【ケーススタディ】大きな金魚が急死

1sei_long_dead_zero
ブログ再開直後に最悪の結果になりました。
昨日まで元気に泳いでいた1世の1匹が急死しました。

実は春先にも、前日まで元気に泳いでいたランチュウが急死して
それもショックでまだ記事にしてませんでしたが、その時は動揺しすぎて
検査薬の分量を何度も間違ってやり直したり、
撮影したつもりのショットが真っ暗で使えないなど最悪でしたので
今回は意識してできるだけ冷静になって細かくデータ採取しました。

なぜランチュウの話が出てくるかというと
死亡原因が同じと思われるからです。

ランチュウの死亡時

まずは簡単にランチュウの時の話から
春なのに温度が低くなかなか春らしくならない中
僕は上部濾過の廃止や飼育密度の緩和など
いろいろな環境の変化を繰り返していました。
その為、弱っている金魚には負担が増え、
毎日何匹かが塩水浴をしているような毎日でしたが
そんな中、急に暖かくなった日の次の日の明け方に 
前日まで最も元気だったランチュウだけが死亡して浮いているという事件が起きました。

塩水浴中のメンバーなら心の準備も出来ていましたが
まさか、まさかのランチュウの死亡で
最初は自分の見ている光景が理解できず
何度も何度も本当に死んでいるのか確認したほどでした。
上記のように動揺しながら水質検査も何度も失敗しながら
何とかアンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩、pHなど
いつもの検査をしましたが特に大きな問題はありませんでした。 
強いて言えばこの時は数日前にアンモニアの数値が
1.5mg/Lを超えていたのでその数値を下げる為毎日水換えをしていて
この日はその関係で何時もより水位を下げていたくらいでした。 
              ↑
最終的にこれが原因と判明します。

その後、ランチュウの体の外傷を探すも綺麗なもので問題なく、えらを見ると少し色が薄くなっている事に気がつきましたが虫が居るような感じではなく、前日までの動きからもエラ病と判断する根拠も弱い感じでした。

ここでふと、まさか 酸欠?と思い溶存酸素を調べて見て完全に目が覚めました。
ranchu_dead_o2_ranchu_tank
見たことも無いほど薄い色なんです。
慌ててカラーチャートを見て比べると3mg/Lあるかないかくらいしかなく
大きくて元気のいい魚なら死亡することもあるというレベルでした。
参考までに最も酸素が多く溶け込むセッティングにしている黒オランダ水槽は
ranchu_dead_o2_oranda_tank
このように4mg/Lを軽くこえています。

この水槽内で体重も他より10g以上重く、元気で良く肥えたランチュウだけが死んだ理由がこれで明確になったんです。
本来、ライオンチュウも同じ体格でしたがこの頃、激痩せしていて体重が昔より10g以上軽くなって20gしかなかったので助かったのかもしれません。
酸素を大量に消費するような活発さもありませんでした。

ちなみに前日の水温は最高が16.0℃でしたが
事件当日は22.9℃まで上昇していました。

ranchu_dead_weight
ランチュウの当時の体重は38gで結構肥えていました。

水質に異常なく、金魚も元気でしたが 突然死亡した・・・・ 
その答えがこの3mg/L以下と言う
元気に動き回る健康な金魚には薄すぎる溶存酸素濃度でした。

このようになった時エアレーションは普通に作動していましたが、ランチュウ、ライオンチュウ、黒ランチュウ、アルビノ出目1、アルビノ出目2、アルビノ出目3とかなり過密だったのに上まで水を入れず水位を下げたまま(水量を減らしすぎたまま)夜を迎えたのが原因でした。
前日までは未だ寒かったので酸素に関しては全く心配しておらず油断していました。
ちなみに酸欠は圧倒的に日中より夜中に起きるようです。

1世の死亡時

・・と、ランチュウの時は初めてだったので、かなり色々考えて時間を使って最終的に判明した結果ですが
今朝の死亡を見た瞬間、エアレーションが止まっていたので酸欠状態になった理由は違いますが死亡原因は同じ(酸欠)だろうと思いました。
distributer
エアレーションは分岐しているので水深が深い場所にあるものは時々とまってしまうことがあります。
※これに関しては直ぐに箱で底上げして対策を講じました。
※これまでの6年間で様々な水槽において
 エアレーションが停止している事は度々ありましたが
 金魚が死んだのは今回が初めてです。

ですので今回の検査は 一番に 溶存酸素量 を調べました。
o2_
結果は 予想通り 3.0mg/L以下を示す薄い色でした。
※もう1つ写っている濃い色のものは前回と同じく黒オランダ水槽からのものです。
エアレーションの工夫次第で30℃近くでも4.0mg/Lを超えることが分かりました。

実はこれまでに エアレーション無しでも飼育できる密度を調べたり
エアレーションの効率を最大に上げる方法を実験で見つけたりして環境の改善に努めてきました。
特に らんちゅうの死後 同じミスは二度としない!と決意して
2世の半分に当たる約150匹程を引き取ってもらい
更に水槽も買い足して密度を極度に低くした安全な環境に作り変えて来ただけに
今回の 酸欠での死亡は残念でなりません。

多分この3匹はエラが弱ってしまっていて、最近は治っていましたが
春先から何時もエア喰いして夕方に浮いていましたので
普通の金魚よりも酸素を濃くしていないと駄目なのかもしれません。
観察から急に温度上昇したりして薄くなるのが苦手なように見えます。

前にエラ病に関しての研究を読んでいて エラ病にかかると重症の場合は心臓の形や大きさが変わってしまう事を知りました。
簡単にそのプロセスを書くと
えらが弱る
    ↓
酸素が取り難くなる
    ↓
エラを速く動かして少しでも多く酸素を取ろうとする
    ↓
そのスピードに心臓が対応しはじめる
    ↓
徐々に高速に動けるように心臓が小さくなる・・・
(大きさと心拍数の関係は ゾウの心拍数vsネズミの心拍数で考えると分かりやすいと思います。)
みたいな流れだったと思います。
この研究に関して、これが可逆で完治できるのかどうかは言及されていなくて、
それ以上深く調べていないのでこの問題が回復可能なのか分かりませんが
心臓が小さくなるほどエラのダメージが慢性化していれば今後も
生き残った2匹は高温時に他よりも注意が必要になるので
猛暑日までに濾過システムを改造して2匹に最適な
高濃度の酸素が溶けるように改善する事に決めました。

ちなみにアルビノ達が居る水槽は急いでその改良を加えました。
詳細は次回の記事に載せます。

死亡時のデータ
参考までに今回採取したデータです。

1sei_container_after
水量 36L
コンテナ容器、苔全面にアリ
追加でプラBOX苔付き5個を沈めていました
濾過装置は旧式のコーラボトルによるポンプ式ろ過システム
1sei_weight
金魚 3匹 (26g、21g、20g←死亡 計67g)
waterdepth
水深 25cm
温度 (発見時) 29.6℃
その前24時間での
最高水温  32.5℃
最低水温  28.8℃
pH 7.0
アンモニア ゼロ
亜硝酸塩 ゼロ
硝酸塩 25mg/L
溶存酸素量 3.0mg/L以下
エアレーション 水作(水圧の関係で停止していました)

という事で らんちゅうの時は過密すぎて酸欠でしたが
今回は エアレーションが止まって酸欠だと思います。
水量は十分と判断していましたが、温度上昇やエアレーションの停止など悪い条件が重なればまだまだ不十分とういう結果でした。
(3匹が他の金魚なら問題ない可能性が高いと思いますが現時点ではエラが弱い金魚はより多くの水がある方が良いと判断することにします。)
今回は3匹とも背干し病になるほどエア喰いが酷く3匹ともエラが弱いと考えると
最悪の場合は他の2匹も死んでいたかもしれないと思います。
体重の重い2匹が生き延びましたがコンディションなどの差か何かと思います。
ちなみに死んだ1匹は元気でしたが、春先に少し顔付近が粘膜に覆われていた時期がありました。

airation3
この後、エアレーションを3箇所に増やして溶存酸素を上げる作業を半日実施
その後計測すると
o2_almost6
溶存酸素量は 6.0mg/L近くまで上昇してしまい上げ過ぎましたが
その後 追加のエアレーションを撤去
水作を底に沈めずプラBOXの上に載せて水深20cmくらいの場所に
底上げして設置する事で他とのバランスでも止まらないようにしました。(応急処置です)
今後、早急に濾過装置をアップグレードして完成後またレポートします。

長くなるので今回はケーススタディのみとしてここで切りますが
◆上記のデータの水深が意味するところ、(水面面積:水量=空気接触面積比 VS 水深)
◆エアレーションを効率よく行う方法論 (細かな泡が良いという伝説はウソでした。最高の方法は意外なものでした)
◆追加システムとして過去に検討した2つの補助装置に関して(候補は2つありましたが問題があり使用していません。その理由を説明します)
などは次回の記事に書きます。
※少し方針を変えました。

(→)酸欠を予防する、溶存酸素量を増やすアイデア

「【ケーススタディ】大きな金魚が急死」への8件のフィードバック

  1. ご無沙汰してます。残念なことになりましたね。
    今の時期は本当に酸欠が怖いですね。
    きちんと水が回らないと、朝方パクパクしてますし。

    確かに夏場の細かい泡と多すぎるコケは何かと問題を引き起こしますね。
    うちは夏場だけはストーンを安いのに交換してます。

    1. ご無沙汰してます。
      > うちは夏場だけはストーンを安いのに交換してます
      ほんとに Fabergeさんは流石過ぎます!
      僕も散々苦い経験してようやくその事に気が付き全て安いのに交換しました。
      基本的に大半は水作エイトのプラストーンにしました。
      これまできちんと調べもせずに
      細かな泡がイイと信じていただけに大量の不良エアストーンができちゃいましたw
      ちなみに今回の事件の水作エイトですがこれは詰まり易いマイクロバブルのエアストーンを外して入れ替えたものでしたが他のエアストーンが更に新しいものになったのでそちらにエアーを奪われたのが原因でした。
      いずれにしても早急にバックアップを行おうと思います。
      完成すればエアストーンがバックアップになりますけど。

  2. 今晩は金魚部さん。
    実は、最近体長4cmの琉金を立て続けに死なせてしまいました。
    呼吸が浅く頻回で、鰓病やもと気づいたときは既に遅く…しかし鰓の色が白いことが気になっておりました。
    金魚部さんの記事を見てはっとしたんです。
    酸欠は呼吸が荒くなり鼻あげをするもんだと信じておりました。逆にその症状さえ見逃さなければ酸欠死はないだろうと考えていたのです。
    可愛がっていた金魚達を最期まで苦しめてしまったのかとおもうと自分の無知さを悔やむばかりです。
    同じ轍を踏まぬよう、先ずは容存酸素検査薬を買わなきゃ。
    まだいる子(金魚ですが)には、何時までも元気にいてほしいです。

    1. こんばんは すがさん。
      > 酸欠は呼吸が荒くなり鼻あげをするもんだと信じておりました。
      寝てなければ死ぬ前にはしていたかもしれませんが
      酸欠が起きる(溶存酸素が最も低くなる)のは明け方なので
      金魚が底で寝ている場合そのまま死ぬようです。
      (詳しくは次の記事に書きます。)

      >鰓の色が白いことが気になっておりました
      これは内蔵で血に関係のある部位に問題がある場合に起きるようですので
      松かさ病でも腎臓が機能停止していれば同じく白くなるようです。
      エラは金魚の他の細胞よりも敏感なので
      えらの状態を見て健康か不健康か判断したり
      内蔵のどこが病気かを獣医さんが
      とりあえず目視で確認される時に診る
      幾つかのチェックポイントにもえらの色や形が含まれているそうです。 
      ですので色が薄いから全て酸欠という意味ではないようです。

      >容存酸素検査薬
      これは他の検査薬より高いですし
      普段は特に必要の無いものです。
      すがさんが勉強の為に1セットだけ買おう!とお考えなら大賛成ですが
      普段は全く測る事がないので
      なかなか使い難い検査薬だということを書いておきます。
      去年の夏の終わりから
      必要と思う度に調べていますが 未だ半分以上残っています。
      ただ、何か変更した時など
      こんな時は酸素はどのくらいだろう?とか
      今日買ってきた新しいエアレーションはどうだろうか?
      とかの疑問が度々ある場合は
      数値化して比べられるのは本当に便利です。
      高いといっても検査機器を買うよりは遥かに安いですので
      そうのようなモヤモヤがおありなら
      大人の知的好奇心を満たす化学実験キットとしては安い買い物と思います。

  3. 金魚部さん、お返事ありがとうございます。
    (端末の調子が悪く、書き込みの途中で何度かエラーが出てこんなに遅くに。なってしまいました)
    実は白い鰓を見て、貧血も疑いました。人や動物なら酸欠になるとチアノーゼ→血が紫になるからです。魚の場合は腎臓が造血機能を持つのでしたっけ…(かなりうろ覚えです)腎不全だと貧血になりそうですね。
    酸欠か!と思ったのですが早合点かも。
    1尾目は、壺瓶20Lでの外飼いでエアレーションなしの飼育でした。5月中旬に白点病を発症し、同時に餌を食べても吐き出し、鰓呼吸が浅くなりましたが、水面に浮かぶことも沈むこともなく、ゆっくり泳いでおりました。白点は1週間で治癒しましたが他は変わらず、更に1週間後からは気温変動が少ない浴室に移動して毎日8Lバケツで全換水して夜は数時間ほど水作をオン、症状の悪化もなく快復もなくこのまま暫く続くのかなぁ、と油断していた発症から3週間後の朝4:30,底で横臥して息が絶え絶えで、視るからに助からないと分かり、5:00過ぎに息を引き取りました。その時点でも外観に異常はなく、まるで生きているようでした。
    前日にちょっと泳ぎ方に活力が戻り、好転の兆し?!と喜んだ束の間でした。
    その後は悲しむばかりで、何のモニターも出来ませんでした<大後悔
    容存酸素検査薬、金魚店を梯子しましたが買えず…金魚部さんがおっしゃったとおりレアな商品なのですね。
    今までは庭の壺瓶で、電源もないのでエアレーションなしの飼育でしたが、探せばあるもので、単3電池式のポンプ(採取魚用)を購入してバケツ飼育の際に使用していました。
    んで、水作の効果がどれだけあるのか知りたくなった次第です。
    ポンプ、音が凄いので金魚も落ち着かないようですし、なるべく短い時間に抜けるようにしてあげたいです。

    1. すがさん こんにちは
      そうでしたか、大変でしたね。
      僕の金魚も多くがそうでしたが
      死ぬ直前を見届けて看病してると
      一瞬、元気になる瞬間を見せますよね。
      あの瞬間に大きな希望を感じるので、その直後に死ぬととても残念ですが 僕も重傷にした金魚は助けられた事が無いので普段から軽症のうちに対応できるように努力しています。
      ただ、経験の少ない病気はやはり 見ているだけで有効な対応が出来無い事が多いです。

      正しく飼育すれば金魚の寿命は10年~15年だそうです。
      僕は残念ながら現在まで その半分程度で死なせているので
      飼育法を1つ1つ見直してきましたが、教科書どおりに丁寧で普通の飼育法に治したのは最近なので今居るメンバーの中で昔の粗い飼育を経験させたものは10年生きないかもしれませんが
      新しいメンバーくらいは10年超えさせてやりたいです。

      僕は少し前まで4台の上部濾過装置のゴボゴボ音が最も大きい騒音という状態でしたので
      廃止してからはエアポンプの音だけになりましたがノイズレベルの格が違うので
      真夜中でも殆ど気になりません。
      設置場所や設置方法を少し変えるだけでも大きく変わりますよ。
      特に音は波で反射して伝わるので 壁などに反射するのでそれが複数交差する場所に居ると大きく感じます。
      ですのでその反射の方向を自分がいない場所に向けるなどすればほぼ無音です。
      角度と言うよりは壁との距離などを少し変える事で調整できます。
      また電池式のものは水色のもの1種類しか知りませんが、それはカバーが薄いので 水心やノンノイズのようなエアタイトなカバーのエアポンプに変えると更に静かになると思います。

      酸欠で死ななくても酸素が薄い環境はエラを痛めたり、雑菌の繁殖を許してしまったりしやすいようなので 適度に酸素があるのが理想だと 最近 強く思います。

  4. お久しぶりです。

    夏場は酸欠が怖いですよね。

    水温が上がってきたタイミングで金魚の呼吸が速くなったら、溶存酸素の不足を疑ったほうがいい、と去年うちの金魚たちに教えてもらいました。

    鼻あげだけでなく、呼吸が速くなったり、マグロのように泳ぎ続けていたりするのも酸欠時の行動なのですが、そんな大事なことが何故か飼育本には載ってないんですよね。

    そして、酸欠対策の第一選択肢が飼育密度を下げることだ、ということも、やっぱり載ってないんですよね。

    溶存酸素量だけを人為的にあげた場合、水槽のキャパシティに対して生き物が過剰である、という根本的原因が解決できていないので、事故や病気のリスクは高いままなのだ、というのを、以前ひと鉢全滅させて知りました。

    1. 居眠り猫さん こんばんは
      全滅とは残念でしたね。

      >マグロのように泳ぎ続けていたりするのも
      これだけは自分の金魚で確認できておらず
      知りませんでしたので 未だ一度もコメントや記事に書いた事が無いですが
      それ以外は これまで他の記事やコメントに書いてきましたように 僕も同じです。
      マグロ泳ぎの件は機会があれば専門家の方に聞いてみますね。

      ちなみに以前自分で色々な本を調べてまとめたリストから、関連や信憑性の問題で除外した項目にあるか?再確認しましたが ありませんでした。
      また
      過密だけが原因なら全滅せずに適正な数になるまで死んでいきそこで止まると言われています。
      これに関しては 他の方のケーススタディとして特に稚魚の飼育での体験談がネット上に多くあると思います。
      また僕の2例でも 他の金魚は弱る事もなく普通に生きていました。

      ちなみに水質の急変時などで苦しい時そのような泳ぎをするというのは本で読みましたが 
      水質は正常でしたか?特にpHはどうでしたでしょうか?
      酸欠の問題が出る時、僕の例の 過密(水量不足) が原因の場合以外にも
      pHクラッシュ や 雑菌のスパイク が原因の場合もあります。
      これらが原因なら金魚が弾丸のように泳ぐと言う事が知られているようです。
      ちなみに僕のオランダ1世達が赤班病になった時、
      水が腐りスパイクが出ましたが
      やはりそのような泳ぎ方をしていました。

      もちろん過密による酸欠の場合もマグロ泳ぎするかもしれませんが僕のノートや資料にはないので機会があれば詳しい方に聞いてみます。

      まずは飼育密度を下げておくのは重要ですね。
      飼育密度を下げてエアレーション無しで飼育する記事を最初に書いたのも 本丸の記事で多角的に問題を検証する為でした。
      今年に入ってから、水槽を買い足して密度を冬の半分以下にまで下げて現在に至ります。
      まだまだ小さい2世達以外は
      みんな広い水槽に数匹で暮らしているのでかなり優雅です。

      また
      溶存酸素だけで言えば過密でも4.0mg/Lを維持できる限りは問題は出難いとされており検査薬の説明書もこの数字をベースにしています。 しかしエラが弱い金魚や活性が高くなっている大きな金魚はこの数字が命を守るのに最低必要な数字なので 少しでも下回れば死亡もありえるので 僕はできれば 通常は5.0mg/L~6.0mg/Lを昼夜問わず、年間を通じてキープできる環境を目指しています。 
      ちなみにこの4.0mg/Lですが
      苔とか魚のような酸素を消費するものが居なければ
      普通の溜め水などは何もせず4.0mg/L出ます。
      出したての水道水も同じでした。

      本当の理想は 人為的に何もせず 飼育水の量だけで金魚を飼育できる環境ですが
      こうなればギリギリではいつか死ぬので
      計算上の数字で満足しても安心できません。
      何か違う問題が出ても耐えないといけないので 
      かなりの余裕を持たせる必要があると思います。
      僕の住んでいる場所では狭すぎて
      実行すれば今(60cm水槽換算で8本)よりも更に水量を増やす事になり
      部屋中に水槽を並べる事になるので
      普段は実現できないです。

      また水槽のような閉ざされた空間で
      長期的にエアレーション無しの低酸素で飼育された場合は
      エラが弱る(=長生きしない(ちなみに金魚の平均寿命は普通10年~15年なので それ以前に死ねば何かが問題))と言う記事もありますので 
      僕は 行うとしても一時的に行う事のみを想定しています。
      詳しくは本丸の記事に書きます。

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