三世誕生!

金魚稚魚
▲ブログに投稿する為にデータをかなり削り落としました。
重いとエラーになり表示されないので3時間おきにまでコマ数を減らしています。
実際の記録は1時間おきに撮りました。


      ▲より分かりやすい成長のプロセスは
       前回、セットやライティングを組んできちんと撮影を行った
       こちらをごらんください
 これは更にコマ数が多いのでアニGIFをムービー変換してYOUTUBEにUPしました。

そもそも
2号3号はオス同士
デカブツもオス同士
エア喰いブロスもオス同士
まるちゃんカクさんはメス同士
出目金とランチュウの水槽は多分全てオス
産卵は無いだろうと安心しきっていたら
コロコロセブン水槽で産卵がありました。
そう言えば去年も幼稚園児の追いかけっこのようなスローの追尾をしていました。
今風に言えば”エコドライブ”的な追尾でした。
体も小さいし、エコドライブだし受精卵が出るとは思いませんでしたが
三世誕生となりました。

この忙しいタイミングなので
去年のように無精卵は流して受精卵は腐らせてから廃棄が妥当とも思うのですが
実はこの(稚魚飼育していない)1年ほどの間にどうしても確認したい事がいくつかでき、
分からないまま飼育を続けて無駄な時間を経過させるよりしっかり確認しようと思い、
無理なく世話できる数だけ選んで育てる事にしました。
その為 水作エイトに付いている卵だけ移動して育てましたが
それでも100匹程孵化してしまいました。

今回は新たな試みとして
孵化までの日数に関してのデータ記録
に挑戦してみました。
これまで昼の温度で計算してましたが1日の温度変化が大きいので
今回は自作のデータロガーを組んで温度変化も記録しながら成長を映像記録しました。
これでより詳しく温度と成長の関係が解明できると思い実行しました。
きちんと調べて驚いたのは温度変化が思っていたよりも遥かに気温と同じように変動している点です。
通常より少し水を減らして3.5Lにしていますが、それにしてもこの変動スピードは想像以上でした。
もう少しタイムラグがあると考えていたので驚きました。
孵化までの経過時間はコレまでの最短で8日間でした。
晴れの日に温度が高く推移したことや曇りの日でもさほど下がらなかった事が理由だと思います。

<<参考までに今回の設置条件です>>
※室温を測る温度計の部位は日陰に置いてますが、コンテナは天気のよい日なら日中は太陽光が差し込む場所に置いています
※水深は8.5cm(孵化後、泳げるようになれば少し上げます)
 浮き袋の成長を阻害する可能性が増えると書かれていた15cm以上より更に低くしています。
 これまでには60cm水槽で養生していたので最初は低くしてましたが
 直ぐに水深を深くしてました。(水質や温度の安定を優先してました)
 ですが、今回は本を参考に色かわりまでは15cm以下をキープしてみます。
※画面の+と+の間隔は実際の1mmを示しています
※今年はエアレーションしている水面を介して撮影していますので時々ピンボケが続きます
思った以上に画質が悪くなり見難い記録映像となりました ごめんなさいです。m( _ _;)m

1日目
温度は未だデータロガー無し
デジタル温度計を目視で確認
水温は日中 17℃まで上昇
◆卵を隔離して本日は終了
 容器は5Lコンテナを用意して、
 濾過はエアレーションを古濾材に当てる方法で管理しています。
 水は正常な水槽から半分、新水を半分で作りました。
 孵化するまでは水は換えません。
201403201300
▲動いていますが形は出来てません

201403201700
▲お腹の部分が分離してきました

2日目
急に寒くなり日中の水温は11℃まで下降
(その後1桁になりました)
201403212100
▲これから頭や尾になる素材がゴニョゴニョしています。
 寒いからかあまり動きません。

3日目
昼以降、温度のデータロギング開始
水温と室温をモニタしています。
201403221800
◆時々クルクル回転していますが
 未だ粘土みたいでパーツは出来てません。
 水ミミズが周りを動き回っていますが卵は破れないようです。

4日目
201403231400
▲黒くて大きな目が出てきました。
 エイリアンみたいでカワイイです
 この丸いまま巨大化するのもアリかも
 肉眼ではごま塩をふったみたいに見えます。
◆水温ですが小さな容器を太陽の当たる場所に置いているだけに
 変動が激しく、殆ど室温と同じような動きをしています。

5日目
201403240100
▲黒目が肉眼で確認できるまで濃くなりました

201403240600
▲温度が高いからか、クルクル回っている事が多いです

201403241600
▲神経組織のようなものが徐々にのびてきました

 2年前は温度が低くここまで来るのに10日ほどかかりましたが温度が比較的高い今年は早いです。
 
6日目
201403251100
▲2つの目を繋ぐように黒い線が合体 肉眼では黒く見える卵が増えました

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▲この頃から本当の目ができてきました エイリアンのようなつぶらな黒い瞳のほうが可愛かったのに

7日目
201403261700
▲ファインダーを覗くと目が合うように感じて怖いです もういつでも卵を割って出そうです

201403262200
▲下の真ん中の仔が誕生しましたので空になりました

8日目
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▲どんどん孵化して半分程は空になりました 

2014chi_roka
▲濾過はストッキング素材に砂利を重石にしてバクテリアが沸いているウールを入れただけの簡単なもので維持します。

2014chi_mizukusa
▲水草も浮かしておきます

2014chi_ikenosoko
▲孵化後の飼育環境には
より自然の池の底に近い環境を準備しました
これは春先から表に出して藻や苔を栽培していた容器で
既に多くのプランクトンも居るようですので
これを使って初期の時期を飼育するつもりです。
大きくなれば数を増やして分けます。

今回はブラインや水換え地獄なしで稚魚を育てようと思います。
大会に出す等の目的で親を厳選して産卵させ
大会当日までに少しでも魚を仕上げる・・・・みたいな目的があれば
ブラインでの給餌はとても意味のあるものと思いますが
僕のように自己満足で自分がかわいいと思えれば(愛着が沸けば)それでOKという場合はそこまで急がないので、手間をかけなくても育てられるほうがありがたいので、本に書かれている事を確かめる意味でも今回はこのような方法で育ててみます。

また金魚を強く育てたいので消毒の類も一切しません。
人間を含む他の動物と同じで
消毒してしまうと抵抗力が付かないので
最重要と言われる初期の飼育環境は適度なストレスをかけられる(強く育てられる)自然に近い環境にしようと思いました。
また有用な餌となるバクテリアやプランクトンも消毒や水換えで半減するのでこれもそれらを避けたい理由の1つです。

もともとイギリスの専門誌を読んでいて 自然の池での観察で孵化直後の稚魚は外敵から身を守る為に隠れて過ごすので主な餌はプランクトン等だと書かれていたことから、その状態をこのように模倣しています。
多分これでブライン無しで飼育できると思いますがあまりに多く餓死する等、これまでとは違う何らかの問題が出るようなら生餌を選んで与える予定です。
ミジンコも買ってきましたので稚魚が大きくなったらミジンコも与えてみます。
ちなみに、ミジンコは去年ピコピコ虫としてご紹介したアレで、
某お店で水草 (カモンバ) として密売されているやつです。
(記事投稿後に 金魚のめがねさんからのタレコミでカイミジンコの一種と判明いたしました)
(一般的に皆様が金魚に与えておられるミジンコと種類が違うようなので食べるのか分かりませんが、与えてみようと思います。)
今年も白昼堂々と3束も購入してきちゃいました。
ただ、時期が早かったのか、今回は水草に隠れて日本に密入国してきた数は少ないです。
※余談ですが、去年も今年も水草を水道水をタライに入れてその中で付着物を落とすように洗って中に落ちた物で動くものを全てスポイトで捕獲する方法でミジンコを採取しましたが、考えてみれば水温もあわせてないし、カルキも抜いていないのにミジンコは死なないようです。 ミジンコは強いんだなぁと驚きました。
・・・という事で、これからがんばって増やしていく予定です。
詳しい情報は過去の記事
(→)【検証】水草を購入したら色々な虫がもれなく付いてくる件
をご覧ください。

2014_fry
▲現在は未だお腹の袋の栄養を使っているので泳いでいません

今回は忙しくて撮影中は殆ど放置で撮影が終わったものを時々確認する程度でしたが
最初の頃など、心臓も筋肉も脳みそも無いのに、動き出してきちんと目やお腹が出来ていくこのプロセスは何度見ても神秘的で感動させられます。
今回は前の2回と違い、温度が高く推移してきたので孵化までに8日と最短で生まれましたが映像で確認する限り問題なく孵化したようです。
むしろ理想的な期間での孵化だったので、奇形率も低いのではないか?と思っています。

ここから先の記録は過去に十分に行ったので、今回は多分行いません。
何か好奇心をくすぐられるものがあれば黙ってみてられませんけど・・・
growth_chigyo
▲なんちゃって成長記録 幾つもの別の稚魚の記録映像を繋ぎ合わせました
昔に作ったまま放置していたのでついでにペタッ。