたほうがいいかもしれませんね。
>更新
書きたい記事はいっぱいあるんですが時間が無いまま数ヶ月経過してしまいました。 稚魚飼育でも新しいことがいくつか分かりましたし、餌に関しても大きな方向転換をしたり、新入りの話、白点病の話・・・まだまだいろいろ新事実満載なのですがブログの戦略上中身を吟味してから投稿する事にしてますので乱発できなくてすみません。 間もなく再開します。
お返事ありがとうございました。お元気そうでよかったです^_^
水槽は、4面全て緑になってしまい、旦那さんにも『全然見えんな。』とつぶやかれた(笑)ので、今日、水替え&掃除がてら、私達が普段見える側だけ取らせてもらいました。ヒーターは、私が超寒がりなので、窓という窓に断熱材を貼りまくっているし、うさぎ達のために(今はまだエアコンですが)ファンヒーターもつけますし、去年同様水槽にも3面窓用の断熱材を貼るつもりなので、雪が降ってから、水温が低いようならつけようと思っています。あと、ひとつお聞きしたいのですが、水替えすると、とたんにうん◯するんですが、水がきれいになって体調がいいからですか?お手すきの時また教えてください、よろしくお願いいたします。
りこぴんさん こんばんは。
部屋を暖房される場合は逆に金魚にはヒーターを入れたほうが安全かもしれませんね。
金魚はコールドウォーター種なので寒さには強いのですが 急激な温度変化には特に弱いです。
暖房する部屋にいる場合は暖房OFF後(就寝時)~明け方(起床時)までの温度の急降下が凄くなりますので最低温度が低く落ちすぎないようにヒーターをマイルドに設定していると安心ですね。
1つのアイデアとしてですが、
就寝までは暖房で室温が上がるので、この時点の水温を最高水温として、この5度ほど低い温度にヒーターを設定し、それで明け方の水温を維持できるなら 1日の水温変化も理想的に5度ほど与えられますので金魚の温度耐性を低下させずに済みます。
>水替え んこ
これは新水刺激と呼ばれる効果の1つです。
水が新しくなると金魚はその刺激から覚醒行動をとります。
良く見ると水換え直後は水槽の壁とかアクセサリーをツクツクしている事や良く泳ぐようになる事が多いと思いますが これもその刺激の効果です。
この効果は
1/3~半分程度の水換えでも得られますが
100%入れ替えたときに最大の効果を得られます。
※僕の塩水浴はこれを利用して治療効果を上げています。
ただしこの刺激は金魚に与えすぎると良くないと考える研究者も居られます。
(以下専門誌で読んだ内容、論文は見つかっていません)
この刺激による弊害は色々あるようですが
人間が覚醒状態を維持した場合と同じで 与えすぎると短命になる というのが1番大きな問題だと思います。
まだ情報が少ないのでどの程度ならOKなのか?は不明ですが過度に与える事は避けるべき刺激と考えています。
ありがとうございました!うちは申し訳ないことに、寝てる間も付けっ放しです。ファンヒーターになれば、寝てる間だけエアコンになります、だから、室温の変化はほとんどありません。が、ヒーターは近日購入予定です。
あと、すみませんがもうひとつ。最近エア食いのような行動をよくみかけます。なにか問題があるのでしょうか?何回も申し訳ありませんがお教えください、よろしくお願いいたします。m(_ _)m
りこぴんさん こんばんは。
エアコンつけっぱなしとは驚きですが、うさぎちゃんの為でしょうか。
<エア喰い>
最も多い理由は酸欠関連です
以下に思いつく理由を書いてみます
◇過密飼育
◇水量不足
◇ろ過の汚れ
◇水換え不足
◇餌の与えすぎ
◇水草などにより水流不足
◇水面に油膜
◇エアレーション弱すぎ
これらが全てクリアされているか確認してください
それ以外に
◇水質悪化
赤班病の出る前など初期症状でエア喰いを散見する事がありました。
就寝時のエアコンの設定温度が24℃以上なら冬でも春夏レベルの水質悪化を起こすといえますので水質管理には注意してあげてください。マツカサ病や転覆病になると厄介です。
他にも色々と原因があると思いますが
水質が高く維持されていないと問題が徐々に顕著化されてきます。
水がキラキラだと安心してしまう方やアンモニアが出てなければ安心されてしまう方が居られますが水質はトータルで高いレベルに維持してなければ問題が出ますので一部の所見だけから安心せず全てが安全値内になるように定期的に水換えを繰り返してあげてください。
またエア喰いが続くようならアンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩の3つくらいは検査して全てに異常値が出ていない事を確認したほうが良いと思います。 もちろん溶存酸素まで検査できれば更に安心です。
ようやく水が綺麗に澄みだした所、大変と思いますが定期的なメンテナンスを怠らないようにしてあげてください。今の飼育が悪いと春には問題となって現れてきます。
ご丁寧にありがとうございました!エアコンはもちろんうさぎ達のためです。ちなみに旦那さんが寒がり、私は超寒がりです。水温ですが、一応ヒーターは購入しましたが、窓側の水槽の面に、窓に貼る断熱材(プチプチみたいなやつ)を貼りましたし、昨日今日の雪でも水温は20℃切らないようです。とりあえずひとつひとつクリアしていきたいと思います、本当にありがとうございましたm(_ _)m
りこぴんさん こんにちは。
積雪時でも20℃を切らないならヒーターは不要ですね。
せっかく室温を高くされているのでそのままのほうが水換えも楽ですよね。 現状なら寝る前に水を準備してその部屋に置いておけば朝には室温まで上昇して水槽とほぼ同じ温度になるからそのまま水換えできますね、 もしヒーターを使うと水温を合わせる作業が必要になるので面倒でしょうから。(僕はその作業が苦手です)
>プチプチみたいなやつ
一級建築士として真面目に答えると それは気休めです。
ペアガラスに交換するか、二重窓にするのが最も効果的ですし、ご主人が寒がりで、りこぴんさんが超寒がりなら そのような対応をされたほうが光熱費も低くなりますし何より快適に過ごせます。
またその窓から光や風が入らなくて良ければ窓枠全体より少しだけおおきな発泡スチロール(厚さ2cm以上)を無理やり押し込んで隙間無く埋め込むと断熱効果が劇的に上がります。
またアルミのシートを室内側に向けて貼ると放射熱が逃げ出す事を反射で防げますので更に効果的です。
また結露が出やすくなりますがカーテンのようにビニールシートを二重(30cm程度あけて)で空間を覆うとその中の保温力は劇的に高くなります。間の空気が断熱材になるからです。これは温室などで使われるテクニックですが近年室内で南国の植物の越冬をする方々が実施されている方法です。内側だけヒーターで保温すれば少ない電気代で温度を高く維持できます。一重でも効果は、そこそこありますが二重にするのがポイントです。
以上 光熱費が高そうだなぁ と気になり書きましたが、これらは電気などのエネルギーを使わず保温効果を上げる方法ですので、災害時にも機能するというのが重要ポイントです。 停電時などの不安解消の為にもご検討ください。
はじめまして!
最近このブログを発見したのですが、独自の見解がてんこもりでハマってしまいました。
ところで、金魚専用住居とあるのですがこれは一体どのように作って、どのような効果があるのでしょうか?自分でも作成してみたいと思い、コメントしてみました。よろしくお願いいたします。
ガンディさん こんばんは
これは100円ショップなどでナイロンタワシを大量に購入してそれをはさみで切込みを入れながら好きな形に組んでいくだけです。 ハサミで切り込みを入れて差し込むだけなので接着剤などは使用しません。
購入時の注意点として研磨剤付きや洗剤付きのナイロンタワシを購入し無い事です。
ちなみに写真の商品は12枚入りですが最近はこの半分くらいの商品が多くなりました。
僕はこのナイロンタワシの消費が激しいので12枚で100円の時に大量に買いだめしました。
このシステムがすばらしいのは時間の経過と共に苔等が表面を覆うためろ過の補助や金魚の餌にもなります。 日光が当たれば光合成もします。
問題点としてゴミもたまりやすいので、春先などは綺麗にするか、一時撤去したほうが管理が楽かもしれません。僕は細かなところ全てに泳いで入り込めるサイズの金魚を入れています。 こうすればその金魚が各部を回って餌を探してツクツクするので安全に維持できます。 大きな金魚ばかりの場合は、大きめに部材で作ることをオススメします。
稚魚の時に作った家は1年後はこんな風に狭くなるので、天井高は高目が良いです。 とはいえ金魚は狭いところを好みますので今でも皆が体を横にしてでも通過して遊んでいます。
おつかれさまです、
金魚ではなくメダカですが、底に赤玉土を敷きウォーターマッシュルーム、トクサ、ポトスを植え込み、ビオトープにして飼っています。
外飼いで2ヶ月近くになりますが、差し水だけで生体も植物も安定してます。
金魚もこのような飼育が理想なのでしょうか。
鈴木巌さん こんばんは。
先ほど国会図書館に行ってたので久しぶりに金魚の本を読んだりしてましたが、前から気になっていた 「科学と趣味から見た金魚の研究」(復刻版ではなく昭和10年の初版の方で、旧仮名遣いなので少し読みにくかったです)と、あとは名前は忘れましたが古い本ばかり計3冊読みました。 その中に長生きさせるには池の中に入れたままにしておくのが最も良いように書かれていました。 水槽等で観賞すると寿命までは生きないようです。
水換えに関しても水は極力換えない方が良いと書かれていましたが、この時代は濾過装置が無く水槽の底や壁に付いた苔が濾過バクテリアの棲家で水が有機栄養細菌の棲家なので掃除や水換えで水質が不安定になる時代なので今とは条件が違いますが、池で飼う場合は今も昔も週に1回1/3もの水換えをしたりしないので水槽とは違う管理方法になるのだと思います。
僕も色々考えながらどのような飼育が良いか試行錯誤していますが、殆どの金魚が長くても5,6年で死んでしまいます。 松井佳一博士の言葉を借りれば 「金魚が死ぬのではなく 飼い主に殺される」ということになるんだと思いますので かわいいペットとより長く過ごす為に理想的な飼育法を探したいですが、室内で水槽で・・・がそもそもダメなのかもしれないなぁと思い図書館をあとにしました。
すごく興味深い記事でしたので
Twitterにリンクしたいのですがよろしいでしょうか?
ルチアノ@釣り部部長さん こんばんは。
お返事が遅くなりました。
リンクの件は、是非よろしくお願いいたします。
初めてのメールです。番外でカレンダーを頂いたネロです。
僕も、布袋草たっぷりのプラ船での軒下野外飼育です。勿論このままでは、冬季 草が枯れてしまいますので、上部に透明なカバーをつけ日照をキープしています。60リットルプラ船には、8センチのオランダが2匹。自作外部濾過。こちらは、プチプチでカバー。120リットルの容器は、さらに大きな段ボール箱に入れ、隙間7~10センチにはもみ殻を詰め保温。
こんな感じで初めての冬を迎えています。もみ殻船は、先日の寒波で外気温0度の時でもなんとか5~6度をkeep。弱いエアレーションと、自作外部濾過で過ごしています。水中ポンプが小さいため、此れもまた循環はあまり強くはありません。この中には、5センチの東錦が、6匹
5センチのオランダが、2匹 7センチの丹頂、蝶尾各1匹。4センチの蝶尾2匹が入っています。越冬後は、もう少し分けて飼育したいと思っています。側面には少しの、苔。飼育水は、余り青水ではありません。
とりあえず、現況をご報告。今年もよろしくお願いいたします。
ネロさん こんばんは。
屋外でもホテイ草は越冬できそうですか?
僕は早々に室内に移動したのでバルコニーは空っぽです。
今年は温度変化も激しくてホテイ草も半減させてしまいましたが、春になればまた爆増すると思いますので現状維持で様子見ています。
もみ殻すごい断熱効果ですね。
僕の室内(金魚部屋は無暖房)は先日3℃を記録した水槽がありました。
過去最低水温です。
それを考えると屋外で外気温よりも5℃も暖かく維持できるのは凄すぎます。
昔、麦わらで壁を作った幼稚園を見学に行き、その断熱効果やコストの安さに驚きましたがもみ殻も今後注目ですね。
僕は園芸の趣味もあるので夏などは植木鉢に燻炭を敷いて水の蒸発を抑えたりするのに使いますが断熱に使うという発想がありませんでした。
まあ金魚はColdWater種に属するので低温はかなり耐性があるようですが急な温度変化には弱いのでそれを遅らせる断熱が施されているのは素晴らしいですね。