初めての方でも安心な観賞魚薬の計量方法

tropical_100ml
昨日に続いてスピンオフのプチねたです。

僕は殆ど薬を使いませんがこれまでに使用してきた薬は
メチレンブルーやグリーンFゴールド以外は
かなり微量を入れて使うものが多いです。

グリーンFゴールドでも僕は以前にガラス板の上に広げて
かみそりで平らにしてから同じ面積になるようにかみそりで分けていき
それを個別に紙に包んで毎回1つずつ溶かして使用したりしていましたが
面倒くさいし、不正確だし、何より覚せい剤でも扱っているような
あやしい行動なので人に見られたくないしで、今はしていません。

多くの観賞魚薬は
もともと池で使うように開発されているので
設定水量が多く、水槽ではそのまま作ると多過ぎてしまいますし
バケツだと論外になります。

mazoten
昔、マゾテンを使う時に検索して学んだ方法ですが
薬を溶くのを2段階で考えると確実&安全に使用できるというアイデアです。
もちろん人に見られても大丈夫な方法ですよ。

今回はトロピカルNで説明します。
tropicalN
トロピカルNは付属のスプーン1杯で200Lの水の薬浴が出来る量になります。
60cm水槽なら1/3と説明書に書かれていますが1/3の目盛りが無いので
目分量になってしまいます。
8L分なんかエスパーでないとスプーンでは計量できない量です。

こんな時はスプーン1杯をとりあえず計量します

次に目盛りつきビーカーなど正確に水量が計れるもので
今回の場合は100mLを計ります。(理由はこの後に出てきます)

ここに先ほどのスプーン1杯の薬を全て溶かします。
こうして一度水に溶かしておくと実際に使う時に
液体の薬として利用できるので溶け切らずに固形部分が底に残る心配もありませんし
これを計量して必要な量を取り出して使うので
より正確に計量できて安心です。

ここで少しだけ算数の時間です。
何故100mLか?ということですが

スプーン1杯で200L分の水に溶かす薬の量になりますが
欲しいのは 僕の場合は
1回分8L分なので
200L分 ÷ 8L分 = 25回分
つまりスプーン1杯で25回分の薬がある事になるので
これを毎回スポイトで1回分ずつ吸いだして使います。
僕のスポイトで吸いだしやすい量は4mLか5mLです。
ここで5mLx25回分では125mLになりビーカーの目盛り100mLまでを越えてしまいます。
2回計量すれば済みますが、めんどうなので1回で済ませたいです。
4mL x 25回 =100mLでこれならビーカーで1回で量れるからOK
よって100mLにしました。
tropical_100ml

つまりスポイトが2mLまでなら2mLx25回分=50mLの水で溶かせばいいですし
スポイトが無くて計量カップで量れる最小が
10mLなら 10mLx25回分=250mLに溶かせばよいという事になります。

またバケツに8Lではなく10Lで行いたい場合は
最初の計算をやり直して
200L分 ÷ 10L分 = 20回分 となり
スプーン1杯の薬でで 20回分です。
ここで
計量カップが 50mLしか量れない場合は
50mL x 20回分 =1000mL=1L となり 
1リットルの水に溶かせば良い事になります。

このように自分で使いやすい量になるように計算して
溶かす水の量を決めてから溶かして
これを毎回計量して使うようにすれば正確ですし楽チンです。
特に僕のように毎日水を換える場合は直ぐに消費できるので
作りすぎによる無駄も出ません。

どうしても20回分とか不要な場合は
最初のスプーンの計量で半分にしてから溶かせば
200L分の半分なので100L分にできます。

作ったものは蓋付きのガラス容器かペットボトルに入れて
冷暗所に保管しておきます。

※太陽光で分解
保存は上記のように、太陽光が当たらない冷暗所です。
太陽光で分解される薬が多くありますのでご注意ください。
特に池に散布する目的で使われる薬に多いです。

(追記)
今回使用したトロピカルNはスプーン1杯が100mLの水では溶けきらない事が分かりました。
tropical_demse
数日後にはこのように沈殿しました。

急遽容量を変更して現在は
1000mL(つまり1L)の水に溶かす事にしました。

この場合はペットボトルに入れて保管します。
今回は全く沈殿せず濃度が偏る心配もありませんでした。
tropical_1L
僕は毎回 8Lの水にいれるので
やはり
200÷8=25回分なので
1000÷25=40mL/1回 となります。

毎回ビーカーで40mLを計量してこれをバケツに入れて8Lに溶かして使います。
トロピカルN計量方法

きちんと溶けていないと
使うたびに濃度が不正確になる可能性があるので
このように溶かしきるほうが安心です。
念のため。
(追記終わり)

「初めての方でも安心な観賞魚薬の計量方法」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。金魚部さんの知的好奇心と金魚への愛情が好きで毎日過去記事を少しずつ拝読しております。
    先日トリートメントをよくしてから販売する金魚屋さんで購入した尾の短い蝶尾(笑)からにょきっと何かが…まさかと思って引き抜いてみると…
    イカリムシ!!
    マゾテンを急いで購入したものの小瓶で20t用とか途方に暮れる仕様に呆然としつつも、この記事を参考になんとか希釈出来ました。ありがとうございました。
    しかしこれから長い戦いになりそうだなあ

    1. つなきんさん こんにちは。
      イカリムシは対応が大変でドキドキしますね。
      僕の場合は比較的初期の頃だったので非常に怖かったです。
      マゾテンをはじめ多くの観賞魚薬は池で鯉等を飼う方向けらしく
      ◆太陽光で分解し効果が無くなる
      ◆比較的大水量の使用が前提
      なので水槽での金魚飼育に転用するのは難しいことが多いですね。
      ドイツやアメリカなんかでは水槽飼育用に薬を開発して販売しているようですし、中国などでは人間用の消毒薬を転用する治療法が主流のようです。(現時点で塩水浴で治るものを除き)いろいろと取り入れられそうなものは取り入れようとしていますが、病気の治療だけはチャンスが限られるので 餌の比較のようには行かず長い時間が掛かりそうです。また薬の多くは金魚の体力を奪うので、僕としては通常の軽い問題は塩水浴で対応しています。 

      あとは瀕死の状態で餌を吐き出すようなところまで来た金魚が好転するような薬・・・これが本当に欲しいです。これまでも治療していて数日で回復するな・・・という場合と、このままだと1週間以内に死ぬかも・・・と言う場合に流れが分かれたのですが、後者は色々思いつくことは試しましたが回復させられた事がありません。最近は専ら水量を多めにしてあとは何もせず静観する方法を行っていましたが2号も3号も助けられませんでした。 だから瀕死の金魚を少しでも回復させる薬があれば是非試してみたいです。

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