バクテリア取扱説明書

まずは関連アンケートのご紹介から・・・
◆市販のバクテリアは定着しないので使わないほうが良い


答え: 間違い
定着は
するもの と しないもの(浮遊タイプ)
がありますが
立ち上げ時などに有効に利用すれば有難い補助になります。
ただしスキャム(詐欺)製品もけっこうな数が存在していますので
購入時は目的に合ったもので性能が確認できるものを選んでください。

またバクテリアといえば
いろいろな効果を期待されますが
これらはどのバクテリア製品でも実現できるわけではなく
個々の製品の特徴があるのでそれも良く判断して選ばれると安心です。
簡単な例として・・・
◆立ち上げの補助(無機栄養バクテリア)
※有機のほうは自然発生するもので十分間に合う為除外しています
◆生物ろ過により水質安定(無機栄養バクテリア)
◆金魚を元気にする(有機栄養バクテリアの一部の種類)
※直接的な影響のみを考慮
◆水を透明にする(有機栄養バクテリア)
◆嫌な匂いを無臭にする(有機栄養バクテリア)
です。

(→)無機栄養バクテリア・有機栄養バクテリア

スキャム製品を買わないためには
この区別だけは確実に理解してください。

立ち上げ実験などを見ていただけば一目瞭然ですが
バクテリアは生き物ですので化学薬品のように
入れただけで水持ちが良くなるような製品は存在しません。
バクテリアを定着させて機能させるのはそんな簡単な話ではないからです。
現在、市場に出ている製品で正しく使えば確実に機能するものは存在しています。
特に一時期話題になったハイテク製品も初心者の強い助けになりますが
実際は条件を整えて正しく使わないと機能しないようです。
つまり、初心者が購入して特に何も考えずに使用すると機能しない可能性が高い製品がとても多いのが現実です。
現在のテクノロジーでは未だ
1滴落とせば、たちまちバクテリアが水槽内に繁殖して安全な飼育水ができちゃう!
みたいな製品はありません。
言い換えれば初心者向きのようなバクテリア製品でも
正しい使用方法を知識として理解していないと機能させられません。
入れるだけでは捨てているのと同じです。

またスキャム製品もかなり多いのがこの分野です。
製品を選ぶ際はその中身が何か?と言う事や
製品の性能などを理解して選ぶ事をお勧めします。

とは言っても
一度も金魚を飼育した事が無い方が
まず最初に行う選択としては
これはかなりハードルの高い話になってしまいますので
少しでも分かりやすいように
また折角購入されたバクテリア製品の機能を
最大に生かしていただくために
今回1つの記事にまとめてみました。

僕は立ち上げ実験に手間取り、かなりの時間がかかっていますが
実はかなりの時間を予備実験と下調べに費やしました。
実は製品の説明書には書かれていない多くの注意があり
それを知らないと機能させられないものが多いんです。
関連情報をかなり検索しては確認の実験をして最近ようやく
正しい使い方
が色々と分かりましたので
この点とその他関連情報に関して書きます。

バクテリア製品取扱説明書

基本的には金魚と同じ生き物です。
薬品とは違い”生きている”ので死ぬ事もあります。
効果を最大にするためには死なせず、元気な状態で利用する必要がありますので以下の様な点に注意してください。

◆有効期限
全てのバクテリア製品には有効期限があります。
生きたままボトルに詰められているものから休眠状態のもの、
常温保存可能なものから要冷蔵なものまで
色々ありますが、
製造からおよそ数年から十年近くまで様々な消費期限(有効期限)があります。
当然の事ながら 古いものはバクテリアが死んでいる可能性が高いので
可能な限り新しい製品を購入してください。
これはとても重要で古いものならその時点で機能しないという可能性があり
全ての苦労やお金の無駄になります。

◆休眠?ライブ?
最近のハイテク製品などは生きたまま(ライブ状態で)ボトルに詰められているので
冷蔵の必要も無く、そのまま水槽に入れれば直ちに活動が始まると言えますが
製品によっては休眠状態のものもあり、温度が低すぎると目覚めないものもあります。
使用時の温度は勿論、保存時の温度も確実に把握して使い切るまでに死なせないように注意してください。

◆保存方法の違いと注意
(冷蔵保存)
また開封後、冷蔵の必要のあるものは使用後速やかに冷蔵庫に入れてください。
※冷できる製品は現時点では存在していません。死にますので冷はしないでください。
(常温保存)
その他常温保存が可能な製品は冷暗所に保管するのが良いです。
科学者の方のお話をそのまま書くと 釣りに行って釣って来た魚のように扱ってくれとのことです。
生きたまま魚を持ち帰るとき クーラーボックスは利用しますが 氷は入れません。
また長時間炎天下になる場所で車の中に入れたままにしません。
このように釣った魚を生きたままキープできるような環境を想像してその範囲なら保存場所として最適と言えます。

◆使用温度
これはバクテリアの種類によりますし
諸説ありますが
ここでは濾過バクテリア限定ですが
多くの場所で言われている温度をまとめますと
24℃から28℃が最も条件が良いと言われています。
多くの製品は 
30℃以上はNG
20℃以下はNG
という説明がされています。
これはNG温度域ではバクテリアが分裂し難いという事や
雑菌など他のバクテリアの方に有利になるので避けて下さいという意味もあるようです。
使用する予定の方は効果を最大にする為にも温度域に注意してください。

◆pHが低すぎる
あまりに酸性に傾くと
濾過バクテリアにも悪影響が出ます
種類にもよりますが一般的な判断基準としては
◇6.5を下ると濾過バクテリアの機能が徐々に低下し最後には停止する
◇5.5を下ると濾過バクテリアは分裂できなくなる=サイクルが完成しません
だそうです。

◆混合・併用不可
2つ以上のバクテリア製品を同時に混合すると
機能しない場合や、処理能力が低下する場合があります。
これはバクテリアのバランスの問題ですので
化学薬品とは違い、
混ぜたから必ず全てが死ぬとも限りません。
問題が出ない場合もあるそうです。
しかし多くの製品は単独で最も効果的に作用するように内容が調整されているはずですので
1つ目の製品が駄目で別の製品を同じ水槽に加える時などは
一度全ての水を換えてから添加するべきです。
定着していないようでも影響があるケースも見たことがあります。
ですのでろ材も交換してクリーンスタートするほうが安心です。
また僕は図らずしてこの問題に直面したのですが
餌として与えていたバクテリアの影響が水槽内に残っている状態で
ハイテク製品を添加して機能しないことがありました。
完全に他のバクテリアがゼロの状態でハイテク製品を入れた試験体では機能したので
バクテリアの種類や仕事内容(アンモニアの分解VS糞尿の分解)が全く違うとしても
このように影響が出ることもありますし、
このバランスの問題は専門家でも1つ1つ確認しないと判断できないようなので
僕達はできるだけクリーンな状態で製品を試すのが良いです。
同様に水質調整剤などの化学薬品の使用も行わない事が重要です。

◆入れすぎに注意
バクテリアは水槽内の条件で存在できる数などが決まるので
徐々に環境が整えば総数が増える事は可能ですが
最初は、大量に存在できません。
特に消費する酸素の量の問題もあるので入れすぎると
金魚がエラから取り入れる酸素まで奪い窒息死させる事もあります。
この問題はエアレーションを足すだけでは解決できません。
規定量を目安にその1.5~2倍程度をMAXとして計量してください。
多少多い程度では問題はありません。
あくまで入れすぎても効果は倍増しない事や、
10倍とか入れても機能しないどころか
酸欠などの問題が出るということだけご理解いただけば
さほど厳密に計量する必要はありません。
その時の条件で適度の量のバランスはバクテリアが勝手に死んだり増えたりして自分で調整しますので薬のような厳密な量を計量しなくてOKということです。
ここにもこれら製品が ”生きている” 特徴が出ています。

◆アンモニア・亜硝酸塩濃度
水中に既にアンモニアや亜硝酸塩が高濃度で存在すると
バクテリア製品が機能し無い事が多いです。
僕の1番最初の予備実験が
アンモニア濃度5.0mg/Lを大きく超えた飼育水にバクテリア製品を入れて
どれだけアンモニアが下がるか?を調べるものでしたが
どの製品も全く効果なく1週間から10日で全て捨てました。
その後リサーチでバクテリア製品の開発者のブログを見つけて
ようやくこのミスに気が付きました。
つまり
アンモニアや亜硝酸塩が高濃度になりすぎた場合に
これを緩和しようとして添加して機能する製品は存在しません
という事でした。
もちろん条件さえ整えば機能することもあるようですが
稀なようで、そのような使用法を期待する方が居られる場合は
僕が紹介する製品は避けて下さい。
今のところ確認できている製品は全て、
基本的にアンモニアや亜硝酸塩がゼロで使用する事を基本にしたものだからです。
もし立ち上げ途中からバクテリア製品を使う場合は
大量換水してアンモニアや亜硝酸塩濃度を下げてから添加すると良いです。
※化学薬品でアンモニアを別の物質に化合させてしまうものがありますが
これは一時的な利用のみOKで使用を継続してその化合物が蓄積されると問題が出ます。
このような場合は薬品などに頼らず水換えで対応する事が大切です。

◆最初から入れておく
途中から入れると機能しない製品もあります。
立ち上げ初期に使う製品は最初から入れておくようにしてください。
理由は上記のアンモニアや亜硝酸塩濃度だけでなく
その他の雑菌による影響や、酸素以外のガスの溶け込みによる影響などです。
ですので勿体無いから・・・と最初に入れていないと
全てが駄目になり もっと勿体無いから!
になります。

◆ろ材
※濾過装置や濾過器があり、その中にろ材がセットされていればOKです。
製品そのものがろ材になっている場合を除き
全てのバクテリア製品にはろ材を準備する必要があります。
つまり液体だけ水槽に入れれば機能するわけではありません。
これは浮遊性の定着しないタイプでも同じです。
その製品のバクテリアは定着しなくても自然発生するバクテリアは定着しますので
この効果を高める為に何でも良いのでバクテリアが付きやすいろ材を入れてください。
無くても毎日のように添加していれば(その製品のバクテリアが無理でも)
最後には何かが定着しますが
水槽の底やガラス面のみですと定着までにかなりの時間がかかります。

◆エアレーション
可能な限り細かな泡のものが推奨されます。
決してパワーは要りません。
細かな泡が少し出るような状態が理想だそうです。

またいつか記事に書くかもしれませんが
僕の実験ではエアレーション無しでも立ち上がるという結果が出ています。
これは夏の終わりから計測している水中の溶存酸素の量で判断しているのですが
すでに1つの水槽はエアレーション無しで立ち上がりました。
しかし一般論では上記のような細かな泡が推奨されますし、
製品のバクテリアは種類が必要最小限しか入れられていないので
自家産の長期的に多種多様なものが混合されたバクテリアほどの強さも安定感もありませんので
少しでも可能性を上げるという意味でエアレーションはご用意ください。
<追記>
バクテリアの正常なバランスには溶存酸素が重要ですが、上記のようなエアレーションに関する情報は古く間違っている事が分かりました。 僕自身も実験して確認しましたがエアレーションは細かな泡ではなく水面の広さや水面の流動(波)等が重要です。また上記のエアレーションなしで立ち上げる例ですが水面、つまり空気に触れている部分の面積が大きくなれば効果が上がります。
</追記>

◆水量
本ブログの立ち上げ記事では8Lで行いました。その他、これまでの経験から少ない水量ほど失敗が少ない事が分かっています。 例えば60cm水槽(約60L)をいきなり立ち上げるのは簡単ではありません。 でもどうしても60cm水槽でスタートしたい場合は水深を20cmくらいにして立ち上げると失敗しにくいです。 水量を少なくする事が重要なのですが、実は同様に重要なのが溶存酸素量でその条件を有利にするには水深は20cm以下が良いです。 これは水量と水面の面積の比率で水面が占める割合が大きいほど水量あたりの溶存酸素が増えるからです。 例えば水面は水深に関係なく30cmx60cmで1800平方センチメートルです。これが酸素を受ける部分です。水深が20cmなら36Lですが水深が30cmなら54Lとなります。 空気を取り込む水面はどちらも同じですので36Lのほうが取り込んだ酸素が濃くなるというのがこの考え方の基本です。 
ただし適切に水を循環させて底の水を水面に運び続ければ酸素の問題は解決できますので水深が深い場合も酸素は増やせます。 ここで水量に関する話に戻りますが、仮に、バクテリア1000匹で10Lを維持できるとした場合、60L維持するには6000匹まで増えないと安定しません。バクテリアが1匹から分裂して2匹、4匹と増えるわけですが濾過バクテリアは1日に1回程度しか分裂しないとも言われていてそんなに急には増えません。つまり少ない数のバクテリアが分裂しながら増えていく場合、10Lを維持するのに必要な数のほうが60Lを維持するのに必要な数よりも先に到達します。また到達するまでは安定し無い事を考えれると少ない水量で立ち上げてその後徐々に水量を上げるのが最も理にかなう方法だと僕は考えます。

◆餌
毎日与える必要はありません。
少ないほど問題が出難いです。
上記のようにアンモニアや亜硝酸塩濃度は高いと製品の能力が出難いケースもあるようですので
餌は控えめでスムーズな立ち上げを目指してください。
ただし大きな水槽など水量がある場合はそれに見合う餌の量、金魚の数が必要ですので
僕の他の記事(ケーススタディ)を参照しておよその程度をご理解ください。

◆金魚
立ち上げにバクテリアを利用される場合は
同様に金魚の大きさや数も重要です。
金魚を一度に入れすぎると製品の能力を超えてしまいます。
そのような場合は水槽を大きなものにするなど、
水量を増やす事でより多くのバクテリアを添加できるように調整してください。

◆水換え
必要に応じて行ってください。
バクテリア製品添加の日は避けて
その直前に換えるか?もしくは添加後数日経過してから換えれば大きな影響は無いはずです。
ケーススタディでは水を何度も換える場合や殆ど換えない場合など、様々な条件でテストしていますので参考にしてください。
せっかく増えたバクテリアを流すのが嫌で水を換えないという方もフォーラムで見ましたが間違いです。
基本的にろ材に多くが定着し、一部は底や壁面に定着、また一部が水中を浮遊という状態ですが 水換えでは定着したものは出て行きません。
むしろ水を換える事で余分なガスの溶け込みなどを流して綺麗な水を補充する事で酸素などの溶け込みを増やせるというメリットもあるので適度な水換えは有効です。 換え無さ過ぎ、換え過ぎは良くありません。
問題があるとすれば水を換えすぎて水中の栄養分が貧欠状態になることで増殖が抑制されたり死んだりすることですが換えすぎなければ特に問題はありません。
僕のケーススタディの中にはこの事を示す為に高頻度で水換えを実施したケースがありますので参考にしてください。

◆カルキ抜き
最重要な事の1つで、これが不十分なら全てのバクテリアが死ぬかもしれません。
僕は実験に使う水は全てエアレーションを2日かけて抜きました。
最近の調べでエアレーションが無くても透明な容器(水槽やガラス鉢)に水を入れ太陽光に2日間晒せばカルキが抜けるようです。
時期によっては浄水場で添加される塩素の量が増えますのでその場合は3日か4日かかります。

これまでの検査で判明しているのは 春先の暖かくなる時期に エアレーション2日では抜け無い事がありました。
通常は1.5日もエアレーションすれば検査で塩素が検出されないので 明らかに添加量が増えています。

このようにカルキ抜きを使用せずに抜く事を推奨しているのは
カルキ抜きの薬が既にバクテリアを殺したり弱らせるケースが報告されているからです。
邪魔臭いかもしれませんが薬の使用時は残留塩素を検査して可能な限り少ない量の薬でカルキ抜きしてください。
また太陽光に2日ほど晒せば 同様に塩素が飛びます。
個人的には2日間のエアレーションがトラブルフリーなのでお勧めです。

これらの情報はバクテリア製品を発売する様々な企業のHP、
バクテリア研究者のブログやHP、ハイテク商品の開発者のブログなど
日米英の様々な場所の情報と僕個人の経験を集めてまとめてみました。
これらの事を十分に注意すれば
バクテリア製品の能力は最大に引き出せるはずです。

もちろんこの情報は
製品を利用しない方も自然発生のバクテリアに利用していただけます。

「バクテリア取扱説明書」への6件のフィードバック

  1. 金魚部さん、こんにちは。
    昨日の金魚とベタとの相違、いろんな事がありまして投入するバクテリアの事も含めましてお伝え致します。

    金魚飼育をやり始めた当時から硝化菌バクテリアはバイコム社の金魚バイコムをずっと使っていまして今まで飼育開始当初から約3年間、使い続けています。
    バクテリアのメーカー別の良い悪いは分かりませんが金魚も段々と病気も減りまして自分的には金魚バイコムを選び良かったと思っています。

    これからは金魚飼育には金魚バイコムをベタ飼育にはスーパーバイコム78/21PDをそれぞれ使い分けていきたいと思っています。
    もちろんベタ飼育にはフィルターなどは使わず底にジェルを2㎝くらいひきバクテリア活性効果でほんの微量でエアレーションを回しヒーターは26℃固定のオートヒーターで浮き草を少し飼育水は78/21PDにてやって行こうと思っております。
    ベタは水流嫌いである為、やはりバクテリア活性化には酸素(エアレーション)を回した方が良いですか?
    水換えは最初の1月くらいは3日に一度4分の1を換えてみようと思います。

    我が家も昔、家族が熱帯魚を飼っていましてその当時は全く興味が無くて深入りしませんでしたが(笑)、今はセカンドアクアで可愛い金魚と並びベタ飼育もやって行きたいと思っています。

    金魚部さんには色々とご迷惑お掛け致しますがこれからもよろしくお願い致します。

    1. オリオンさん こんにちは。
      そうですね日本のメーカーの添加タイプのバクテリアならば信頼できるのはバイコムくらいですね。 
      多くのバクテリア製品はコストが高い無機栄養細菌ではなく有機栄養細菌というコストが安いものです、この安いコストのもので、よく売れている代表的な種類は特徴として硫黄臭がします。(生成時の匂いの為、現在では技術力のある会社はこの匂いを殆どゼロにする事を可能としています。) これらはアンモニアを分解するのではなく アンモニアを作るものなので入れると逆にアンモニアが増えます。 ネットでよく名前を目にする ●●●●バクテリアなんかはメーカーの代表の方が「中身が何か分からないけど有害なものではない」と中身を理解してませんが販売してます宣言をして居られたりして怖くて水槽に入れられませんw またこのバクテリアに餌を漬けて金魚に与える危険行為もネットで流行してますが この状態を分かりやすく言えば アンモニア団子 を金魚に食べさせているという状態です。 マネしないようにしてください。 

      その点バイコムはバクテリアの名前はコードネームのようですが無機栄養細菌も添加されている事が明言されていますので安心ですね。 僕も昔、立ち上げ実験用に数種類を一気に購入して比較する予定でしたが忙しくなり断念しました。
      ちなみにこの手のハイテクバクテリアの元祖といえる
      サイクル(GEX)、セーフスタート(テトラ)、ストレスザイムプラス(API)が海外では3強として人気です。一時は開発戦争のような事もあり、最初は先行していて独占状態だったのに後発部隊に人気をさらわれたサイクルは配合するバクテリアの種類を倍に増やして巻き返したりと競争が激化してました。 日本ではこれに バイコム(バイコム)を加えて4強ですね。 去年の春にも値段などを調べてましたが、ネットでもそれぞれ良く売れている印象を受けました。
      ※ちなみに1つ重要な製品がリストから外れていますが日本では売られていない為除外してます。

      ただし、これらの製品に関して懸念事項が2つあります。

      1つ目は どの製品も定着するか?しないか?が明言されておらず不明な事。
      定着するなら添加を繰り返さなくて良いので立ち上げ時だけ使用してその後は添加をやめても大丈夫と言えますが、定着しない場合は永遠に添加し続けないといけないので無駄なコストがかかりますし、最悪の場合は添加をやめてから新たに立ち上げなおさないといけなくなります。

      2つ目は実は上記の4つのうち2つは購入してしまっていたので(立ち上げ実験はしてませんが)、実力がどの程度か?試す為に色々な条件で添加してみてアンモニアや亜硝酸塩濃度を計測しました。 その結果、亜硝酸塩濃度が下がると判断できた事がありませんでした。ちなみに僕の立ち上げ実験の記事に使用したライブマット(定着するタイプ)の時もアンモニアは即消えましたが、亜硝酸塩は長くゼロになりませんでした。(原因は、もしかすると当時の温度の問題かもしれませんが・・・配合されているバクテリアの名前にも疑惑がありまして・・・) そして前回のオリオンさんのコメントでも アンモニアはゼロ、亜硝酸塩は範囲内・・・みたいな事を書いておられたので益々亜硝酸塩を下げる実力がどの程度か?調べてみたくなりました。 ウチは今水温が10度前後なのでこれらの製品が効果的に機能するには低温すぎるので20度に上がるまでは出来ませんが、この件がずっと気になっています。

      >エアレーション
      ベタに関して分からないので何とも言えませんが
      通常、観賞魚店で見る限りビン詰めにされて殆ど動かないので生きてるのかすら分からない事が多いベタだけに エアレーションしている姿が想像できません。 またエアレでどのような問題が起きるのかも知りませんのでこの件は分かりませんが、バクテリアは金魚以上に酸素を必要とします。 タイムリーな話として数日前にイギリスの専門誌を読んでいて停電した時の対処法の記事で30分~1時間ほど酸素が止まると濾過バクテリアは死に始めると考えましょう・・・みたいな事がかかれてました。 でもこれは濾材に定着したバクテリアに関する記事なので、添加タイプのバクテリアに関してはどうなのか?良く分かりません。 休眠状態ではなく生きたままの状態でボトルの中でエアレも無く常温で1年以上保管できるハイテクバクテリア製品もありますのでそこまで専門的になると何とも言えないです。
      ですのでこの件はやはりベタの経験者またはバイコムのサポートに尋ねてください。
      今回も、お力になれず申し訳ございません。

  2. 金魚部さん、おはようございます。
    昨日からお伺いする事ばかりで大変すみません。
    僕の報告ミスですが今、60㎝らんちゅう水槽を2槽、立ち上げています。
    ここのところ感染症(マツカサ)がひつこく出ていましてこの2槽は完全リセット致しました事も金魚部さんにもご報告致しました。
    まず水槽と上部濾過を粗塩で殺菌して3日間、天日干し致しました。(この間、雨模様の日も挟みまして3日間となりました)
    今まで沢山の水槽を立ち上げて増やして来ましたがみな飼育水やウール、ろ材などを移植するその日に金魚が飼えます立ち上げでした。
    しばらく完全リセットをしていないので金魚部さんに僕としてのビギナーズラックでの内容になりましてお恥ずかしいところです。
    まず粗塩にて水槽+上部濾過装置を消毒殺菌しました。
    添加バクテリアも今までの金魚バイコムを使用しました。
    ウール、ハードマットも新品セットです。
    リングろ材も新品を使っています。
    水作エイトも新品でコアのSです。
    水槽に真水を上部濾過のエルボの最高ラインまで(満水に)入れてあります。
    それでスイッチをつけて回して今日で4日目になっています。
    後はアンモニア源として粒餌を数粒、投入しておいて定期的にアンモニアと亜硝酸塩をモニタリングすれば良いのでしょうか?
    お恥ずかしい話しビギナーズラックなのでよろしくお願い致します。
    この完全リセット(水槽+上部濾過装置はそのまま使用しています)をしたのは病気の源を少しでも持ち込まない様にする決断でした。
    感染症のマツカサを含め、全て常在菌なのでいくらリセットをしても同じ事は分かっていますが少しでもと安全安心側に立っての判断になっています。

    ◇それからこの記事のコメント欄にあるコメントで僕のコメントが承認待ちになっていてそのまま残ってアップされています。
    また金魚部さんの方にて削除して頂ければ幸いです。
    よろしくお願い致します。

    1. オリオンさん おはようございます。
      それだけ続くとアウトブレイクのようなのでリセットもやむなしですね。
      マツカサは感染しないとされますが何か多くの金魚が耐えられなくなるような雑菌のタネがあるのかもしれません。
      また僕が気になっている雑菌の侵入経路の1つとして新規導入魚が怪しいのでは?と思っています。
      オリオンさんはこれまでのコメントで比較的高頻度で金魚を通販などから次々に入手されてきたような印象が有ります。
      これらを取り扱う際に、水槽は分けておられてもバケツやポンプは共用で使用されていたとすれば、様々な養殖場の雑菌がミックスされる状況にあったのでは?と思うのです。
      常在菌と言うのは常に居る訳ですが、地域で種類が違いますし、川や池などの環境でも違いますし、季節でも変わります。
      新しい金魚はこれを体に付着して入ってくるので幾らショップの水を水槽に入れないように努力しても金魚の体に大量に付いている細菌までは除去できません。(塩水浴しても・・・です。)
      環境に合わずに直ぐに死ぬ菌も居れば、逆に天下を取りに行く菌も居るはずですので少量でも環境に適応すれば水槽内で増える事になります。
      これ(今まで水槽に居なかった雑菌)が既に居る金魚にとって新しい試練となる可能性も完全にゼロとは言えませんので新規導入魚を次々に入れるならそれに見合う対策を講じられたほうが良いのでは?とも思います。
      水槽のリセットを実施して様子を見ていただかないと分かりませんが、見落としていたかもしれない可能性の1つとして気になりましたので書いておきます。

      話をリセットに戻しますが
      60CM水槽で約60Lの真水から立ち上げるのは少し大変です。
      僕の実験は全てバケツで8Lの水量なのであのくらいの時間で完成しますが水量が増えると何ヶ月もかかることが有ります。
      立ち上げまでに長くかかればかかるほどミスを犯すチャンスが増えますので再度リセットする可能性も上がります。
      ここで提案ですが、予備で10Lから30Lで立ち上げてみてください。
      ただし、現在やろうとされている60CM水槽&上部濾過装置による立ち上げも同時に行ってください。
      つまり長期化する場合や失敗する場合でも予備に立ち上げているタンクが有り、そこに信頼できる水ができれば色々と安心です。

      まず書いておられる殆どは正しいですが、粒餌を入れて・・・は絶対にやらないでください。
      その方法で行うフィッシュレスはもしかすると雑菌地獄になるので、金魚を使う方法をお勧めしています。
      最初すべてをセットして濾過装置も作動させた状態で亜硝酸塩の濃度が5mg/LになるまではバイコムとPSBを入れながら普通に餌を金魚に食べさせて飼育してください。
      立ち上げですので餌の量は10Lにつき中粒(40mg/粒)1つ程度、60Lなら6粒前後です。
      ※普通にお腹いっぱい食べさせないでください。
      僕が使用している らんちゅうベビーゴールドは1粒約10mgなので10Lにつき数粒を限界と考えて与えます。
      夏と秋では危険度が違うので僕が投稿した幾つかの立ち上げ実験のグラフを比べてみてください。温度が重要なファクターです。
      夏は餌の与えすぎで2回失敗して仕切りなおしましたが、秋は多めに与えても無事に成功しています。

      この方法で飼育しながらバイコムとPSBを所定の量投与しながら飼育すれば立ち上がる前に亜硝酸塩地獄が来ると思います。
      バイコムが有効に働いていればアンモニアはゼロを維持しますが、そうでなければアンモニア地獄も起きます。
      更なる問題である、尾腐れ・赤班・マツカサに流れないようにPSBは必ず規定量投入してください。
      この流れで理想的に行けばアンモニアはゼロを早々に維持するはずです(バイコム次第ですが)、そして亜硝酸塩がグイグイ上がるので5mg/Lまで来たら金魚を別の場所に避難させて亜硝酸塩が下がるまで金魚無しで空回し(濾過やエアレーションは作動させたままフィッシュレス)にします。
      60Lをいきなり立ち上げる際に
      60Lx5mg/L=300mgの亜硝酸塩が出たとして、これをゼロにするのに今の温度域(20℃以下)でどれだけの日数になるかは未経験で分かりませんが、気長に待っていただき、下がりだしたら水換え50%を実施してから金魚を戻し餌を与えながら飼育を再開して、その後は亜硝酸塩が上がり過ぎないように餌を調整しながら危険になる前に水換えを繰り返せば金魚に危険な経験をさせずに立ち上がります。
      ただし、この待つ期間が1ヶ月なのか3ヶ月なのかは分かりません。
      僕のバケツ実験で秋の場合
      8Lx5mg=40mgをゼロにするのに20日以上かかりましたので、そこそこかかると思いますが、バクテリアが上手く倍々に増えれば早いのかもしれませんが、未経験のため予測できません。

      さて、バックアップ用に実施していただきたいのが30L以下の立ち上げです。
      水槽は買わなくてもOKです。新品の水作エイトMを1つか、Sを2つ購入してください。
      他の水槽と同じように別の60cm水槽を天日干しして消毒してから3割~半分だけ水を入れて、その中に購入した水作エイトを入れて作動させてください。
      3割なら約20L、半分なら約30Lです。
      このくらいなら一から立ち上げても失敗しにくいというのが既に僕の経験で分かっています。
      ですので60cm水槽に水少なめ&水作エイトのみで金魚を飼育して立ち上げてください。
      上記と全て同じようにPSBやバイコムを入れて確実にアンモニア、亜硝酸塩をゼロにして下さい。
      餌の量も上記同様、10Lに対して中粒1粒、らんちゅうベビーゴールドなら4粒くらいを目安にしてください。
      秋冬は少し多くても大丈夫ですが、少ないほうが失敗しにくいですし亜硝酸塩地獄も低レベルでやりすごせます。
      このようにして水量の違う2つを同時に立ち上げて両方上手く行けばすばらしいですし、60Lのほうが中々立ち上がらなくても30Lが早めに完成しますので、そこで金魚を飼育する事も可能です(大きな金魚は無理ですけど)
      そして30L以下のほうは、1週間~10日おきに水換えをするつもりで水を換えながら徐々に水位を上げてください。毎回5~10Lずつ増やすくらいなら無理なくいけます。

      >感染症のマツカサを含め、全て常在菌なのでいくらリセットをしても同じ事は分かっていますが少しでもと安全安心側に立っての判断になっています。

      この気持ちは本当によく分かります。
      僕はバクテリアを受け継ぐ派なので基本的にはリセットしませんし可能な限りクアランティンで処理しますが気持ちは分かります。
      またエロモナスはリセットでは消えませんし、ヘルペスやポックスのようなウイルス感染なら水槽や濾過装置は勿論ポンプやバケツまで全てを焼却処分したり金魚も全て殺処分&(接触以外でも感染するなら)部屋の除染が出来ない場合はオリオンさんも引越ししないと完全リセットにはなりませんが、僕達の知らない別の何かが原因かもしれませんので、ここで一度濾過材から一新して仕切りなおすというのは科学的には意味が無くても飼育者のスピリット的には大きな違いが有ります。ここで気持ちを切り替えて新たにより安全な金魚飼育へと移行できれば努力は無駄ではないので、仕切りなおすというイベントと考えれば十分に価値があると思います。
      ただ60Lいきなりは大変そうなのでバックアッププランと共に大きな問題なく春までに仕切りなおせればと思います。

      もう1つのコメントにも返事しておきましたよ。

  3. 金魚部さん、こんにちは。
    よくよくリセットの件を考えましてやはりクアランティンの方向をもう一度考えてみたいと思っています。
    何故なら今、マツカサの治療の金魚を6匹と転覆気味の金魚をそれぞれ抱えていまして毎日の作業がけっこう多い為、そちらの方向づけにしていく事に致しました。
    かなりの可能性からなる今回のマツカサ勃発事件ですがやはり常在菌の攻撃にはいくら人間でもしょせん勝てません。
    それよりマツカサを如何に出さないかが最大級の課題です。
    今も各水槽の水換えが午前中にて終わりマツカサと転覆気味の金魚達のミジンコ給餌タイムの最中です。
    これからも自家製のバクテリア達と僕の金魚達の力を信じてやっていこうと思います。
    それから数ヵ月前にリングろ材と飼育水を半分だけ移植しました60ロータイプ(満水で38㍑位)のらんちゅう水槽ですがウールは少しも移植せず2枚共、新品にて(ハードマットも新品)回して金魚を2匹入れて毎日、朝晩アンモニアをチェックしたところアンモニアゼロにて推移してアンモニアは0mg/lのままでした。
    毎日、水換え日以外は給餌しています。
    一応、ウールがみな新品なので餌は少な目ですが。
    今度、少しずつ治療が楽になって来たら飼育水半分、リングろ材をなるべくマツカサの被害が少な目な90㎝らんちゅう水槽の上部濾過から貰いやってみようと思っています。
    後は水換え日と同日に近い日数ではウールをすすぎ洗いしたりろ材を洗う事などは絶対避けたいと思います。

    今、治療中の金魚はあれから死亡も1匹も無く元気にリハビリに励んでいます。
    毎日、見る自分の大切な金魚達ですがリハビリに励む姿はそれだけでも普通の健康組の金魚達と同様、可愛さが満ち溢れ金魚飼育をやってて幸せだなぁと感じさせてくれる一時です。
    難題課題が多い金魚飼育ですが元気な姿を見せてくれる時も幸せな時間ですが治療やリハビリの時に頑張る金魚達もとても癒されますし可愛さは抜群で他のペットでは味わえない幸せな魅力がありますね。

    1. オリオンさん こんばんは。
      リセット中止ですか? まあそれもアリですね。
      全く別の考え方として、常在菌は勢力を拡大すると金魚を襲いますが、それでも病菌にならない金魚もいます。
      ですので金魚のコンディションを高く維持するように飼育していく事も重要です。
      予防が一番です。
      あまり弱らせない為には、温度変化を適度に与えて温度ストレスをかけるのが一番有効です。
      とはいえ、今から外に出すと耐えられないと思いますので室内で出来る事をしてあげて下さい。

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