青水が透明になってしまう方へ

greenwater_ph_zero
これまでも毎年、1度か2度、青水が透明になる事がありました。
数本の水槽のうち、1本程度で起きていましたが
今年は大半が透明になってしまいました。
その為、原因を探り、何とか見つけましたのでご報告です。

前にも思ったのですが太陽光以外に何か要因がある・・・
そんな気がしたので 様々な条件で比較してみました。
ここで言う”様々な条件”とは
温度、pH、アンモニア・亜硝酸塩・硝酸塩の各濃度、溶存酸素量、水換え頻度と量、金魚の過密度合い
の事で、僕が記録をとって比較できる条件の全てを比べて調べました。
その結果、
濃い青水はどれもpHが7.0であり、透明化するものはどれもpHが5.0である事が判明し
低すぎるpH(酸性化)が原因であると分かりました。
ph_50_70

その後、水換えでpHを上げる事をしましたが
その時点で6.0まで上げても
次の日には元通りの低pH(約5.0)に下がり
青水はどんどん透明化しました。
weakened_greenwater

どうやら僕のケースではこれまで餌としてヨーグルトや納豆を与えてきた為に、濾過のバランスが酸性側で安定してしまうようで、水換えしても直ぐに戻されると分かりました。

そこで大昔に使っていた 貝殻 を出してきて飼育水の酸性化を食い止めて中性に保つ事にしました。

《方法》
殆どの水槽で濾過装置は自作の水中ポンプ式ですが
幸い、エアレーションとして水作エイトのMやSを沈めていたので
この中に貝殻を入れる事で対応する事にしました。

まず水作購入時についてくる活性炭のカートリッジから活性炭を全て出して
貝殻を詰め込みます。
seashell

これを水作に入れれば完成です。

だいたい1日で効果が出始め、数日で中性に戻りましたが
これは60cm水槽pH5.0の時、水作Mの活性炭カートリッジ貝殻を8割ほど詰め込んだ場合です。
貝殻のかけらの大きさ(粒度)や水槽のサイズやpHによってこの辺の日数は多少変わると予測しますが
意外にも急速に中性になるので驚きました。

金魚は最初から入れたままですが今回も中性化に向かう方向なのでpHの変化で調子を崩す金魚は居ませんでした。

《注意》 pHを上昇させるわけですので 念のためアンモニアは検出されない(ゼロである)事を確かめてからお試しください。

これをするだけで一度透明になりかけていた青水がどんどんと濃くなり安定するようになりました。
金魚達も元気モリモリです。
aomizu_scale
▲これは処置法を見つける前に濃くした時の記録です
青水の濃さを数値化して取り扱う為にスケールを使ってみました。

青水の維持に関して、太陽光だけに着眼していると気付く事ができませんが意外にもpHは青水化に関しては、かなり重要な要因であると分かりました。

またこの処置により直射日光が無くてもそれなりの明るさなら問題なく青水が維持できています。
ただし太陽光が全然入らないといずれは透明化すると思いますし、青水のメリットは太陽光線が入る場所で最大限利用できますのでできる限り明るい場所、かつ時々直射が入る場所を選んであげてください。

その他条件があるか?どうかは不明ですのでもう少し確認は続けていきます。
何か見つかればここに追記するか前に出します。

直ぐに透明になってしまう方は是非お試しください。
greenwater_dekabutu

「青水が透明になってしまう方へ」への4件のフィードバック

  1. はじめまして。
    2013年5月からピンポンパールを3匹飼いはじめ、10月末に尾ぐされ病らしき症状に罹ってから、情報収集して試してみました。結果、1匹を死なせてしまい、今は最も大きく元気な金魚が罹患しています。
    ネット上で調べてみても、薬剤に頼る情報が氾濫しているので何を信じてよいのか、特に治療に関しては、症状が長引いたり、一進一退を続けているときには不安を募らせてしまい、藁をも掴む思いで、やってはならないことを連鎖的にしていました。
    色々やってみて、やっと気付いたのは、水中の病原体を薬剤で除去しても、体内に居る病原体には薬剤が届かないということ。最後は、金魚自身の身体機能を勝たせなければ体内の病原体を排除することはできないということでした。
    気付いた切っ掛けは、尾鰭が度々充血する状況をショップに相談し、塩水浴、薬浴と26℃のヒーターの併用を教えられて水温を上げた直後、僅か1時間で急速に症状が進んだことによります。
    水中の病原体は除去できているはずなので、水温上昇により体内の病原体が活発化したものと考えられます。ショップの判断とは病原体の対象が違っていたのかもしれません。
    先ずはヒーターを止めて水温を下げました。今は症状が落ち着いています。
    水温管理、水質管理に注目し始めて金魚部のブログに辿り着きました。
    病気を発症した水槽をリセットしたので、初めに戻ってやり直す必要がありますが、今後は金魚部の記録を参考にさせていただき、金魚共々頑張りたいと思います。

    1. エレキテルさん はじめまして。
      お返事が遅くなり申し訳ございません、
      そうですよね。
      僕も最初は観賞魚薬というものを使ってペットを治療するという行為に
      何か独特のカルチャーを感じて正しい事をしている気でいました。
      徐々に経験しながら分かった事は金魚は強いので
      原因を見つけ出してそれを除去してから
      弱らせない清潔で安定した環境を提供していれば薬など使わずとも病気は治せると言う事でした。
      ヒーターも1年前まではよく治療に使用していましたが、
      せっかちな僕は回復したのを確認するやいなや行っていた下温時に
      再度悪化させたりしていた事や
      1日中殆ど同じ温度に固定されるヒーターだと
      金魚の温度耐性が低くなる事に気が付いてから
      真冬の治療でもヒーター無しに見守るようになりました、
      冬は特に低温で回復に時間がかかりますが、悪化させずにそのまま元気を維持できるようになりました。
      人それぞれ考えも性格も違うので様々な飼育の仕方があるのだろうと思いますし
      薬を使っても正しく導入し、正しく抜ける方はそれも1つの選択肢なのだと思いますが
      僕は几帳面ではない為、その自分の性格を考慮すると現在のような
      出来る事をすべてやって環境を整えてやり、後は金魚を信じて見守る方法をとるようになりました。
      結局は
      金魚が元気な状態で維持できて飼い主が無理なく続けられる方法を選ぶのが一番良いと思います。

      このような三者三様の趣味の世界で
      こうして同じ考えを持つ方からコメントを頂くのはとてもありがたいです。
      ありがとうございます。

  2. 明けましておめでとうございます。
    去年はいろいろとお勉強させていただき、ありがとうございました。
    去年の冬に完全に転覆して口も目も動かないままになった琉金の龍ちゃんの水槽を床暖房の上に移して急に温度を上げる間違えたショック療法で数時間で回復させ、それからはヒーターで25度をキープ、春になり昼夜の温度差が少なくなったのでヒーターはなくした、その後のご報告です。
    夏頃、元々龍ちゃんをお祭りで取った娘がヒドジョウも飼いたいとのことで、現在は底に砂を入れてヒドジョウのラッキーくんと仲良く同居しています。ラッキーくんが来てから水槽を60センチの物にしたこともあってか、とてもよく泳ぐようになりました。
    餌も沢山あげて消化機能を鍛えるようにして、体は随分大きくなって、ヒレも立派になったのですが、寒くなった去年11月にはご飯の後になかなか沈めない現象が二度三度現れました。
    ということで怖くなってしまい、その頃からまた25度のヒーター生活に戻してしまっています。
    温室育ちの弱い体にしてしまっているのだろうなと過保護ママの罪悪感がありますが、餌の量に気をつけても浮かないようにするのが難しくて仕方がないのかなという感じです> <

    でも取り敢えずは元気に楽しそうに生活しています(^^)

    今年もよろしくお願いいたします。

    1. 龍ちゃんの母さん ご無沙汰しております。
      お返事が遅くなり申し訳ございません。
      そうですね、僕も過保護にしてきた2号や3号がヒーターこそ使っていませんが温度が下がる事に酷く耐性が無くなり現在も20℃の水温が15℃になるだけでしんどそうにしています。
      温度が上がれば元気に泳いでいるので仕方ないと思っていますが、過保護にしすぎたのかもと後悔しています。
      今年の春と夏を利用して寒くても元気な状態に戻せればいいなぁと考えています。 そのために温度変化が大きくなるコンテナに引越しさせようか?悩んでいるところです。 

      龍ちゃんの件ですが、ヒーターを利用してでも転覆病予防できるなら それも良い選択肢かもしれませんね。
      (冬の治療は出来ないので春まで転覆を固定させずに持ち越すことは重要です。)
      60cm水槽なら温度変化も緩やかなので例年通りの季節の変化なら大丈夫でしょうけど、時々襲ってくる物凄い温度の乱高下が時間単位ではなく数日単位でおきると60cm水槽の温度も上下するのでそのような時だけは早めのヒーター対応が必要になるかもしれませんね。
      僕が普段の飼育でヒーターを付けるのが怖いのはよく故障の話をネットなどで見てきたからです。
      知り合いのおじさんも縁の下で8年飼育していたランチュウがヒーターの故障で全滅した言っておられましたのでお気をつけください。
      飛行機のフェールセーフを真似るようにして
      センサーを別で購入して其処にオートヒーターを差し込めば温感センサーが2重になり、一方が規定温度を超えれば自動的にOFFになるので、この手のリスクは殆どゼロに近づけられますがそこまでする方はあまり居られないかもしれません。

      また可能なら春夏を利用して温度変化に慣れさせて鍛えたほうが強くなると思いますが、無理は禁物です。

      前置きが長くなりましたが
      龍ちゃんが元気で良かったです。
      こちらこそ宜しくお願いいたします。

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