【三種の神器】藻・苔・青水を劇的に早く作る方法

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水草の管理中にアイデアを思いつき、試してみたら上手く行きましたのでご紹介いたします。

確認実験
<水草の有無による違い等の考察>
条件
◆直射日光が少なくとも1日数時間当たる室内(できれば直射のある屋外が良い)
◆1日の平均水温が20℃以上(OR ほぼそのレベルにある)
◆生物濾過が完成している飼育水&1週間以上水換えしてない がある
※水草を入れれば塩素すら抜いていない水道水でスタートしても結果が出る
 (苔が出来る)事が確認できています。
※硝酸塩が多く含まれる飼育水のほうが緑系の成長プロセスを促進する
 と思われるので、有利と思いますが、これは時間だけの問題です。
 以下の実験で取り扱う別プロセスでも全ての役者は揃います。

を前提条件にします。
どれか欠落していても最終的には結果が出ると思いますが
結果が出るまでに時間がかかることがあると思います。
(つまり 劇的に早く作る が成立しない事があります)

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▲同じ容器を2つ準備し、上記の条件の飼育水で満たします
mo_setup002
▲何処からとも無く水草をとりだします
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▲片方だけに水草をハサミでできる限り細かく刻んで入れます
mo_setup004
▲よくかき混ぜて分散します

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10日経過したら・・・ (10 days later)

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▲ワッラァーーー 約10日後に この差! です
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▲何も入れていない右も少しだけ黄色みをおび、
輪のように苔らしきものが薄く出始めていますが
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▲水草を入れた左は底の部分は既に苔に覆われ始めています
同じ飼育水でもこれだけの差が出ます。
mo_setupB01
▲刻む派 VS そのまま派
mo_setupB02
▲2週間後の結果
この差はあまり大きくありませんでした
※温度差などの条件で結果が大きく変わります。
温度差が大きな季節だと、水草は劣化して溶け始めます
その場合は刻まなくとも同じ結果になります。
でも温度変化が少ない場合は刻むほうが有利です。
mo_setupB_uncut
▲今回(実験は4月中旬に実施)は刻まないほうでも多少の苔や藻の基礎が出来ました
mo_setupB_cut
▲刻んだほうが全体的に細かく広がるように分布しました

このように飼育水だけではなく水草を種とすればゼロからでも素早く作ることが出来ます。
今の時期なら1週間~2週間で結果を確認していただけると思います。
※収穫はもう少し先になります

青水の場合はこれを継続しながら水だけを何度か古い飼育水で硝酸塩を補給するように繰り返せば春夏なら直ぐに青水が出来ます。

また、水草が無い場合でも、青水の沈殿物でもOKですし、苔が水槽に付いていればそれをそぎとって入れればOKです。
何も無い場合は 水草を入手していただくのが最も簡便だと思います。
このときの水草は何でも良いと思います。
僕は量の割りに安いからカモンバを利用しています。

ちなみに入れる量ですが
5Lに対してカモンバ20cmほどを1本程度で十分です。

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▲あとは容器をあまり綺麗に洗わないように
軽く取れるゴミだけ除去して更新していけばどんどん収穫できます。
でもあまりレイヤーが重なると下のほうの古い層が嫌気環境になるので
苔やバイオフィルムは分厚くなる前に除去して新しく作ることをお勧めします。

でも実は・・・
これはもっと大きなネタからのスピンオフ記事です。
実際はこの先に目的のモノがあり現在それを確認する為の実験中です。

ここまで読めば 気付いてしまう方も多く居られるかもしれません。
僕自身も上記のプロセスを見ていてあるアイデアを思いつきました。

上手く行けばすばらしい事が ”ラクラクで” 可能になりますのでお楽しみに!
現在、仮説を証明する為の実験中です
多分あと1ヶ月~2ヶ月でその是非が判明すると思います。

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▲稚魚達もこの結果に興味津々です・・・多分

「【三種の神器】藻・苔・青水を劇的に早く作る方法」への4件のフィードバック

  1. 有機物があれば良さそうなので、金魚の糞を入れるのが良いようにも思います。
    ただ雑菌も繁殖するかもしれませんが。

    1. takeさん こんばんは。
      糞という発想はありませんでした。
      なるほどですね。
      糞の事ならおまかせ! という訳ではありませんが
      僕は餌ごとにグループ分けして糞を容器にいれたまま1週間~2週間経過させてから捨ててます。
      主に餌ごとの分解状態、カビの有無(消化不良を判断)を確認する為です。
      だから手元にサンプルが多くあるので約2週間経過した糞を早速撮影してみました。
      金魚部屋はもう暗く金魚達は寝ているので仕事部屋で撮影しました。
      金魚の糞
      ▼その拡大写真
      金魚の糞
      確かに苔らしきものが増え始めていますね。
      これは間もなく捨ててしまいますが糞からもできそうですね。
      >雑菌
      確かにこの問題はどうなるか分からないので不安ですね。
      ちなみに、大丈夫とは思いながらも何と無く怖いので
      これらの糞に湧いているユスリカの幼虫は与えずに捨てています。
      特に今は餌は他にも豊富にあるのでリスクは負わないように・・・と考えています。

  2. なるほど、切り刻み水草ですか。結果が見違えるように違いますね。
    我が家は根拠なく水草を各コンテナに浮かべていましたが、それでもないよりは早く青水を作れた気が致します。
    また、外にある金魚水槽(900×600)は2〜3年前から足し水のみなんですが(エアレもなし)、金魚たちは夏も冬も乗り切ってます。水は緑色ですが、澄んだ水です。緑色の沼みたくはないです。
    つまり、稚魚たちのコンテナみたく濃くはない。
    年中外に出しっぱなしで、日照時間は午前中3〜4時間、餌は週に2〜3回程度なのに、毎日給餌して安定した環境で飼われている室内組と体格の差があまりないんですね。
    飼育水が青くても澄んでる(ガラス内面はコケだらけ)理由は自然発生するかなりの苔や藻を野外組は食べているからだと思います。
    野外水槽は上見用に設置しているのですが、底までクリアです。
    もちろん、金魚たちの背中もクリアに見えます、
    室内窓際の稚魚コンテナは数センチ先は苔で見えないほどの青水です。

    1. オアナーザさん こんばんは。
      文章を書く仕事が続いたので 少しブログから遠のいておりました。
      お返事が遅くなり申し訳ございません。

      僕も今はコンテナ2つだけ屋外に置いています。
      もともと青水で仕込んでいるので青水ですが
      特に室内との違いは無いです。
      (当たり前といえば当たり前で、外の2つのコンテナと室内のコンテナは距離にして20~30cm程しか離れてません。間にあるのは網戸1枚。外の2つのほうがほんの少し日当たりが良い&風が直撃です。 わかりやすく言えば、もともと室内コンテナが通常の屋外に設置されてるのにかなり近い状態なんです。)

      最近は おいしい餌を与えると苔を食べない稚魚が増えたので
      外の金魚は餌をあまり与えないチームにしました。
      おかげで苔をガンガン食べるので糞は100点満点の濃い緑でブツブツに切れるという状態で最高です。
      でも餌を少ししか与えていないから、室内のコロコロのチームに比べると太らないし大きくもなりません。 長生きしそうな健康体形ですが、もう少し肥えてくれないとウチの子じゃありません的な・・・

      >稚魚たちのコンテナみたく濃くはない
      メダカのいる睡蓮鉢やビオトープでもそのようなバランスを絶妙に保っている例がありますよね。
      苔・藻・青水を作る時に、最初の最初(タネ無しで)青水になる条件は明確には説明できません。 少しでも緑色が出だせば濃くする方法は分かりますが、最初のその少し色づきが全くおき無い事もあります。 ただ全てが同時に戦うと青水の圧勝になるので、苔が欲しい時は青水にせず透明を維持する事にして、少し黄色くなれば水を入れ換えて維持するという知恵はつきました。

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