ケーススタディ:バクテリア製品を使った立ち上げ実験 その2

SS_zero

ようやく3つ目の立ち上げ実験完了です。
こちらの実験も急激な温度の低下の影響でかなり時間がかかる結果となりました。
前回投稿の2つ目の実験(日動の製品を使用)と比べると約5日ほど遅れてスタートしましたが
温度の高い時期の5日のアドバンテージが大きな差になりました。
春に実行すればもっと早く完成していたと思います。

使用した製品や設備

SS_suisaku8M
SS_suisaku_livemat
濾過器:水作エイトM(水作)
バクテリア製品:ライブマット(水作)
容器: 10Lバケツ(水は8Lまで入れました)
餌:ミニペット小粒(キョーリン)、メディゴールド(日動)
金魚: オランダ1世 typeE 8cm
SS_spec
水が触れる部分は全て新品を使用

バクテリア製品使用の注意事項
◆消費期限がありますので新しいものを購入してください。
普通のお店では販売されていないケースが多いはずです。
箱の底の部分にシールがあります。
SS_good_thru

ライブマットはろ材をバクテリアで満たした液体に漬け込んだろ材のみの販売なので別途本体を購入する必要があります。 またサイズはSとMがあるのでご利用の本体サイズに合わせて購入してください。
以下の写真がこの2つの内容物です。
SS_contents
左が本体である 水作エイトMの内容物、右がライブマットです。
このライブマットのろ材を本体付属のものと交換して使用します。
本体のろ材は保管しておいて後日ライブマットのろ材が古くなり交換時期が来た時に使います。

またライブマット内の液体は全て水槽に入れてください。
この中には大量にバクテリアが居ますので1滴も捨てないでください。

オーバービュー

事実上の立ち上げ完了と言える
アンモニアゼロ、亜硝酸塩ゼロ
になるまでにかかった日数は
56日でした。(★1)
長いですがスタートから2週間目には
温度が推奨される20℃を切り
最後は10℃を切るまで下がりましたので
この中で徐々にでもバクテリアが増えたり働いたりした事は驚きました。
この製品は最初のスタート時点でバクテリアがかなり多く存在しますので
最初からリスクを低く保ちながら立ち上げられるので初心者には優しい製品です。

SS_nitro
1つだけ気になるのは配合されているバクテリアの種類です。
多くの製品は配合は非公開としていて何が入っているかは分かりませんが
この製品は公開されています。
製品の箱に記載されている情報によりますと
アンモニア用にはニトロソモナス
亜硝酸塩用にはニトロバクターが配合されています。
このニトロバクターの配合理由が気になる点です。
これは土壌中でしか生きていけないので全滅すると言う研究報告もあり
ハイテク製品などでは全てニトロスピラが配合されています。
僕の観察データから立ち上げ自体は問題なく完成しているので特に大きな問題ではありませんが
ニトロバクターが死んでいく中、ニトロスピラが徐々に増えてきたのか?
もしくはニトロバクターが何らかの方法で生き延びられているのか?は分かりませんが
温度が低かった事以外に注目していただきたいポイントです。
※ちなみにこのニトロバクターが水槽で生きていけない話は
僕のような素人でも何度もネットで目にしているほど有名な話で
アクア系の業界の方なら誰でもご存知だろうと思われるほど有名な話なので、ここであえてニトロバクターを配合されている点に興味があります。 もしかすると何かニトロスピラよりも優れた点があるのかもしれません。 
コストが安いのか?長く保存が利くのか?もしくは僕達が知らない新事実があるのか?
分かりませんがとても興味深く思います。
また同時にマイナーですがニトロバクターが水槽内で生きられると言う説も存在します。
いずれにしても
最終的には問題なく立ち上がりますのでこの点をマイナスとは考えないでください。

★1
この製品使用時の立ち上がり期間がこの56日と言う意味ではありません。
温度が殆どの期間で20℃を下回りましたので
バクテリアの活動が最小限にまで低下していた為です。
春や夏など温度が高くなる時期ならもっと早く完了するはずです。

温度が全体的に低くバクテリアには向かい風でしたが、相当な時間を要して何とか立ち上がりました。

この製品で面白かったのは最初から硝酸塩が検出され温度の高い時期はその勢いが衰える事無く続いた事です。 これぞバクテリア製品!と思うような目に見える働きが初期段階から現れた事にとても感動しうれしくなりました。 ・・・・が、しかし、総アンモニアは直ぐに収束したものの何故か亜硝酸塩は低くなりません。
面白いのは亜硝酸塩のプロセスは最大限行われていてその証拠に分解されて出てくる硝酸塩は大量に検出されます。 つまり決して亜硝酸塩が分解されていないわけではありません。 ここで上記の配合バクテリアが気になりましたが少なくとも何かが常に仕事をしてくれている事は事実なのでじっと静観することにして未だかな?未だかなぁ~?と検査を繰り返して2ヶ月経過する日を目前に完了しました。
もちろん温度さえ高ければもっと早く完成していたと思います。

水作エイトM&ライブマットM
▲実験結果レポート
ここでグラフの見方ですが
グラフの温度は1日の最高水温と最低水温の推移をプロットしています。
温度は20℃以上28℃以下がバクテリア製品に良い範囲としてピンク色にしました。
今回は28℃以上はありませんが、20℃以下はかなりの期間に及びます。
この立ち上げに不利で不適切な条件として20℃以下はブルー色にしました。
快適なゾーンがピンクですのでピンクが多いほど有利ですし、ブルーが多いと不利です。
黒い点は実際に検査した結果で、白抜きの点は前後の結果からの予想値です。
またアンモニアと亜硝酸塩の赤い線は想定した最高値で
どちらかがこれを超えたら水換えして魚を守るという作戦です。

DAY1からDAY15

SS_GR01

(温度)
実験を始めた頃から急に気温が下がり始め
室内の温度も徐々に下がりだしたので
当然バケツ内の水温も影響を受けてご覧のようにピンクゾーンは最初だけで
ブルーゾーンに突入します

(高い処理能力)
餌を10粒からスタートしましたが問題なく処理されています。
day1に亜硝酸塩が出る事無く硝酸塩が25mg/Lも検出されました。
このような場合は、バクテリア製品がとても効果的に機能しているのか?
検査ミスか?のどちらかなので緊張しながら今後の経緯を観察して続いて出る値で判断します。
今回は複数の検査結果から処理能力が高いと判明しました。
特に6in1にしてから変な数値が出る事があるので警戒しながら検査しています。
今のところ自ら出して直ぐティッシュで裏面を吸水させてから60秒待つことで薬剤が隣に流れて色が変わるのを予防しています。

(水換え)
この製品は驚くほど処理能力が高く最初は硝酸塩がどんどん出る感じでした。
途中から総アンモニアが気になり始めたので
day8,day11,day13と比較的高頻度で水を換えて何とか濃度を低く保つようにしました。
凄いと思ったのはこの頃は水を換えても直ぐに値が高くなる繰り返しで
バクテリアが元気よく活動しているのが良く分かります。

(亜硝酸塩も出ました)
day8にはとうとう亜硝酸塩が検出されます。
やっぱり・・・と思う気持ち半分、
データが正常だと安心する気持ち半分でしたが
何よりも実験方法に大きな問題が無い事に安心しました。


今なら3つの実験とそれに関する予備実験を終えて色々な事が分かっているので
他の実験結果などからこの実験を評価する事も可能ですが
この時点では1つの実験が短期間で完了し、
幾つかの予備実験は失敗に終わっていた時なので
何か間違った条件で実験しているのでは?という不安がありました。

DAY15からDAY30

SS_GR02

(温度が20℃を下回る)
殆どの日で20℃を越えないという状況になりましたが
バクテリアはまだまだ元気です。

(総アンモニアが既にゼロに)
day19の検査で既に総アンモニアがゼロになりました。
早いのはいい事ですが不安なので
念のためこの後も暫く検査を繰り返してみました。
しかし常にゼロ
優秀です。

(しかし亜硝酸塩は地獄への扉が開いたばかり・・・)
その代わりに増えだしたのは亜硝酸塩で
頻繁に水を1/2という大量換水で対応しているのに
直ぐに10mg/Lに戻る感じです。
実際は10ではなく20とか30mg/Lだったのかもしれません。
検査ストリップではピンクの濃さが濃くなりすぎても10mg/Lまでしか検出できないので・・・
ほぼ2日に1回のペースで1/2の水を換えて何とか対応しました。
この期間の後半を見ていただくと5mg/Lまで下がりますが
day23とday24に連続して水を換えますが
水換えの影響が全く感じられないほどすぐに戻っています。
これらの検査結果は全て /L・・・1リットル当たりの量 ですので
半分捨てて、新しい水で満たせば 理論的には半分になるはずですが
そうならないのは 増えているという事になります。

また
この記事の後半部分の水換えと比べていただくと分かりやすいです。
day47とday48にも同じように連続して水換えしますが
バクテリアの活動が極限まで落ち込んでいる後半は水を換えれば濃度はそのまま半分になったままになります。
こちらは殆ど増えていない(活動していない)事を示しています。

DAY30からDAY45

SS_GR03

(温度)
予定外の10℃以下も記録してしまい
グラフにプロットできなくて欄外になりますが
実験期間中で最も寒くなった時期です。
前半から比べると後半では
最低水温が軽く5℃以上急降下です。

(水換え)
前回のday15~day30では2日おきに水を換えて対応しましたが
この時は既に週に1回というペースまで減らしています。
検査結果から分かるように明らかにバクテリアの活動が停止したような
急激な収束が起きました。 
それでも時々亜硝酸塩が10mg/L検出されたりした時やおよそ7日から10日に1回は水を換えようと決めていたのでその水換えだけ行いました。

地味すぎる結果になりこのまま変化が無いようなら
途中で記事にしようと思っていましたが忙しくて放置状態になり
データだけ採取する日々が続きます・・・

DAY45からDAY56

SS_GR04

(亜硝酸塩を薄める)
バクテリアの活動が低迷していて検査結果に変化が無いなら
day47とday48に連続して水を換えて亜硝酸塩の濃度を低く保とうと考えました。
そのほうが魚にも安心な環境になるし、バクテリアも増えやすいだろうと言う判断です。
勢いのあるときはどんな条件でも増えますが勢力が縮小傾向になるのでこのように対応しました。

(奇跡の20℃超え)
温度は依然欄外の10℃以下を記録していましたが
急に温かくなり遂に20℃を超えるという日が出ました。
ワクワクドキドキして早速その日の夕方に検査してみました。
結果は予想に反して前回と同じ・・・がっかりでした。
しかし2日後にもう一度検査した時明らかにゼロ!
60秒と言わず、120秒後でもゼロ! とうとうゼロになりました。
立ち上がるまで56日
最初の優秀なスタートからは想像できない程の長期戦になりましたが
何とか真冬前に完成しました。

実は検査ストリップは60秒後の色で判定するものを使用していますが
MAXの値の時は水に漬けて出した瞬間から色が変わりますが
ゼロの次の色などは30秒程度では出ないままなので
いつもゼロキターーーーと、ぬか喜びして60秒後に薄ぅーいピンクになりがっかりします。
この薄ぅーいピンクは検査ストリップが入っている缶に印刷された色と比べないと
分からない程薄くて白に近いピンクなので注意です。
また毎日検査していると分かるようになりますが
同じ1mg/Lでも60秒待たずに出る場合と60秒ギリギリで出る場合とがあり
ゼロに近づくに連れて色の出るタイミングが遅くなってきます。
グラフではこの辺の微妙な部分は表現できていませんが
実際に皆さんが実行される時には是非注目してみてください。

(ろ材の汚れ)
SS_day49_yogore
▲このように薄く茶色になる頃にはバクテリアも十分に住み着いています。

これまでは自家産のバクテリアを移植して立ち上げる方法ばかり行ってきましたが
毎回水作エイトにチャージしてそれを新しい水槽に入れることで立ち上げを安定させてきました。
その時に新品のろ材に十分にバクテリアが移動して住み付いた判断はいつもこの部分の色や汚れ方で判断していました。
夏などは直ぐにドロドロのものが付着しますがその状態が濾過能力も最大になっている時です。
写真のような色はあくまで最低レベルですが、このまま使用していけば直ぐに色が濃くなり色々な物が付着して汚れるはずです。
汚れや色そのものはバクテリア繁殖の目安でしかありませんが
1つ重要なのはこれが
逆に綺麗になってきて最後に白に近づき始めたら
水の換え過ぎや、水が腐る可能性を心配してください。

(おまけ)
前回投稿の実験では苔地獄でしたが
同じく57日経過した時の写真を撮ってみました
ND_day57_koke
▲前回の記事のバケツ

SS_day57_kokenashi
▲この記事のバケツ

苔が出る為には日光や温度や硝酸塩などの条件が必要で
よく水草水槽では苔vs水草、青水のときもアオコvs苔みたいに
言われるように他のライバルとの競争もあるので製品の違いによるものではありませんが
苔が出る場合と出ない場合でこれだけ硝酸塩の出方に違いがあるのも面白いです。

最後にまとめ

やはり温度が低い時期は立ち上げには不利です。
そうした不利な条件で56日かかりましたが
この製品は明らかに助けになります。
最初にもふれましたが、配合されているバクテリアが良いのか悪いのかが気になります。
何と言っても他の製品よりも確実に機能している事が確認できるスタートだったのでとても期待しましたが結果は普通の立ち上げ期間を要したのでこれが温度の問題なのかバクテリアの種類なのかは分かりませんが気になるポイントです。
しかし、それ以外には文句のつけようの無い製品で、アメリカやドイツにも無い日本独自の “漬物” みたいなユニークなアイデアも含めて気に入っています。 
また処理能力が高いので水換えさえ的確に行えば
温度が高いままバクテリアの活動が最初の勢いのまま行く時期なら
1日目から普通に金魚が飼育できるという可能性もあるので
時間があれば春以降にもう一度確認したいです。
(多分ほかの事が気になればそちらを優先すると思いますが)

またバクテリアの活動温度域に関して
理想は24~28℃かもしれませんが、
この実験を終えてみるとバクテリアの活動する温度は
15~20℃くらいの範囲でも問題ないように見えてきます。
グラフで数値が上がる時はバクテリアが働いた時です。
水換えでその変化がキャンセルされている場合もありますが基本的に
15~20℃くらいの範囲で変化があります。
もちろん活動規模も小さいと思いますし理想の範囲で立ち上げる事が最善と思いますが
この程度の温度があれば休眠したりする事も無く働くんだなと思いました。 

また別のアプローチとして
餌を更に減らせば水換え頻度は減りますが
この製品をご利用の場合は
バクテリアの活動を活性化する意味でもこの程度の餌は与えて
水質検査と水換えで健全に保つ事がお勧めです。

当たり前ですが、立ち上げ実験に使用した水に触れる部分全て
具体的には
バケツ、エアストーン、エアチューブ、ろ材用ウール&ネット、スポイト、置き水用バケツとそのエアレーション設備
(エアポンプを除く)は全て新品です。 新しい実験の度に新品のみで行っています。

※僕は実験の度に新しい水槽を購入する事はできないのでバケツを利用していますが
皆さんは水槽をご利用ください。 最終的に金魚を住ませる場所で立ち上げるのが確実です。

水換えの頻度をかなりあげる事を余儀なくされたので、前回投稿のフィッシュレスでそれを回避したバージョンと比べていただくと面白いと思います。
僕の見る限りバクテリアさえ活動が盛んなら水換えによるバクテリアへのダメージは限定的で立ち上げを大きく遅らせる程の影響は無いように思います。

立ち上げ時の総アンモニアや亜硝酸塩濃度は低く保つ事でバクテリアの活動も支援する事になるので、やはり濃度が上がれば速やかに水を換えるのが良いと思います。
もちろんその為には少なくとも数日に1回は検査するなどして水質を把握してください。
低温時など、およその状態が読める場合はより低頻度の検査で十分です。

最後にバクテリア製品は現在のテクノロジーでは生体と同じく生き物としての扱いになります。
つまり条件次第では凄い結果を出すこともありますし、
逆に条件が整わないと期待以下の結果に終わる事もあります。
今回のように温度が低いとその性能は十分に発揮できませんので
ヒーターをご利用の方以外は、是非、春から夏の水温が24℃から28℃付近でご利用ください。
最低でも20℃を超えていないと不利です。
ヒーターをご利用の方は24℃から28℃がベストだそうですのでその温度域にセットしてください。

比べてください
(→)ケーススタディ:バクテリア製品を使った立ち上げ実験 その1

バクテリア製品の違い、苔の有無、水換えの頻度の差だけでなく
フィッシュレス期間の有無で餌や水中の栄養分の量も
この2者を比べると倍ほど違いますので
そのような違いも比べたりして
春に立ち上げを計画される方はシミュレーションしてみてください。

“ケーススタディ:バクテリア製品を使った立ち上げ実験 その2” への 2 件のフィードバック

  1. 金魚部さま、初めまして!
    出目金3匹飼育中です。いつも更新を楽しみに読ませていただいています。

    金魚の水槽飼育を始めたのは去年の夏からです。小学生以来でした。
    金魚すくいの赤ちゃん出目金を譲り受けたのがきっかけでした。

    実は子供のころの飼育経験から、「金魚なんて、カルキ抜きしてエアポンプすれば大丈夫大丈夫!」と思っていました。子供の時はもちろんバクテリアのことなど知りませんでしたし、初めての立ち上げにもかかわらず、どういうわけか問題が起きなかったんです。

    そんな、ヘンな成功体験のせいで、かわいかった赤ちゃん出目金を死なせてしまいました・・・。転覆病とマツカサでした。

    その後3匹出目金を飼いましたが、2匹を立て続けに原因不明で一か月で死なせてしまい、生き残った最後の一匹だけは絶対死なせたくない!!と思い、こちらの記事を参考に真面目に立ち上げをやってみました。

    ・・・もう失敗したくなかったので、金魚部さまのこちらの記事と、安全な立ち上げ方(3)を組み合わせたやり方をしてみたんです。

    安全な立ち上げ方(3)の記事の手順をベースとして、ろ材を普通のウールからライブマットSに交換してやってみることにしました。(こうすると早くサイクルができるかと思い・・・)そしてアンモニアと6in1の試薬も購入。生き残ったちび出目4センチを12リットル水槽に入れ、立ち上げをスタートしました。アンモニア1.5になったらちび出目をバケツで・・・と準備してたのですが、待てど暮らせど(?)いつまでたっても1.5にならず、そのうち亜硝酸・アンモニア0になってしまいました。結局バケツ飼いすることなく立ち上げができました。

    開始から4か月がたち、ちび出目も8センチぐらいに立派に元気に育っており、立ち上げに成功してから追加で買った2センチぐらいの赤ちゃん出目も今では5センチぐらいにまるまる大きくなり、どちらも元気にすくすく育っています。そして最近、新たに一匹購入し、今は環境慣れのためにまだ合流させずに別飼いをしています(金魚部さまのおっしゃる3か月のアレです!)

    金魚ってこんなにかわいかったんだーと、日々癒され、喜びも与えてくれています。

    金魚部さまがいろいろ実験し、情報を提供してくださったおかげで今があると思っています。

    お礼を述べたくコメントを残させていただきました。
    長文ですみません。
    これからもよろしくお願いします!

    1. blackmoorsさん こんばんは。

      >待てど暮らせど(?)いつまでたっても1.5にならず、
      >そのうち亜硝酸・アンモニア0になってしまいました。

      餌の与え方(量)が絶妙だったんですね。
      安全かつ確実に立ちあがってよかったですね。
      僕はいろいろと大雑把なので記事の多くは最も手間取るケースのご紹介となっている事が多いと思います。
      でも読んでくださった方よりも楽に成功していたら参考にならない・・・という事でこの調子でやっています。
      人がしないような失敗も多くしているので落ちそうな穴をより多くご紹介するガイドとなれればと思っています。
      本当はblackmoorsさんのように1発で決められる方に憧れるんですけど、なかなかそうも行かないのでw

      >今は環境慣れのためにまだ合流させずに
      >別飼いをしています
      >(金魚部さまのおっしゃる3か月のアレです!)
      アレとは保護観察期間ですね。
      現在立ち上げから4ヶ月という事でしたら
      2箇所以上で飼育する=水槽が2つ以上ある はとてもメリットがあると思います。
      僕なんかは最初の頃 油断して餌を与えすぎたり、水換えをサボってしまったりして 水質悪化からのリセットを繰り返していました。 そんな時2つ以上の水槽があれば 他方から半分飼育水や濾材をもらって立ち上げると安全に再起動できるので本当に助かりました。 とりあえず最初の1年を無事に過ごすと楽になると思います。

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