ケーススタディ:沈没&下痢&松かさ&風船腹の黒ランチュウの経過報告

kuroranchu_active
結局 何が原因で、何の病気なのか?よく分かりませんが
ここまでの経過報告です。

しばらく放置していて、その後帰宅したのですが
その間 快晴から夕方に大雨みたいな天気が2回ありました。
原因はこれで部屋が蒸れた事による何か?ではなかと思いますが
確証はないです。
部屋に置いているデジタル温湿度計の湿度がmaxで92%という高レベルを記録しているので相当ムシムシしていたと思います。
92_moist
今後は外出前にタイマーで1時間に15分だけでもサーキュレーターを回すようにします。
昔は部屋で洋ランも栽培していたのでそのようにしていましたが今は金魚だけなのでやめちゃってましたが復活させます。

(  1日目  )
発見当時は ただの弱った状態でした。
特に鱗が開いたりしてませんでした。
唯一の外傷は粘膜がニキビのように長くなってお腹から2本出ていたことです。

4匹のオランダ導入で2匹を死なせて以来
飼育ルールを大幅に安全側に改善したので
今回も 塩水浴では ドボンはせずに 2時間ほどかけてポタポタと塩水を混ぜ入れて慣れさせてから塩水に入れました。
<沈没への対応>
また 底に沈んで浮かべなくなっていたので
バケツではなく 水深が浅いタライ8Lでエアレーションのみ付加して塩水浴させました。
※バケツだとフロートに入れないと水深が深いのでその水圧で沈没が固定する可能性が高くなるのでその為の対応です。
また過度な水温の上昇を予防する為太陽光が差し込まない場所に設置しました。
setup_for_sick_kuroranchu

(  2日目  )
夜間の冷え込みは計算してなくて 夕方に塩水浴してから明け方には8℃も下がると言う失態を犯しました。
その結果なのか? 塩水浴の水質変化にも敏感になるほど弱っていたのが原因か?
どちらか分かりませんが
鱗が開いて松かさ状態&お腹が膨れて&下痢を繰り返してました。
この時、下痢の写真ばかり撮影してお腹を撮りわすれました。
ちなみに
下痢は出たとき茶色い色が見えますが金魚が泳いだ瞬間
全てが水に溶けて消えるので 後からは何も残らず確認し難いです。
例えるなら、茶色いインクのような感じです。
geri

一応餌を少し与えてみましたが 吐き出したので
それを見た瞬間 ヤバイ と思い、全てを水差しで吸い取って回収し
塩水を100%新しいものにタライごと交換しました。
夏場は24時間ではなく12時間で交換する事にしましたので 
それに従い朝と夕方の2回タライごと新しいものに交換します。
これは主に雑菌やアンモニアが充満し、金魚を弱らせる前にリセットする事が目的です。
冬は増殖スピードが遅いので24時間で十分です。

雑菌もアンモニアも濃度が高くなると元気な金魚でも動けなくなるので
弱っている金魚には良くないと言う判断でこのように決めました。

(  3日目  )
昨日よりは元気です。
塩水にもようやく完全に適応したようで普通の元気さに思えます。
鱗は閉じているようですが見た目は今もガタガタしています。
お腹の膨れもマシになったと思います。
下痢は出した瞬間を見ないと分からないので不明です。
沈没は継続中
day3_better_but_not_smooth

何となく嫌な予感がするので餌は与えていません。
死ぬなら明日の朝だろうと思いました。
これまで多くの金魚が 餌を吐き出し、その後 一度だけ元気な姿を見せて ヨシヨシ!と餌をあげると 夕方に急変し翌朝死亡・・・というパターンだったので わざと餌は与えませんでした。

(  4日目  )
緊張の朝でしたが そっと覗くと 黒いのがプリプリと 普通に泳いでいました。
しかも僕を見つけて 餌クレ!治ったから餌クレ! みたいな動きだったので
カレー入りのヨーグルトを少しだけ与えました。
最も消化の良い餌を作るときのベース素材で全ての金魚が1年以上食べているので 
我が家では人工餌や赤ムシとかを与えるより遥かに安心な餌です。
何時もどおり食べて吐き出さなかったので一安心。
あとは固形の糞が出るのを見れば確実ですが 糞は出ませんでした。
day4_very_active_but_not_sm

(  5日目  )
正直、12時間で塩水浴を換えないと・・・
忘れたら 水質悪化で死なせてしまうかも・・・
というプレッシャーは凄く重荷で仕事中も気になるので、
早く水槽に戻したいのですが
糞を見てから・・・と思うので今日も塩水浴継続です。
day5_almost
▲元気になると急に写真の撮影が困難になるのがコイツで、このときはフレームの外に左手を入れて警戒させて停止したところを撮影しました。(5枚ほどシャッター切りましたW)

今日は フレーク餌を数枚ピンセットで与えました
入れた瞬間、瞬殺でした。
食欲も戻ってきているし 餌クレと浅いタライの中を飛び跳ねているのでもう水槽に戻せるかも?と思いながら 糞待ち状態です。
鱗は閉じてますが ガタガタです。 カクさんやマルちゃんの時と同じです。

ちなみに 導入初期からほぼ3ヶ月薬漬けでスタートし 何とか生き延びた カクさんとマルちゃんですが
最近は どの金魚よりも元気で糞も激長超ロングの快調です。
黒ランチュウさんも 同じようになればいいのですが、こちらは現在最高齢なので油断できません。
転覆と松かさのダブルは完全に内臓に問題がある事を示していると思うので
今回生き延びても 次回水質悪化を経験させれば 同じ状況で死んでいった2匹のオランダやビューラーちゃんのようになるかのしれないので安心感がゼロです。 何しろ みんな一度は元気になっていて、安心して、安心しすぎて水質悪化させて 死亡させているので その光景が走馬灯のように流れてトラウマを形成しているので 安心できません。

ただ、塩水浴だけで鱗もお腹の膨れも回復してきている事から手遅れではなかったかもしれません。
今日も結局2回の塩水交換で神経ピリピリしながら看病しました。

(  6日目  )
昨日の夜に糞をしたような残骸がありました。
固形の糞だったと思いますが 餌を控えているのでハングリーすぎて自分で自分の糞を食べたようでバラバラになっているので分かりません。
今日も塩水交換してスタートです。
今日もメニューはカレーヨーグルト少々、フレーク数枚で様子を見てみます。

その後、色は薄くて不合格ですが固形の糞が出ました。
沈没も治ったような・・・治ってないような・・・感じです。

グレーですが固形の糞が出たので
夕方の2回目の交換は中止して水槽に戻す事に決定です。
時間をかけて水あわせする為、綺麗な塩水に交換して上から真水をポタポタして濃度を下げます。
これは数時間かけて半分以下に下げておいて
同時に戻す側の水槽の水をもう一度半分交換してこちらも様々なものが溶け込んでいる濃度を下げてフレッシュな状態で受け入れ態勢を整えます。
この際なので 濾過も開けて点検し、苔も全て除去しました。(念のためです)
今回は黒ランチュウ中心の水あわせなので アルビノ3匹にはお付き合い願います。
黒ランチュウのタライの水も半分捨ててもう一度真水を入れて薄めてしばらくそのまま泳がせて置きました。
夕方には戻したいので暗くなる前に 水槽にそっと入れました。
珍しくアルビノのボスに追い回されていましたが 直ぐに立場が逆転で報復攻撃。 いつもの上下関係に戻りました。
時々 金魚社会は犬と同じだなぁと思いますw
albino_rancyu_tank_201308

結局 完治する事無く 鱗がガタガタのまま水槽に戻しましたが
正直 12時間の塩水交換は物凄くプレッシャーがかかりました。
もし忘れて 松かさとかが悪化したら?!とか思うと落ち着かないのでそれから開放されたくて急いだ感はありますが もうこれ以上同じミスは繰り返せないので今回は 僕にしては厳しい目に管理しました。
水槽の水は安定していてアンモニアもゼロですので このまま元気を持続してくれると良いのですが鱗が綺麗に閉じるまでは心配です。

僕は 松かさ病 というワードを使うのには慎重になるようにしています。 鱗が開いても直ぐに治る場合と、松かさ病で死ぬ場合があるので 見ただけではそのどちらに該当するか分からないからです。
いずれの場合も、鱗が開いたり、お腹が膨れるのは 内部で炎症を起こしている場合が多く
金魚はその熱を外に出そうと 鱗を開くようですが
僕の経験から 劇薬に入れた1日目など、
弱っている金魚を水質が違う環境に暴露した1日目&2日目くらいに出ることが多く 水質に慣れると共に両者が目立たなくなるという傾向がありました。

どうも鱗が開くと 松かさ病(内蔵破壊後死亡の流れ) ではないのか?と心配になり 
元気になっても次に水質悪化したら急に死ぬのでは?とか思うので安心できませんが 
内部に何もダメージを残していない事を祈ります。 こうなってしまったからには この水槽も水質管理を重視する方向で今後の管理を行います。

(7日目)
うろこのガタガタは変化無しですが 沈没はしていません。
元気なって久しぶりに暴れたおしたのでしょうか?
昨日までなかった傷というか鱗の剥離が数箇所出来ていました。

活動レベルだけ見れば元通りに見え、目が悪いアルビノ3匹のジェットストリームアタックをかわしながら狙った餌を確実に食べてた昔のように戻りつつあります。
今回は 沈没やお腹の膨れが伴っていたので かなりの確率で死ぬだろうと思っていたのでとても嬉しいです。
ケーススタディ記事としては これまでで最も地味なものになりましたが、 飼い主としては とても嬉しく思っています。 

周りから見れば、いい大人が1匹の金魚の生死で一喜一憂するのは奇異に見えるかもしれませんが個人的には死ぬと思った金魚が生き延びた時は言葉で表現できない喜びがあり、その都度 今年のベストニュースTOP10にランキングしてしまいます。 

金魚写真のコーナーも デスノートにならずに済みそうでよかったです。

「ケーススタディ:沈没&下痢&松かさ&風船腹の黒ランチュウの経過報告」への8件のフィードバック

  1. こんにちは。金魚ちゃんはやく全快するといいですね。 余談ですが、わが家の池の金魚と鯉には薬浴はしたことがあるのですが、水槽で飼育している生後2カ月の赤ちゃん金魚の尾びれに白い点を見つけました。いまはうっすらしているだけなのですが、赤ちゃんだけに薬浴をすることがためらわれます…。かといってもなにもせずにいるのも不安なので、薬浴と塩水をかなり薄めにして泳がせてみました。時間も20分に限定して一回目の薬浴を終わらせてみたんですが、とにかく心配です。

    1. ゆりさん こんにちは。
      飼育相談になってしまいますが簡単に書いておきます。

      ※不意にコメントを返信してしまいましたので 
        しまった! と思いながらも
        追記で最後まで書きましたが
        現在も飼育相談は受け付けておりません。

      薬浴は体重に比例した濃度まで薄くする意味がありますが、
      塩水浴は浸透圧が変わるだけなので濃度を変えると単に効果が落ちます。
      とはいえ、塩水浴0.5%でも環境の変化に耐えられないで死ぬ赤ちゃんも居ますので
      いずれにしても、金魚が元気にさえなれば抵抗力を持ちますので
      薬などは使わなくても
      清潔で安定した環境にしばらく保護してあげるがいいかもしれませんね。

      つまり短時間の薬浴&飼育水への往復を毎日するよりは、
      薬浴するなら、すると決めて
      最初は薄めで徐々に慣れさせながら
      濃度を上げながら治療するほうが安全だと思います。

      ※ただし赤ちゃんのサイズによってはメチレンブルーといえども
       規定濃度まで上げるのは強すぎる場合がありますので
       ”毒”を使用しないという点で、塩水浴のほうが安全と思います。

      産まれて間もない無敵の時期を過ぎた場合は
      小さな金魚は大きなものに比べて環境の変化への適応が苦手です。
      あまり環境をコロコロ変えると逆にその対応に体力を消耗し死にますので
      行ったり、来たりの環境の変化は危険だと思います。

      白い点が粘膜か何かで 白点病でなければ
      今いる場所の水換えをして、フィルターがあれば綺麗に洗って
      それ以外の条件は極力変えずに
      安定環境で見守るほうが小さな金魚は生き延びると思います。

      白点などの感染を危惧して隔離される場合は
      経験上、水は5Lもあれば十分ですし、そこにエアレーションをして
      新たにシェルターとして立ち上げて 
      その中で隔離して1ヶ月でも2ヶ月でも育てる
      とかならうまくいくと思います。 

      白点病の治療ですが
      春先に2cm以下の金魚が初めて寄生されたとき
      0.5%塩水浴を数日させてうまくいきました。
      もし塩水浴で治療されるなら、塩水に慣れさせえるために
      1日目は0.2%程度で慣れさせて 徐々に2日か3日かけて濃度を上げれば
      赤ちゃんでも適応できると思います。
      重要なのは 0.5%になってから数日の間です。
      ここさえ適応すれば その後は大丈夫と思います。

      餌も環境が変わってからの2日ほどは与えないような計画のほうが安全ですので
      与えないといけないと思うタイミングでは変化を避けて
      安定し2日ほど餌をきれるタイミングで 環境を変えるなどすると安心です。
      様子を見て 元気そうなら24時間後に与える、
      まだまだ弱っているようなら見送る・・・などの判断も重要ですが
      赤ちゃん金魚は 長期的な餌切りに耐えられませんので
      このバランスも考えて計画してあげてください。

      薬浴も塩水浴も 切り替えた瞬間から数日を乗り切れればうまくいきますが
      ここをしくじると悪化させる事や弱らせる事があるのでご注意ください。

      デリケートな時期で大変でしょうけどがんばってください。

  2. はじめまして。
    いつも拝見しています。とても有益な情報を提供していただいて、本当に助かっています。
    ありがとうございます。

    「いい大人が1匹の金魚の生死で一喜一憂する」・・・本気で金魚を飼っていたら、わが身のことのようにわかります。その状況もお気持ちも。

    私も3年前、1匹の金魚の死をきっかけに、本当の金魚飼いになろうと決心し、研鑽しつつ現在に至ります。

    お仕事をしながらの金魚飼育は大変でしょうが、これからもブログ楽しみにしています。

    1. kingyoさん はじめまして。
      ペットとして愛着が沸くと、
      金魚のコンディションの変化に
      どうしても大きな影響を受けますね。

      いつも元気に泳いで餌クレをするのが当たり前という毎日を送っていると
      今回のように急に襲ってくる金魚の不調が
      仕事で大事件が起きているのと同じくらいの大問題なので放置できません。
      (個人的&感情的には遥かに金魚のほうが大問題なのは内緒ですけど・・・・)

      こうやって気楽な事を書いていられるのも 黒ランチュウが今も生きているからで
      死んでいれば真逆の感情に支配されている頃です。

      今日もこれから仕事の関係で外出して戻るのは明日の午後なので
      サーキュレーターとタイマーをセットして
      空気がこもらない様に強力に換気するようにセット完了しました。

      > お仕事をしながらの金魚飼育は大変でしょうが
      自営業なので 多少のスケジュール調節は出来るのですが
      去年は仕事を控えめで趣味に没頭し、ゆっくりしすぎたので
      今年は そのツケを払うかのように馬車馬のごとく働かないといけません。涙

      この時期は水質の悪化が怖いので
      金魚が安全に放置できるように環境を整備しておきたいと考えています。

  3. 今晩は。いえいえ、こちらこそ相談みたいに書いてしまってすみませんでした。
    赤ちゃんから育てた可愛いこたちと思うと色々心配してしまって…^_^; でも参考にさせてもらいます。

  4. 良かったですね、無事に元気になって!ほっとしました。
    心配していましたよぉ・・・。

    人間でも調子を崩すほどの今夏ですから、小さな金魚達にとっては
    ちょっとした何かでも、大きな何かになるんでしょうね。

    我家にも例のフラフラちゃんがいますから
    VIF と言うより ICU のような管理体制です・・・。
    今のところ、なんとか無事にやり過ごしていますが気が抜けません。

    そんなわけですから、金魚部ちゃん。
    一日2回の水替えに、根をあげないでくだいましな!金魚部ちゃん! 

    ふふふ、ご自愛くださ~い ^m^

    1. 蓮茶くん こんにちは。
      HOA SEN TEA HOSPITAL 大忙しのようですね。

      僕のところは 黒ランチュウも含め 何とか皆が元気です。
      外出したら2日戻らないとかも良くあるので
      最近は放置する訓練をしてますが
      大きな金魚は2日餌が無いとエコモードを発動して皆動かなくなりますので
      帰宅しても飛び上がってくることも無く 目線だけで僕を追うだけで
      ”2日も放置してごめんよぉ”の赤ムシを投入した瞬間
      「お帰りなさいませ ご主人様」モードに切り替わり、のそのそと動き始めます。
      ちびっこ達は意外にみんな元気なままピコピコして僕を出迎えてくれます。
      チビのほうが燃費はいいのでしょうかね?

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