春の温度上昇とバクテリア

春の金魚水槽
この時期は温度の上昇と共に金魚の生活環境が変わります。

特にバクテリアの入れ替わりは金魚にも飼い主にも重要です。
入れ替わる時期はアンモニア中毒、尾腐れ病、赤班病などが出やすいのでご注意ください。
日本語でもこの事を示す美しい言葉があるようです。
確か ”みずかわり” か ”みずがわり” と呼ばれていたと思います。(間違ってたらすみません)
池で鯉や金魚を飼育されている方が使っておられる言葉だったように記憶しています。
季節の変わり目に池の水が白く濁るのを見て
バクテリアが入れ替わる時期なんだなぁという事を感じとるという
とても綺麗な言葉だなぁ・・・と思った記憶があります。

バクテリアが入れ替わるのは
もともと有名な ニトロバクター属、ニトロスピラ属、ニトロソモナス属等に関して勉強していた時に活動できる温度域を見て疑問に思ったのが最初でした。

本に示されている活動域では冬がカバーできないのでは?
素朴な疑問として
冬は誰が????
もしくは全面休戦状態で生物ろ過全てが止まるのか?
等の疑問が出て調べていてバクテリアがこの有名な3種属だけでは無い事を知ったのが最初でした。
名前や詳しい情報までは調べていませんが
冬には冬のバクテリアが居たり、夏でも上記の有名な種類以外に2次的、3次的に同じような仕事を行うバックアップ部隊が居る事も学びました。

この記事ではその事ではなく
この水槽内のガードマンさん達が入れ替わるという
セキュリティが手薄になる時期
特に冬から春の入れ替わりは温度上昇が伴うので
先週まで正常だった水槽が急に白く濁るとか
急に匂いが出始めたりすることもあります。
これらは飼い主が気付きやすいので問題はありませんが
怖いのが アンモニア中毒です。
水は匂いも無くキラキラ!魚も温度上昇で徐々に元気に泳ぐようになる
そんな条件で餌を多く与えると・・・・・
アンモニア検査 高濃度
はい、やりました。
かなり高濃度になっています。
1週間前はゼロだった水槽もこの通り高濃度です。
これは4日ほど前で
既に水を1/5ほど残して全ての水槽の水を換えました。

テトラ アンモニア検査
どこまで下がったかな?と
いつもの検査キットで
今日も計測すると
アンモニアが更に高濃度の結果もありました

ほとんどの水を入れ換えたのに未だ未だ高濃度・・・・
立ち上がっていない水槽みたいになってます。

例年なら徐々に季節が変わるのでバクテリアもうまくバランスしながら替わるのでしょうけど
今年のように先週まで夜中は氷点下だったのに
「はい、今日から春はじめます」みたいな急な温度上昇されてしまうと
バクテリアの量も未だ少ないし高温対応細菌部隊もまだ万全ではないので
僕の環境に関しては
あと2週間ほどは水換え地獄で対応するしかないと思っています。

唯一好成績だったのが
5Lコンテナの1つであるコロコロ製造工場
優秀なコロコロ金魚工場
ここは真冬でも激しく餌を与えていたので
バクテリアの総量が水量に対して多いのか?
毎日水を換えているからバクテリアが活性状態になりやすいのか?
分かりませんが唯一1.5mg/L以下をキープしています。

まあ幸い高濃度の割りに中毒も無く金魚は皆元気ですが
もし定期検査してなければ
まさかここまで高濃度になっているとは思わなかったので
大変な事になっていたかもしれません。
なにしろ水はキラキラして綺麗で金魚も元気なので・・・

溶存酸素量 検査
ただどの金魚もやたらと水面をパクパクしています。
溶存酸素を検査しましたが
全然問題ない範囲です。
でももしかすると冬場に高濃度だったのでそれに慣れていて
急に濃度が低くなってパクパクしているのかもしれません。

金魚水槽 過密飼育
体重の合計では未だ未だ余裕ですが
見た目に過密飼育なので警戒しているのがこの水槽です。

この1年間徹底して浮上性の餌を沈めたりしてきたおかげで
パクパクする金魚は皆無になっていて安心していたところでした。
逆に餌が浮いている事がどの程度の問題なのか知りたくて
浮上性餌だけを浮かせて与えている3匹の金魚(5Lコンテナ、砂利あり、エアレーション無)
は今のところ問題無しでパクパクしていません。
エアレーション無しで飼育
こちらはエアレーションしていないので冬から濃度は低かったのであまり変化ないから?と思っています。
今のところ餌が水面にあるという認識はあるようですがお腹一杯与えているからか
なかなか思ったように水面をパクパクして餌を探すという行為をしません。

最後になりましたが
先日 ビューラーちゃん、
新入りのオランダ 1匹目&2匹目
を連続して死なせてしまいました。
この時はまだアンモニアの問題は出てませんでした。
原因は僕の複数回の管理ミスです。
この件は詳しく記事にしますが
現在はまだまとめきれていません、
とても気に入っていた3匹で、
3匹とも懐いていたので
とても残念で暫く金魚見るのも嫌になりましたが
上記のような問題も起きているので飼い主が沈んでいる暇はなく
むしろこれ以上の死魚を出さないように
更に厳しく管理するように自分用のルールを見直してるところです。
そんな中、定期検査で殆どの水槽のアンモニアが高濃度になっていたので
同じような状況にある方がもし居られれば
気付いていただきたいと思いこの記事を急遽書きました。

お気をつけください。

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「春の温度上昇とバクテリア」への6件のフィードバック

    1. 蓮茶さん こんにちは
      3匹とも近所の川のそばの土のところに埋めてきました。 +(・ ・、) 

  1. お久しぶりです。
    ビューラーちゃん、残念でしたね。お気持ちお察しします。
    ウチでも先日一匹死なせてしまいました。申し訳ないことをしました。

    春先はたくさんの方が病気など苦労される様ですね。

    その理由、この記事でなるほどと思いました。いつも貴重な情報ありがとうございます。

    1. かにゃんさん お久しぶりです。
      コメントありがとうございます、
      お互い死なせた金魚の事は残念でしたね。

      秋はバクテリアの変化と同時に温度低下する為
      金魚も動きが鈍るので餌も控えるからまだマシですが
      春はバクテリアが変化する時期には
      温度上昇で金魚が元気になる為
      餌をやる傾向があるので
      この時期はほんとに怖いですね。
      特に今年のように急な変化が繰り返されると特に怖いですね。

      一度立ち上がってしまうと水を換えなくてもキラキラで匂いもしないのが
      当たり前になるのですが全てはバクテリア様のおかげなので
      これらが弱まると”水を換えなくても大丈夫!”という魔法はとけてしまうので怖いです。

      特に1日とか2日だけ急に暖かくなってその後は今までどおりに寒くなると怖いです。
      その1日か2日で十分にアンモニアは危険レベルに上がるのにその後の水温が低いと水が痛み難いので気が付かないけどアンモニアの濃度は高いままキープされますから・・・数日後に
      昔の飼育法の頃に
      元気な魚が急にバタバタと死んでしまう謎の現象
      と言われていたものが出やすくなります。
      この点でも毎日少しだけこまめに水を換えるのは有効なのかもしれませんね。

  2. こんにちは。
    今回こちらのサイトでいろいろとお勉強をさせていただきました。早くこの記事に出会っていたかったです。。。
    部屋飼いで長らく元気に飼育していた蝶尾たちを今回はじめて外で越冬させました。冬も無事にのりこえたのですが、春になってまだ寒い日があるからと全面的な掃除を先延ばしにしていたところ。。。お気に入りの蝶尾たちを次々と亡くしてしまいました。。。本当に落ち込んでしまいました。。。かなり水量のあるコンテナだし、水はキラキラ綺麗だからとたかをくくっていたのです。
    この時期は本当に人も努力しないといけないのですね。。。
    とても落ち込んでいる日々が続いているのですが、またいつか元気をとりもどしかわいい金魚を飼育できたらと思います。
    今後ともいろいろと参考にさせていただきたいと思います。
    いつか自信をもって金魚たちを再びお迎えしたいです。

    1. AYさん はじめまして。
      僕も同じような経験があり
      一人でも多くの方が気が付いて金魚が救われれば・・・と思っていますが
      多くの場合は 記事を読んでいただいていても
      実際に自分の身に起きるまではなかなか実感が持てないと思います。

      僕自身がそうなんですが
      本などで文字情報を見て 何かを学んでも
      結局問題が出た時に初めて その本当の意味に気が付くようなことが多いです。

      最近 とても大切な金魚を次々に死なせてしまう問題を起こして
      今もその悲しみが癒えないままですが
      その金魚達が無駄死ににならないように記事にしたり
      関連しそうなコメントをされている方には記事に先行して
      注意すべき事をお伝えしている次第です。

      AYさんが、また楽しく金魚と暮らそう
      と思える日が早く来るといいですね。

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