水質安定の鍵となるpHとGHとKHついでにCO2の不思議な関係

黒オランダ_01
かなり放置してしまいましたが、
金魚が居る水中で何が起きているのか?
その判断を助けてくれるパラメータを
幾つか追加することにしました。

pHとKHとCO2の関係

 
まずは単純な計算から作られる表ですが
以下にpH、KH、CO2の関係性を示します。
横軸がpHで縦軸がKH、両者の交点の数値が溶存二酸化炭素を示します。単位は KH[°dH](ドイツ硬度)、CO2[mg/L]

KHとpHから求める溶存二酸化炭素量
pH
5.6 5.8 6.0 6.2 6.4 6.6 6.8 7.0 7.2 7.4 7.6 7.8
KH 0.5 46.7 29.5 15.0 9.3 5.9 3.7 2.4 1.5 0.9 0.6 0.4 0.2
1.0 93.4 59.0 30.0 18.6 11.8 7.4 4.7 3.0 1.9 1.2 0.7 0.5
1.5 140 88.4 44.0 28.0 17.6 11.1 7.0 4.4 2.8 1.8 1.1 0.7
2.0 187 118 59.0 37.0 24.0 14.8 9.4 5.9 3.7 2.4 1.5 0.9
2.5 234 147 73.0 46.0 30.0 18.5 11.8 7.3 4.6 3.0 1.9 1.2
3.0 280 117 87.0 56.0 35.0 22.0 14.0 8.7 5.6 3.5 2.2 1.4
3.5 280 206 103 65.0 41.0 26.0 16.4 10.3 6.5 4.1 2.6 1.6
4.0 374 236 118 75.0 47.0 30.0 18.7 11.8 7.5 4.7 3.0 1.9
5.0 467 295 147 93.0 59.0 37.0 23.0 14.7 9.3 5.9 3.7 2.3
6.0 561 354 177 112 71.0 45.0 28.0 17.7 11.2 7.1 4.5 2.8
8.0 748 472 240 149 94.0 59.0 37.0 24.0 14.9 9.4 5.9 3.7
10.0 934 596 300 186 118 74.0 47.0 30.0 18.6 11.8 7.4 4.7
15.0 1402 884 440 280 176 111 70.0 44.0 28.0 17.6 11.1 7.0
20.0 1869 1179 590 370 240 148 94.0 59.0 37.0 24.0 14.8 9.4

目安としては生体が居る場合は30mg/Lを下回ることが推奨されますので理想的には白いゾーン内なら金魚は安全に生きていけます。
ピンクのゾーンは二酸化炭素濃度が高すぎて危険と考えられるゾーンです。 
<注意>しかし即危険という意味ではありません。
    以下の※の注意事項をお読みください。

※参考までに、溶存酸素量が高いと金魚は他のガスに対して過敏になりませんが、溶存酸素量が薄くなると他のガスからダメージを受けやすくなるようです。

※上記の表は科学的に検証された関係式より作成したものですが、実際の水槽内では二酸化炭素による炭酸だけが酸を示すわけではなく様々な要素がpHに影響するので実際の測定では他の要因も含んだ計測値となると考えられますのでピュアに表と同じ結果にはなりません。
ですのでpHが酸性側と言うだけでは 即危険とは言えません。 
表はあくまで3者のみでの関係性を示すものです。

※溶存二酸化炭素も計測を始めましたが、ここまでの計測では上記の表のピンクゾーンほど高濃度となる結果は出ていません。これは金魚飼育で僕達は当たり前のようにエアレーションをしている為、水草水槽とは違い水の流動がそれなりにあるので水面から二酸化炭素が逃げ出している為だと思います。

※これら水質パラメータは金魚を安全に飼育している為のガイドラインとして理解しておくと役に立ちますが、1つのパラメータが少し危険なレベルになったからと言ってリセットしなければと慌てるようなものでもありません。 問題が出た時の原因の解明や問題を出さない予防措置を講じる為にその他の水質検査と共にご活用ください。

総硬度GHと炭酸塩硬度KH

 
ここで簡単に2つの硬度に関する基本情報を書いておきます。
テトラ社(ドイツ)の検査薬を使うので内容の一部はドイツ硬度に関しての情報になります

GH
◆総硬度とよばれる
◆溶存カルシウム塩やマグネシウム塩の測定値
◆沸騰させたお湯でもゼロにならない(永久硬度)
◆魚、水草、微生物の生物代謝に影響
◆不安定だと金魚の健康状態・寿命に関係する最重要なパラメータ
◆単位はドイツ式なら [°dH]で示し
◆数値が低いと軟水、
◆数値が高いと硬水と呼ばれる
◆日本国内でも数値に地域差がそこそこある

KH
◆炭酸塩硬度と呼ばれる
◆炭酸塩の含有量で決まる硬度
◆沸騰させたお湯ではゼロになる(テンポラリー硬度)
◆pHの値に影響するパラメータ
◆単位はドイツ式なら [°dH]で示し
◆数値が低いとpHが酸性になりやすくなり水質が不安定になる
◆数値が低いとpHが安定しない為、pHが容易に変動する
◆過度に低いと金魚が生きていけない環境になる
◆3[°dH]以下は長期的な金魚飼育に好ましくない
◆数値が高いとpHがアルカリ性になりやすくバッファーを形成するのでアルカリで安定し酸性化を予防する事ができる
◆ただし上記の表のようにバランスを欠くほど高くなると問題あり

金魚にとって安定した環境に住む事は健康維持や病気の予防、そして寿命にも大きな影響を与えますが、これらのパラメータがその是非を決めるので非常に重要だと言う事が分かってきました。

pHクラッシュ

 
KHが低すぎるとpHが変動し時にクラッシュしてしまう現象が起きます。
一般的にpHの高い低いが話題になりやすいのですが
最も怖いのは不安定になる事であり低すぎる事や高すぎる事よりもはるかに危険とされています。 特に金魚は多少低くても高くても調整して耐えられますが値が急激に変化したり、乱高下すると耐えられなくなります。

特に日本の水道水はGH/KHが低い傾向にありますが、更に問題となるのは浄水器を使用している場合です。これは観賞魚用であれ、飲料水用であれ同じで、フィルターにより様々なものを取り除く事で金魚に必要なミネラル成分まで低下させる事が問題とされています。 浄水器をご利用の方は是非、硬度を検査して異常に低い数値になっていないかご確認ください。 
※全ての浄水器がそうなるわけではありません。通常、逆浸透膜フィルター(ROフィルター)を使用するものに上記のような問題があると言われています。 

更にカルキ抜きでコンディショナーが含まれる場合に、硬度を下げたり、必要なミネラルまで無力化してしまうものがあります。 カルキ抜きやコンディショナーをご利用の方もpH検査を定期的に行いクラッシュさせたり極度に低くなる事が判明した場合は、使用をやめるか対策を講じてください。 
※浄水器同様、全てのコンディショナーに問題があるわけではありません。 疑わしい場合は検査してみてください。

pHクラッシュやKHが低すぎた場合に出る症状
◇水面でパクパクする
◇目が充血する(血溜まりが出来るも含む)
◇ポップアイ

pHの安定の為に人工的に何かを添加するのは(水換えで急変するなど)新たな問題を生み出す原因にもなるので慎重に行うべきですが、
◆貝殻を入れる
◆大磯、五色砂、またはサンゴ砂を敷く
などがよく目にする方法と思います。
<注意>
上記のように水道水と飼育水にpH/GH/KHの差が出る製品(特にpHの安定をセールスポイントにしているもの)を使用している場合は水質検査を実施して水換えの前後で差が大きい場合は水換えに時間をかけるか、1回の水換えの量を少なくする必要があります。何も考えず大量の水を入れ換えてしまうと一気に数値が下がり、更に水槽内に入れているものが溶け出して一気に上がるという問題が出ます。僕が調べた結果、貝殻の場合は1日~2日でpHが上昇する事が確認できていますがこのスピードでは問題が起きたと確認できた事例はありませんでした。ただし僕は週に1回、1/3程度の水換えで維持してます。 高頻度に大量の水を換え続けた場合問題が出るかもしれません。更に、pHを安定させる製品をご利用の際には、溶け出すスピードがどの程度なのかご確認のうえご利用ください。 水質検査や変化をコントロールする方法が分からない場合は、それらの製品に手を出さないほうが安心です。

他にも科学的に何かを添加する方法がありますが、濃度の管理や水質検査を適切に行わないと逆効果になるのと水換え時の対応が難しくなるので僕は試した事がありません。 その為、ここではそれらの方法は紹介しない事にします。

更にpHを安定させるのは溶存酸素量や水換えの頻度など直接的・間接的に関連する要因が多くGHやKHに関しても非常に複雑な関係があるので最終的には水槽全体の安定こそがこれらパラメータを安全な範囲に安定させる事に寄与します。 

GHを検査してみる

 
KHテスト
GH_00
上記の表はKHに関してですが、総合的に理解する為に GH(総硬度)も無視せず確認していく事に決めました。
ここでもテトラ社製の検査薬を使用します。
GH_color

GH/KH
説明書によると
飼育水5mLに対して試薬1滴ずつを落とし色が変わる瞬間を確認しその時までに何滴落としたかで濃度を測る
この時試薬1滴落とすと硬度を1°dHとする
ようです。

基本的にGHとKHの検査方法は同じで、単位なども同じです。
検査薬の種類が違う事と検査時の色が違う点のみ相違します。
GH(総硬度)赤から緑に変化
KH(炭酸塩硬度)青から黄色に変化

より正確に測るには
10mlの飼育水に対して1滴ずつ試薬を落とし色が変わる瞬間を確認しその時までに何滴落としたかで濃度を測る
この時1滴落とすと硬度を0.5°dHとする
ようです。(※消費量が倍になります)

という事でズルしてセコく計る方法を考えてみましたが誤差が出すぎてNGとなりました。
硬度が2.0~4.0°dH程度の僕の環境ではズルすると誤差が大きすぎて使えません。
硬度が高めの地域の方なら2.5mLで1滴2°dHとして検討付ける方法が使える場合もあると思いますが僕はやめておきます。
むしろ深刻な状況で検査する時は説明書記載の倍消費する方法を使おうと思います。

<疑問>
6in1なら色で判断するのでゼロと判定する事が可能ですが、
この液体の場合は変化した時の敵数で計測終了となるので
1滴目で変化した場合 ゼロ と解釈する事無く 
1°dH (飼育水5mLの時) または 0.5°dH (飼育水10mLの時)
と判断する事になるので
如何なる場合もゼロにならない事になるのが少し気になります。
理論的には 1滴の比率を低くすればより正確に計れるので
2倍なら 0.5°dH (飼育水10mLの時)
4倍なら 0.25°dH (飼育水20mLの時)
8倍なら 0.175°dH (飼育水40mLの時)
と増やしていけばよいのですが
簡易検査薬なのでそこまでするのもどうかと思いますので、結果としては1倍か2倍で検査するくらいが妥当なのだろうと思うのと、(浄水器を使用していれば別ですが)日本の水道水での金魚飼育でゼロは基本的には出ないと考えてよいだろうと考え今はこの点を掘り下げない事にします。

念の為、溶存二酸化炭素も検査してみた

 

CO2_00
上記の表に関してでも書きましたが
表の関係性はピュアなKH&pH&CO2の関係性なので他の要素が関係すればバランスが崩れます。
ですので、あくまで初心者向きの目安であり、CO2がどのようにpHに影響するのかなど基本を理解する教材程度の役割しか期待できないので溶存二酸化炭素も個別に計測する事にしました。

CO2_package
箱から出して驚いたのがこのキット
非常に綺麗なアクリルの筒が2本入っていました。
1本は検査用、もう1本は比較用だそうですが
比較用の存在意義は見出せませんでした。
無くても計測できます。

CO2_color
CO2
説明書によると
飼育水20mLに対して
A液を5滴入れてから
B液を1滴ずつ加え
色がピンクのまま30秒変化無しになったら終了
その時の
B液の添加滴数x2[mg/L]が溶存二酸化炭素量だそうです。

【検査1】
今回は2滴でそのようになりましたので4.0mg/Lということになりました。
この時のpHとKHも計りましたらそれぞれ7.5&4.0mg/Lでしたので
上の表から4.7と3.0の間と言う事で約3.8mg/Lとなり だいたい表の数値と合っています。
もっと大きく異なるかと思いましたが意外に表も使えるのかもしれません。

しかし、大きく異なるケースもありました

【検査2】
酸性を示すpH=6.5が検出された時に確認したCO2
この時は20mLでの検査方法で4滴でしたので
溶存二酸化炭素は 8mg/Lとなりました。
この時のKHは2°dHでした。
表との整合性はとれません。

これで酸性になるほど整合性が取れなくなる可能性が出てきました。今後も検査を繰り返して確認します。多分、実際のバランスは表よりも安全側の結果になりそうですが、この手の検査は1年を通じて何度も繰り返さないと全容が把握できませんので今後の検査で何か分かれば追記します。

ちなみに
より正確に検査できるように筒は20mLだけではなく40mL+まで入るので GH や KH と同じように倍にしてより正確に計測可能です。
この場合は

40mLの飼育水に
A液を10滴入れてから
B液を1敵ずつ加え
色がピンクのまま30秒変化無しになったら終了
その時の
B液の投下滴数[mg/L]が溶存二酸化炭素量
となります。

消費量は倍になりますが
この数値は正確に出してなんぼのものなので
何時もとは逆ですが大量消費も辞さない構えで望みます。

<疑問>
この液体の場合は1滴目で変化した場合 ゼロ と解釈する事無く 
2mg/L (飼育水20mLの時) または 1mg/L (飼育水40mLの時)
と判断する事になるので 如何なる場合もゼロにならない事になるのが少し気になりましたので製品を販売されているスペクトラム ブランズ ジャパンさんに質問してみました。
結果、ゼロは計れないそうです。
まあ、簡易検査なのでどのゾーンに居るかさえ分かれば十分ですので特に問題は無いです。

酸欠や二酸化炭素中毒

 
水中に溶けた二酸化炭素などのガスによる中毒、溶存酸素不足による被害が疑われる場合
◆水面でパクパクする
◆餌を食べない
◆動きが悪い
等の場合はこの記事に書かれている内容をご確認の上
必要な水質検査を実施後、
予想どうりの問題があると判断された場合
まずは、
★大量に水を換える
または
★新水浴を行う
を実施するのが効果的なようです。

溶存酸素が十分なレベル(7mg/L以上)なら金魚に与えるダメージは限定的になるようですが、低いとこれら溶存ガスによる中毒症状が深刻化しやすいようです。

治療時、部屋の空気に十分に酸素が無いと効果が低いので
部屋の換気を十分に行い空気齢を低くしてください。

室内を扇風機やサーキュレーターで巡回させるのも効果的です。

エアレーションは細かな泡ではなく水面を十分に揺れさせるように行うと酸素がより多く取り込まれ、二酸化炭素はより効果的に排出されます。

軽症なら即回復しますが、重傷なら少し時間が掛かります。
直ぐに回復しないからと焦って薬とかに漬け込まないように見守ってあげてください。
※どのような場合も原因を正確に特定する事が正しい治療を行う為に重要です。 途中で不安にならないように確実な原因究明を行いより正しい判断を行い、決定したらその判断を信じて見守るほうがあれこれ順に試すよりも生存率は各段に上がります。

貝殻が溶けると硬度が上がり過ぎるのか?

 
大磯に含まれる貝殻などが溶け出してpHが7~8を維持している現在、気になっていたのは溶け出している成分で硬度が上がりすぎたりしないのか?
今回計測してみて、この疑問というか心配に反して結果は比較的低く推移している事が分かり安心しました。
まあ週1回の水換えを行っているので蓄積が過度に起きない事や、溶けるといってもpHをグングン上げるほどでもないようですので何とか理想的なバランスが保てているようです。
一説にはパウダー状に砕くと溶けやすくなるのでアルカリ化が促進されたり、硬度が上昇すると言われているようですが、大磯など購入時にカビや濁りを取るために水で洗いますのでこの時パウダー状の成分も洗い流されるだろうと考えています。
今後も様々な条件で水質検査を行い問題がないか調べていこうと思いますが、現時点で僕が想定している大磯や貝殻の使用に関してはpHも硬度も安心できる範囲にあると考えられます。
酸処理という大磯に含まれる貝の成分を強酸で溶かしてから水槽に入れる方法も他分野では実施されますが、金魚飼育の場合は購入時に大磯をしっかり洗浄してから使えばOKかなと思います。
ただし、日本中のメーカーの大磯を試したわけではないので気になる方はご自分でご確認ください。
また違う結果が出た時は、詳しい条件などを教えていただけるとありがたいです。
貝殻

「水質安定の鍵となるpHとGHとKHついでにCO2の不思議な関係」への38件のフィードバック

  1. 金魚部さん。
    こんばんは
    私は仕事上微生物に関わっています。
    金魚も人と同じく真核細胞であり、酵素の働きによって細胞分裂を行います。金魚において重要な消化機能も(胃がないというのは非常に重要なところです)、この酵素の働きに深く依存するところがあります。生き餌には天然の酵素が含まれていますが、人工飼料にはこれがないため、生育に違いが生まれるのではないかと思われます。飼育水についても同様です。青水などは、飼育水自体が金魚の免疫機能のひとつとして働いているような気がしますし、それが本来の飼育水の役割ではないかと思っています。
    と、理屈は出てきますが、実際それが目に見えるわけではないし、金魚の飼育は奥深いです。
    記事の内容と全然違うコメントですみません。ただ、研究に役立つかと思い、最新記事に書かせていただきました。
    金魚大好きです。三尾更紗和金飼ってます。

    1. じばにゃんさん こんばんは。
      僕も少し前までヨーグルト、納豆、かつお節、酒粕、米麹など酵素を多く含む食材を餌として与えていました。魚の身を味噌で煮込んでから酵素の液に漬け込んでアミノ酸が増えてからゼリーで固めて与えていた事もあります。結果的には効果を感じる前に水質管理で失敗してしまい水を腐らせる事が多く、最後には赤班病などが出て諦めました。 
      僕の場合は活性を上げる以外に消化を助ける事が目的でしたので、結果的に苔、水草、青水などプランクトンを多く含む(作り出す)材料を餌にする事に着眼点を変えて現在推奨するジャングルタンクへと流れてきました。

      酵素に関しては栄養学の勉強をしていた中で多くのアイデアを思いつき上記のような事を1つ1つ試してきましたが、長期的に問題を出さずに続ける事ができませんでした。 金魚が食べて体内に入れるよりも、水に溶けてしまう栄養が多かったのが原因です。 金魚が口に入れパクパクすればエラから煙のようにモクモクと白く濁った餌が漏れ出すんですw また対策が思いついたらチャレンジしてみます。 ちなみに今は同じような製法で作られた市販餌を購入して与えていますがやはり水が汚れやすいのがネックです。 水面が油だらけになるのは多分市販餌の中ではこの餌くらいだと思います。

      話を記事のほうに戻しますが、実はこの記事には続きがあります。
      硬度やpHの勉強をしていてその関連で出てくるのが”酵素”ならぬ、あるものなのですが、これがまさに酵素のような働きをするようです。 酵素が細胞に行うような事を、あるものが飼育水に行うというのです。 現在、その活性化のメカニズムに関して理解しようと読んでいますが少し複雑なので未だ理解できていません。 ただ、これが理解できれば金魚飼育の根本の部分の謎が解けるような話なので諦めずに理解できるまで勉強し、いつかは記事に出来ればと思っています。

      >飼育水自体が金魚の免疫機能のひとつとして働いているような気がします

      そうですね、まさにその辺の解説と思われる部分を今読んでいますが、2回ほど読んでも理解できなくて・・・せめて日本語なら理解できそうなのですが、この手の研究は欧米が進んでいるようで資料の殆どは英語なので専門用語だけではなく研究者が好んで使う常用ではない単語(学者しか使わん動詞や形容詞)に悩まされています。 

      金魚は裾野が広くて奥も深いので、何となく始めたつもりが・・・どっぷりはまりますよね。

  2. 酵素、それに乳酸菌についても、糖をエネルギーとするため、どのような酵素系の商品にも、必ずそれが微生物の餌として含まれていますが、それが水を悪くするんですよね。するとやはり金魚部さんの推奨する青水や水草や苔を積極的に食べさせることが一番手っ取り早く効率的。金魚には胃が無いので酸の洗礼もなく、腸内環境は水質と餌の内容にかんぜんに依存する形となっているので、他の魚よりも、水質や給餌の点で金魚の方が人為的コントロールの届く範囲が広く、奥深いと思っています。

    ジャングル水槽についても拝見させていただきましたが、とても興味深いです。うちは錦鯉の小さいものと混泳させていますが、すると確かに活性がよくなり、食欲も泳ぎも金魚単独より遥かに上向きました。

    >硬度やpHの勉強をしていてその関連で出てくるのが”酵素”ならぬ、あるものなのです

    いったいなんでしょう?気になります笑

    1. じばにゃんさん おはようございます。
      >錦鯉の小さいものと混泳
      最近行った奈良の金魚屋さんでもやっておられました。
      そんな効用があるんですか?
      今は金魚以外の生き物まで勉強できないので、水草に隠れて付いてきた貝1匹(既に約1年生きています。先日、赤ちゃんが沢山産まれました)は水槽内に知らない間に侵入されてしまいましたが、カタツムリみたいで可愛いので入れたままにしています。それ以外は入れ無い事にしていますが、いつか機会があれば僕も試してみたいので覚えておきます。

      >金魚には胃が無いので酸の洗礼もなく、
      >腸内環境は水質と餌の内容にかんぜんに依存する形
      そうなんですか。
      僕は金魚の生体に関しては殆ど勉強していないので非常に興味深いお話です。 そう聞くと米麹くらいは時々与えようかな?と思いますが、何で固めても金魚がモグモグするとエラから出てしまうので難しいです。

      >”酵素”ならぬ、あるもの
      もったいぶった表現ですみません。
      今のところ、医学用語とかの直訳では意味が通らず、一体何なのかは分かりませんが水の中に存在しているようです。残念ながら未だ「なるほど!」というようなレベルでは理解できていません。概要としては水換えにより金魚が活性化するメカニズムらしきものですので、僕のココまでの解釈が正しければ、これを理解すれば何故水換えが重要なのかが分かったり、硬度や浸透圧の調整との関連も理解できるようですが、難解なんです。

  3. 乳酸菌は通常、そのほとんどが胃酸のphで消滅してしまいます。最近ヤク○トなんかで乳酸菌の数と種類についての宣伝をするようになりましたが、こういった飲料、食品の類は、有用菌の殆どが酸によって死滅してしまうことを前提に、たとえば10の6乗倍の菌数のうち、100個でも腸に届くならそれで御の字としているのです。
    種類についても、酵素や乳酸菌にもたくさんの種類があり、その選択も重要な課題となっています。
    金魚の体については私もあまり詳しくはないのですが、人にとって腸とは嫌気性だが皮膚の一部であると解釈しています。皮膚には常在菌の働きが欠かせません。こと腸に限っては活動のためのエネルギーを受け入れる最も重要なエリアであり、外と内の境界とまで言えます。すべての生物には消化吸収を行う器官があり、腸がどれだけ生物にとって重要なのかはここから伺い知ることができます。
    金魚については、先ほどの胃酸の関門をくぐるこがないので、人よりも外的環境に体調を左右されやすいと私は考えています。
    私は最近、自社で開発した酵素乳酸菌発酵液に餌を浸してから与えるようにしています。食べてはくれていますが、効果のほどはまだはっきりしていません。(宣伝ではないので悪しからず)効果を感じましたら、その時は参考としてお知らせしてよろしいでしょうか?

    大変そうですが、英語の解読頑張ってください。今現在一般の金魚の硬直した飼育理論を吹っ飛ばせる日も、近いかもしれませんね笑

    1. じばにゃんさん こんにちは。
      詳しい説明ありがとうございます。
      乳酸菌の話は特に興味深く拝見しました。
      乳酸菌の効果はいろいろなところで読んで金魚にもその恩恵をと思って金魚に与えたりしていましたが、人間の場合は腸まで無事に届く数がそんなに少ないとは知りませんでした。
      逆に言えばそんなに少量で効果が期待できると言う事でしょうか?
      つまり金魚に乳酸菌を与えるなら乳精(ヨーグルトが分離した時の上澄み液)に餌を漬けて与える程度でも効果が期待できるのでしょうか?
      そのくらいならpHの低下や水質悪化を起こさずに継続できるかもしれませんね。

  4. こんにちは金魚部さん。
    私も顧問の獣医さんから聞いて教わっただけなので、具体的な数字等は分からないのですが、微生物系の食品等に継続しましょうとあるように、例え腸に届く数が少なくとも、継続して食べることで、徐々に腸内環境(腸内フローラとも言われています)を変えていくことができます。

    ヨーグルトの菌が金魚に有用かは私にも分かりません。憶測で申し訳ありませんが、水質への兼ね合いも含めて、おそらく乳製品自体が消化に良くないと思います。

    微生物の話となると長くなってしまうので割愛しますが、フナの口にする泥をヒントとしまして、枯草菌に由来する嫌気性および好気性の微生物群が回答として近いのではないかと考えます。雑食といえど(これは金魚の消化器官が優れていることの証でもありますが)基本食のようなものはあるはずですし、錦鯉も、大きく健康に育てるために田んぼに放流して泥を食べさせるのは有名です。私の所属する会社としてではありませんが、うちの社長が、その泥の活性を高めるための仕事を過去に受けたことがあったようです。

    金魚の腸内は恐らく嫌気でしょうし、金魚飼育となると酸素ばかりがもてはやされていますが、濾過の脱窒同様、嫌気の存在も無視できない要素のひとつではないかと。
    泥をたべるという習慣を別の角度からみると、その住む環境を取り込む事で、そこでの生活に生存における免疫を獲得していると解釈することもできます。
    すると長期水換えなしというのもアリかもしれないと、今思いました。

    乱文失礼しました。

    1. じばにゃんさん こんばんは。
      僕は嫌気系の環境に関して理解が乏しく、恐怖心が強いので匂いが鼻をつくような場合は失敗と判断して全て捨てています。 それ以外の場合は青水や水草が分解して沈殿したヘドロを作りタンクに沈めています。 成魚の場合はある程度完成してしまっているので違いが分からないので入れ無くなりましたが、卵から孵化して間もない稚魚に試すとその後の成長で違いが良く分かります。 稚魚には非常に重要な要素が多く含まれるそうなので去年も今年も産まれたての稚魚タンクに大量に沈めています。 この沈殿物が凄いのは金魚以外にプランクトンを含む生命体も広くサポートする事でミジンコも爆増しますしアカムシも春にはかなり太くて綺麗な赤を持つものが大量に産まれます。 今年は貝の赤ちゃんもこの中で成長中です。 いずれ記事に出来ると思いますがこれを屋外に設置して孵化間もない稚魚を入れておくと1ヶ月餌無しなのに大きさが室内の3倍ほどになりました。 また単に大きくなるだけではなく産まれてから2週間から1ヶ月で基礎が出来るといわれる金魚の免疫システムも高いレベルで完成します。 稚魚飼育では初期に塩を少し入れたり薄めにメチレンブルーを入れる方法が昔から行われているようですがこれにより孵化率は劇的に向上する半面、金魚は弱い体質になるようですので、その記事を読んでから真逆のジャングルタンクによるラクラク稚魚飼育というものを試行錯誤しながら生み出しました。
      これらは、衛生的な東京の大病院の新生児室のような環境で育つ子供とインドの田舎で産婆さんにより家の中で産まれその環境で何のアンチバクテリアも無く育つ子供との差のようなものだと考えています。


      ▲自家製の沈殿物によるライブベッドです

  5. こんばんは
    ライブベッド飼育、素晴らしいですね。
    繁殖で満足のいく個体を作付けするのが夢ですが、なにぶん屋内飼育で水槽の増設は難しく、屋外管理にしても毎日面倒見れないので、繁殖は諦めています。ですがいつかきっとやってみたいですね!その時は是非参考にさせてください。

    では、このあたりで失礼させていただきます。貴重なお話、ありがとうございました。

    発酵液の実験をして結果が出ましたら、また報告に伺います。

    1. じばにゃんさん おはようございます。
      ご丁寧にありがとうございます。
      こちらこそ色々と教えていただきありがとうございました。
      また何時でもお気軽にお立ち寄りください。

  6. 金魚部さん、こんばんは。
    九州地方が梅雨入りしてまた雨のシーズンが今年も来ましたね。
    金魚部さんのこの記事にある黒オランダは尾びれも長くて綺麗ですね。
    僕の黒オランダシシガシラも我が家に来て2年と2ヶ月が経ちました。
    元気一杯で可愛いです。
    PH値は今のところ弱アルカリ性を保っている水槽と7.8までアルカリ性に傾く水槽とありますが今のところ水換えで自分なりに対処しています。
    今日は60㎝ランチュウ水槽と90㎝ランチュウ水槽が週に一度の3分の1の水換え日なので室内にエアレーションしてタライに溜めた真水のPH値を計り水換えしました。
    今、金魚部屋に来ていまして今日、水換えした2槽のランチュウ水槽は共に7.2〜7.3位にモニターに表示されています。
    前に金魚部さんのPH関係の記事に水換えだけで一度狂った値を調節するのは初心者にはハードルが高い?との事でしたので多少、PH値がアルカリ性に傾き過ぎても金魚自身が餌も良く食べ良く泳ぎ良く排泄するのであれば自分なりに良としています。
    そう言えばセイヨウマリモ、金魚部さん試されました?
    僕の金魚は全ての水槽での売り上げは大変、大繁盛で皆よく頭を振って小さく千切り食べています。
    中でも琉金STと丹頂、オランダシシガシラには大ウケしていますし良い糞を出す事の力に少しはなっていると思っています。
    翌朝は3槽の水換えです。
    この前、尾腐れ病になっていた赤出目金の五月も切れていた尾びれの細胞も完全にひっついて新しい尾びれが出来上がって来ました。
    すっかり完治です。
    GH,KHの事もこれから勉強して行きたいと思います。
    では毎日暑い中の飼育ですが楽しく金魚飼育な毎日にして行きましょう。

    1. オリオンさん おはようございます。
      pHに関しては以前にご相談いただいた時にコロコロと変化していると話されていましたが現在は安定してますでしょうか?
      数値の高い低いよりも安定しているかどうかが金魚には重要です。
      実は僕の所でもGHやKHが低いのですが温度の上昇とともにKHが下がってきたのでpHが安定しなくなってきました。 水道水のKHがもう少し高いとありがたいのですが・・・ とは言え、金魚は元気にしていますので過度な変動にならない事だけ考えて見守っています。

      前にコメントで書かせていただいた水槽内の環境が酸性に傾く場合はいくら水換えしても元に戻る話ですが、誤解の無いように詳しく書きますと・・・
      その様な場合は、まず水槽環境を見直すことが重要です。勿論与えている餌も特殊なものが含まれるなら停止して、底砂やアクセサリーを取り除いてシンプルにしてから水質検査をして1つ1つ原因を探す必要があります。 そのようにして整えた結果水槽内に問題が無くなれば水換えでpHを安全範囲に保つ事は可能になります。 ただし水道水のpHも年間を通じて変動しますのでこの辺を1つ1つ理解して行わないと失敗しやすいという点で難しいかもしれません。

      現在僕は新しい金魚を導入する記事を書いています。その記事ではバケツの中で2匹を飼育して行きますが、餌を与えアンモニア>亜硝酸塩>硝酸塩となり徐々に水中のpHが下がっていきます。この記事の場合は水道水のpHが8.0、バケツ内が6.5と新しい水のほうのpHが高いので教科書どおりに水換えすればpHが適正値になるという例ですが水道水のpHが5.8の時もありますので、水を換えればpHが何時でも上がる とも言えないので非常に理解が難しい問題です。

      このようにまずは水道水のpHを知ることが重要ですが、オリオンさんの場合は、各水槽にpHメーターを設置されているようですので、その値が安定しない場合は対応を検討いただいて、値がある程度安定している限りはそれが多少アルカリ性側であれ、酸性側であれ金魚は安定さえしていれば調整して生きていけますので過度に心配する必要は無いと思います。

      >イヨウマリモ
      先日、田舎の巨大なホームセンターに行ったのでマリモや水生植物を見てまわりましたが状態の良い商品が無く多くが枯れていたので何も買いませんでした。 生体や植物は自分の目で見て買いたいのでネットは避けています。 また時間が出来たら別のホームセンターに行ってみます。

  7. 金魚部さん、こんにちは。
    お便りありがとうございます。
    PHは多少の傾き(アルカリ性側、酸性側)の数値より今現在の環境下で安定する値にあれば後は金魚達が調節をとってくれる訳ですね。
    分かりました。
    PHのモニターを見て長くその値が変動せず安定していれば安心安定と考えてもう一度、原点から飼育してみます。

    1. オリオンさん こんにちは。
      そうですね
      安定さえしていれば金魚の場合耐えられる仕組みがあるようです。

      ただし長期的にpH=5.0以下とかの場合は濾過バクテリアが耐えられず分裂できなくなる事があったり、pH=9.0以上の場合も温度条件などとの組み合わせでアンモニアが猛毒化したりと極端な例は問題が出る可能性が高くなる事も同時にご理解ください。

  8. 金魚部さんお久しぶりです
    私も金魚の免疫力について気になって硬度についてちょっと調べて見て
    ミネラルの重要性が気になりはじめ 数か月前からエビ用のミネラル石を水槽に入れ始めました 硬度を安定させるとPHも変動が起きにくくなるようで水槽の調子がかなり良くなりました 水替えを2週間延ばしてもPHの急落が無く金魚が元気です 水作りは面白いですね(*´∀`) 

    1. KIKAさん こんばんは。
      そうなんですよね。ミネラルが非常に重要な鍵になるようですね。大きな池などにはこれを無理なく供給する仕組みがあるのですが、水量の少ない水槽ではこの仕組みを作り出すのは難しいようで人為的に何かを加えるか、使用する水道水に最初から含まれている必要があるらしいのですが、僕の住んでいる場所の水道水の硬度は総硬度も炭酸塩硬度も低い値なのでどうしようか?悩んでいます。 

      金魚は淡水魚なので浸透圧の調整も差ほど盛んに行わなくて良い為、過度なミネラルは逆効果で金魚が住み難い水になるようですが、僕の環境は流石に低すぎるような気がしますので、しばらく様子を見て問題があると確信するような事が起きれば僕も添加物に関して考えてみます。
      とりあえず今はこのまま観察していきます。

      間もなく投稿予定の記事ではバケツに濾過器だけのシンプル構造で硬度をモニタしていますが、非常に低く推移している為、硝酸塩が増えるとpHが下がるなど教科書どおりの変化が出ていて、それを水換えで正常化させるという教科書どおりの対応で応戦しています。 まずはこのような単純なケースを検証しながら経験をつみ、今後どうするのがベストなのか模索していきます。

      >水作りは面白いですね(*´∀`)
      確かに面白いですね。
      基本的なことが1つ1つ分かると何故そうなるのか?が分かるので凄く楽しいです。 未だに金魚を病気にしたり死なせたりしているので、飼い主としての僕の成長は遅いですが1つ1つ学びながら何とか金魚達が元気に過ごせるように世話してやりたいです。

      PS
      pHの安定は炭酸塩硬度を上げないといけないのですが、僕の環境では最近どんどん下がっています。計測結果から判断すると温度のせいかな?と思っています。

  9. 金魚部さん、他の参加者さまこんにちは。
    更紗和金、ジャンボオランダ、新品種キラキラなどを飼育しているオアナーザと申します。
    本題と多少ズレますが、じばにゃんさんと金魚部さんの「酵素」に関する談話が面白かったのでコメントさせて頂きます。
    最初に、わたくしは科学的理論的に理解したりするより、勘を頼りにしてる方なのでアカデミックやセオリーは省きたいのですが(単なる無知から)、以前あまりメジャーではない中堅のペットメーカーが飼育槽に入れるソイルを開発致しました。
    ところが大手メーカーや競合メーカーからの圧力があったのか、小売店に置かれることなく、知っている人は知ってる、知らない人の方が多い状況です。
    お店に置けない(置かせてもらえない)ということは、その商品が何の効果もないか、いかがわしい物か、それとも競合メーカーらが儲けられないほど効果抜群なのかのどちらかです。
    わたくしはそれは後者だと見てます。
    現にこの商品を使い、2年間足し水のみで肉食魚を飼育している知人がいます。
    そのタンクでは魚の糞や残飯などが数日~一週間で形もなく溶けてしまいます。
    マジックリーフも溶けてなくなるほどですからかなりpHが低く酸が強いのかもしれませんね。
    このまま金魚に使えるかどうかはわかりません。
    もちろん商品を使うだけではダメ。
    タンク内に様々な仕掛けを作っています。たとえば好気性バクテリアが棲むエリアと嫌気性バクテリアが棲むエリアを作り、自然の五大要素(ファイブ・エレメンツ)を入れているワケです。
    そんな話をするとなんだか信仰臭い話に聞こえますが、つまりは「土」「火」「水」「風」「空」ですね。
    土…それはソイルのことを指しますが、この際金魚部さんが出された自然沈殿のライブベッドがそれにあたるでしゅう。
    水…飼育水
    風…水の動き、流れ
    空…酸素を含めた気体、つまりエアレーション

    そして火とは、実はそのソイルは火山起源の粘土で配合されているそうなので、(無理やりかもしれませんが)、ソイルが火に当たります。
    この五大要素は生命、表現体を構成するもっとも基本的な元素です。
    これを上手く飼育タンクに持ち込むことが出来れば…生きた水、つまり魚を含めた飼育タンクの中の全ての物質が自然の習わしと同じく機能するのではないかと、(勘ですが)思います。
    酵素やその他、細々としたことは良くわかりませんが、下記に添付した金魚部さんのコメント…

    >>僕は嫌気系の環境に関して理解が乏しく、恐怖心が強いので匂いが鼻をつくような場合は失敗と判断して全て捨てています。 

    …のような心配はとても良くわかります。
    しかし、上記に紹介したタンクは稼働後一ヶ月するとやはりタンクから臭いがしてきたそうです。
    普通ならそこで水を捨てますよね。
    だけど、飼育者はそのまま蒸発した分の水だけ足し水をして、約半年続けたそうです。
    すると、当初臭っていた水が臭わなくなり、水がキラキラとして、糞や残骸をも高速分解するようになったそうです。
    まあ、一言でいうなら「水がこなれた」状態ですね。
    以後、足し水飼育を続けているみたいです。
    臭いについては冒頭で述べた酵素の働きがあるからかわたくしの知識では上手く説明出来ませんが、ある食べ物は酵素の働きにより、違った味、形をしながらも我々摂食者を楽しませ、血となり肉となる食品(納豆、梅干し、味噌、ヨーグルトなど)に変わるし、その時に出す香りは物質が変態するのに必要なプロセスなのではないかと思うワケです。
    だからと言って、明らかに腐った水で金魚を飼育出来ませんが。苦笑

    話は変わりますが、最近わたくしは昨今流行りのアクアポニックスシステムを金魚タンクに導入しています。
    一言で言うならば、「魚と植物の相互作用による飼育スタイル」ですね。
    市販のものもありますが高価だし、自家製で充分です。
    金魚タンクに底面フィルターを敷いて上部フィルターと連結。
    上部フィルターの濾過槽の一部に植物を植え込み、濾材は大磯。
    濾過槽内に張り巡らした植物の根が底面や上部、水中内に増殖したバクテリアと共に金魚の糞尿を吸収分解、浄化された水が飼育槽に戻る…。
    理屈ではこんな感じです。
    植物は観葉植物だったり、ちょいとした野菜だって栽培出来ます。金魚の糞尿を肥料に育てるワケです。野菜の場合は食卓に出すことだって出来るでしょう。
    植物の量、金魚のサイズ、尾数、タンクのサイズ、総水量、濾過槽の大きさなどで左右されるでしょうけど、上手くいけばこちらも足し水のみで金魚を飼える気が致します。
    まさしく、じばにゃんさんがおっしゃったような「長期水換えなしというのもアリかもしれない…」システムです。
    ま、実験ですけどね。
    それに関するリポートはわたくしのブログで定期的に公開しています。

    冒頭のソイル、そしてアクアポニックスが正当化され、やり方次第で上手くいけばメーカー側は冷や汗でしょう。
    金魚部さん、じばにゃんさん、その他ご自分が信じる新しいシステム作りにより、メーカーの既存の商品が売れなくなるのはある意味業界の進化だ。
    あれやこれやと新商品が開発発売されますが、意外と盲点なのは原点である昔の飼い方とか商品だったりします。
    昔の人が科学を良く知らなくても、生活の中から知恵を働かせ、切磋琢磨しながら作った文明の利器の中で今も残ってる物や理論のように。
    面白いですよね。

    超長文、失礼致しました。m(_ _)m

    1. オアナーザさん こんばんは。
      興味深い考察コメントありがとうございます。

      販売店に置かれていない理由ですが、今はメーカーさんよりも販売店さんが強い時代ですのでそちらの事情ではないでしょうか? 日本のアクアメーカーさんも僕が交流のある方々は、より良い商品を開発する為に凄く努力しておられるようですので今後飼育の常識を変える製品が出るかもしれないと期待しています。ライブバクテリアの時は欧米の研究者の独壇場でしたので次のヒット商品は是非日本のアクアメーカーさんから出て欲しいです。

      >自然の五大要素(ファイブ・エレメンツ)
      アーユルヴェーダや陰陽五行説(こちらは一部、木・金)に関しては大学院の時の修士論文のサブテーマで日本と中国とインドの文化を比較する際に解釈の違いを検証したので良く覚えています。昔の人は本当によく自然を理解しておられたなぁと感動を覚えますね。しかも時代や文化に依存しない、現代でも十分に通用するシンプルな理論にまとまっているのもすばらしいと思います。

      ただ、これをアンモニアを出しまくる金魚を使って水槽という小さな環境で水を換えずにサイクルさせるのは非常に難しいようです。小空間でも燃料となるものを添加し続ければ擬似的な自転車操業的サイクルは起こせますが、結局、足し水だけでは水の活性が落ちる問題が解決できないです。 そこで活性の高い新水を入れる水換えという方法でこのサイクルを再活性化(reVITALIZE)させて再起動する方法が世界的にアクア全般で一般的な世話の方法として長年実施されています。
      窒化など理論的な有機物処理=硝化サイクルが可能だからという事から、水換えまでもが不要と混同されることが多いですが、この2つは密接に関連してますが別のものです。 つまり混同している方々は有機物を消費しサイクルさせる部分だけを見ており、水の活性化や金魚の浸透圧調整機構までを理解して考えられているわけではないんです。
      これに関してはこの記事の続編として「何故水換えしない水槽で金魚は生き続けられないのか」というタイトルの記事を書いていますが、未だ途中で放置してます。

      またお知り合いのソイル利用者さんの場合、ベッドがソイルですから酸性側で安定しているでしょうけどあまり酸性が強い環境に金魚を入れた場合は長期的には免疫の低下が起きますので病気になりやすく、健康を維持できなくなりますので(短期ならまだしも)金魚の場合は長期化させるなら注意が必要と思います。 


      アクアポニックスもジャングルタンク初期に色々な植物を使い実行しましたが、僕の環境では長期的に行うと金魚の病気が出やすくなり全てリセットしてしまいました。(今は全て撤去して水草や苔に置き替えました) このような流れで、実験を中止し、シンプルなジャングルタンクへと移行してきました。 僕はズボラ人間なので清潔に維持する事に手間がかかる方法は苦手です。

      後に水生植物も試す予定でしたが、同じ理由で見送る事にしました。やはりこちらはビオトープのように維持して金魚ではなく植物中心の水作りになるので、餌を毎日与えるわけにはいかないので、余ほど巨大な施設でもない限り太った大きい金魚を入れられないと判断しました。実際にビオトープを沢山管理されている方の話では、細長い痩せた金魚でよければ餌を週2回程度に抑えれば上手くいくようです。ビオトープと相性の良い、理想の生体はメダカだそうです。

      僕が鼻を付く匂いがしたら捨てている点(嫌気環境に傾き過ぎの疑いアリ)ですが、これは飼育水が匂うのでリセットする行為(有機栄養細菌不足)とは全く別の話です。 飼育水が匂うのはそれを処理する有機栄養細菌が十分に居ないからですのでしばらく我慢すれば増えて匂いが減ります。水換えのし過ぎでも起きる問題です。 一方で、嫌気環境に偏りすぎている場合は、色々あるようですがドブのような匂いや硫黄臭がする事があり、この辺は溶存ガスの種類など条件次第では金魚が即死しますが、何が大丈夫で何が危険か判断するに十分な知識がないので今は無理せず危険そうなら捨てて安全重視でライブベッドを作り直しています。

      僕がここまでに学んだ事や知っている気をつけるべきと思う情報はこれくらいです。水のリバイタライぜーションや金魚の浸透圧に関係する部分は現在勉強中ですので説明を割愛しました。
      大変だと思いますが、オアナーザさんのユニークな取り組みを応援しています。様々な障害やクリアすべき条件が多々あると思いますが金魚の命を優先してがんばってあげてください。 長期的にサイクルを維持できたら、是非記事にしてください。 今後の経過を楽しみにしています。

  10. 金魚部さん、こんにちは。
    突然ですが浄水器を使って2ヶ月弱、経過しましたが以前、水道水をカルキ中和剤にて塩素を抜きベランダにある大きなタライに入れて良く太陽光を当てそれから金魚部屋の室内にあるこれも大きなタライの中に入れてエアレーションを強くかけ塩素を完全に飛ばしそれから塩素チェックをして今まで水槽の中に飼育水となる真水を入れていました。
    それから浄水器を購入致しまして当然、ベランダのタライには溜めず直接、金魚部屋の室内のタライにダイレクトに水を入れて塩素チェックにて検査した後に水槽に入れています。
    まず金魚部さんには浄水器の使用前と使用後の内容に分けて分かりやすく質問させて頂きます。

    浄水器を使用する前
    1)いつも飼育水に透明感があり透き通った飼育水の色の感じだった。

    2)飼育水の手触りもサラサラして妙にまとわりつく感じが全く無い。

    3)金魚達が(3匹のベタも含め)活発な動きをして各自力強い泳ぎをしていた。

    4)水槽のガラス面に比較的太陽光が当たる水槽では緑色の苔や藻が生えやすかった。

    5)使った飼育水を庭の植木やバラ、アロエなどに使うとそれだけで良く育ち力強い発育を見せた。

    6)死ぬ金魚が少なかった。

    7)メダカも良く産卵してホテイ草の根に卵をよく産み付けた。

    浄水器を使用しての2ヶ月間の今日まで
    1)飼育水の透明感が薄く何だか水にすっきり感が無くなった。

    2)使っているろ過機(上部ろ過やベタ用の外掛けフィルターなど)に白い指先で触るとヌルヌルした物が至るところに付き始めた。

    3)ろ過槽の中のデッドスポットにヌルヌルした白い不純物が貼っている。

    4)飼育水の肌触りがヌルっとして水切りが悪い感じになってきた。

    5)飼育水を植木やバラ、アロエにかけると葉が枯れたりバラやアロエも枯れ始めた。

    6)浄水器を付けてから金魚が3匹死んでしまい(全てマツカサ死)メダカも5匹位立て続けに死んでしまった。

    などです。
    悪い要因が余りにも出てしまい何だか気持ち悪くこれからは以前の溜め水をベランダにまず溜めそれから金魚部屋内のタライにてエアレーションにて塩素を抜くやり方に戻そうと思います。

    金魚部さん、またお知恵お借りできれば幸いです。
    よろしくお願い致します。

    1. オリオンさん こんばんは。
      僕も経験がありますが、飼育法の何かを大きく変更すると問題が出たとき全てそれが悪いように感じてしまうものです。 
      まず、
      ◆浄水器が正常に仕事をしているか?
      ◆清掃しカートリッジを交換しても同じ問題が出るか?
      ◆浄水器をを通した水のGHとKHはどうか?
      (異常に低くなっていないか??)
      など浄水器に問題が出るとすれば、個別の問題が出ているはずですのでそれを調査してください。 水道水から何か発生することは考えにくいですが、カートリッジに何か湧いているかもしれませんのでまずは交換して改善の有無を見てください。 また逆浸透膜方式などミネラルを除去するタイプならそこに原因があるかもしれません。

      一方で水槽等での問題ですが、可能性として
      ◇餌が悪い場合や与えすぎの場合に起きる問題に見えます。 
      又は
      ◇水の換え過ぎでも書かれている様な問題が出ます。
      園芸のほうに関しては
      アロエ等が枯れたのは真夏だからではないでしょうか?

      まずは餌が大丈夫なのかの検証、そして水の換え過ぎに関する検証をしてください。 水に関しては前に書きましたが水換えの前に硝酸塩濃度を見て低い場合はその日は換えずに周期を延ばしてみて下さい。水中に必要な細菌類が少ないと起きる問題ですので、通常は1ヶ月も調整期間を置けば正常化するはずです。

      このように1つ1つの問題を別々に調査して得られた確実な答えから徐々に犯人を絞っていくことをお勧めします。

  11. 金魚部さん、こんばんは。
    早いアドバイスありがとうございました。
    そうですね。
    悪い事が偶発的になってしまった時にまずゆっくり検証して原因を探り当てないと全てが浄水器のせいも出来ませんね。
    餌の事ですが3日程前から夕方浮き気味になる金魚に手始めにペレットからフレーク餌に変えてみたところ夕方に浮き気味になる金魚の一部が余り浮かなくなってきた事もありました。
    完全とは言えませんがやはり餌かなぁ?という事も否定出来ない様です。
    これからまず水換えの日に水換えする水槽の硝酸塩濃度をよく調べてなるべく試験薬に頼り濃度的にまだまだと思う時には水換えの間隔をあけてみます。
    やはり飼育水を可視化した方が安全かつ最適ですから。
    浄水器は新しく使い始めた時にカーボンとコットンのフィルターによく通水させてやりましたが新しい新品のフィルターのストックがありますからその件も含めて試してみます。
    浄水器は塩素や鉄サビ、水道水中の不純物を取り去る便利品ですがミネラルも除去する事もあるんですね。
    ひと通り気が付いた事から調べて何がダメで何が良いのかゆっくり調べてみてみます。

    1. オリオンさん こんにちは。
      2層式という事はマーフィードの浄水器でしょうか?
      タイプによるかもしれませんが、
      >(逆浸透膜方式浄水器)へのグレードアップが簡単にでき
      と書かれていたので、普通はこの方式ではないようですね。
      でも
      念のため、先日購入された液体の検査薬で
      水道水のGH,KH
      浄水器を通した後のGH,KH
      特にGHを確認してください。

  12. 金魚部さん、こんにちは。
    はい。
    マーフィードのスタンダードネオと言う浄水器です。
    また後日、ゆっくりとGHを特に調べてみます。
    今日も蒸し暑い1日でしたね。
    今朝、思いきって水槽を3槽減らしまして朝からその作業に追われていました。
    引退させた水槽は60㎝スタンダード3槽です。
    そもそも単独にて飼っていました琉金ショートテール2匹と琉金ブロードテール1匹です。
    ルンバを除き3匹の琉金中、1匹のショートテールが転覆にて治療期間の3ヶ月を無事乗りきり時間が経過した為、もうこれなら良い。と判断しまして思いきって120㎝にそのショートテールも含め皆、120㎝に移動致しました。
    丁度、水温とPHなどが同じ範囲で安全だった為、無事120㎝で琉金4匹が暮らす事になりました。
    一番、金魚部屋の隅に居た転覆が完治したSTが4匹中、一番強く他のメンバーにアピールした行動をとった為、慣れるまでセパレートにて仕切り安全に今夜、休ませる策をとりました。
    後は皆、仲良しで問題無く居ます。

    金魚水槽が全部で8槽から5槽になった為、以前より注意深く飼育して観察する事が出来る様になりました。

    1. オリオンさん おはようございます。
      暑かったですね。こちらは天気悪いのに暑かったです。
      水槽は少ないほうがきちんと水質管理できるのでいいですね。
      僕も先日、コンテナの稚魚達をまとめて60cm水槽に移しました。
      水換えが楽になりましたが、餌が平等に与えにくいので細かいほうの餌を与えて分散する事で皆が少なくとも一口食べられるように与えています。

  13. 金魚部さん、こんにちは。
    メールでのご連絡ありがとうございました。
    〈A剤〉にて治療を進めている2匹の更紗オランダは両方とも同じタイミングでウロコの立ちを確認しまして1匹はよく見ないと分からないくらいの症状でもう1匹はウロコの立ちがやや立っている状態です。
    2匹共、夕方に浮き気味になっていた個体で発見する2日前辺りから水槽の底でじっとしていたので(この時点ではマツカサに気が付かず)0.5%塩水浴を1日弱にて対処しまして元気になったのでまた塩水浴の12時間リセットの水換えの時にウロコの立ちに気が付いて〈A剤〉の治療に急遽、変更しました。
    そのうちのウロコの立ちが弱い方は一か八でマツカサと判断して早目に〈A剤〉にて治療しています。
    現在はウロコの開きの無い個体はバケツの中で良く泳ぎ顔を覗かせると水面に勢いよく上がって来ます。
    ウロコの状態は健康な状態と良く見なければ判断が付かない程度になりもう1匹のウロコの開きの大の個体は若干、動きが鈍り元気的には無い方です。
    でも反対側のウロコは閉じているふうにも見えて進行は止まっているかなぁ?と言うところです。

    後は何日位、〈A剤〉で薬浴して普通の塩水浴に切り替えるタイミングとウロコが完全に閉まりどの程度にて飼育水槽に返し仲間達と暮らし餌は健康組と同類で良いのか?
    良くなってからのプロセスも教えて下さい。
    〈A剤〉の購入の時ですが下記に書いた内容が分かりずらいので教えて下さい。
    <削除>
    よろしくお願い致します。

    1. オリオンさん こんにちは。
      (A剤)の購入に関するお返事はメールさせていただきました。ご確認ください。

      これまでの使用から死亡も出ていないので(A剤)に関しては安全性には問題が無いと判断できると言えますが、どのような原因のマツカサや転覆に効果があるか まだつかみきれていませんので記事にするにはもう少し時間が必要ですが、現時点で判明している事などを簡単に説明しておきます。 

      鱗が完全に開ききっていない軽症のマツカサや部分的なマツカサは(A剤)で閉じるようですが、僕のケースでは水質悪化に対する拒否反応でウロコを開いているような時に効果的なのだと思います。(A剤)はもともと筋肉の緊張緩和などを助けるものなので消毒や殺菌効果はありませんので、細菌が体内で繁殖しているようなケースでは効果は無いと考えます。 ですのでその辺を良くご判断の上購入・使用をご検討ください。

      既にご存知と思いますが、鱗が開いている時は塩水浴は避けてください。 もし塩水浴中に開いていると確認した場合は点滴などで徐々に塩水(ナトリウム成分)をゼロにしてください。 無理なら半分とか3割とかの水換えで新しい水に塩分を含ませ無い事で薄めてください。 この場合に限り急にゼロにするのは極力避けてください。

      細菌感染による内部崩壊が疑われるレベルの場合(DROPSY初期のステージ)は(A剤)ではなくオキソリン酸やカナマイシンの投与など殺菌効果のあるものを併用するほうが助けられる可能性はあがります。 ※ただしDROPSYの後期(内臓がやられてからウロコが開いた場合)は何をしても死にます。

      <<追記>>
      大事な事を確認し忘れていました
      マツカサが出た水槽の底砂の有無はいかがでしたか?

  14. 金魚部さん、こんばんは。
    マツカサの出た水槽の底砂は本当に大磯をパラッとまいた程度でいつも大半がベアタンク寄りの状態です。

    1. オリオンさん こんばんは。
      なるほど、そうでしたか。
      エロモナスが原因で起きているのか? 別の寄生虫などが原因なのか?でも違うようですが、一般的には 底砂は全て撤去して完全なベアタンクにするほうが細菌が原因のマツカサは出ないとされています。 もし今後も再発するようでしたら、それらをベアタンクにすることもご検討ください。

      また溶存酸素が低すぎてもエロモナスに有利になるので酸素の供給を高くするようにエアレーションを強くするとか2箇所以上で行うなど 高温時は特に酸素の供給にも気をつけないといけないようです。

      またその場合はオリオンさんの水槽では他の問題が出るかもしれませんが、多めの水換えなどが推奨されているようです。 水の換えすぎで、水換え頻度を落とさなくてはいけないと思われる水槽に対しては相反する条件が出ている事になりますので何が優先されるかをご判断の上ご決断ください。

      以上、あくまで細菌感染が疑われる場合の対応です。
      マツカサの原因は数多くありますので別の原因の可能性が高い場合はスルーしてください。
      特に(A剤)だけで治るなら細菌の可能性は低いといえますが、同じ水槽からどんどん被害が出るなどの場合はリセットしたほうが安心です。

  15. 金魚部さん、こんにちは。
    一応、マツカサになった2匹の更紗オランダですが<A剤>と平行して観パラDを100%染み込ませて作った薬餌にてオキソリン酸を体内に入れて治療しています。
    今のところ2匹共、元気にバケツの中を泳いでいます。
    大分前の話しに戻りますが以前、ランチュウをマツカサにしましてパラザンDの経口投与を諦め半分にて数粒(かなり多い)与えて完治した事が1回だけあります。
    でも数週間過ぎたあたりで再発してしまいました。
    あのランチュウの時には驚いていた事を今もよく覚えています。
    多分そのランチュウ(名前:サリー)はまだ軽度のマツカサかマツカサ状態だったかなぁ?と今になり鮮明に思い出します。
    1年半位前だったと記憶しています。

    そうですか?
    やはり底砂を完全に無くしベアタンクでいくと細菌感染率も大きく減る訳ですね。
    水槽のリセットも視野に入れておけば完全ですが中々、100%リセットには踏み切れずいつもマツカサが出た水槽では飼育水だけ他の水槽からもらい新水と混ぜて対応したりウールやリング濾材などを揉み洗う程度にしています。
    黒オランダ(大分前に死亡)の時も上部フィルターのネバネバをスッキリ洗い流し飼育水を2分の1変えただけで現在はその120㎝もあれから病気と言う病気が無しでいます。
    120㎝水槽を購入したのが約4年前ですから今、稼働している水槽の中では一番古い水槽です。
    <A剤>の治療にて少しでも良い結果が出てまたそれをステップとしていけば良いと思います。

    1. オリオンさん こんにちは。
      それなら良かったです。
      <A剤>は他の薬と併用しても問題がないとされていますので治療効果を上げる為にもいい判断ですね。そのまま急変無く完治の方向に向かうようがんばってあげてください。急変させないためにも水量を多くするか、水換えを頻繁にするかが重要です。

      あまりにもマツカサが出る場合は底砂の撤去などをご検討ください。治療するより出さないように予防するほうが良いです。他にもエアレーションが十分かご確認ください。

      再発が繰り返されていると判断する場合はリセットしたほうがその後の対応が楽になりますが、一度感染症が出たくらいではリセットはしなくて大丈夫です。 僕は基本的にリセットよりもクアランティンという方法を支持していますが、水槽が多くある方は問題の出た水槽の水と濾材は全て捨てて、他の健全な水槽から濾材と飼育水を半分貰い再度立ち上げるほうが早くて確実なので、再発があるならそのような方向で・・・と言う意味です。 基本的にはお書きいただいているような対応で改善すると思います。

      時期的に今後温度が下がりだしますので20℃をきる前に水質を安定させておく事をお勧めします。

  16. 金魚部さん、こんばんは。
    やはり今日、マツカサが出た90㎝ランチュウ水槽をリセットまで完全ではありませんが飼育水を全部捨てまして上部フィルターの丸洗い掃除とウールは後日、1枚だけ120㎝水槽から移植しましてリング濾材を飼育水にて揉み洗う位にとどめました。
    この場合、水槽の水は100%入れ換えたので金魚バイコムを立ち上げの時に添加する量入れた方が早くバクテリアを繁殖させる後方支援になるので立ち上げ時の規定量を添加しても良いですか?
    よろしくお願い致します。

    1. オリオンさん こんばんは。
      はい、僕の記憶が確かならアンモニアはそれで分解されると思います。
      亜硝酸塩は検査すらしてなかったのでわかりません&他社製品のことを考慮すると多分無理です。
      また今回本当に不足するのは(水を腐らせない・濁らせない・泡立てないように働く)有機栄養細菌等ですので、これを補う最善の方法は 安定している水槽から飼育水を半分もらうことだと思います。 無理ならPSBの添加で多少のヘルプにはなります。(PSBだけでは完璧ではありません)今、オリオンさんが困っておられる問題はこの有機栄養細菌不足(水の換え過ぎなどで起きます)ですので、濾過バクテリアよりも、そちらを注意してください。

      今回の洗浄による濾材へのダメージが分かりませんが、結構洗っても直後からアンモニアゼロ、亜硝酸塩ゼロを維持できた事が何度もあります。 僕はバクテリア製品の添加は一切していません。 また逆に、綺麗に洗って半分を新品にした直後に感染症が出たこともあります。 ですので安定が確認できるまでは餌は控えめに維持してください。

      可能なら金魚を入れず(又は極度に小さな金魚を入れて)、1ヶ月水換えなしで維持できれば安定感が早期に向上します。この立ち上げはフィッシュレスタンク法に該当しますが、自前の水槽で行う場合は僕自身が何度も行っていますので安全です。

  17. 金魚部さん、こんばんは。
    コメント頂きありがとうございます。
    そうですね。
    リング濾材などは綺麗に飼育水にて揉み洗ってもバクテリアは生きていてそんなに影響は無いのですね。
    安心致しました。
    後日、ウールの方は大分汚れた物が120㎝水槽から移植出来ますので後は飼育水を他の4槽からこれもまた移植する予定でいます。
    水温が20℃(平均水温)になってくるまでに立ち上げなくてはいけませんね。
    あと〈A剤〉に5匹のオランダが入っています。
    最初に〈A剤〉にて薬浴した更紗オランダ2匹の後にあれからウロコの少しざらついている更紗1匹、素赤2匹、計3匹を〈A剤〉にて少し遅れて薬浴しました。
    今は第1グループが明日で初めての〈A剤〉薬浴から約3日目になり第2グループが明日で2日目になるところです。
    5匹共、大変元気です。
    パラザンDの経口投与をしている為、バケツ〈A剤〉の交換はアンモニアを配慮して上限12時間にて新しい〈A剤〉にきちんと交換しています。
    また永久浴の実施期間はだいたい何日位まで行えば良いのでしょうか?
    〈A剤〉の薬浴が終わったらすぐ飼育水槽に戻すのか?それとも0.5%塩水浴をするのか?
    〈A剤〉の薬浴修了後の治療のやり方をまたその事を含めまして教えてください。
    またパラザンDはキョーリンの咲ひかり(育成用)沈下の粒餌に染み込ませて乾かしそれをマツカサの金魚に経口投与をしていますが1日何粒まで与える粒の数なども教えてください。

    今日の朝、アマゾンから〈A剤〉が届きました。
    よろしくお願い致します。

    1. オリオンさん こんばんは。
      説明が悪かったようで逆の意味に伝わってしまいました。
      ロザイは洗うとバクテリアが劇的に減ります。
      水換えとロザイ交換を別の日に行う方が居られるくらいです。
      僕は好奇心からどの程度ダメージを受けるのか確認の為、直後からの水質検査を行ってきました。その結果、僕の環境では、もみ洗いした時でも言われているほどダメージが無いと分かったというだけです。多大なダメージを受けてしまうと思われていますが、そうではないケースも存在しますという事をお伝えしたかったのです。 全てのケースが同じではありませんのでオリオンさんの今回のケースがどういう状況なのか水質検査を行いご確認ください。 僕のコメントも含めインターネットの情報は個人の経験に過ぎませんので一定条件下では正しいかもしれませんが必ずしも全員の環境で同じ事が再現できるとは考えないでください。 必ずご自身の環境ではどうなのか?を確認してからご判断ください。(全てにおいて例外なくです)

      (A剤)は塩水浴や薬浴と同じで7日を目安にしてください。
      この時点で完治していない場合、継続するか中断するかは 金魚の状態をよく観察して飼い主さんがご判断ください。このような条件判断がオリオンさん独自の環境下での正しい処置を選べるようにしてくれますし オリオンさん独自の経験や知識となります。
      参考までに僕は怪我や病気の見た目よりも金魚の泳ぎの強さや食欲の強さが戻れば飼育水に戻すことにしています。不安定な薬浴よりも安定した飼育水で清潔なフィルターも作動している中で治すほうが良いからです。 ただしマツカサは9割交換とか100%交換とか言われるのでその場合は本水槽に戻さず治療専用タンクで治療します。

      パラザンDの薬餌は経験無くて分かりません。
      白点病が塩水浴で治せると分かってから薬は使用しなくなりました。 ただ、塩だけでは救え無い事が出てきたので(A剤)など幾つかの薬を採用しようと考え現在データを採取中です。その中にパラザンDは入っていません。 マツカサも今のところ早期対応の為か(A剤)だけで完治させられているのでそれらの治療法を試すチャンスも無いまま現在に至ります。

  18. 金魚部さん、こんにちは。
    今朝、マツカサの出た90㎝水槽に120㎝水槽、60㎝水槽2槽から飼育水を移植しました。
    量は丁度、半分です。
    後は昨日入れて濾過を回していた真水です。
    50%50%なのでバクテリアも水中のバクテリアも最低限確保出来ました。
    リング濾剤などは揉み洗うと言うよりすすぎ洗い程度でしたので割りと安心した状態と思います。
    アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩をチェックする上で何粒位、人工餌を入れておけば良いのでしょうか?

    やはり更紗オランダ3匹、素赤2匹全てウロコが開いているかざらざら状態です。
    やはり感染率が高かった様です。
    水槽を8槽から5槽に減らした分、他の水槽から貰える飼育水が限られてしまうので大変でした。
    ベタの水槽で言うと亜硝酸塩はいつもゼロでアンモニアも0.25mg/Lになった事も無いくらいなので硝酸塩濃度をチェックして10mg/Lなので水換えを延ばした結果、ベタ用外掛けフィルターの内分に白い粘膜の様な乾くと丁度、温泉の岩などにこびりついた物質が段々無くなりましたので水換えの頻度が多く有機栄養バクテリアの不足などの原因だったと思います。
    ベタ達も元気に暮らしています。

    後は〈A剤〉の力を信じてマツカサの治療にがんばるだけです。
    金魚部さんは〈A剤〉使用のマツカサの治療の時に衰弱防止の為、給餌はしていないのでしょうか?(極微量です)
    マツカサ治療の時には基本的に〈A剤〉使用のみで平行して使う薬などは例えばどんな種類ですか?
    またアドバイス下さい。

    今、PSBはシマテックのボトルタイプのが手元にありますが立ち上げ段階の飼育水が有機栄養細菌の不足時にはボトルに書いてある規定量を投入すれば良いのですか?
    プラ舟の治療中でも水量にどれだけと割り出し投入すると水が腐る時などには有利ですか?
    また幾つかの質問になり申し訳ありません。
    よろしくお願い致します。

    1. オリオンさん こんばんは。
      (A剤)で治るマツカサの原因は
      今判明しているものなら
      ◆急性の拒否反応関係と
      ◆腎臓機能障害で水が外に出せない場合(おぼれかけている状態、お腹が膨れるブロート状態)です。 
      それ以外は原因を突き止めて原因別の対応が必要です。 
      転覆病と同じく原因が多岐に渡りますので(A剤)により変化が無い場合は別の原因だと思います。
      ※(A剤)は浸透圧調整を助ける薬ですので殺菌効果はありません。

      ベタに関しては分かりませんが、外がけフィルターの水分蒸発部が白くなるのは普通です問題は全くありません。バクテリア添加剤もそうですし、化合物も水溶性のものは溶けてイオン状態なら透明ですが乾くと白くなるものがあります。普通の水道水でも、温泉水でも溶けているものが水分の蒸発で固体化すると白い結晶となり可視化されます。塩も(A剤)も白くなります。 
      ピンク、紫、黒の場合は問題があると思ってください。

      水質検査のために餌を入れる必要はありません。 逆を行ってください。
      飼い主さんが行いたい量で餌を与えその判断が正しいか?多すぎるか?を確認するのが水質検査の役目です。
      いつもどおりに餌を与えて検査で異常値が出れば水を換えて今後しばらくは少なく与える・・・そんな使い方をされると良いと思います。

      僕はマツカサに関しては給餌してません。全て(A剤)毎日交換で数日で治っています。 1回だけ水量多めで数日引っ張りましたが、毎日交換のほうが慣れているので僕自身の安心感もあり温度が高いこの時期はそうしています。 そもそも普通の餌を薬餌にするのは無理を感じる点が多くできれば避けたいと考えています。(他に方法が無ければやると思います) アメリカにクリルベースのマツカサ用の薬餌が売られていてこれを友人に買って送ってもらおうかとも思いますが、現在ツイッター以外に連絡方法がないので二の足を踏んでいます。ツイッターした事がないので・・・

      僕のところのマツカサとオリオンさんのところのマツカサはどうも原因が違うものに思います。 僕の所でマツカサが出るのは新入りだけですが、連れて帰った次の日とか水を換えた次の日とかに出るので急性の何かです。 それには(A剤)が効果的なようですが オリオンさんのところでは変化が無いようですので別の原因を疑ってみてください。 また治療方法が良く分からない間や、経験が無い間は 全員まとめて治療するのではなく 可能な限り条件を違えて治療してどの条件の金魚が生き残り、どの条件が死ぬかを調べたほうが将来同じ問題が出た時により良い対応が出来ます。 特にマツカサ病に関しては水質が最重要ですので5匹同時に同じ水槽に入れるのは怖い気がします。

      残念ですが他の薬に関しては危険なので自分で十分に試すまで勧められません。 (A剤)は欧米で使われており古い本にも出てくるので安心ですが、他の薬はオキシドール以外は全て中国のサイトから得た情報で同じ薬が日本に無い場合、成分を調べて代用品の中から薬剤師や医師の免許無しに買えるものを選びました。 比較的新しい薬なのかどうか専門外なので分かりませんが、古い本に実験結果が出ていないのです。 メジャーな消毒薬は昔の本を読めば濃度や時間が全て調べてあり どのくらいで金魚が死ぬのか書かれていますが、それに名前がないのです。ですので安全なのかすら分かりませんし中国語は理解できないので全て自動翻訳頼りなのでこれらはあせらず時間をかけて判明させていき、十分に理解できたものから試そうと思います。

      PSBは入れすぎないほうが良いと思いますので 新しい水に対しての規定量がお勧めです。 古い飼育水は含まずです。 プラ舟などまともな濾過が無い場合はお好きなだけ入れられても問題ありません。 上部濾過などで維持している水槽に入れるときだけ注意して下さい。

  19. 金魚部さん、こんばんは。
    今日は今ある5槽の金魚水槽から更に規模を縮小しまして金魚水槽を4槽にまで減らす作業に朝一から追われていました。
    90㎝を無くし今は全て太陽光の良く当たる場所に引っ越しました。
    120㎝/60㎝スタンダード/60㎝らんちゅう水槽2槽にて全ての金魚達も引っ越しです。
    やはり水の換えすぎによる小さな気泡が上部フィルター内に溜まっています。
    全ての金魚飼育水槽はアンモニアゼロ/亜硝酸塩ゼロ/硝酸塩は10mg/Lから25mg/L以内で特に120㎝は10mg/Lと低めでした。
    上部フィルター内の気泡は60㎝スタンダードと60㎝らんちゅう水槽に目立ち硝酸塩濃度も10〜25mg/L以内でした。
    明日の水換えも少しずつ遅らせてやはりPSBの添加+硝酸塩濃度の可視化による水換え時期の調節で良いのでしょうか?
    今は8槽から4槽になりまた細かく飼育の目が行き届く様になり安心しています。
    よろしくお願い致します。

    1. オリオンさん こんばんは。
      まずPSBに関しては補助的に入れるイメージでご利用ください
      相手はバクテリアですので温度、水質、その他の条件で効きも違うので常に同じような結果になるとは限りません。 つまり 無しで何とかなるようにプログラムを組み そこに添えるように少し入れる感じが安心です。

      120cmの水量での経験が無く安定にかかる時間やその過程が分かりませんが、60cmでも一度バランスを崩すと1ヶ月近くかかるので時間をかけて安定させてください。
      大きな金魚が多いと難しいと思いますが餌を極力少なくし水が無駄に富栄養化しないようにしてあげてください。砂利やアクセサリーのような雑菌が繁殖しやすいものは安定するまで入れないのも重要です。

      ろ過の安定と水全体の安定は密接な関係があるものの同一ではないのでアンモニア・亜硝酸塩ゼロで硝酸塩が微量でも赤班病が出ますので富栄養化させないように餌を減らし必要な水換えを行う事が大切です。 補助的にPSBは効果的ですが頼りだすとNGです。 またこれからは条件が良くなりますが酸素が重要です。特に青水や水草が太陽光により光合成で出す酸素は空気中のものよりもピュアなので雑菌退治に有効とされていますので太陽光の当たる場所に置くのは良いです。 夏場は日中の太陽は強すぎて金魚に良くないですがこの先の季節はOKです。

      時間をかけてじっくり対応してあげてください。

      余談ですが外で濾過も無くエアレーションも無く飼育していた金魚達。
      最後の5匹を最近室内に入れましたが病気も無くとても元気です。
      大きな違いは人工餌をあまり与えていない事です。
      人工餌は栄養のバランスはいいですが水に溶けて富栄養化させやすいですのでプランクトンや苔や水草など水を悪くしない自然の餌を多くすることをお勧めします。

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