【稚魚の餌】 ブラインに代わる秘密兵器

《2014.05.01 all contents have been revised》
油膜
孵化から1週間以上が経過しましたが、死亡したのは5匹だけでした。
ブラインなどの餌を一切与えていないのでもう少し多く死んでいくと考えていましたが思いのほか死にません。
軽く100匹以上孵化している事が確認できているのでこの時点で消費税率よりも低い死亡率といえます。
うまく運用すればこの方法で全く新しい稚魚飼育の道が開けると思いますので 
未だ未だ間に合う今の時期に取り急ぎレポートします。

話を進める前に
選別や淘汰に関しての重要な問題
僕の場合の話ですが、ブラインやボウフラは孵化したら直ぐに生きたまま金魚に食べさせるという残虐な行為を罪悪感を感じずに出来ますが、金魚の稚魚に対しては物凄い罪悪感を感じます。
これまでの2回の経験から ヒレが全て整い金魚の形をしてから僕のほうを見て水面でパクパクするようになると可愛らしくて殺せません。
安楽死させる為の薬も買いましたが、奇形魚でも手をかけることが出来ませんでした。
結局、孵化した金魚を全て育ててきたのですが、300匹も飼育すると殆ど”業者”みたいになり通常の生活が送りにくくなります。
あの時は、調べたい事が多くあり、中途半端に繰り返す事になるよりここでしっかりデータを取ろうと決めて行いましたので仕方がありませんでした。
おかげで多くのことを学ぶことができたので良かったのですが、問題があります。
綺麗で元気な金魚は里子に出したり業者さんに引き取っていただいたりできますが、奇形魚は死ぬまで面倒を見てやる必要があります。
僕は現在、全ての奇形魚(コロコロセブンを除く)を1つの水槽に入れて大きくならないように餌を調整しながら育てています。
年々大きくなってきてますが、何とか60cm水槽1つで維持していく予定です。
この様に、大きくしてしまうと”殺す”という決断が出来ない人は多いと思います。
ですので余ほどの覚悟(場所や時間や経費を掛ける覚悟の事です)が無い限りは、1つ2つの水槽で最後まで飼える程度の数に早い段階で減らす事をお勧めします。
僕にとっては初期のヒレも尾も完成していない今こそ、(罪悪感は感じますが)親に食べさせるなどして選別できるギリギリのラインですのでこの段階で少しでも弱そうなものや奇形の疑いのあるものを選別していきます。

2014_chi_otamajyakushi
ここで話を戻しますが、今回はブラインを一切与えずに飼育する方法を試してみようと思いスタートしています。
僕の予想では、この方法なら初期に餌が取れなくて死ぬ稚魚が多く出て生き残った強い稚魚だけを大切に育てていけばよい という流れになるはずでした。
しかし、緑の餌だけで意外にも殆どの稚魚が元気に育ち始めており早いものは既に頭がおたまじゃくしの様な丸い形で大きくなってきています。
また成長スピードは遅いと予測していましたが既に胸鰭が確認できる個体もいます。
くどいですが、人工的な餌は何も与えていません。

ここまで手間も苦労も無く楽々状態で
気が向いたら様子を見に行くという感じで勝手に育ってくれます。
この方法は忙しい方でも出来ますのでお勧めです。

もちろん普通の状態で何も与えていなければ死んでしまいます。
容器がピカピカ、水が透明という何も無い状態(=直ぐ餓死します)ではなく
餌になるようにと、
全ての容器には
金魚部三種の神器
◆青水(又はその沈殿物)
◆苔
◆藻&水草(又はその沈殿物)
を入れてプランクトンなどを食べるように仕向けています。

この方法のメリットは
◆細菌類も含む水中の産物を食べるので強く育つ
◆全て水中に存在してOKのものなので水が劣化し難い
だから
◆毎日の水換えが不要(親と同じような周期でOK)
◆1日3回の餌やりが不要
◆毎朝ブラインの容器を洗って次の準備とかしなくて良い
◆ブラインが沸かない日に青ざめなくてすむ
だから
◆会社勤めの方でも妙にこの時期 ”病欠” が増えることが無い
など数え切れません。

結局、今までのブラインでの飼育の苦労は何だったのか?と思うほど楽に管理できるので急いで大きくしなくてはいけない方以外の皆様にはお勧めです。
稚魚飼育環境
▲金魚の稚魚をより自然に近い環境で育ててみようと用意した環境です

ここで改めまして
稚魚の初期餌
に関して
孵化直後はお腹の袋の中の栄養で生きるので数日は餌が要りませんがその後は何か食べさせないと死にます。
ここで
◆ブラインシュリンプ
が最もポピュラーな初期餌の選択肢で多くの方がこの方法を選ばれます。
でも毎朝地獄です。
何でも1度は経験しておくほうが良いと思いますが、毎回こんな事をするのは避けたい苦行です。
また昔は
◆卵の黄身
も与えてみた事がありました。
ボイルして硬く茹でた卵の黄身を細かく溶いて与える方法ですが
ブラインより食いつきが悪く、水も汚れやすいので初心者には負担が大きいので僕は続けられないと判断し辞めてしまいました。
ブラインが沸かない時など緊急時に与える餌として知っておくと良いかもしれません。
でも水質は極度に悪化するので 全換え が基本です。
※でも親にはベストな生餌の1つとして良く与えています。

ところで日本では金魚の稚魚といえばブラインシュリンプと相場が決まっていますが
これらは忍耐強い日本人だから出来る事で
欧米の人はまず無理だろう・・・と思いアメリカやイギリスの本を読んで調べた結果
ブラインも出てきますが、実は色々な選択肢がある事がわかりました。
中でも去年偶然見つけた1つの餌がずっと気になっていたので今回は徹底的に調べてみました。

それは
◆イソフゾリア
と呼ばれる原生生物で、ブラインの餌にもなるというほど小さいものです。
比較的簡単に増やせるようですし、澱んだ水なら何処にでも発生するものなので手軽だとも思いました。
中でも注目したのは腐りかけた植物が水に接している部分に多く発生する・・・・
ここで金魚部3種の神器の沈殿餌が使えるのでは?と思い全ての容器に入れているわけです。
他にも劣化しかけの水草(茶色くなって溶け出している部分)も発生源となるようですのでこれらを大量に投入してスタートしました。
基本的に容器は全て池の底を模倣するように作り様々な種類の餌が存在している だ ろ う・・・と思っていますがどれか1つだけが有効なのか?全てが何らかの餌になっているのか?までは判明してません。
とはいえ、消費税率よりも低い死亡率でここまで来たので作戦は成功です。

イソフゾリアは主にゾウリムシなどを含む原生生物で小学生でも簡単に増やせる方法が多く公開されています。
ネットでも理科の百科事典でも調べられますので興味のある方はご覧ください。
きっと皆さんそれぞれに適した方法が見つかると思います。
簡単に例を挙げて置きますと、
採取は
澱んだ水が溜まる場所、花などを入れたままにしている花瓶の水等から可能
培養は
米を使う方法、葉物野菜を使う方法、わらを煮出す方法など世界中で多くの方法が考案されています。
また
卵を購入してブラインのように孵化させる方法もあります。
こちらは塩水もヒーターも要りませんし毎朝容器を洗う必要も無いです。
これに関しては既に購入済ですので良い結果が出たら、別に記事にする予定です。

yumaku
▲このような油膜はイソフゾリアの死骸で構成されているようです

ちなみに5匹の死亡のうち4匹は孵化した容器に居たものが死んだので、他の容器は孵化後に準備したものだけど、これだけは卵の時から使っているので、孵化後の卵の殻などで水質が悪化したのか?と思い水質検査しましたが総アンモニア、亜硝酸塩は共にゼロ、硝酸塩も溶存酸素も正常値でしたが雑菌の繁殖が怖いので2/3の水を入れ換えました。これが唯一の水換えで、その他容器は孵化から現在まで水換えしてません。
まあ、そろそろ水換えしようとは思っています。

他にも今回は使用しませんが
◆液体餌
というものも販売されており稚魚が人工餌を食べられるまでの期間の飼育をカバーできるようです。
◆カラーコーディングされた冷凍餌
も説明書の指示通りに色の違う餌を毎日与えるだけで稚魚が育てられるというものもあり
海外勢は病気の治療や解明だけでなく、この点でもかなりリードしているようでした。

そして、稚魚が少しだけ大きくなると
2次餌
の出番です。
最も手軽なのが
◆冷凍赤ムシ
解凍するだけで与えられるので簡単です。
でも2次餌で最強なのは
ボウフラユスリカの幼虫
これは2年前に恐る恐る与えて最も元気だった青コンテナ組を転覆させたので良くないと判断していましたが僕が間違っている事が分かりました。
<追記>
2年前に与えたのはボウフラで間違いありませんが、今回与えているのはユスリカの幼虫でした、上記はボウフラに関しての話です。
</追記>
調べていて、あまりに絶賛する人が多かったのがこの餌でイギリスのブリーダーさんなど魚を大きくしたい人たちが最強の餌と呼んでおられました。
他のどの餌よりも早く大きくなるそうです。
<追記>
上記はボウフラに関して書かれていた記述でこの部分は正しいです
</追記>
そこで詳しく調べて判明したのが与える時期の問題です。
僕は幼虫の状態で与えていましたが、2次餌としてはその前の段階である、まだボウフラの形になっていない赤ムシのようなときに与えるようです。
<追記>
もとの情報は生き餌に関して三大餌のようなものが紹介されておりました。
それらは全て英語の名前と精密なイラストが描かれていました。
ブラインとボウフラは見て分かりましたが
メデューサの頭みたいなものが何か分かりませんでした。
そんな中、ユスリカの幼虫がどんどん増えてきたので稚魚に与えたら
食べた稚魚がどんどん大きくなったので、それがボウフラの赤ちゃんと勘違いしたままの僕は
「ボウフラも2年前は消化不良多発で駄目だったけど、あれはダースベーダーみたいになってたからだ・・・赤ちゃんのうちなら凄く言い結果が出るなぁ・・・」と全開で勘違いしてました。

</追記>

baby_boufura
確かにこれなら生きた赤ムシということで消化吸収共にとても良さそうです。
サイズも通常の冷凍赤ムシの1/5くらいなので小さな稚魚でも食べられそうです。
ですので今年はこのタイミングが来たら採取して与えてみます。
<追記>
冷凍ではなく生きた赤ムシなので上記のような結果が出て当然でした。
大きさが小さいのは初期だからなのか、アリのように大きな種類とか居るのかは知りませんが、現在採取できているものは多くが非常に小さくて、稚魚もラクラクと口に入れられます。

</追記>

ただし僕は金魚を大きくしたくないのであくまで生餌で強く育てる事を目的に少量だけ与えます。
the_sign_of_boufura_inside
ちなみにこの写真のような模様があればその中に住んでいます。
長く掃除していない上部ろ過装置の中のスノコの下の部分などに良く見られます。
また金魚が行けない部分、又は長期的に金魚を出したまま運用している水槽に多く発生します。
理由は単純で春になれば蚊はそこらじゅうの水溜りに卵を落としますが
金魚が居れば大きくなる前に食べてしまうので通常金魚がいける場所では見る事はありません。
<追記>
以上、全てユスリカの幼虫(通称 赤ムシ)に関しての記述です。
</追記>

◆ミジンコ
これも本格的に増やすとなると奥が深いようで今年は手を出さない方向ですが
水草に付いて来る少量のカイミジンコやケンミジンコを少しだけ増やして与えてみようと思います。
ミジンコで金魚を大きくするとか育てるというほどの量は僕には増やせませんがこれも生きた餌のバリエーションにと思っています。
kencyan
▲今回はケンミジンコらしきものも見つかりました。

金魚が生まれてから120日の飼育でその後の全てが決まる

と言われています。
この時期に、
◆免疫力など病気に対する強さ
◆体形や大きさなどの見た目
◆肉瘤などの成長レベル
など多くの重要な要素が決定付けられる120日なので
僕は目標である元気に10年~15年生きられる金魚になるように
それに寄与する条件を整えてこの120日を過ごさせようと思っています。
ですので今回は
◆主に自然の餌や生き餌を与え免疫力の強化
◆水深は抑え気味で十分な浮き袋の発達の促進
◆変化が激しい5Lコンテナでの温度耐性の強化
などを意識して育てる予定です。
これまで大切な金魚はより良い条件で”守る”事を重視してきましたが
ここに来て、2号3号が温度耐性が極度に低くなり、少し下温すればフラフラしています。
20℃を超えれば直ぐに正常に戻るので今は大丈夫ですがこのままでは次の秋冬が怖いので
これからの半年で強くなるように何かしないといけなくなりました。
この事からも、高齢化して手遅れになる前に手を打てるようにしたいのですが
できれば元気なまま10年以上は生きてもらいたいので初期の飼育で違いが出るのか?知りたくなった訳です。
結果は何年も経たないとわかりませんし、10年後に間違いが分かってからやり直すのでは僕の寿命が先に尽きてしまい答えが分からないので、今のうちに幾つもの条件で育った金魚を用意しておく事にしました。
気の長い話ですが、金魚飼育の場合、仮説が外れたらまた1年かけてスタート地点から・・・なので、無駄になっても良いので思いついたときに試しておきます。

海外では携帯用のレントゲンも売り出されている時代ですので、テクノロジーが全て解決してくれる日のほうが先に来るかもしれませんが・・・、性格的に思いつくと試したくなるのと、毎年同じことの繰り返しをするのが苦痛なので常に何か新しいものを取り入れて好奇心を倍増させて毎回初めてのときのようにドキドキワクワクして過ごしたいので、このように毎回テーマや方向性を変えてやっています。大変ですが、学ぶ事も多いです。

「【稚魚の餌】 ブラインに代わる秘密兵器」への15件のフィードバック

  1. 以前から良く拝見させていただいております。
    金魚についてこれまで情熱を研究・飼育に傾けられ、詳しく述べられているサイトは他にございません。
    とても勉強になります。
    我が家でも和金を中心に飼育しており、晴れて今春二度の産卵に至りました。
    すでに稚魚がわんさか孵っております。
    我が家でも青水による管理ですが、ブラインシュリンプを使用せず、コケとバクテリア剤を給餌しております。時々、稚魚用の人工飼料も与え、透明の身体に色のついた人工飼料が透けて見え、きちんと食べていることを確認致しました。
    200尾ほど孵っておりますが、今後小赤サイズぐらいまで育てることができるのか、その技術は難しいのか試行錯誤です。

    ピラニアと金魚のブログを運営しております。
    もし、宜しければお越しくださいませ。

    1. オアナーザさん こんばんは。
      そうですか、考える事は同じですね。

      このままで普通に大きくなることはこれまでの調べで問題ないと思いますよ。 今は未だプランクトンとかミジンコの赤ちゃんとか食べてるようですが直に苔とか沈殿物を食べるはずです。 イギリスの専門誌では池の中に入れたままで何も与えず大きくなってましたし、ある養殖場さんでも「ブラインなんか与えませんよ(笑」とおっしゃってました。 ベテランのブリーダーさんから教えていただいた事は一切ネットに出せないのでブログには書けませんが、ブラインで育てる方法というのは幾つもある選択肢の1つだという事でした。 求める体形によってはブラインはNGの場合もあるようです。 ベテランのブリーダーさんは極限られた範囲の交流しかもたれない方も多く、ネットもされていないようですので殆ど情報が流れないので知られていないだけのようです。 また調べていくと餌になるものは、かなりの種類あるようで、ぶっちゃけ何でもあるものを食べて大きくなるという印象です。 さすが金魚ちゃん、雑食だけに頼もしいです。 道中、”稚魚にどんな人工餌でも食いつかせる方法”なども見つけましたがネタが尽きれば試すかもしれませんw

      そんな訳で、個人的に心配していた最初の1週間を無事に乗り越えたましたのでほんとに安心しました。 とはいえ、プカプカ浮いて全滅とかしてないか?毎朝パトロール実施中です。

      僕は今後、これまで当たりをつけてきた生餌の中で、どうしても初期餌として試したい生餌がいくつかあるので人工餌は未だ未だ与えずに生餌を試していく予定です。(水が汚れやすい生餌での水質管理をする時間があるかが微妙ですが)
      これらは今後投稿予定の記事 『オペレーションラズベリー』 の一部として実行する予定です。

      ブログ拝見いたしました。
      僕の飼育環境よりも、遥かに自然な感じでいいですね。
      水草も植えられていてこれならグングン育ちそうですね。
      大きくしたいと書かれてますが、その場合はブラインやボウフラや赤ムシを与えるほうが良いと思います。 初期の成長でその後の伸びが決まるようです。 僕なんかは大きくしたくないのでこの事を念頭においてこれまで初期の餌を控えてきました。 今年は一部で違うアプローチをするかもしれませんが、大きくしたくないので急成長したら抑制するつもりです。

      ・・・という予定です。 初めての事をする時は、分から無い事も多いのでその都度考えながらやります。

  2. すみません。連投です。
    もし、宜しければこちらのサイトをわたくしのブログのリンク欄に加えさせていただけませんでしょうか?

    1. ありがとうございます。
      僕のほうもリンクに加えさせていただきました。
      それでは、今後とも宜しくお願いいたします。

  3. 早速のご返信、ありがとうございます。
    そして、わたくしのブログにコメント、リンクに加えて頂いて光栄です。
    金魚部さまの緻密な観察、実験、飼育を見るにつけ、わたくしの飼育を鑑みながら、わたくしも出来るだけ学ぶ姿勢で飼育魚たちと向かい合っていこうと思います。
    さて、わたくしは今春初めて金魚の産卵に遭遇しましたが、もし可能ならば自分で育ててみようと思いつき、慌てて養卵器を作り、卵を隔離し、青水を作りました。
    とはいえまだ、気温がさほど高くなく青水の育成がスローリーです。
    熱帯魚ショップに行き、ブラインシュリンプを買い求めようとしましたが、その作成法(塩水で水温を上げるてシュリンプを育成する)を聞いただけで、なんとなく面倒くささ(笑)と、もしかしたら稚魚たちが食べ残したものは死骸となり、水を汚しかねないと思い、諦めて、そして金魚部さまのようになるべく自然で出来るバクテリアとコケで稚魚を育成することに決めました。

    我が家で孵化した金魚は出来るだけ大きくしたいという意味ではなくて、出来るだけ多くの稚魚を無事に育ててみたいという意味で、その趣旨は金魚部さまと同じで大きさにこだわるよりは健康体を育成する方向でいきたいと思います。
    なお、水草ですが、植えているわけではなく、親魚の産卵のために入れておいた水草を卵ごと隔離し、観察しやすいようにアクリル容器に浮かべているだけです。
    しかし、水草の一部は中で発生したバクテリアのおかげか溶け(バクテリアが食べて)、水質になんらかのアプローチをしている模様です。

    我が家の今朝の稚魚たちは死骸になった者はいませんでしたが、第1弾・第2弾ともに合わせて十数尾は死にました。全体の3~5%ぐらいです。
    カビの生えた無精卵と稚魚の死骸はスポイドとピンセットで取り除き、なるべく生きている者(稚魚・水草・水・バクテリアetc)のみで容器の中に生態系が出来るようなビオトープを作るのがわたしの目的です。

    今後とも金魚部さまのこのサイトを参考にさせて頂きながら、わたくし自身も何かしら我が家から発信できればと思っておりますので、どうか宜しくお願い致します。

    1. オアナーザさん こんにちは。
      水草はそういうことでしたか。
      大きな葉が写っていたのでジャングルのようにされているのかと羨ましく思っておりました。 ビオトープはいいですね。 いつか大きな規模のものを作ってみたいです。 今回に関しては、上から見る容器(コンテナやトロ舟)だと成長の観察がしにくいので水槽みたいに横から見える方法を模索中で、小さなものなら数日で作れるので、ガラスを切ってもらって自作で作ろうかとも思いますが、現在はとても不安定&不規則な対応が必要な仕事をしているので企画倒れになるかもしれません。
      僕のほうは不定期更新で
      お返事が遅くなる事も多々あるかもしれませんが
      どうぞ宜しくお願いいたします。

  4. 初めまして。子供のころから金魚が家にいたけど飼育は初心者で、まつかさ病検索で来ました。求めていたブログに出会え感謝感激です、これからも楽しみにしてます!申し訳ありませんが、専門用語がよくわかりません。『藻』の作り方ですが、飼育水とは?今の水槽の水が良いものかどうかわからないので、それで作って良いものかどうかもわかりません。お手数ですが、お時間ある時にでも、小学生でもわかるようなレシピ(?)を教えてください。4歳の娘ちゃんに悲しい金魚さんばかり見せなくてすむよう頑張ります。これからよろしくお願いいたします

    1. りこぴんさん こんばんは。
      飼育水とは金魚が居る水槽の水のことです。
      青水や苔や藻を作るときは出来るだけ長い間水を換えていない飼育水が良いです。
      その理由は水を換える時に捨ててしまう”あるもの”が苔、藻、青水を作る為に必要だからです。
      つまり長い間水を換えていない飼育水には、より多くの”あるもの”が含まれています。
      その”あるもの”とは
      硝酸塩
      とよばれる物質で、生命を生み出す源とも言われる地球上の生き物全てにとって大切なものです。
      この硝酸塩は自然界の水、雨や川の水などにも含まれており特に雷を伴う雨の時に多く含まれるとアメリカの科学番組で言っていました。
      とはいえ雨よりは飼育水、特に金魚を飼育している水に多く含まれます。
      これが出来る過程を簡単に書きますと
      餌をあげる>>>糞をする>>>糞が分解されアンモニアが出る>>>アンモニアが亜硝酸塩になりその後硝酸塩になる
      このような流れでどんどんと硝酸塩が作られてますが、金魚はメダカなどと比べると物凄く多くのアンモニアやその源を出しますのでその分 飼育水内の硝酸塩が濃くなりやすいのです。
      この硝酸塩はあまり濃くなると金魚に良くない環境に変化するので適度に水を換えて捨てないと金魚が死にやすくなります。 
      また、死ななくても病気にもなりやすくなります。
      だから
      水を換えてこの硝酸塩が増えすぎないようにするのです。
      ここで話を戻しますが
      硝酸塩が濃ければ濃いほど苔や藻が発生しやすくなります。
      それは苔や藻がこれを消費して増えるからです。
      ですので水を換えた時に捨てる飼育水を捨てずに桶やタライに入れて太陽が良く当たる場所に置いておけば苔や藻が発生します。
      また苔や藻にならず青水になることもあります。
      これは条件次第のようですが基本的に苔や藻が増える為のタネがあれば苔や藻が増えるのが先に起きます。
      僕の経験では苔が増えることが多いですが、青水の中に急に藻が繁殖する事もありましたし、他のものは何も出来ず青水が出来た事もありました。
      いずれの場合も
      苔、藻、青水、そして入れていれば水草
      この4つ全て硝酸塩を利用して増えますので
      この4つで硝酸塩の争奪戦になります。
      水草は争奪戦に弱く、苔に負けることが多いです。
      青水と苔なら青水が強い場合が多いです。
      あくまでその飼育水の中身や置いている場所の日光の当たり方や水温で流れが変わるのでどうすれば 藻だけ、青水だけ 増やせるか?は今の僕には分かりません。
      ただ、増やしたくないものが増えても放置していれば 最後には青水が増えますし、苔や藻も少しは出来るのでそれを採取して別の場所で増やすのも良いです。
      この場合は別の容器に飼育水を入れ、採取したものをバラバラにして混ぜ込めば増えます。
      また飼育水に硝酸塩があまり含まれて居ないと思う場合は大きめのタライでスタートして水換えのたびに、タライの水を中身を捨てないようにそっと捨て、その日に水換えで捨てる予定の古い飼育水をそのタライに入れることで硝酸塩を補給できます。
      これを何度も繰り返せば必ず苔・藻・青水が採取できます。
      もちろん太陽光が無い(または弱すぎる)とそのスピードや出来る中身が変わりますので太陽光が強い場所に置いてください。
      太陽光が弱すぎると
      青水が黄色水になったり
      青苔が茶苔になったり
      何もできなかったり、
      できるのが極度に遅くなったり
      します。
      ※青苔と茶苔は別の種類らしいのですが太陽光や酸素の量で入れ替わるように増えたり減ったりするのを良く見ます。 なので一見すると色が変わったように見えます。

      最後に飼育水の良し悪しですが
      これは僕も自分で見ても100%安全なのか?わかりません。
      アンモニアだけでも検査されると安心度が上がると思います。
      アンモニアは過度に蓄積されると分解されないのでその場合は
      先にアンモニアを下げる必要があります。
      また雑菌の繁殖レベルも見た目で
      白く濁っている
      泡が出る
      とか
      匂いがする
      などで判断するくらいしか分かりませんが
      この方法で判別できる雑菌の多くは致命的なダメージを与えるものでは無い場合が多く、むしろ無色無臭で何の問題も無いように見える中に致命的なものがいる事もあるのでこれらは金魚の動きなどを見て判断してください。
      苦しそうにしている時の水は捨てるなどの対応がより安全かもしれません。

      いかがでしょう?理解しやすいように短い文で構成してみました。
      もし不明瞭な点があれば、お気軽にお尋ねください。
      返信は遅れる事がありますが必ずお返しいたします。

  5. ご丁寧に、ありがとうございましたm(_ _)m 娘は『黒いモコモコちゃん動いてる〜(≧∇≦)』ってものすごく喜んで見ていました。さて、お返事いただいた件ですが、水槽は出窓にあり、冬は断熱材(窓に貼るやつ)を貼り水温を保っています、(うちにはうさぎさんが2うさ居るため、このご時世申し訳ないのですが雪国なためエアコン大活躍です。)夏も銀色の断熱材のカーテンみたいのを窓に貼り日陰にしています。だから水槽内には茶色の苔はうっすら生えるのですが、 日光が当たるようにして緑苔を直接生やすのはダメなのですか?あと、行きつけのショップ(うちのうさ、ハム、金魚用品はだいたいここ)に最近、各大きさの0.5%用塩一回分一袋売りが出て、あまりの量にびっくりしました、私は多すぎてはいけないと少ない量での塩浴だったみたいです、今はきちんと計ってますが、少ないと効かないのは勉強しましたが、多いのはどうなんでしょうか?…あぁ、まだまだいっぱい伺いたいことがあります、初めて信頼できるブログに出会え嬉しすぎて。うさぎさんやハムちゃんはかなり勉強したのでちょっとでも具合悪いとわかるし対処もできるんですが、金魚は水全替えダメって知らなかったけど元気に大きく育ってたのに、1/3替えにしたら具合悪くして悲しい思いをしたりして。何が正しいのかわからなくなってしまって。ご面倒おかけしますが、ご指導よろしくお願いいたしますm(_ _)m

    1. りこぴんさん こんにちは。
      お気持ちお察しします。
      ネットやショップの情報が全て誤りなのではなく
      多くの場合は説明不足だったり、僕達が経験不足だったりすることが原因で言われたとおりにやっても期待したようにならないんです。
      小学生ならきっと分からないことはきちんと聞いて正しく行えると思いますが、大人になると殆どの事はこれまでの経験で”分かった”気になり、分からない部分をこれまでの類似の経験でうめてしまうので厄介なのだと思います。
      僕も何年もミスを重ねてようやくその事に気が付きました。

      ◆塩水浴に関するご質問
      0.5%くらいが丁度金魚が浸透圧の調整をしなくて良くなるので、それに使っていた体力を温存できる為、体力回復という意味で治療効果が出ることや粘膜の再生などで弱った体を襲う最近からの防御が増すことなどが効果をあげるのだと理解しています。 
      また1%くらいになると金魚への負担が増すため、0.5%の時のような効果は減りますが、浸透圧が増すことで殺菌効果とよばれている浸透して細胞を壊すというパワーが増します。 きゅうりを塩もみすれば水が出てくる、梅干とかアンチョビとかも同じですが、細胞膜を壊していくので体液や水分が出てくるのです。 だからそれが必要な治療では効果を出しますが金魚に対しても破壊効果があるため上げすぎると金魚までダメージを受けます。 また塩の殺菌はこの細胞膜を破壊する浸透によるのでウイルスなど細胞が無いものには全く効果がありません。 
      ですので僕は特に確信が無い限り0.5%で行うのがよいのでは?と思っています。
      ちなみに1%までは経験がありますがこの程度なら金魚にさほどダメージを与えるようには見えませんでした。長期的に行う場合や更に濃度を上げた場合は経験が無くて分かりません。 基本的には0.5%のみで対応するようにしています。
      補足の補足になりますが、例え0.5%でも 肥満の金魚、高齢の金魚、巨大な金魚の場合は塩水浴でダメージを受けることがあるようですので特に高濃度で対応する際に その金魚 が耐えられるかは確認してください。 不安を覚える事がおきたら即座に中止する事をお勧めいたします。 通常は1%程度くらいなら問題ないと思います。

      ◆全水換え vs 部分換水
      これはコメント欄で説明できる話ではないので概要だけですが
      バクテリアを増やしてそれで管理していく方法(エコシステム)が主流の現在では全換水はあまり行われません。 
      ※他にも多きありゆうがありますが記事にする内容なのでここでは省略します。

      しかし、
      一見便利なバクテリアによる飼育は
      水槽を立ち上げるという作業や
      部分換水で硝酸塩を外に出す作業が必要になり
      細やかな管理を必要とします。
      一方、全換水なら毎日~数日に1回
      全ての水を入れ換えるので
      雑菌の繁殖の問題や
      濾過バクテリア減少の問題や
      餌の与えすぎでエコシステムが崩壊する問題等
      初心者が必ず直面し色々学んで回避すべき課題を解決する事無く
      金魚を管理することが出来ます。
      問題なのは 毎日~数日に行う全換水が邪魔臭い事
      これをやめれば金魚は直ぐに病気になる事です。
      その為、現在主流はバクテリアにより管理する方法になっていると思います。
      ただただ1/3換えればよい訳ではなくて
      エコシステムで金魚を管理する場合は
      餌の量や種類
      水換えをする頻度
      水槽のサイズと金魚の数や大きさ
      このような事全てをバランスさせる必要があります。
      また夏と冬、北海道と沖縄では水を換える頻度や量も変わるので
      全ての人が週に1回1/3の水を換えていれば安心という意味ではありません。
      ただし、一つの目安として、週に1回、約1/3の水換えで管理できるように他の条件を調節していきましょう・・・みたいな呼びかけをされている専門家の方は多く居られます。

      僕もそうでしたが、何かを学んでやってみるものの、思ったとおりにならないことが多く出てきます。 最初は誤った情報をつかんだとも考えましたが、あまりにも多くの本で推奨されている事の場合などは、僕達のほうが何か見落としている可能性が高く、それを1つ1つ見つけ出す事が金魚を安全に飼育する為に重要な事なのでこれからも情熱的に探求していただければ必ず  りこぴんさんには りこぴんさんの答えが見つかると思います。 

      金魚はとても強い生き物なので僕達の飼育のミスを多少は耐えてくれてしまいます。 その為長年間違いに気が付かない事も多くありますが、金魚が毎日元気に泳いで、餌をしっかり食べて、糞をする。この流れが崩れてきたら何か失敗しているサインですので原因を探してあげてください。 最初の1年は水が不安定で大変ですが年々楽になりますのでがんばってください。

  6. 本当にありがとうございます!いつものショップの本店での金魚すくいの金魚達なので、奇形や病気、元気のない子達が多いですが、金魚部さんのコロコロ可愛い金魚さん達目指して、まめにお世話してあげたいと思います。

  7. 金魚部さま
    いつも充実の記事、ありがとうございます。実用的な内容ばかりなので、日々勉強させていただいてます。

    今回の記事で気になった点だけ指摘させて下さい。

    ボウフラとされている写真は、その後の文にあるように、いわゆる赤ムシで、ボウフラとは全くの別物です。

    ボウフラはカの幼虫、アカムシはユスリカの幼虫で、それぞれ別の昆虫なので、アカムシは大きくなってもボウフラにはなりません。水底や水槽の壁に有機物と粘液で作った筒状の巣の中で生活し、蛹になり、やがて水面に浮かび上がってユスリカとなります。

    ボウフラは小さな頃から水面直下に逆さに浮かび、ピコピコとよく泳ぐので、いたらすぐ見つかるでしょう(人にも金魚にも)。

    小さなことですが気になりましたので…

    それでは今後の記事も楽しみにしております。

    1. 金魚のめがねさん
      ご指摘ありがとうございます。
      そうでしたか。僕の理解不足でした。
      てっきりあの赤ムシのような状態から徐々にダースベーダーのような形に成長すると思っていました。

      ご指摘を受けて表記を訂正させていただきます。
      しっかりと両者の違いを確認して今後混同しないようにしようと思います。
      > 小さなことですが気になりましたので
      いえいえ、かなり大きな間違いですのでご指摘とても感謝します。
      今後とも気になる事はご指摘下さいますと幸いです。
      ありがとうございました。

    1. 山田太郎さん コメントありがとうございます。
      金魚のめがねさんに教えていただいたので現在は理解できております。 下にも
      >以上、全てユスリカの幼虫(通称 赤ムシ)に関しての記述です。
      と書いている通りです。
      たぶん2次餌のところに並んでいるのを読んでコメントいただいたのでしょうね。
      紛らわしいので後日書き直す時は<生き餌><冷凍餌>とつけるなどして対応するように考えます。
      ご指摘ありがとうございます。 (⌒ – ⌒)/

コメントは受け付けていません。