【工作】水中ポンプ式ろ過装置ver.2.2 ALT

dekabutsu_out_of_dric
この記事の更新を完全に忘れていました。
前回投稿からかなりの月日が流れましたが、
結果としてこの自作濾過装置は予想以上の結果になりましたので、改良点などを中心にご紹介します。

おさらいですが
VER1.0 と VER2.0 の違いとしてポンプの位置やその機能が挙げられます。
更に底の部分に金魚が入れるようにする事でロザイに吸い込まれた餌も残さず食べられます。
この改良によりロートが省略できるようになりました。

以下は昔書いたダイアグラムです。
文章よりはイメージのほうが伝わると思うので・・・

DRIC10_sketch
▲VER1.0

DRIC20_sketch
▲VER2.0

まずは作り方の一部を改良しより多くの方が作れるように簡単にしました。
もちろん見た目の美しさはそのまま、高機能もそのままです。

材料
配管用PVCパイプ(外径11.5mm)x30cm
水中ポンプ式ろ過装置 x1

ウレタンマット x1
ウレタンシート
園芸用鉢底ネット x1
濾過ウール x2

PVCパイプ(キャニスター)の長さ(高さ)は水槽の水面よりも低くなる事を基本に長さを計画してください。
もし常時水面から水中ポンプが出ている状態で運用されますと、留守中などに何らかの理由で水が上がらなくなるとモーターが空回りして発熱し火事になる恐れがあります。
大変危険ですのでご注意ください。

 

※水中ポンプですが
大・中・小の3サイズがある中、
小にあたるPF201を使用しました。
もし大きな揚力のあるものをご利用なら
PVCパイプの径を比例して大きくするようにしてください。
あまりに径が小さいと吸引力が大きくなりすぎて非常に危険になります。

道具
メジャー
はさみ
カッター
カッター用マット
のこぎり
紙ヤスリ

これだけで出来てしまいます。
パイプとポンプと濾過ウールはホームセンター
それ以外は100円ショップで入手可能です。

※濾過ウールは必ず上部濾過装置用にシートになったものを選んでください。丸い形で袋に詰められたものは使用できません。

作り方
<キャニスター>
まずは配管用PVCパイプを加工します。
斜めに切って金魚が入れるようにするのです。
底は正三角形が入るように残さないと倒れます。

切れたらヤスリ掛けして金魚が接触しても怪我しないようにしてください。
綺麗に粉を水洗いして乾かしたらこの部分は完成です。

水中ポンプ式ろ過装置のロザイを入れる部分を短く切断します。
水中ポンプにはL字のパーツを付けてください。

次にウレタンマットを円形にハサミで切り出します。
PVCパイプの切込みを入れていないほうの円をウレタンマットに強く押し当ててください。
dricHOW_01

dricHOW_02
このような形が付くのでこの外側をハサミで切ってください。
※内側だと小さすぎて隙間が出来るので水が上まで上がらなくなります。
大きめに作って無理やり押し込むのがセオリーですので外側を切ってください。

これを2つ作ります。

2つとも試しにパイプに押し込んでみて大きすぎるようならほんの少しだけ円を小さくなるように切ってください。
※全周トリミングすると小さくなりすぎますので、片側半分だけ切ってみてもう一度押し込んでみてください。

2つとも密着して隙間が無く入るようなら穴を開けます。
dricHOW_03

<ウレタン蓋>
1つ目は
水中ポンプ式ろ過装置を差し込む穴を開けます。
半透明のパーツを押し当てて型を取ります。
dricHOW_04
その内側を少しだけ小さめに切り取ります。
内側=円を切り取った時の逆ですのでご注意ください。
dricHOW_05
この作業はカッターナイフのほうが楽だと思います。
dricHOW_06
※大きく切り取るとガバガバになり使えませんのでここは小さめの穴で試しながら調整してください。
少し強めで入るくらいがベストです。
dricHOW_07

<ウレタンドーナツ>
2つ目は
底にくるパーツなので円形の穴をハサミで開けます。
dricHOW_08
穴は大きいほど良いですが大きすぎるとロザイを正しい位置に維持する為の強度がなくなるので、写真のような幅で切ってください。 ちなみに小さすぎると水流が偏るのでメンテナンス周期が短くなったり、濾過能力が落ちたりします。

<底網>
最後に
園芸用鉢底ネットを同じように円く切ります。
1枚で構いませんが、強度が弱い場合は2枚重ねでもOKです。

これでパーツは全て完成なので組んでいきます。
ここまでの流れに関してより詳しい説明は
(→)【工作】自作水中ポンプ式ろ過装置 プロトタイプ
(→)【工作】水中ポンプ式ろ過装置VER.2.0
をご覧ください。

まずは<キャニスター>の底の切込みを入れた直上の位置に<ウレタンドーナツ>を取り付けます。
その上に<底網>を載せます。

濾過ウールを2枚使用してロールケーキのようにまるく巻きます。
dricHOW_09
これを上記の<キャニスター>の<底網>の上に入れます。

dricHOW_10
最後に<ウレタン蓋>に<水中ポンプ>を差し込んでから
<キャニスター>に詰め込んで蓋をします。

要約しますと
DRIC22_ALL_PARTS
これらのパーツを
DRIC22_partsdiagram
このような順に詰め込みます

これで完成です。

まずは全てを浸水させてからコンセントを差し込んでしばらく回します。
この時は横向きに寝かせておいて下さい。

しばらくすれば中に水が充満しますが、空気が残っていると問題が多いので必ず底を上にしながら空気を抜いてください。
最初だけはキャニスターの高さよりも水深をあげてキャニスターを完全に上下逆さまにして空気が抜けるようにしてください。
その後 正しい方向で立てて水がまわり始めれば水深を低くしても維持できます。

以下の水面がポンプよりも低い状態は一時的な運用として実施しています。
もし常時水面から水中ポンプが出ている状態で運用されますと、留守中などに何らかの理由で水が上がらなくなるとモーターが空回りして発熱し火事になる恐れがあります。
大変危険ですのでご注意ください。

 
DRIC22_go_under
DRIC22_GO_under_2
水深を低くしても中が水で満たされていればそれは大気圧で維持されるので、つまり揚水落差はゼロなので設置高さから数センチ水が噴出します。

dric22_inthewater01
dric22_inthewater02
水面を上げると徐々に揚水落差が大きくなるので上げすぎると水面の流動は緩慢になりますが、10cm程度ならパワフルに動きます。

ここで水深が下がってからポンプが水を上げないようなら密着が出来ていないので<ウレタン蓋>を作りなおす必要があります。このパーツの精度が低いと正しく動作しなくなります。

全て上手く行けば 写真のような使い方も出来ますし、水面がキャニスターの天端より上でも下でもエアレーション無しに溶存酸素を高く維持できます。


水面流動があるので金魚が心配かもしれませんが、ビデオに示すようにこの程度なら他の濾過装置が作る水流よりも内部は安定していますので小さな金魚や尾が閉じては困る金魚でも泳ぎ負けしません。転覆病で浮いている金魚が居る場合はザルなどに入れてその場所だけ水面流動を消し去ってあげてください。

おまけ デカブツの水槽の場合(最近綺麗に洗いました)
水面が激しく揺れていますが中は非常に安定していて金魚の泳ぎもゆったりとしています。

水作エイトはメンテが楽で、コンセントが無くてもエアチューブ1本で動作するので現在半分程の水槽の濾過装置になっていますが、急変などには弱いので信頼性が高く保たれないと困る水槽は全てこの自作のろ過装置で維持しています。
この自作濾過装置は水作エイトの手軽さと上部濾過の酸素供給能、そして外部式ろ過装置の安定感やパワーなど良い所取りをしたような特徴を持ち、外部濾過装置の漏水問題などのデメリットは持たない理想的な、まさに金魚飼育の為に生まれたような濾過装置になりました。

自作水中ポンプ式ろ過装置
DRIC ver.2.2 の特徴

◆水面をフルに活用したエアレーションができるので
 別途エアポンプを準備しなくて良い
◆水槽内に強い水流は作らずに
 水槽全体の水を下から上に循環できるので
 尾が重要な金魚でも使用可能
◆装置内部は強力なポンプ水流で長く詰まらない
◆装置内部に止水域が出にくいので病気も出にくい
◆餌の食べ残しも全て装置内部の底に溜まるので
 後から金魚が来て食べるから清潔
◆パーツが更に少ないので
 驚くほど楽で時間いらずのメンテナンス
◆金魚が危険を感じた時や寝る時に隠れる場所がある
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「【工作】水中ポンプ式ろ過装置ver.2.2 ALT」への68件のフィードバック

  1. 金魚部さま

    こんにちは。
    早速の記事のupありがとうございます。

    すごい!すごい!
    素晴らしくシンプルな構造に、ポンと置ける手軽さ。
    そして、何より装置の下から顔を覗かせるデカブツちゃんの可愛さ。
    たまらないです~。

    また、参考にさせていただきます。
    ありがとうございます。

    先にいただいたコメントの赤はん病と砂利について。
    我が家で出た時に「興味深いな~」と思ったのは、
    同じ水槽の他の子はあごの下や胸鰭の付け根付近が赤くなったのですが
    ガラス面のコケをつつくのが大好きな子だけ唇(?)が、ボコッと赤く腫れた事と
    沈んでしまった子を「他の子と一緒なら泳ぐかな~」と浅はかな考えで、砂利の入った水槽に入れた時に、他の子は絶好調なのにしばらく底に接していただけで、その部分が真っ赤になってしまった事です。

    やはり、砂利やコケ面には雑菌が繁殖しやすいんやな と感じると共に、一部分が常に接しているという条件がなければ 多少雑菌が住んでいても金魚は元気に過ごせるという事もあるんやなと思いました。

    我が家の水槽では、金魚部さまの以前up されたツクツクの動画の可愛さにやられ、砂利を少量入れています。

    以前、金魚屋さんで水作エイトを砂利に埋め込んであるのを見かけ、
    自作濾過装置の吸い込み部分を砂利で覆っています(すぐに金魚にバラバラにされてしまいますが)。

    砂利を入れて、浮く餌を沈むようにしたところ(これまた金魚部さまの記事を参考にして)、
    それまで常に水面をパクパクしていたのが砂利をツクツクするようになりました。やはり見ていてその方が可愛いですね。

    しかし、金魚の健康を第一に。
    コメントを参考にさせていただき、慎重に様子を見ていこうと思います。

    これからも 記事を楽しみにしてます。
    ありがとうございました。

    1. りんご姫さん こんばんは。
      そうなんです。
      お手軽、お気軽でしょ。
      でも濾過能力は最強です。
      これを知ってしまうと
      もう上部濾過には戻れません(w

      赤班病に関する興味深い情報ありがとうございました。
      僕は口に出た経験が無いというか
      これまで気が付かずに見逃していたかもしれません。
      口内炎のような事は昔一度ありましたけど・・・
      りんご姫さんの仰るとおり、赤班病は金魚が触れている場所に集中的に出ますよね。
      ちなみに何処にも触れずに生活している金魚の場合で水中に菌が居る場合はヒレの付け根とかの可動部にでます。 
      良く動く場所は粘膜が薄いのだろうと思います。
      面白いと言うと金魚に怒られますが、良く動かすヒレの付け根に出るので金魚によって場所が変わります。
      普通は胸ビレの付け根&尾ビレの付け根に出ますが、デブでフラフラ泳ぐ金魚などは背びれを良く動かすので背びれの付け根に出ます。

      浮上性の餌よりも餌のカス(粉)が怖い話
      結局、僕の環境では浮上性の餌が原因で転覆する例は見つかりませんでしたが、予備軍と思うケースは良く出ていました。 転覆までは行きませんが空気入りの糞を夏でも出す金魚達です。 厳密には浮上性の餌はフレークしか与えていませんでしたが、どの餌でも最後のほうは餌と餌が摩擦で崩れて出る餌のカス(粉)が沢山付いた状態になります。 餌は沈むけど粉は浮いたまま水面を漂うので金魚はその匂いにつられて何時までも水面をパクパクする事があります。 これが習慣になると夏でもエア入りの糞をするらしく、予防の為に一度水に漬けて沈んだ餌だけをスポイトで与えるという神経質な方まで居られるらしいのですが、僕の金魚(三世)はエア入りの糞をしたり水面付近に浮くことはあっても転覆までは行かないので現在は観察するに留めています。 今後これ以上悪化するようならプリソークで(事前に水に漬けて)与えるかもしれません。

  2. 金魚部さま

    こんにちは。金魚が中に入れるアイデアいいですね(^^)!

    次に作るときは2.2作ろうと思います(^^)♪

    今、うちの水槽では金魚部さまのver.2.0が縦置きと横置きで2台稼働中です。(ドリル持ってないので穴開けはしなかったですが。)

    作るとき一番大変だったのが、イーロカをカットするところでした。カッターでちまちま切っていたのでなかなか切れず苦戦しました。糸鋸とかで切れば良かったです…。

    あと、最近チャームさんで流動性濾材なるものを見つけて水作エイトとペットボトル組み合わせて入れてみました。

    効果の程はまだよくわかりませんがサブ的に機能してくれればよいかなと思っています。

    デカブツちゃんかわいいですね。
    いつも内容の濃い記事のUPをして下さるので更新を楽しみにしてますが、どこかのタイミングで金魚部さまの綺麗な金魚ちゃんたちのひたすら写真中心なUPも待ってますww

    1. yakkoさん こんばんは。
      そうですか、2台稼働中ですか。
      ありがとうございます。
      イーロカのカットで苦戦されたそうですが、
      そうなるとキャニスターとなるPVCパイプに金魚の出入り口を切り出すのはかなりのハードルになりますね。
      パイプの長さ(この場合は 高さ になります)はホームセンターなどで指定すれば好きなサイズに切ってもらえますが、パイプを斜めにカットするサービスは無い事が多いのでこの部分は未だ別の選択肢を考える余地があるという事ですね。
      貴重なご意見ありがとうございます。
      この装置があれば水が安定して飼育が楽になるので多くの方々に利用していただきたいと思いますが、初期の案のようにコーラのペットボトルのままでは見た目が悪いのでこのようにデザインしましたが電動工具が無いとPVCの自由な加工は難しいかもしれませんね。 ろ過能力だけでOKなら幾らでもキャニスターの代用品があるのですが、この強力なエアレーション機能を捨てるのは勿体無いし、高さと安定感を考えるとPVCパイプしか思いつかないんです・・・
      何か思いついたらバージョンアップの記事を書きますね。

      写真は最近時間があるので今のうちに撮るようにしていますが、黒オランダの2匹が死んだので最も撮りたかった黒い金魚の写真が撮れませんでした。2匹の為に自作した特殊な照明は今後何時の日か黒くてフォトジェニックな金魚が我が家に来る時まで置いておきます。 そんな状況ですが、現在居るメンバー(デカブツや消防車)でこの夏既に2回ほど撮影をしました。
      これらは今年中には過去のものと併せて特別な形で公開させていただきます。
      ただ、これは元々500万アクセスの時に感謝の気持ちを込めてお世話になっている皆様にプレゼントという計画でしたが、最近はアクセス数が激増していて1日の平均で8000くらいになり時々10000を超えるので、予定では年末くらいと思ってましたがこのままでは、あと2ヶ月ないのでプレゼントの制作が間に合わないかもです。

  3. PVCパイプの加工についてですが、発泡スチロールカッターを使うと、時間はかかるけど労せず切り取ることが可能でした。100均にも売ってるよ!
    もしやとおもって今ウレタンマットにも試してみましたがこちらも加工が可能のようです。
    でもウレタンはカッターナイフのほうが楽かも。
    ちょっと煙が出る場合があるので吸い込まないよう注意したほうがいいですね。
    イーロカのフィルタケースを切れるかは、今手元にないので判別がつきません。申し訳ない。

    ただPVCについては切断が終わってもコトンと落ちてくれるわけではなく、その後切った部分を押し込むかしてパキッと外す感じになります(溶けた部分が冷えるまでにくっついてしまうためと思われます)。
    このとき、押し込む向きを考えないと取れるどころか強くハマってしまいます(要石みたいになるということ)。
    力の向きは円の内側から外側に向けて、です。
    切断面はPVC、ウレタン共になめらかで、PVCについてはちょっとバリが出るのでそこを削ってやるとそれで実用レベルとなります。

    それと、あくまで細かい加工に向いているに過ぎないということを強調しておきます。
    言うまでもないことですが、PVCをぶった切るときなどはのこぎり使ったほうが断然いいです。

    1. モーペルさん おはようございます。
      熱で切断するのも面白いですね。
      特にウレタンマットは、これまでハサミかカッターでしか加工したことが無く、今度一度スチロールカッターで切断してみたいと思います。ハサミよりも綺麗に切れそうですね。その発想がありませんでした。情報ありがとうございます。

      僕自身は家具の製作を行う為、工場に殆どの電動工具は揃っていますので、テーブルソーで切断して、バンドソーで斜めに切り、ベルトサンダーで切断面を整えて、最後に少しだけ紙やすりで仕上げるという楽な方法で加工しているので 手で加工する大変さが正しく想像できていませんでした。

      PVCの加工に関してはスチロールカッターでは糸のこ同様、切断がもたつき、大変だと思います。 PVCは硬くて肉厚の為溶けるのに時間を要しますのでなかなか進まず、無理に力を入れるとニクロム線がたわむので直進安定性が悪く切断面が波を打つようになります。 もし熱で切断するなら ホットナイフがオススメです。 ご存じない場合はGOOGLEで ホットナイフ を画像検索していただくと分かりますが はんだごての先端がカッター形状になっていて肉厚のプラスチック等の切断加工がとても簡単に出来ます。溶かして切るので切断面がくっつついてしまう事などスチロールカッターと同じように起きます。
      これはモーペルさんのように様々な素材を加工したことがある方々にはオススメできますが一般的には少しマニアックなので、誰でも簡単に・・・という範疇なら(DIYではなく金魚のブログなので) ハサミかカッターナイフ程度で加工できないとダメかな・・・と思っています。 

      またその他の電動工具として、最近は電動ジグソーや小型ルーター等の、より汎用性の高い工具も安価で買えるので工作が好きか方ならそれらを入手すれば非常に簡単に切断加工できますがこれだけの為に投資するにはどれも少し高価に思えるので、もう少しキャニスターになりそうな代用品を探してみます。
      情報ありがとうございました。

  4. お初お目にかかります。

    記事を参考に濾過装置を作ってみました。素晴らしいですね。外掛け式より遥かに静かですし、投げ込み式と異なり飛沫がかなり少ないのは悩んでいただけにかなり嬉しいことです。外掛け式と投げ込み式で一年間粘ってきた初心者でしたが、これで多少はアンモニア中毒などの突然死を恐れる必要性も減ってくるのでしょうか。

    ところで、私の40センチ水槽には不釣り合いに新濾過装置が大きかったため60cmガラス水槽を用意しましたところ、今度はその60センチ水槽が予想外に重く、載せられる台がないため暫定的に床においています(存外木材が高額と気付き水槽台の自作は検討中のままです)。そこで金魚部様の過去記事を拝見しましたところ、水槽台を買ったり自作したりする選択肢がありながら、敢えて床に水槽を置いておられるご様子。よろしければ、水槽台についてのご見解を伺えれば幸いです。

    1. Omenさん こんにちは。

      濾過装置を作っていただきありがとうございます。エアレーション効果も含め金魚飼育には最適だと思いますのでどんどん広がる事を願います。

      僕は重度のOCD(Obsessive Compulsive Disorder)という精神病の持ち主で、旅行に行く時など空港で「玄関の鍵閉めたっけ?」とか心配になりすぎる問題を抱えています。 外出時に地震があると「金魚は大丈夫????」とその事が気になりすぎてしまいます。 ですので少しでも気が楽になるように普段からかなり揺れても水槽が倒れないように基本的には全て床に置く様にしています。

      しかし

      夏場は日が部屋の奥まで入らないので今の時期は極限られた”一等地”にタワーのように積み上げて水槽を集中させるべく水槽台に載せて管理しています。 もちろん簡単には倒れないように複数の水槽台をQuickGripというクランプで連結しています。

      最近は少し木材が高いですが完全に製材されたものを避ければ安く手に入ります。現場で造作に使うようなスタッドと呼ばれる細い木材、時に 根太材とも呼ばれます。 これらは構造用(基本的に隠れる場所)に使うので表面を綺麗に製材していませんので安いのです。 地域により寸法が少し違いますが僕の住む関西地域では35mm x 35mm や 15mm x 40mmの断面を持つものは2mの長さで12本で2000円以下です。安い時は1000円台前半でしたし更にセールで1000円を切る事も過去にはありました。
       
      ここで僕がオススメの強くて美しい水槽台として自分用にデザインした台をご紹介します。

      まず水槽台にオススメの木材は断面が 35mm x 35mmのものです。
      木材を選ぶ時は見た目も大切ですがきちんと乾燥したものを選んでください、乾燥が不十分だと必ず割れてきます。

      これを木工用ボンドでXYZどの方向に力がかかっても十分に抵抗する接着面が出来るようにした接着方法になるようにデザインし、更に荷重を全て接着力ではなく木材の断面に負担させるように設計すれば 安くて非常に強力な水槽台が完成します。


      寸法はご自由に決めてください。
      僕は下にも60cm水槽が入るようにして、更にそのメンテナンスが出来るだけの空間が開くように高さを決めました。
      あまり高くすると不安定になるので、その場合は安定するようにABのパーツを必要なだけ増やしてください。
      <作り方>
      まずAを5組か6組作ります。多いほど安定します。 このときの注意は横材が長くそれを縦材(柱)で支える事です。 ※NG例のように縦材で側面から横材をサンドイッチするようにしてはいけません。
      これだと荷重は木材ではなく接着剤の力で支持する事になり危険です。 木材は軸方向の強度が強いので基本的に荷重は柱で支えます。(無理なら金物で補強する必要が出ます)またこの場合は、接合面を守る為の直行する接合面が出来ないので更に弱くなり危険です。

      全てが正確に90度で固定されるようにクランプで固定してください。
      それが出来たらB材(同じ木材から切り出した短いブロック4個)でA材を連結していきます。この時、水槽の設置面がガタガタしないように設置面を下にし、床に当てて(逆さにして)並べながら接合すると綺麗な設置面が出来ます。 また足のほうがガタガタにならないように接着前にそれぞれの長さを計測し、全て同じ長さに合わせる様にサンダーなどで調整してください。勿論、ベルトサンダーがあれば完成後でも可能ですが個別に行うほうが綺麗になります。

      接着剤が最大強度で硬化する為には24時間以上は絶対に動かさないでください。
      安全を見て36時間以上経過させれば使用可能になります。
      完全硬化後は念のためぐらつきが無いか?強度は十分か?体重をかけて確認してください。

      非常にスリムな見た目ですが持ち上げてみれば強度の高さは感じていただけると思います。 無垢材を使用しているので量販店の家具の数倍は強いですし、長期的に使用しても安心です。 1つだけ心配なのが木工用ボンドの保持能力です。 十分な量を接着面に付けていないと2年後、3年後に外れる事があります。特に速乾性の白いボトルで使用ボンド量が少ない場合この問題がよく出ます。 黄色いボトルの標準でもどちらでも構いませんがはみ出るほどの十分な量を付けて製作してください。
      プロの職人さんが教えてくれた
      木工用ボンドを利用するときの注意点
      ◆はみ出すほど使い、はみ出た分は濡れふきんで拭き取る(考え方としては少ないほど美徳とされるプラモデルの真逆です)
      ◆より少ないボンドで完成させたいときは片側だけでは無く両方の木材の接着面にボンドを塗って接合する(この場合も少なすぎるとNGなので十分に強度が出るだけの量は使用しなくてはいけません)
      この2つを守ればプロのような強度の高い接合が出来ます。

      更に高い耐久性や強度が必要な場合は木ネジなどを併用して見えないように接着面にビス止めして次のパーツを接着しまたビス止めして次を接着・・・として最後のパーツ(両サイド)だけビス止めなしにすれば見た目は綺麗なまま更なる安心が得られます。

      更に詳しい情報は
      (→)自作オーバーフロー
      をご覧ください。
      細部が分かる写真も掲載しております。
      これが台を作った理由でしたが実験終了後に不要になるのは分かっていたので後に水槽台として転用できるように最初から60cm水槽が下に入るサイズで製作しました。
      もちろん強度も十分に出るようにこの部材を選んでいます。

  5. お初です、ご貴殿のろ過器を作ろうと材料の切断を済ませ、組み立てるのみと準備万端です。
    ただ、私、プラ舟にて蘭鋳を飼っておりまして、水深が16センチと浅いものですから、それに合わせて作ると結構な寸詰まりのものになります。
    そのような状態でも差し支え無いものでしょうか?

    1. 鈴木巌さん こんばんは。
      はい。短くても特に問題はございません。
      ただしランチュウやプラ舟の場合
      注意事項が幾つかあります。

      まず水深が16cmと浅い場合はどこまで寸詰まりにするかで効果や安全性が異なります。

      安全性に関して
      長期的に外出する際等はポンプ部分が水面よりも高いと何らかの理由で水が抜けてしまいポンプが空回りした場合に熱を持ち火事になる危険があります。 

      ですので安全性を第一にする場合は図の右側のように水深よりも短い設計にする必要があります。 ポンプが常に水深以下にあれば空回りの問題は起きませんので安心です。

      ただしこの場合はパイプを12cmで切り出した場合装置を組むとろ過の部分が10cm以下になるので濾過マットをハサミで切り取って使用するという不便が生じます。 標準的な上部濾過装置用の濾過マットの幅は約12cmですので 図の左側のようにパイプを20cm前後で切り出すと濾過マットはそのまま丸めて使用できます。


      更なる選択肢として水の吹き出し口の方向を細工できるなら装置を立てずに寝かせて使うという方法もあります。 この場合、PVCパイプの直径が11.5cmですので十分に水深以下になりますので安全性にも問題がありません。 ただし、今度はランチュウの尾の問題がでやすくなります。 というのも、あまり低い位置から水を噴き上げると水中に強い上昇水流が出来てしまいます。 理想は水流ゼロと言われるランチュウの場合この水流が尾に悪い影響を出すかもしれません。

      これらの条件を比べて最良と思われるタイプを選んでいただければ更に安心だと思います。
      急いで描いたので粗いイラストですみません。



      寝かせるとこんな感じです。
      この場合は水圧で濾過マットが動く事がないのでウレタンマットのパーツは省略しています。
      ただ丸めてパイプに入れただけですが十分に機能しています。

  6. 金魚部様、初めまして。
    1ヶ月ほど前から金魚すくいの金魚(和金)を3匹飼いはじめました。
    飼育方法をインターネットで検索していたところ、こちらのサイトを見つけ、飼育の参考にさせていただいております。
    この自作濾過器を作成してみようと思ったのですが、私の水槽は幅が30センチ、高さが23センチ、奥行が16センチと言う小型の物に砂利を敷いているのですが、そのままのサイズで使用可能でしょうか?

    1. アクエリアスさん こんばんは。

      使用可能ですが直径11.5cmのパイプですので
      30x16x23の水槽に入れると 半分程は濾過装置になりますのでこの場合は悩みどころですね。 金魚のサイズにもよりますが金魚が通れないような細すぎる空間が出来なければ問題は無いと思います。 通れない空間が多く出来る場合はやめておくほうが安心です。 金魚は自分の住む空間を比較的こまめに口で突いて回ります。餌を探しての行動かもしれませんが、これが棲家を安全に維持する事に役立っています。 行けない場所はツクツクが出来ないので徐々に滞り、酸欠などから雑菌が溜まったりしやすくなるので良くないのです。

      僕は大きな水槽は全てこのシリーズの自作水中ポンプ式濾過装置で維持していますが、30x30x30のキューブや30x45x15のコンテナな水作エイトというエアポンプからのエアーでろ過する(エアリフト方式)の濾過器で維持しています。こちらは少し頻繁にメンテナンスしないといけませんが、濾材が特殊な構造のため信頼性が高いです。

  7. 丁寧且つわかり易い御回答ありがとうございます、
    もうひとつ質問なのですが、
    横置きで使用した場合、エアレーションはどうなりますでしょうか?
    エアストーン等で追加した方が良いのでしょうか?
    度々の質問で申し訳ありません。

    1. 鈴木巌さん こんにちは。
      エアレーションの有無は諸条件の組み合わせで決めていただくと安心です。

      ◆金魚のサイズ
      大きな金魚になるほど多くの酸素が必要です。
      この装置で水面に適度な波が出来ればエアストーンの泡でエアレーションするよりも効果が高い事は実験で確認済みです。 基本的に溶存酸素量が夏場でも6mg/Lほどあります。 ただし、この環境でこれまで維持できた実績としては
      60cm水槽で50L以上水を入れている状態で
      中に居る金魚の最大体重が57g、(他に10gクラスが2匹同居)
      です。
      つまりこれ以上大きな水量や大きな金魚のデータは無いので、60gを超えるような個体なら別途エアレーションも必要かもしれません。
      ただ、波を起こして得る酸素を超えるエアレーションを泡で行うにはかなり激しいエアが必要です。

      ◆金魚の数
      数は少し条件が緩くなりますが体重の合計(g)が水量(L)より大きい場合は僕には実績が無く分かりません。
      (上記例のように多少のオーバーの例はありますが、ここでは安全側で判断しています)
      体重の合計(g)よりも水量(L)が多い場合で水深が30cm以下なら問題がでたことはありません。
      ここで水深30cm以下と言うのは水量に対する水面の面積の比として使用しています。 (僕はこれより深い水深の実績が余りありません)プラ舟など水深が低いほど酸素は多く溶け込むので有利です。逆に30cmを大きく超えるような水深なら色々考慮しないと危険かもしれません という事ですので今回は水深16cmなので安全側と判断できますが、後のこの文章を読む別の方が別の条件の時に分かる様に書かせていただきました。

      ◆水面流動の程度
      尾の成長を阻害しないように水面流動を緩和するため噴出し口に網やネットをかぶせる場合等、水面流動が抑制されている場合は補助的にエアレーションしたほうが良いかもしれません。

      ◆安全対策
      停電なら無理ですが、コンセントが外れたなどの事故で濾過装置が停止した場合、水面流動も内部水流も無くなると、最悪の場合、金魚は24時間ほどしか無酸素状態では生きられません。 そのような時の為にバックアップとして泡のエアレーションを別途しておくのは良いかもしれません。 ブレーカー飛びなどの問題を回避する為、別系統、別コンセントから電源をとれると更に安心です。

      以上全て飼育環境により大きく異なる事ですので1つ1つをご検討の上、総合的にご判断ください。

      また夏場だけでも泡のエアレーションを追加しておくと安心と言うこともあります。
      金魚は0.4mg/L以上あれば生きられるとしても、0.6mg/L 、0.8mg/Lと酸素濃度が高いほうが健康的に育ちます。(過度に高いと問題が出ますが) 多くの場合 「ただ生きていれば良い」という訳ではないと思いますので、より健康的に元気に泳がせる為にも、病気の予防の為にも、溶存酸素に不安があればエアレーションを強めに加えたりすると安心です。勿論、尾の問題がでない範囲になるでしょうけど。

  8. 丁寧なご回答ありがとうございます、
    参考にさせていただきます。
    ショートバージョン早速作って稼働させました。
    軽くて浮いてしまうので、上に重しをしました。
    因みに、下部のウレタンマットのリングの代わりに、同径の塩ビパイプを薄く5ミリ程度に切断し、リング状のそれの一部を切断して、キャニスターの内径に合うように切り詰めながら微調整していけば、鉢底網の受けを作ることができます。
    代案にできますでしょうか?

    1. 鈴木巌さん こんばんは。

      そうですね、全てを水中に入れる場合、水より重いPVCパイプが短くなるショートバージョンはウレタンマットを2枚使用すると浮く可能性がありますね。

      まずは、前のコメントに付けたイラストをご覧ください。

      ▲オレンジ色がウレタンマットのパーツです
      ▲緑色が濾過マットですが、
       斜めの曲線が斜めカットを示します
      ショートバージョンの場合はポンプを固定するウレタンマットのみ取りつけて、底のウレタンマットは省略出来ます。あのパーツは金魚が入り込むスペースを確保する為のものですのでそのスペースを無くす場合は底網とウレタンパーツは無くて大丈夫です。 

      ▲このようにショートバージョンは
      ウレタンマットも底網も無く利用できます

      寝かせてご利用なら斜めカットは省略できますが、立ててご利用の場合は金魚が入る込むスペースを設けない場合でも斜めのカットをしてください。そうすればウールが露出した部分ができるのでそこに餌が溜まりそれを金魚が食べます。 これが無いと隙間などから吸い込まれた餌を誰も食べられないまま底に溜まるのでメンテナンス周期が短くなる事があります。 

      またこの斜めのカットは吸い込み側の水流を弱める事にも寄与します。立てた場合はPVCと水槽の底が密着してしまう事がありますので斜めのカットで吸水側の水流を逃がしてください。 寝かせている場合は吸水口が横になりますので問題ありませんが、この場合は壁にくっつく事がありますので斜めカットを省略する場合で寝かせる場合は、プラ舟の壁に近づけすぎないように設置してください。
      まあ水槽と違いプラ舟の壁は垂直ではないので(少し斜めなので)くっつかないと思いますけど念のため書いておきます。

      実は作ってしばらくは特に問題がありませんがメンテナンス直前では一部にヘドロのつまりが出たりすることで局部的に水流が速く強くなる部位が出る事があります。 立てている場合にこれを危険レベルにならないようにするのがこの斜めの切り込みです。 もちろん11.5cmの直径を選んでおられる限りポンプの能力とのバランスで水流は非常に緩やかになり殆どのケースで安全にご利用いただけます。 初期に径の細いパイプを使い強烈な水流が出て驚いたことがありました。

      前置きが長くなりましたが、お書きいただいた方法で対応いただいても構いません。 その際も、立ててご利用の場合は斜めのカット(少しで構いませんので底が吸盤のように吸い付かないように)を安全の為に装備してください。

  9. 金魚部様、こんばんは。
    早々のお返事ありがとうございました。
    今の水槽には、エアポンプ(ロカボーイS)、水草(アナカリス五本程度)、隠れ場所としての土管を入れており、この状態に自作濾過器を投入すると金魚が泳ぐスペースが無くなりそうなので、今の水槽には投入しない方向となりました。
    家族とも話したのですが、金魚が狭そうに泳いでいる気がしたので、30センチ立方体の水槽?もしくは今のサイズより大きいサイズの水槽に引越させようと検討しております。
    そうしたら金魚部様が作成したサイズの濾過器を投入しようと思います。
    そこで助言をいただきたいのですが、金魚を新しい水槽に引越させる場合なのですが、今の飼育水をそのまま全部移し替え(ザルや茶漉しでゴミは入れないようにする)プラスカルキ抜きした水を足して新しい水槽として立ち上げる……と言う方法でよろしいのでしょうか?
    今の水槽の壁や土管に緑色の苔が生えてきたので、飼育環境が整いつつあるのかな?とは思ってはいるのですが、如何せん初めての飼育なので不安ばかりなのです。
    長文失礼いたしました。

    1. アクエリアスさん こんばんは。
      そうですね少し余裕がある水槽のほうが飼い主としては安心ですね。
      金魚は広い場所よりも狭い場所のほうが安心できるので好みます。
      よく中国人の子供さんが柵とか細い通路にはさまって救出されるニュースがありますが、うちの金魚も十分な通路を確保してるのにわざわざ狭い場所を探して無理に通ろうとして動けなくなり、僕が救出するという流れになります。 共に好奇心が旺盛なんでしょうね。 最近は水草など柔らかいものを多用しているので自力で脱出してますが時々必死にプルプルしている事があります。

      引越しの方法は お書きいただいたとおりで大丈夫です。
      更に安全に引越しを完了するには、少なくとも24時間、可能なら2日、3日は人工餌を与えないようにすると良いです。
      水草などは食べさせても構いません。
      これは従来、金魚が環境に慣れるように行われてきた事ですが
      実は水が安定するのに非常に有効と分かってきています。
      水の中のバクテリアのバランスは最初が特に重要で初期に悪い流れが出来ると後半がんばっても改善が困難になりますが、最初に良い流れになると自然に安定するようです。

      定期的に行うような1/3水換え程度なら特に気にしなくても良いですが、
      ◇水を大量に換えた時
      ◇水を大量に加えた時

      人工餌を数日与えないという対応は非常に有効とされますので是非お試しください。

  10. 金魚部様、おはようございます。
    丁寧な対応ありがとうございます。

    金魚の引越の件で追加でお伺いしたいことがあるのですが、苔のついた土管はそのまま移設してもよろしいのでしょうか?個人的には苔を落とさずにそのまま移設した方がバクテリアが早く繁殖しそうな気はするのですが…
    あと、エアポンプが茶色く変色(中のろ材と本体)しているのですが、これはバクテリアが繁殖していると考え、これもそのまま移設してもよろしいのでしょうか?
    質問ばかりで申し訳ありません。

    1. アクエリアスさん こんにちは。
      正確なことは分かりませんが、本には濾過バクテリアは酸素供給が無いと徐々に死んでいくとか、1時間以上無酸素状態だと致命的なダメージとか 書かれています。 一方で僕の引越し経験や里親さんに濾過材をおすそ分けした経験からは「そんなにシビアではない」と感じます。というわけで、本に書かれている事と経験したことが相違する例なのでアクエリアスさんがご判断いただきたいのですが、 僕は少しでもダメージを与えないように濾過材は全て飼育水に入れて運びました(ドライではなくウエット状態です)。
      また移動時間にもよると思いますが、僕の引越しは2時間以内、里親さん宅までは1時間~3時間以内と移動時間は短く、解体>>梱包>移動>設置まで含めても最大で4時間ほどだったと思います。

      苔の付いた土管は悩みどころですが安全を考えるとリセットしたほうが良いです。
      茶色いのは苔かヘドロか分かりませんが、いずれにしても濾材だけバクテリアが温存できれば良いので、それ以外は雑菌が異常繁殖しないように環境が変われば一度全て綺麗に洗うことをオススメします。 例えば太陽光の強さや日照時間1つ変われば水槽の中の苔の色も大きく変わります。 またこれまでと条件が変わると死んでしまうバクテリアも居れば、新しい環境で新たに勢力を拡大するものも居るので基本的には綺麗にしてスタートさせたほうが 古いのが朽ちて新しいのがその上に生まれるというプロセスを待つ事無く新しいのが生まれてきますし、何かが大量に死ぬと言うのは時に雑菌の異常繁殖の可能性を上げますので、綺麗に洗えばその可能性は低くなります。 苔等が生え揃うには太陽光の関係もありますし、時期が秋に入れば更に成長も遅れますが、バクテリアに関しては決して一からと言うことにはなりません、種になるバクテリアは十分に濾材に住んでいますので。

      もちろん濾材にも雑菌が沢山居ますので全て一から行うのがセオリーと思いますが、それでは大変すぎるので僕は濾材だけは使いまわして早期に水槽を安定させる方法で対応してきました。 これまで特に問題は出ていませんし、(県や市が違う)里親さん達も僕が提供した濾過バクテリアが十分に沸いた水作エイトで問題なく安定した飼育を開始されていましたので僕は濾過バクテリアは多少の移動なら全滅はしないと考えます。(必ず飼育水に漬けて移動してください)

      また電車で移動とかなら無理ですが、自家用車や引越し業者さんのトラックなら飼育水も一緒に持っていくと安心です。 濾過バクテリアは飼育水ではなく水槽の底や底石、そして殆どが濾材に住んでいるようですが、その前の処理を担当する別のバクテリア(有機栄養細菌)やプランクトンなどは飼育水の中に居ます。 金魚もその飼育水内に入れて移動されるでしょうから残りも捨てずに持っていってください。最初の安定に必要なのは水槽の容量の半分程度(残りはカルキ抜きした新居の水道水)ですが、ロスが出ますので余裕がある限り多めに持って行ってください。

      タンクが無くても飼育水を運ぶのに最も簡便な方法はバケツにゴミ袋(一重で十分ですが、怖ければ二重にして)を入れてその中に飼育水を入れ上を縛ります。(外から ばけつ>ビニール袋>飼育水の順です)こうすれば外はバケツのハードなボディに守られますし、中は上を縛ったビニール袋なので車が揺れてもこぼれません。僕は通常金魚を里親さんやショップに運ぶ時にこの方法で移動します。バケツなので到着後も片手で持って移動できて便利です。

      また引越し先に1回で引越しを行う場合は無理ですが事前に何度か行く場合は引越し先に水槽を先に設置しておくと水が安定するので移行がスムーズにおこなえます。

  11. 金魚部様、こんばんは。
    懇切丁寧なアドバイスありがとうございます。

    先ほど幅40センチ、高さ28センチ、奥行20センチの水槽を購入してきました。
    週末に新しい水槽に移し替えようと思います。
    また困った事が出来たら相談させてください。

    1. アクエリアスさん こんにちは。
      了解しました。いつでもお気軽にどうぞ。
      ただ、間もなく仕事が始まるので
      忙しくなるタイミングでは返信は遅くなる事もありますのでご了承ください。

  12. 金魚部様、こんばんは。
    昨日金魚の引越が終わり、今日濾過器が完成しました。

    頂いたアドバイス通り、水槽を移し替えてから餌は与えてません。
    その間水草やら底の砂利をツクツクしてます。

    濾過器なんですが、完成型のイメージがよく掴めなかったのですが、パイプ上端から、斜めに切り落とした開口部の上端までにパーツを全て組み込むと言う事でよろしかったですか?

    後、水を吸い上げていないような気がして…
    小さい水槽で試運転したのですが、まず横向き、逆さまで運転し空気を抜きました。
    その後立てた状態にしてみたのですが、全く水が噴き出て来なくて…
    中のろ材も全く濡れていませんでした。
    これはナイロン蓋の精度が悪いという事でしょうか?

    1. アクエリアスさん こんばんは。
      引越し違いのようでしたね、早とちりしてすみませんでした。

      >パイプ上端から、斜めに切り落とした開口部の
      >上端までにパーツを全て組み込むと言う事で
      >よろしかったですか?

      はい。その通りです。

      お問い合わせの件ですが、
      ナイロン という単語が気になります。
      水を吸い上げる為には
      ウレタン を使う必要があります。
      ナイロンは固くて伸縮性がないので工業製品レベルに精度良く仕上げないと水を上げる事ができません。
      一方ウレタンは伸縮性があり多少粗くても少し大きめに作れば隙間を埋めてくれますので 密閉構造が作れる為水を吸いあげる事ができます。

      念のためダイソーの商品で書きますが
      商品名:つながるマット
      商品コード:C029 ジョイントマット
      というものです。
      お確かめください。
      僕は商品のラベルを捨てたので
      Google画像検索で調べました


      リンク元(←)blog.livedoor.jp/

      正しい素材をお使いなら精度を疑ってみてください、何処かに隙間があり空気が抜けているのだろうと思います。 隙間はキャニスターとウレタンの間、ウレタンと水中ポンプの間両方をご確認ください。
      特にキャニスターに触れる丸い部分を切る時は二重線の外側、水中ポンプの装着部分は二重線の内側を切ることにご注意ください。(記事の該当写真の○×をご確認ください)

  13. 金魚部様、お疲れ様です。
    すいません、ウレタンマットの勘違いでした^^;

    水に沈めたらポンプの出口から水が噴き出て来るので、精度を疑ってみます。

    1. アクエリアスさん おはようございます。
      そうでしたか。
      基本的には水面から出ない状態でご利用ください。
      水槽の高さよりも背の高いキャニスターにならないように高さを計画してください。
      水面から出るのはあくまで立ち上げ途中などで水量を減らして運用している場合を基本としてください。
      留守中などに水が上がらなくなるとモーター部分が発熱し火事になる危険性が在りますのでご注意ください。

  14. 金魚部様 おはようございます。
    ありがとうございます。

    精度を見直すためにも、もう一度作り直す事も考えてみようと思います。

    現在高さ24センチの水槽に水深が約23センチに対してキャニスターの高さを20センチで作成しているのですが、これは適正でしょうか?
    何度も質問して申し訳ありません…

    1. アクエリアスさん こんにちは。
      そうですね、再度作成いただくほうが早いかもしれません。
      簡単に言えば ウレタンを組み立てる時に簡単に入るようでは密着性が低いので 少し手間取るくらいに大き目のサイズで作りしっかりと押し込んで組み立てれば密着するので水が漏れません。 ウレタンの中に仕込むポンプ用の穴は逆に小さめに作り無理やりポンプを押し込むようなイメージです。 そのようになるように作ってみてください。

      また空気を抜いて立てて・・・の作業は慣れが必要です。 確実なのは一度水槽を上まで満たして、その中で作動させ、徐々に水面を低くするように水をバスポンプなどで抜いてみてキャニスターが水面から出てきても作動し続ければOKです。

      はい、水面よりも低ければOKです。
      水面23cmに対してキャニスター20cmなら3cmの余裕があるので安心です。

      1つだけ注意点として、組み方によってはキャニスターの天端よりもポンプがはみ出す事も考えられます。 この場合はポンプが水面より低くなるように組み方を調整してください。 時にキャニスターを短くしたり、濾過ウールをハサミで切ったりする調整も必要な事があるかもしれませんが、安全の為 水中ポンプは常に水中にあるようにご計画ください。

  15. 金魚部様 こんにちは。
    アドバイスありがとうございます^_^

    早速作り直してみます。

    自作濾過器を投入した後、しばらくはバクテリアが繁殖するまでの間今まで使っていたロカボーイを沈めておこうと思います。

    1. アクエリアスさん こんばんは。
      そうですね、濾過ウールが2枚とも新しい場合はそのほうが安心ですね。 完全にバクテリアが定着するまで1ヶ月ほどは 餌の与えすぎにご注意ください。

  16. 金魚部様 こんばんは。
    様々なアドバイスありがとうございます。

    濾過器とは別に飼育の件でお伺いしたい事が何点かあります。

    1 自作濾過器にバクテリアが繁殖するまでの期間の水換えは週に一度、3分の1程度の水量を換えればよろしいのでしょうか?
    2 水槽の置き場所として、よく直射日光が当たらない所を…とありますが、完全に日が当たらなかったら水草も枯れてしまうので、現在は直射日光が当たらないまでも、比較的明るい南側の窓際に水槽を置いてるのですが、問題ないでしょうか?
    3 今水槽に3匹いて、2匹は飼い始めた1か月前より明らかに一回り成長しているのですが、残りの1匹が成長してる?と思うほど小さいのです。餌の取り合いに負けてしまうのか、食が細いのかは分かりません…ただ病気とは思えず、水槽の中を元気に泳ぎ回っています。ただイジメられたり、餌が食べられなくて弱ってしまうのも困るので、その1匹だけを別の水槽に移したほうが良いのか迷っています。

    たくさん質問して申し訳ありませんが、何卒お知恵をお貸しください。よろしくお願いします。

    1. アクエリアスさん こんばんは。
      1)はい。過密飼育していなくて、餌が適量~少なめならそれで十分です。
      条件的に 過密、餌多めならもっと換えないと駄目なケースもありますが1週間に1度の水換えをしていれば硝酸塩が過剰になるのは避けられます。
      ただし、水質検査で硝酸塩濃度を確認しない場合は3ヶ月に1回くらいのペースで1回だけ大型換水を実施してください。水中の蓄積物をリセットできます。
      2)水槽メーカーの都合で太陽が当たらない場所が指定されていますが、金魚の本を読めば太陽光が如何に重要なのか詳しく解説されています。 基本的に強すぎる光は金魚に良くないので、朝一番の東日か、日没前の西日が良いと言われており、正午前後の強い直射の太陽光は良くないとされています。正午の光は浮き草などを十分に浮かべて遮光して金魚が逃げる影を作ってください。 また拡散光も推奨されていますのでこれなら正午前後のものでも構いません。
      南側に置くと正午前後に光を多く受けますので遮光をうまくしてください。
      3)何も気にせず餌を与えたい場合は 餌取り能力でグループ分けして全員が同じような大きさを維持するようにするのが一番ですので
      ワースト1の個体は 
      ◆1匹だけ成長が遅いと思われる場合は隔離して少し多めに食べさせたりする方法

      ◆2匹で競争させて餌を取るトレーニングをさせる方法
      が考えられます。 
      トレーニングは残りの金魚の中で最も餌取りが遅い個体を選んでワースト2匹で競争させればワースト1の個体も多少は速くなります。通常、小さな金魚程瞬発力があり餌取りが速いので大きな金魚と組ませると(最初は負けていても最後には)勝てるようになると思います。 1匹にしてしまい、餌取り競争させないとどんどん遅くなりますのでその場合は1匹で飼育していく事になります。
      僕の場合出目金がそうです。他のどの金魚よりも遅いので他の金魚とは一緒に出来なくて結果的に1匹で飼育しています。何度も別の金魚と組ませて見ましたが 最終的には体長が半分程のチビにまで尾をかじられたりするので 可哀想だから単独飼育に決めました。

  17. 金魚部様 こんにちは。
    丁寧な回答ありがとうございます^_^
    とても参考になります。

    今後ともよろしくお願いします。

    1. アクエリアスさん こんにちは。
      こちらこそよろしくお願いいたします。

      先ほどの補足ですが
      ちなみに間もなく秋になりますが
      日射が弱くなってきたら遮光は要りませんし
      南向きはベストポジションになると思います。
      水草と太陽光線があれば人工餌で不足しがちな栄養素も補給できますし、水の安定にも寄与しますので凄くいいと思います。
      欧米では苔や水草の重要性が長く専門家により訴えられてきましたが、日本でも徐々にその方向に向かってきています。(以下は人間の食料としてみた場合の記事です)
      (←)「水草」が人類を飢餓から救う?
      このリンクの記事ではアオウキクサと言う名前が出ていますが、サンショウモでもホテイソウでもカモンバでも同じようなことが言われています。またタンパク質などのバランスが絶妙で産卵前の栄養補給や産後の回復にも有効な苔こそがスーパーフードだという研究もあります。
      真夏の当て過ぎだけ注意してうまく日光を利用してください。
      苔と日光とのコンビで金魚の色も綺麗になります。

  18. 金魚部様 こんにちは。
    補足アドバイスありがとうございます^_^

    やっぱり青水、苔、藻に勝るえさは無いんですね。

    我が家の金魚達もその様に育てたいのですが、家族から金魚が見えなくなるのが嫌だと反論されました(苦笑)
    青水は出来なくても、苔や藻を与える事を目指していきたいと思います。

    1. アクエリアスさん こんにちは。
      青水や苔は観賞に適しませんね。その場合は浮き草が良いです。
      ゆっくりと慣れさせれば冬場に10℃くらいまで下がっても冬越しでき、春には大量に増える サンショウモ や ホテイソウ がお勧めです。 どちらも金魚は主に根を食べますが、サンショウモは何と 年中根を食べられている事が分かりました。 ホテイソウは春先が最も金魚に人気ですが、夏になると根が固くなり徐々に食べなくなります。一方サンショウモの根は年中柔らかいのか?今でもどんどん食べられており、最近では新規導入魚の初日と2日目の餌切り時に入れておくと完食するという事も確認できました。 勿論、次の日は大量の快便が見られます。

  19. 金魚部様、いつも楽しく拝見しています。

    三週間ほど前に稚魚が生まれたため10匹ほど育成しております。
    そのうち二匹が昨日から餌を探すでもなく漂ったり、逆に急に速く泳ぎだして壁にぶつかったりと、変わった行動を繰り返しています。
    フンの状況を見る限り、餌もそれほど食べていないかもしれません。
    念のため二匹は隔離し、本水槽は清掃と1/2ほど水替えをいたしました。
    W 20cm D 13cm H 12cm くらいのプラケースにいれ、主に卵の黄身と別水槽で増やしたインフゾリアで育てています。

    病気・寄生虫のサインとしてこのような行動はありえるのでしょうか。
    また稚魚に対して塩水浴&絶食は安全なのでしょうか。
    記事とは無縁な内容で申し訳ありません。もしよろしければお知恵をお貸しください。

    1. プラケースさん おはようございます。
      最近は稚魚に関しては転覆病と赤班病くらいしか経験が無いです。
      異常遊泳ということは水質悪化とか、感染症とかかもしれませんね。
      餌を食べていない点からもその方向が怪しいと思います。
      僕もそのような事があれば水を換えて対応すると思います。

      稚魚も0.5%で塩水浴できます。
      成魚と違い治りが早いので1日2日で大体治りました。

      絶食に関しては何とも言えない状況で
      餌が何も無い塩水浴などは24時間以内に終えるか
      何らかの餌を与えてましたので
      1日以上の絶食に関してはデータがありません。

      イソフゾリアに関して僕は去年量を多く作れなくて
      イソフゾリアの死骸と言われる白いロウのような浮遊物の下にも生きたのが居ると本で読み、せっせとスポイトで稚魚の居るコンテナに移していたら、生後間もない稚魚が史上最速で転覆しました。 白いロウのような物体が悪いと思いました。
      今年からは方針を変えて、ライブベッドという色々なマイクロスコピックアニマルが中で生まれたり増えたりできるように、濾過装置内のヘドロなどを水を入れた容器に沈めて2ヶ月ほど太陽光を当てて緑色になったら完成というかたちで使用しています。
      ミジンコなどを少し入れておけば結構な数に増えますし、外は蚊が多いのでボウフラもこの中で徐々に大きくなり稚魚が大きくなると最高の餌になります。アカムシも少ないですがこの中で自然発生しました。他にも名前の分からないウニョウニョしたモノが生まれました。全て稚魚の餌になります。
      更にライブベッドはそのものが光合成もしますし餌にもなります。
      このため、今年の稚魚飼育は最初の1ヶ月間は完全に人為的な給餌無しで放置しても死ぬ事無く育てられました。
      中には人工餌ゼロのまま冷凍アカムシが食べられるサイズに成長したものも居ました。(外飼いのグループです)
      よろしければ次回にでもお試しください。

  20. 丁寧なご回答ありがとうございます。
    今朝はさらに激しく動いて、医師のように沈むという感じに悪化してしまいました。塩水浴ができるということなので、塩水を毎日換水した上で給餌することで対応していきたいます。
    ただインフゾリアに関しては、種水が川やら神社の田んぼやらからとってきたものとかなり安全性に欠けるため、いったん止めてみようと思います。
    頑張って治してみようと思います。

    1. プラケースさん こんにちは。
      そうですね、まずは塩水浴での反応を見てください。
      異常遊泳は経験ないので1日2日で改善するか分かりませんが
      早期に改善する事を願っています。

      >種水が川やら神社の田んぼやらから
      >とってきたものとかなり安全性に欠けるため

      僕も昔、川や田んぼから色々と採取した事がありますが、田んぼは農薬、川は上流から流される有害物質の問題があり、また更に調べると川の水質って思っている以上に不安定だったり汚染されていたりします。 更に図書館の川の水質データは最新のものでも2年前だったりで現在どのような状態か?僕達には分からないので 川から採取したものが入っている水槽で病気が出るたびに 何か強力なバクテリアを持ち帰ったのでは?と心配したりして一時期はバスポンプも使わず専用バケツ、専用スポイトで他の水槽と交わらないように分けて様子を見ていたことがありました。 多分、問題が出るようなウイルスやバクテリアは持ち帰ってないと思いますが何かある度にその可能性を疑う毎日でしたので、精神衛生上良くないと思い、最近は自分で作る方法を模索しイソフゾリアやミジンコの繁殖やライブベッド(←今ココ)など少しでも安心と思える手段を選んでいます。

      とは言え、ボウフラなどは何処の誰か分からない蚊(親)が産んだ卵から孵化しているのでその親が病気持ちならリスクが高まるので安全とはいえませんけど・・・

      カナダやアメリカのように精密検査で選ばれた健康な親から繁殖させた蚊(親)その他昆虫やプランクトン類を繁殖販売している会社もないので自前で何とかするしかないと考えています。 昭和10年頃の本には金魚屋さんに行けば生きたアカムシやイトミミズなど良質な餌が販売されていたと書かれていますが最近は国内では殆ど採取できない方向らしく冷凍しか見なくなりましたしこれらも含め活餌は自前で何とかするしかないですね。

  21. 金魚部様 こんにちは。
    アドバイスありがとうございます。
    なるほど、浮草ですか^_^
    導入したいと思います。

    また相談したい事があるのですが、うちの金魚達がエア食いの癖があり、糞が透明な色になる時があります。
    金魚部様のブログを拝見すると、転覆病を引き起こすとありましたので、なんとかやめさせたいのです…
    浮草を導入すれば、少しは改善されるでしょうか?

    1. アクエリアスさん こんにちは。
      エア喰いの原因は数多くあると思いますが
      メジャーなのは2つと思います。
      まずは餌を疑ってください。
      餌に含まれる成分が溶け出して水面に浮かびその匂いで金魚が水面をパクパクするケースと餌と餌の摩擦で削れたパウダーが水面を浮遊して金魚が何時までも水面をパクパクするケースがあります。 これらは餌を10分ほど別の容器に入れた水に漬けて粉や油が全て溶け出てから沈んだ餌だけをスポイトですって金魚に与えてみればエア喰いは止まります。
      まずは、これを試してください。
      更に確実な方法は餌を与えず夕方までの行動を観察してください。
      餌を与えていないのに何時ものように水面をパクパクするなら原因は餌ではありません。 
      以下を確認してください。

      餌が問題ないなら 今の時期はまだ温度が高いので酸欠の可能性があります。
      エアレーションを強くするか、水槽のサイズを大きくするか、金魚の数を減らすかして
      金魚1匹あたりの酸素の量が増えるようにしてみてください。
      酸欠が原因なら改善するはずです。
      またこれから先の季節は温度が下がるので酸欠によるエア喰いは自動的に減ります。
      また酸欠が原因なら金魚は少なくとも午後以降は常に水槽の上のほうに居ます。
      上のほうが酸素が濃いからです。 これらも判断の目安にしてください。

      浮き草は上記2つの原因とは無関係なので追加しても改善されないと思いますが、原因が消化不良などと関係する場合は、浮き草を入れて根を食べさせられれば改善する事があります。

  22. 金魚部様、こんにちは。
    先日ご相談しました稚魚ですが、どうも沈没症状だったようです。
    浮き袋に水が入り込んでいるのが原因らしく、沈まないように泳ぎ続けているのが異常遊泳の原因でした。
    塩水浴中は恐らく浸透圧効果で排水が確認できたものの、濃度を下げるとまた落ちてしまうという感じです。
    とりあえず0.5%を続けて、徐々に真水に戻してみようかと思います。

    1. プラケースさん こんにちは。
      そうですね、塩水浴は、あまり長くても短くても良くないので、とりあえずその方法を3日~1週間ほど試してみてください。 

      浮き袋の異常だとすれば成長と共に改善されるケースがあります。その場合は体のサイズが1まわり、2まわり大きくなる必要があります。 ですのでこれに該当する場合は塩水浴ではなく普通の飼育水で普通に飼育してあげてください。

      また浮けなくなる理由として腎臓機能障害があります。金魚は常に皮膚やエラを通じて水を体内に取り入れていますが、入りすぎると体が膨張し変形したり、最悪の場合溺れたりマツカサになってしまうので、腎臓が働いて余分な水を排出する事で調整します。 腎臓機能がいかれると 1)血液が作られない と 2)体内の水が出せない が起き易くなります。 これも時間をかけて治すものですが塩水浴をしたり、水中の硬度を適正化したりすることで腎臓機能の弱った部分を補う事ができます。

      いずれの場合もじっくりと取り組む問題ですが、稚魚に関しては驚くほど早く回復していくので、飼育水でも塩水浴でも水質が常に良好な状態を維持するようにしてあげてください。

  23. お疲れさまです。
    早速ですが、イーロカのカートリッジを収めるスモークの箱体のパーツ、どう使用されてるのでしょうか?
    切断して使用されてますか?

    1. 鈴木巌さん こんにちは。
      そうですね、僕は後のメンテナンス性を優先して切断しています。
      切断するとウールを単独でクルクル巻いてキャニスターに入れてから残りのパーツを装着するという手順で組めますので楽です。
      一方、水深があれば、又は寝かせてご利用なら、切断せずにグレーのパーツにクルクルとウールを巻いて使用することも可能です。
      この場合、大変なのがウール、水中ポンプ、ウレタン蓋を一体化させる事になるので、キャニスターに装着するのに少しコツがいります。
      慣れれば難しくないかもしれませんけど。
      更にグレーのパーツが吸い込み側から見て見えないようにしないとNGです。
      下手するとウールを一切通過せず直接グレーのパーツの穴から水が吸い込まれると濾過能力が極度に低下してしまうというショートカットの問題が出ます。
      これら2点がクリアできる場合は切断せずにご利用いただけます。

  24. 早速のご回答ありがとうございます。
    ポンプを芯ずらしでセットしてしまうとウールを入れる時に大変になりますね(^^;

    1. 鈴木巌さん こんにちは。
      そうですね、ウレタンマットの穴の位置によってはそうなります。
      ショートカットが一番の問題ですので、そちらもご検討ください。

  25. おはようございます。
    いつも楽しく拝見させていただいてます。
    実は、手持ちの コトブキ ミニボックス120を使ってこのろ過器を作ったのですが、
    ずっとパワー不足で気になってました。しかし、
    先日やっとイーロカPF201にしました。あらびっくり!
    パワーが全然違いました!力強くて素晴らしい♪
    水作ドライブのポンプパはどうかな?なんて思ったりもしてます(笑)

    1. 鈴木巌さん こんにちは。
      コトブキ ミニボックス120という商品のポンプが弱いんですね?
      僕は逆により小さな水槽用に弱いポンプを探していたので
      次回制作意欲が湧いたら購入して何か作ってみます。
      でも水作ドライブのポンプも1つ余っているのでそちらを先に利用したいですが・・・
      ちなみに水作ドライブはPF201より弱いです。
      僕は稚魚コンテナや小さな水槽の水換えは毎回
      水作ドライブのポンプだけを外したものにホースを付けて利用してます。
      バスポンプでは強力すぎるという場合に便利ですし弱いから水流も起きにくく、給水時も小川のせせらぎのように水を入れられます。
      また水作ドライブのポンプはまるくてコンパクトなので何か自作する時には設計の幅が広がるのでお勧めです(パワーは弱いですけど)

  26. お疲れ様です♪

    そうでしたか、水作ドライブは弱いんですね。
    それこそ小さいろ過器向きなんですね。
    おんぶにだっこで申しわけないですが、新しい制作楽しみにしています(^^;

    1. 鈴木巌さん こんばんは。
      そうなんです、少し弱めです。
      でも通常サイズの半分のショートバージョンはこのポンプで回しています。

  27. こんばんは。
    今年から金魚飼育を始めた初心者です。

    ランチュウ型の金魚(頂天眼×2 水泡眼×1)の飼育に30×30×40のキューブに水作ニューフラワーDXをエアーリフトして使用しておりました(水流を考慮した結果)。
    メンテが大変で音もうるさく、良いフィルターは無いかと探し、ここにたどり着きました。
    工作は好きなので楽しんでつくれました。100均で買った 頼り無いノコで作業した為、斜め切りが上手くいかず、ヤスリで強引に整えたら、かまくらの入り口みたいになってしまいました(笑)
    水中フィルターはGEXのコーナーパワーフィルターF1を使いました。水を吐出する方向を上にするのに、色々工夫しましたが(苦笑)
    水深を30㎝程欲しかったので、パイプはちょっと長めの32㎝にして作りました。問題無く作動してます。水槽に対し先代のニューフラワーも巨大でしたが、今は水槽中央に巨大な柱が雄々しくそびえ立っています(笑)もちろん気に入ってますよ。水流も穏やかで金魚達も快適そうです。

    ただ、視力の弱い金魚達なので、入り口に入れないかも(汗)

    自分で作った濾過器が上手く作動して感動です。良いものを教えてくださり有り難うございます。
    初心者の私には参考になってます。たびたび、拝見しに来ます。

    1. オリゴ糖さん こんにちは。
      手作業だとPVCパイプの加工は大変ですね。
      それでも何とか完成できたようでよかったです。
      何しろ作ってしまえばメンテナンスは超楽ですので、今先は楽チンです。
      水深よりもパイプが長いのが気になりますが、本来は全て水没させて使用していただくほうが安全ですしエアレーション効果も下降水流よりも上昇水流のほうが横への広がりが期待できます。
      長く使用していると徐々にウレタンが収縮して隙間が出来る事があります。
      そして隙間から空気が抜けることで水を上げられなくなり、ポンプが空回りするかもしれません。
      運悪く外出中にそうなるとポンプが熱を持ち火事になる可能性も有りますので、横向けでの使用が無理なら、機会があれば水深以下の長さに改良してください。

      僕も最初はコンパクトにしようと考えましたが細いパイプだと少し詰まると金魚が逃げられないような急な水流が発生する事があり、小さな金魚に危険なので記事のポンプではあれ以上細くするのは止めました。 また大き過ぎるおかげで、苔が付いてくると完全に水槽と一体化して何十年も前から其処にあった柱のような存在になりますので、数ヶ月我慢してください。 僕は苔が付いた時のパイプの見た目がとても好きでこれを作って少ししたときはフェイクで中は空のパイプをもう1本60cm水槽に入れて2本柱をツインタワーのように見立てて楽しんでいました。直ぐに別の水槽に増設する必要が出たのでそのパイプも今はポンプや濾過材を入れて稼働中です。

  28. 金魚部さん こんばんは。
    自分の読解力の無さが恥ずかしいです。
    勘違いしてました。水位をもう少し上げて、水没させようと思います。
    水位が高くなる事により、底までエアレーションが機能するか心配ですが、
    今まで 水作ニューフラワーのエアリフトで 3ヵ月問題なく乗り切って来たので大丈夫そうですね。
    パイプに苔が付き、水槽の雰囲気がどんな変化するか楽しみです。

    60㎝の水槽も稼働しており、流金型金魚を5匹飼育しています。上部フィルターを使用してますが、フィルターが邪魔で、照明が奥まで届かず残念な感じです。こっちのフィルターに変更したいと思います。
    材料がまだ残っているので、水中フィルターを購入して作成します。2本柱にするのもアリですね(笑)

    1. オリゴ糖さん こんばんは。
      僕は家の設計を仕事でしていますが、ロスアンジェルスの事務所に居た頃、建物の他にもこれまで工業製品や鉄道など色々なものの設計やデザインをさせていただきました。
      機能が重要なものをデザインするときは、求められる性能を最大限にする為に、それを取り巻く環境条件を徹底的に調査し、ベストの結果を出すのに必要なバランスを探し設計に採用しています。
      また僕の設計の特徴として大きなアイデア1つに頼るのではなく小さなアイデアを可能な限り多く結集して高い性能を維持するようにデザインしています。
      大きなアイデア1つならそれが壊れたら機能停止しますが、多くのアイデアで性能を上げる場合は、幾つかが機能しなくても他の部分がカバーしてくれますのでフェイルセーフとしても機能して安心です。
      「ちりも積もれば山となる」方式です。

      今回の例で、与条件として
      1)水槽の水面付近の水は空気に触れるので酸素が濃い
      2)逆に底の水は酸素が薄い
      3)効率よく底の水を水面に運ぶことが重要
      があります。

      エアレーションでもエアリフトにより底の水を上げられますが、水深が深くなるとどうしても途中で拡散してしまう現象が起きてしまいます。
      その為、僕はキャニスター(PVCパイプ)を使い底から吸い込んだ水を中間付近で横に拡散させる事無く(ロスが無いまま全て)水面まで運べるようにしました。
      これにより最も酸素が薄い水底の水を水面に運び続けて空気に触れさせますので高効率にエアレーションできます。
      さらに水中ポンプの水圧を利用する事でエアリフトでは実現できない強い水流を長い間維持するので、メンテナンスが遅れても(スポンジフィルタのように詰まって水流が無くなり)機能停止するような事無く、24時間水を下から上に運び続けますので濾過の能力も高く維持できます。
      この事からエアリフト方式の濾過器や上部濾過装置では実現できない高い濾過能力を長期的に維持できる為、メンテナンス直後に濾過能力が落ちるという問題も最小の期間に抑えられるように設計しました。
      更にパーツの数を減らしてことでメンテナンス性も向上しましたし、パイプの直管だけでエルボなど曲がりが無いので水流の偏りがおきにくく効率もよいですし、静粛性にも拘って泉が湧くような吹き上げ式にしましたので最大のエアレーション効率を得ながらも非常に静かですし、エアリフト式よりも水流が穏やかなので尾がデリケートな金魚でも泳ぎ負けたりもしません。

      このバージョンになり、以前バージョンの課題の殆どはクリアしましたので、どの市販品の濾過装置と比べても圧倒的な性能差があると思います。

  29. 金魚部さん、こんばんは。

    いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。
    今日はいつもの「マツカサ…」ではなく、濾過装置関連の質問があり、こちらからお願いにあがりました。
    本日、わが家の病魚のためにマツモさんと冷凍ミジンコを購入しにホームセンターに行きました。冷凍ミジンコとマツモさんとカモンバ、季節はずれのホテイソウも手に入り、しかも水草はすべて各100円で、助かりました。ミジンコはどれくらいあげればいいのか不安ですが、貯水槽の掃除の関係で病魚は明日 一旦本水槽に戻さざるをえなくなりましたので、極力少なめにして与えるようにします。

    前置きが長くてすみません。本題の質問です。
    現在本水槽には、水作エイトミニが入っています。飼育を始めたとき水鉢だったので水深がなく、Sではなくミニにしました。冬場には13リットル水槽に入れますが、底砂を2.5cm、水深を18cmにしてあり、そのままミニを使っていました。

    金魚部さんの記事を読むうちに、投げ込み式濾過器はエアレーション効果としては水泡はあまり関係がないことが分かりましたし、今回底砂もかなり少なくしましたので、次はSにしてもいいかなぁと考えていました。(ただパッケージには30〜45cm水槽用…と記載してあったように思います)
    それで今日お店であれこれ見ていましたら、「パイプユニット」なるものがあることを知りました。水作エイトの吹き出し口に取り着け パイプの先を水面に出して、飼育水と水泡が出るようになるのです。実際に使用している画像がYouTubeに出ていました。
    この仕組みだと、エアーポンプを強くしても水槽内の水流が強くならず、水面の揺らぎも出せるように思いますが、エアレーション効果が出ると思われますか。金魚部さんのご意見をお聞きしたいです。それから、水作エイトはSに変えた方がいいでしょうか。

    お店には当のパイプユニットは置いてなくて、650円、ちょっと高いんじゃない?という値段だったですが、とりあえず注文してきました。お時間あるときで構いませんので、ご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。

    2015年10月29日 10:48 pm に投稿
    金魚部さん、重ねてこんばんは。
    先ほど私が送信いたしましたコメントは「承認待ち」になりませんでしたが、届きましたでしょうか?

    2015年10月30日 6:24 pm に投稿
    金魚部さん、こんばんは。
    こちらは今日はとても不安定な天気でした。

    今朝、貯水槽の掃除の前に病魚を本水槽に戻しました。コンテナICUは壁が4面深緑でしたし、半分蓋をしていたので、久しぶりの全面透明はストレスだろうと思い、窓側以外はダンボールで囲いました。今日は本魚も興奮しているのか、あちこち突いたり元気いっぱい泳ぎ回っていました。何かあるといけないので、水道水を40リットルほど汲んであります。とりあえずホッとしました。

    ところで、今日から冷凍ミジンコを日に2回与えることにしましたが、キョーリンの冷凍ミジンコのブロックはかなり水分が多いですね。今日はブロックをナイフで1/6ほど削って、室温で解凍し、出てきた水分をティッシュで吸ってから スプーンで水槽に入れました。そしたら、パアッと広がってしまい、さらにその状態の中に突っ込んできた金魚に撒き散らされてしまいました。
    本魚も頑張って撒き散らしたミジンコを追っかけて食べていましたが、多分4割くらいは沈んでしまったと思うんです。それって水の汚染につながりませんか。また、上手な与え方がありますか。

    それから、昨夜、自作濾過装置3の記事にコメントを入れたのですが、「承認待ち」にならず表示されなかったので、どこかに暴走したのではないかと気になっています。このコメントもちゃんと届くか心配ですが、とりあえず送ってみます。
    ミジンコの件、よろしくお願い致します。

    1. にこみさんさん こんばんは。

      ビデオを探しましたが改造した自作のビデオしか見つかりませんでした。
      勢いがどの程度かによりますけど、(純正ではない)自作のビデオを見た感じではエアレーション効果は低いと思います。
      水面を波打たせないと効果は上がりませんので泡が少し出る程度なら通常の水作エイトの泡のほうが広がるので良いのではないでしょうか?
      ポンプなどに比べると泡だけで水を動かす仕組みはパワーが弱いので、より強いエアレーション効果を望まれるなら水面を流動させられる水中ポンプ式のフィルターを併用されるのが良いです。
      僕が記事で紹介しています自作の濾過装置のように下から吸った水をロス無く水面に運ぶように循環させれば効率は最大限まで上がります。
      金魚は飽和状態まで酸素が溶けているとき最も容易に酸素を取りだすことが出来ますので、健康の維持、病気の予防には酸素を効率よく溶け込ませる事は重要です。
      その為にはお部屋の換気もお忘れなく。

      話を付属品に戻しますが
      僕は昔、水作ドライブの付属品を好奇心から1つ1つ試した事があります。
      その中ではシャワーが最も効果的にエアレーション効果を得られると判断し、(装置は野暮ったいですが)水面の見た目も綺麗で何とも心地よい音がするので「しばらくこれで行こうかな」とシャワーのセットを付けました。
      その日の夜、寝ようとするとザーーーーーっという神経に障る音が耳を直撃してきて、布団をかぶって反対向いても寝返りをうつと ザーーーーーーなので、我慢できなくなり、真夜中にシャワー解体。 年に数回つけるかどうかと言う金魚部屋の電気を付けての作業でした。
      昼間に聞くといい音だったんですが、寝るときは騒音でした。

      フィルターに関しては大きければ良いというわけでもなく、また小さいから無理ともいえないので、与える餌の量や、水換えの頻度、水量に対する金魚の数や大きさなどの
      条件に1つでも無理をする場合は大きいほうが安心と思いますが、どの条件も余裕があるなら小さくてもアンモニアゼロ、亜硝酸塩ゼロは維持できています。
      ですので、にこみさんさんの飼育の仕方で、余裕を見たほうが良いのか?ギリギリのサイズで大丈夫なのか?ご判断ください。

      ミジンコを病気の治療で与えるお話なら通常の餌の5分の1とかで試食のように与えてください。もう夏ほど温度が高くないので温度から体力を奪われる事はないんで、1日の運動が出来元気になるエネルギーさえ与えれば良いという考えです。普段の餌はそれを超えた栄養を与えますので徐々に大きくなりますが治療時は過剰な栄養を与える必要はありません。
      量は金魚により大きく変わると思います。運動量を見ながら調整してください。
      病魚に上手く与えられない場合はスポイトで口に入れて与えてください。

      また病魚を元気な金魚と合流される時はザルなどで隔離する必要が出る事が多いので、よく観察し、体に怪我を負う可能性があれば怪我させる前にザルで守ってあげてください。
      念の為のコメントです。既にザルを準備されている場合は読み流してください。

      追加コメントに関して
      スパムフォルダも見ましたが見つかりませんでした。
      >自作濾過装置3の記事
      これ自体がどの記事なのか分かりませんが、お手数ですが再送信していただけますでしょうか?

  30. 金魚部さん、こんばんは。
    「自作濾過装置3の記事」というのは、実はこの記事のことです。主題名が適当で、しかも「3」などどこにも記載ないのに…重ねてすみません。

    すべてがちゃんと届いていたんですね。良かったです。いつもは「承認待ちです」となるのに、上記の3コメントは そうならなかったので、「私、コメント禁止になったかしら…」と思って 半ベソかいていました。お返事いただいてとても嬉しかったです。

    ミジンコの件、スポイトでやってみます。ありがとうございました!

    1. にこみさんさん こんばんは。
      問題なかったようで良かったです。
      僕自身は禁止してませんが、最近、日本の住所のIPアドレスでも世界で共有されているスパマーデータベースに登録されているのが増えてきているようで、時々スパムフォルダに普通のコメントが流れています。 何か入っていると確認するようにしてますが1週間程で自動的に削除されるのでこれまでにも見逃していたかもしれません。

  31. 金魚部さん、こんにちは。

    先日お話ししました水作エイトのパイプユニットですが、病魚が戻った本水槽の水作エイトミニに着けてみました。
    パイプの先端を水面から2cmほど出して作動させると、水泡と飼育水がぽこぽこと出てきます。わが家のエアポンプはコトブキのEiという、水色卵型のやつですが、三又を使用せず全開で作動させたときに、水面にはおだやかな波紋ができる感じです。水中の水流が減少するので、底砂内のバクテリアに酸素を送る必要等も考えると、パイプユニットを使うことにはメリットもデメリットもありそうです。しばらく様子を見ようと思います。

    冷凍ミジンコの件ですが、スポイトでやってみましたが、私のやり方が下手なのでしょうね、うまくいきません。仕方なく、水槽内のロフト(水面下7cm位のところに底寝するために設置してあります)に、そうっと置くことにしました。

    病魚は先月30日に本水槽に戻りました。病状は改善されているように思います。水質検査は今のところ特に変化はありません。今朝は硝酸塩だけが少し出ています。フンもまあまあ出ているのにアンモニアも亜硝酸塩も出ないということは、全く立ち上がっていないか、完全に立ち上がっているかのどちらかですか。
    水温は20℃を超えていません。このところ17.5〜19.5℃です。

    それから、カレンダーの応募のコメント(コメントは1行しか書いていませんが)を送信しましたが、届いていますでしょうか。また「承認待ち」にならなかったので気になっています。とても素敵なカレンダーなので、当たるといいなぁ、当たってほしいなぁと思っています。コメントが届かず応募できていないと悲しすぎるので確認したいと思いました。でも、このコメントが届かなかったら……
    心配性なのでお許しください。

    1. にこみさんさん こんばんは。

      専門的な話で申し訳ないですが、流体力学的に壁では水の速度はゼロになるので、このようなパーツを加えると内部でも外部でもそのパーツの側では粘性による抵抗が出てしまうのでロスが生じてしまいます。
      ですので、分岐などして少しでもパワーを失いたくない時は避けたいオプションですが、エアポンプ1つの生み出す空気を全て送り出せるなら十分ですね。

      ミジンコに限らずスポイト給餌をすると金魚がスポイトから餌が出ることを覚えてスポイトをみると全力でスポイトを吸いに来ます。
      ただし基本的にはおバカなので穴のほうから吸わず、毎回スポイトの側面を必死に吸います。
      そんな寸劇を毎日繰り返していると僕達も金魚も徐々に息が合い上手く与えられるようになり、それまで懐かなかった金魚が異常に懐くようになります。
      ただし過保護が過ぎると、それが当たり前になり自分で餌を取りに行かなくなるので続けるのは良くないですが、病気の金魚にスポイトで給餌するとよくこのような事がおきます。
      中には覚えられない残念な子も居て、突進してきたうえに吸うところで思いっきり水を吐くので(その時はアカムシでしたが)全部が舞うように拡散し仲間に略奪されるという事件も起きました・

      水槽に関しては途中はどうでしたか?
      一度でもアンモニアや亜硝酸塩が検出されましたか?
      もしそうならかなりの確率で立ち上がっています。
      時々、水を換えても濃度が下がらないと勘違いされているのを見ますが、アンモニアは出続けているのでそれを処理するバクテリアが揃うまでは水を換えた瞬間から増えて次の日には元通りになる事もしばしばです。
      アンモニアの排出が止まっていれば水を換えたらバクテリアが居なくてもゼロに出来る事になりますが、アンモニア製造機と呼ばれる金魚が居る限りどんどん出てきます。亜硝酸塩も同じです。
      それがゼロになるという事は、どんどん出てきているアンモニアをAOBと呼ばれるバクテリアのグループが亜硝酸塩に処理し、それをNOBと呼ばれるグループが硝酸塩に処理するという連続技が完成している事を意味します。
      つまり検査でゼロでも刻々とアンモニアや亜硝酸塩は出続けていて、処理され続けているのです。
      ですので一度検出されているなら易々とゼロにはなりませんので、両者がゼロならAOBもNOBも十分な数に増えたといえますので立ち上がっている可能性が非常に高いといえます。
      念のため、それが維持し続けられているか確認する為に1週間後にもう一度検査してください。
      そこでゼロなら完成してます。でもこれはゴールではなくスタート地点に到着しただけですので1年ほどは崩壊させてリセットにならないように無理なく維持してください。
      そうすれば助走段階が終わり、本格的に全力疾走で金魚飼育を楽しめる強い水になります。

      カレンダーの件、問題なく受付ていました。

      エントリー受付しました

       
      と出ているはずですのでコメント欄を見てください。
      ちなみに承認待ちのコメントはスマホでコメントを書かれたならそのスマホでないと見えません。
      パソコンで書かれたならそのパソコンでのみ見えます。
      このコメントのように承認したコメントは、もはやどの端末からでも読めますが承認待ちのコメントはそのような違いが有ります。

  32. 金魚部さん、こんばんは。
    暖かい日が続きますね。

    病魚が戻った水槽の水質の件です。
    飼育水の水質検査は今年2月から行うようになりました。開始当時は現在と同じ13リットルの水槽(立ち上げ後4ヶ月経過。ロカボーイミニと五色砂)、その後 夏場は水鉢(水は水槽から全量移動。水作エイトミニと大磯砂。水量は13リットル位?質問シートに記入したサイズです)で飼育しており、2月から今に至るまでアンモニアも亜硝酸塩も出たことがありません。
    試薬は、アンモニア以外は当初からずっと6in1で、アンモニアは初めはTetraのTestStripsでしたが、色が着いたことがないのが不安になり、最近Tetratestに変えました。金魚部さんが提案してくださったように1.4ml 4滴+2滴+2滴 で調べていますが、やはり0と0.25の間の色、むしろ0に近い色しか出たことはありません。亜硝酸塩に至っては、色が着いたことがありません。6in1も購入してからあまり日が経っていません。

    今回の病気が出て病魚がコンテナに移った後、金魚部さんの提案してくださったように、問題が出た水槽の水を使って、大磯砂は半分量を薄く所々底が見えるように敷き、水作エイトはフィルターを洗って水槽を立ち上げました。 その後、天気がいい日が続いて水槽に日が当たるようになり、大磯砂には茶苔が出ましたが、マツモの葉もたくさん落ちて溜まっていました。また、ご相談しましたようにミズミミズが発生したり、その後に麦飯石に白いカビのようなものまで生えました。とても嫌な雰囲気になっていたのです。それで、貯水槽の清掃との絡みもあり、ご相談しませんでしたが 思案の末、水槽の立ち上げをやり直しました。それが先月25日です。再立ち上げは以下の手順で行いました。

    水槽の水を半分取り分ける
    水作のフィルターは飼育水ですすぐだけ。絞らない。
    麦飯石はカルキ抜きした水でこすり洗い。リストラも考えましたが、バクテリアを温存したかったのでカビを落とすだけに。
    大磯砂は残りの飼育水で軽く洗い、その後カルキ抜きした水をくぐらせる。
    水槽本体はカルキ抜きした水でスポンジで側面と底面を洗う。
    全てを水槽に戻し、取り分けておいた飼育水とカルキ抜きした水を1:1で入れる。

    再立ち上げ後は天気の悪い日が続きました。ほとんど日が差さず、水槽に日が当たらなくなりました。でもあの嫌な感じはなくなり、ようやく病魚を戻せる環境になった気がして、自分としてはホッとしました。5日後の30日に病魚を水槽に移動しました。前日に2リットルほどを新水に交換してから移動しました。幸い三番目に破裂したできものの跡はすぐにふさがり、もう一箇所ふくらんでいた所は未だ破裂せずに、かえって収まってきているように見えます。

    病魚を水槽に戻してから毎日水質検査をしていますが、アンモニアと亜硝酸塩は最初に述べたとおり出ていません。餌は少なめですが、マツモと冷凍ミジンコで消化がいいのでしょう、フンも順調に出ています。
    今日は底砂に埋もれたフンやマツモのかけらを掃除しましたが、ポンプで吸ったので結局1/3水交換になってしまいました。本当は水交換はもう少し後日にしたかったのですが。
    再立ち上げが正しかったかどうかは自信ありませんが、今の病魚の様子は落ち着いていてとてもいいように感じます。金魚部さんはどう思われますか、私の判断は間違っていたでしょうか。このような経過で現在アンモニアと亜硝酸塩が出ていないのが(なんとなく)不思議に思えたので、先日質問させていただいた次第です。

    ミジンコの与え方ですが、箸でつまんで与えるのが一番うまく食べれるようです。ペレット餌をお湯で柔らかくして与えるときも箸を使うので、箸が一番反応します。(スポイトは半透明なのでよく見えていないのかもしれません。)口に入らずに散らばったミジンコは、できるだけ網で掬って捨てることにしました。

    今日はいつもにも増して長文ですね、申し訳ございません。ご意見頂けると嬉しいです。
    ひょっとしてこのコメントも「承認待ち」にならないでしょうか。でも、いつも届きますから…

    2015年11月6日 11:57 pm に投稿
    金魚部さん、こんばんは。

    わが家の病魚ですが、今日様子が急変しまして、今夜7時に死にました。直接の死因は鰓病のようです。
    昨日のコメントのお返事の後に、と思いましたが、たくさんのコメントの返答にお忙しいご様子ですので、先にご報告いたします。

    昨日までは順調に回復しているものと思っておりました。昨日のコメントのとおりです。
    今日は朝一番に水質検査をしました。昨日水換えし天気が良く暖かかったのが気になっていたからです。結果はいつもと同じ、硝酸塩がほんの少しピンクの色が出るほどでした。その後、冷凍ミジンコを解凍し箸で2つまみ与えましたが、いつもより食べるのに時間がかかっていましたし、3つまみ目は欲しがりませんでした。午前中は底で寝ていることが多く、おかしいなぁと思っていました。昼に底で寝ていたので、コツコツとガラスを叩きましたが起きません。その後主人が同じようにしたら、起きて泳ぎだしたようです。

    午後は主人と一緒に外出し、夕方5時過ぎに戻ったときには水面で浮いていました。時々ぐるっと泳ぎますが、また浮いてぼうっとしてしまいます。普段は3時頃にエサを与えるので、急いでミジンコを用意し、いつもの箸を水中で見せましたが反応しませんでした。
    ミジンコを片付けて、水中にカゴを入れてやろうと思い用意して水槽に戻ると、水中で横になって漂っていました。鰓病だと感じましたので薬浴も頭をよぎりましたが、もう助からないのがわかりました。急いで主人を呼んで、手で掬って水槽内のロフトの上に乗せてやりました。時々痙攣を起こし、また静かになるのを繰り返し、7時頃に動かなくなりました。水から出してエラ蓋を開けてみると、やはりピンク色でした。

    金魚部さんにはたくさんの時間を費やしていただいて、アドバイスもたくさんいただいたのに、私たち夫婦は小さな命を助けられませんでした。本当に申し訳ないです。涙があふれてどうしようもありません。きっと私の判断と処置が間違いだらけだったのだと思います。あの子はそれでも一生懸命頑張ってくれました。今朝主人が、初めて頭を触らせてくれたと喜んでいました。最後まで、あの子は私たちに気を遣っていい子でいてくれました。

    本当にお世話になりました。ありがとうございました。

    1. にこみさんさん こんばんは。
      急変したとのことで残念です。
      コメントは時間がある時に先に書いていますので2つに分けて投稿します
      (1つ目のコメントのお返事)
      一連の作業は全て正しい判断をされていますので、特に問題はないと思います。
      参考までに 濾過材はもう少ししっかり洗っても餌を控えればアンモニア・亜硝酸塩ゼロが実現出来る事を確認していますのでそこまで用心しなくても大丈夫です。
      また水質検査の使い方をマスターしていれば仮にアンモニアや亜硝酸塩が検出されても直ぐにゼロに出来ますのでそこまで用心しなくても構いません。
      水質検査をしない方は、それくらい用心しないと全てを勘に頼るわけですので出来るだけ用心しないと結果は運任せになりやすいですがら、本やネットの情報(水質検査しない方々発信の情報)はその様になっているのだと思います。
      検査する人は問題を検出したら餌を控えて水を安全レベルに維持しながら検査を定期的に行い異常のない状態で時間を経過させるだけです。
      ただし水槽が大きくて水量がある場合はそれに対応するだけのバクテリアが必要なので時間がかかります。

      初めて行う立ち上げではゼロからバクテリアが増える為に各2週間ほど要しますが、今回のような場合は既にメンバーは揃っており数が増えればよいだけですので、もともと時間を要しません。
      ですので今回の大掃除ではアンモニアや亜硝酸塩は検出されないのが普通ですので、これで正常です。

      またアンモニアや亜硝酸塩は一度ゼロになると中々検出されなくなりますが、季節の変わり目などに急に検出されて急上昇する事があります。
      プロ(海外の養殖場)の方々はすべての池や水槽の検査を毎日行うようです。
      プロでも毎日計測しないと予期せぬ問題が出ることがあり、検査無しにはそれをいち早く知る事ができないようです。
      僕達は月に1回か2回すれば十分と思いますが、温度が急変したときや金魚の様子がおかしいと感じた時は確認してください。
      ちなみに アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩以外に、pH,GH,KH,溶存酸素,プランクトン濃度(青水の場合)などを検査するそうです。
      もちろん温度や天候など基本情報と共に記録して保存しておく事で将来同じような状況になった時役立てられます。

      ミジンコに限らず餌を病魚に食べさせる方法は飼い主さんが好む方法で構いません。
      僕は何でもスポイトですが、アカムシ等は爪楊枝を使う方も居られます。

      にこみさんさんが最初に報告してくださった「承認待ち」が出ない問題は現在WORDPRESSに問い合わせています。
      返事が入るまでに5日とか10日とかかかるかもしれませんが、返事が入り次第カレンダーの記事の最新情報の欄に書きます。

      (2つ目のコメントのお返事)
      1つ目にも書きましたが、にこみさんさんの対応には特に問題は無いと思います。

      急死につながる問題は
      ◇酸欠
      ◇アンモニア中毒
      ◇亜硝酸塩中毒
      ですが、これらは毎日検査されている事や、5cmの金魚を単独飼育で13Lの環境なら酸素も不足するとは考えにくいのでこれらは無いと考えて、気になる要素としては

      ◇ここ数日の温度の上昇で雑菌が増えた可能性(でも前日まで元気にしていた場合はこの可能性は低いです)
      ◇受水槽の清掃による水道水の水質への影響(薬品の残留(赤ちゃんを含む人体には影響ないレベルでも体重のちいさな金魚には影響するものもあります))
      ◇リセット作業前後での化学組成の大幅変化
      くらいでしょうか?

      環境に適応している金魚はさほど神経質にならなくても、多少のギャップに難無く耐えてくれますが、導入直後や病み上がりのタイミングでコンディションが万全でないとちょっとした事で死ぬ事があります。
      上記以外にも僕達が話題にしていない何かがある可能性はありますし、何かが耐えられないレベルに達したというのが急死の原因だろうと思います。

      他の相談者の方々の金魚もこのタイミングで亡くなったようですが、弱っている金魚に秋の温度の乱高下がくると耐えられなくなる事があります。
      特に温度だけでなくバクテリアのバランスの乱れ(特にクラッシュ)は酸素濃度を急激に下げたりしますので一気に金魚が調子を崩す事もあります。

      大切にされていた金魚を救うお力になれず本当に申し訳ありません。
      にこみさんさんは、短期間で膨大な知識を身に付け細かな部分まで正確に理解されていただけに残念です。

  33. こんばんは。
    うちの子が亡くなったときには、優しい気遣いの言葉をありがとうございました。

    先日ようやく空っぽになった水槽を片付けることができました。水槽は小さな安物ですが、思い出がたくさん詰まっているので処分できませんでした。治療用コンテナやヒーター、エアポンプとともに押入れにしまいました。

    あの子がわが家に来たのは去年の7月の初めです。ベランダで栽培することにしたヒメスイレンの水鉢にボウフラ対策にと、ホームセンターでもう一匹とともに買ってきました。素赤の琉金で一匹280円でした。
    私が年齢的なうつ状態なのを主人が心配して、少しでも毎日の楽しみになればと私の願いを聞き入れてくれたのでした。(私の願いはヒメスイレンの方でしたが)
    まず、もう一匹の琉金が転覆病で11日間で死にました。次にヒメスイレンが枯れました。残った一匹を大切にしようと、あれこれ悩みながら世話してきました。そうして金魚部さんのブログにたどり着いたのでした。

    あの子が死んでからも金魚部さんのブログを拝見していますが、みなさんのコメントを読んでも、なんとなく蚊帳の外という感じです。自分たちが金魚の世話をしているときには、みなさんの世話しておられる金魚たちを自分たちの子のように感じて、ハラハラしたりホッとしたり、がっかりしたりしていました。もちろん今もそんな気持ちはありますが、やっぱり違いますね、寂しいです。

    ようやく涙があふれることがなくなりました。今はまだ新しく迎え入れる気にはなれませんし、ホームセンターのペットコーナーに立ち寄ることもないと思いますが、いつか状況と私のコンディションが整ったら、また世話してみたいです。一匹か二匹、出目金か尾びれの長いコメットがいいかなと…。そのときにうろたえないように飼育の基礎と原則を学んでおくのもいいと思っています。

    それから、これはお返事はいつでもいいのですが、お尋ねしたいことが…。
    この記事にある水槽台にたいそう興味がありまして、材料探しをしていたところでした。水槽台は必要なくなったのですが、台所の棚や玄関の長靴(雪国は長靴がたくさんあります)置きに応用できればと思っています。
    それで、幅は同じで高さの異なるA材を交互にすれば、中間棚のある台にできますよね。
    この台は垂直荷重はかなりOKということですが、木工用ボンドのみを使うと、テーブルや椅子のような垂直だけではなく斜め?に荷重がかかるものには応用は無理ですか。
    材料の角材はどんなものでもいいですか。ホームセンターには節?がたくさんあるものや集成材や木目の具合も様々置いてありました。どのようなものは避けたほうがいいとかありますか。

    お忙しそうですし、緊急の相談も多いようでしたら お返事はいつでも構いません。雪が始まれば何もできなくなりますので。

    京都の冬も厳しいらしいので 金魚部さんもお身体に十分気をつけてお過ごしください。

    1. にこみさん こんばんは。
      お気遣いありがとうございます。ただし、このブログは流れていくので順番を変えて後から答える事が出来ない仕組みですのでコメント順にお答えさせていただきます

      金魚が亡くなる事で完全に飼育をやめこのブログも読まなくなる方々も多いと思いますが、僕にとっては寂しい事です。
      また何年後でも「もう一度金魚を飼おう」と思われた時に、戻ってきていただける場所として存在し続けるように僕もがんばります。

      台の件ですが、これは木材の強度、接着剤の強度、及び耐久性を最大に引き出す設計になっています。
      中に棚を1段作る場合は、書いていただいてますように高さを交互にすればOKです。
      ただし、アレンジを加えれば加えるほどオリジナルの美しさや強度は損なわれる可能性があります。
      細かな説明は割愛させていただいていますが、材料が持つ本来の強さを最大限引き出すようにかなり綿密に計算して部材を選び接着剤の組み方をデザインしています。
      できれば1つ目だけはこのデザインのまま作ってみてください。そうすれば強度の高さは実感していただけます。
      コストも約2000円プラス木工用ボンドで小さなものなら2つか3つ作れます。僕の台のサイズなら1.5~2個くらいでしょうか。

      木材を選ぶ際の注意
      ◆重くて濡れたような木材は絶対に買わない
      後に曲がり、割れの原因になりますのでしっかりと乾燥が出来ているものを選んでください。
      ◆集成材やMDFは選ばない
      集成材というのは木材と言う自然の材料がもつバラツキを少しでも工業製品のレベルに近づけるように改良されていて強いのですが、そのためのコストが乗り無駄に値段が高いのでこのデザインでは避けてください。木ネジや金物のプレートで固めて最大強度で使用するような条件ならお金を出す価値がありますが木工用ボンドの力だけで持たせる場合は無駄になります。
      MDFは節も木目も無く綺麗で好まれる方も多いですが構造的には曲がりやすく弱い上に水に弱く耐久性がありません。ですので今回のデザインでは使用できませんのでご注意ください。
      ◆製材された木は買わない
      節の有無はホームセンターでたくさんの在庫を見て極力無い綺麗なものを選ぶ程度で構いません。
      (9本とか12本が束になっている木は重いですので若い人を連れて行って選ばせるか、ホームセンターのお兄さんに手伝ってもらってください。)
      このデザインで製材された木を使って組むとその予算でそこそこの家具を買えます。
      このアイデアの売りは如何に安い材料を使って強くて美しい家具を作るか?という部分ですので根太などの製材されていない構造用(見えない場所用)の材料で9本で2000円みたいなものを選んでください。当然、1本や2本は節があると思いますが、それを上手く選んで見えない場所に使うとかもDIYの楽しい工夫点です。
      ◆ニス、ワックス、保護剤
      水槽台も濡れることがありますが、雪国で長靴を載せる時ほどは濡れません。
      また汚れを防止して長い耐久性を維持するためにも水分の吸収を抑えるような保護剤を塗ると良いと思います。
      ◆3cm角から4.5cm角
      安い角材として間伐材や製材で出る端材からの再生品が売られていると思いますのでこのくらいのサイズの断面のものを購入してください。
      地域で少しサイズが違いますが大体この範囲だろうと思います。
      また巨大なテーブルを作る場合はこの断面では強度不足になりますので
      このくらいの断面なら足と足の間は最大で1mを限度としてください。
      分かりやすく言えば(断面縦寸法と飛ばす距離の)レシオを30倍くらいで設計しています。
      ちなみに日本の現代の家は柱がそれくらいですが、梁は(架構によりますが)10倍以下くらい(過度に安全側)で設計します。

      荷重に関しては短文で説明しにくいですが、
      まず木は必ず横の材料を縦の材料が支えるように積み木のように組んでください。
      そして積み木の接合部分を必ず横からB剤で挟み込んで接着剤が1方向ではなくXYZの2方向以上に抵抗するようにしてください。これが積み木部分の接着崩壊を阻止するメカニズムとなります。
      そして木工用ボンドは多めにつけてはみ出した分を濡れたタオルで拭き取るように作業し、万力で圧を加えるか、(最初から)台を横に倒した状態で組んで、上から重いものを載せて乾かす事で密着度を高めます。乾燥は夏でも24時間、冬なら48時間かけて確実にしてください。木ボンドは初期硬化時の養生が悪いと接着強度不足の問題が出ます。

      たったこれだけで高強度の家具になります。
      斜めの荷重にも耐えますが具体的に荷重の大きさを想定し、静荷重なのか、動荷重なのかを判断しないと安全かどうかの判定が出来ないので、どのように使う事を想定して質問されているのか?より具体的な例を示してください。デザインを変更されない限り(水槽を載せても安全な設計ですので)テーブルやイスは楽勝です。1つ小さなものを作ってみていただくとわかりますが、驚くほど強いです。

      成功・失敗を分かつのは木工用ボンドを多めに使って接着不良が出ないように作る事や硬化させる時、軽く圧力をかける・・・これらが正しく出来るかどうかくらいです。

      大きな動荷重が繰り返しかかる場合は、木工用ボンドでは対応できないので金物プレートや木ネジで補強する必要があります。
      その場合は、最初から全てをスチールで溶接にて製作してもらうほうが強度も格段に増しますし耐久性も高くなり生涯コストで比べると木材より安いことも多いです。

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