【図解】理想のオランダ(ボディバランス編)

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僕が個人的に好きなポイントや苦手なポイントを図解でご紹介。
可愛いオランダの条件や何故苦手な肉瘤を付けたいのか等
僕と趣味がピッタリ同じという方は購入時の参考になさってくださいw

※写真撮影用モデルとして飼育している関係上、
如何に一般の方々に受け入れていただけるかを重視していますので
オランダのマニアの方々の判断基準とは違った視点で決めています。
「立派な金魚」「高価な金魚」をご希望の方は全く参考になりませんのでスルーしてください。

横見
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僕はショートボディが好きなので理想は 3番のような体形です。
1 肉瘤と背びれの間のギャップが気になります。
 シルエットが歪なので頭部がクビチョンパしちゃいそうに見えます。
 一見した感じ、頭部だけビジュアルの重心の位置やバランスがおかしく
 別の魚から取ってきて後から付けたように見えます。
 僕は可愛いオランダが好みなので中国産の体形が好きです。

2 頭部と背びれの間が間延びしていても
 肉瘤が差ほど出ずに凸凹したシルエットにならず
 スムースならOKかなとも思います。

3 僕個人としては最も好きなバランスがこれです。
 背びれと肉瘤の間に間延びした空間が無いので
 正面から見たときに顔だけが見えるので
 可愛さモリモリです。

4 これはショートボディではないのでNG
 上見で見る泳ぎは優雅で美しいと思いますが
 水槽で横見中心で楽しむにはちょっと・・・
同様に撮影も上見のみだと単調になりますのでNGです。

5 全てが好みのショートボディでも
 時々このように尾とボディの間が
 大きく離れて間延びしている事があります。
 これは大きくなっても比率が変わらず
 コロコロには出来ないのでスルーします。

上見
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6 オランダ1世の夏前のプロポーションです。
 顔の先が細すぎてオランダの可愛さが出ていません。

7 同じオランダ1世の少し前のプロボーションです。
 飼育条件や餌の配合を研究して
 顔は何とか太くする事に成功しました。
 (無理したのでこの後、全員赤班病になりましたけど・・・)
 今は元気です。
 春の時点で何処まで改善できるか?がんばっている最中です。

8 これまで育てた中で最も理想的な形状の個体です。
 この後、体は少し小さくなりましたが
 カシラはどんどん成長しました。
 何とかこのようなシルエットに育てるのが今の目標です。

9 最近購入した4匹のオランダの中の1匹です。
 養殖場で理想的な環境の下育てられたので
 肉瘤やフンタンの発達が僕の理想より激しいですが
 このまま水槽で数年飼育すれば徐々にツルツルに成ると
 思うので経過を見守ります。

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▲母と子の比較
ここ数ヶ月も温度に関係なく育成用の餌を与えているので
顔の先が細くなっていたのは、かなり改善されましたが、
未だ瘤の成長が足りないのでこれだけ印象が違います。
今から春までの間は冬の仕上げというものを施そうと思います。

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▲夏から現在までの変化
夏だけが育成の時期ではなく
秋や冬も重要な育成の時期です。
特に瘤やカシラはこの時期のほうが成熟させやすいです。
消化能力さえ高く保てば8℃くらいで給餌しても問題は出ません。
※肥満の金魚は駄目です
※冬に急に給餌を開始するのは駄目です
(野菜ベースでも転覆します)
※秋に病気などで餌を減らしていた金魚も駄目です
真冬に普通に給餌できる金魚にするには
秋の温度が下降する際にもしっかり食べて
しっかりと糞が出せるコンディションをキープしそのまま冬になる必要があります。
一度でも弱気に守りに入ったら、その冬の給餌は控えるのが安全です。
同様に毎日体長くらいの長さの糞が出なくなった場合も
冬の給餌はストップするのが安全です。
無理すれば転覆病が待っていると思います。

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▲1世は全て写真のようなギャップが出来てしまいました。
これは僕の初期の飼育が悪かったのだと思います。
またお父さんの体形に似ている点も気になるので
次回は完全にシシガシラと呼べる個体のみで繁殖します。
それで飼育なのか?遺伝なのか?も明確になるはずです。

今からでは困難と思いますが肉瘤が成長する事で
このギャップが埋まってきた例です。
(1世の母の肉瘤成長例)
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▲オランダシシガシラ購入直後の撮影
この頃はイラストの1のようなギャップの凸凹が気になっていました。
ペットショップ@ホームセンターの金魚ですが
最初にこのくらい瘤の下地があるものは水槽飼育でも
餌だけバランスよく与えていれば立派に膨れます。

当時はフレーク餌1種類&冷凍赤ムシのみ給餌していましたが
それで十分でした。
大事な稚魚の時期をプロの養殖業者さんの飼育で管理され
きちんと下地が出来ているとそれだけ楽という事です。
自分で卵から育てた場合は未だ未だ苦労が耐えません。

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▲徐々に瘤が上まで上がってきて
気にならなくなりました。

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▲ほっぺが出てきて目が少し隠れ始めます。
良くないらしいですが個人的には好きです。

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▲大分ふっくらとしてオランダ獅子頭らしくなりました。

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▲シシガシラスイッチONです。
ここからはもう止まりません。

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▲このいたずら小僧みたいな顔が好きでした。
メスでしたけど・・・
この辺で止めたいのですが
ランチュウ同様成長が止まらなくなり
この後は瘤がデカ過ぎ、バベルの塔のようになります。
下地さえ出来ていれば誰にでも大きくできますが
丁度良いところで止めるというのは素人には無理なのかもしれません。

飼育初期の頃カメラ2台を使っていましたが1台は日付をセットせず撮影していたので
正確な日付が分かりません。
ブログをすると分かっていれば・・・

僕は一般の方が金魚の写真を見て
「怖い」とか「気持ち悪い」とか思われてしまうと
撮影用に育てている意味を失うので
常に金魚に興味の無い方の反応をSNSなどを利用して確認してきました。
過去には黒オランダの写真が最も不評で怖がられる事が多かったです。
昨年再び写真ブログで掲載した時も 「蛇みたい」と言われました。
黒オランダ
(←)撮影部の関連記事

個人的にはこれくらいはOKなのですが一般の方々にNGなら駄目なので
2号や3号は今よりももう少しつるつるが良いかなあ・・・と思っています。
ただ、ツルツルの黒オランダは見たことが無いので、出来るのかどうかは不明です。
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それなのに何故肉瘤を付けようと必死になっているか?ですが
上のイラストの8番のように横幅をしっかりと付けたいからです。
これにはオランダのカシラの基礎部分だけでは不十分なので
怖がられない範囲で瘤を付けるのが目標です。
またこれまでの数年間、ランチュウの瘤が凸凹になるたびに
ツルツルにするように取り組んできたので
凸凹をツルツルにするのは差ほど困難ではないので
まずはしっかりとした下地を作り、その後は年数をかけてじっくり大きく成長させたいです。

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▲ちなみに 皆さんこれはOKらしいので
いかにも 瘤! みたいなテクスチャが無ければ問題ないようです。
確かに黒は凸凹がオレンジより目立ちます。