赤班病 (トリコディナ病も含む)


尾腐れ病と並んで
最も身近に起こる問題の1つです。
もちろん普通の水質が維持できていれば起きません。
見た目は凄く痛々しいですが、
基本的には問題を除去して水質を改善すれば治ります。
今回は重症化させた場合と、もう1つの注意点に関しての記事です。

症状
名前の通り赤い模様が出ます。
悪化してくると模様はくっきりとした赤い班点となりますが
治りかけてきたり、早期発見時は 滲んだような模様が特徴です。

金魚の見た目

軽症時
◆初期段階は動きに問題は出ません
◆本当の初期は薄いピンク色です
この時は何の問題も無いように見えますが水質悪化のサインです
◆徐々に赤い滲んだような模様が出ます

重症時


◆模様がより濃くはっきりします
◆動きは鈍り
◆底でじっと動かない
◆餌を食べない 又は 吐き出す
◆(*ト) イルカショーのようなジャンプ気味の空気の吸い方をする
◆(*ト) 突然おかしな泳ぎ方をする 
◆尾が切れてギザギザになります
更に重症化すると
◆エラが片方だけ動いたりします
◆粘膜の過剰で体や顔が白く覆われます
◆(*エ) 松かさ病を併発する事もあるそうです(未経験)
◆鱗が剥がれるそうです(未経験)
◆最後には死亡するそうです(未経験)

*ト トリコディナが寄生した場合
*エ エロモナス菌に感染した場合

原因
通常、金魚で赤班病と言えば
赤班が出るのはエロモナス菌による感染症の場合ですが
ほぼ同じような症状が出るということで
トリコディナという寄生虫による場合も含んでおきます。

いずれの場合も原因は
◆水質の悪化
◆過度の水温変化
◆過密飼育
◆餌の与えすぎ
◆水換え不足
などがきっかけとなり
免疫力が低下した金魚に発生します。

治療法
金魚の病気の治療には
加温治療や複数の薬を混合する薬浴など過激な方法も多くありますが
この程度の病気では不要ですので
可能な限り金魚に負担が無く安全な方法を選んで
一度決めたら継続してください。
治療方針を変える=死亡率を上げる です。

また弱い方法は安全な反面、治りが遅いので
長期的に行える安定した環境を金魚に提供できるように
余裕のある水量、温度変化の少ない治療場所を確保してください。

僕は塩水浴でも薬浴でも24時間で新しいものに交換する方法を採用しています。
特に最近は角が無く丸くて清潔に洗えるバケツを使用し
毎日バケツごと交換する方法にしました。
濃度を同じように作り、温度を合わせて毎朝、または夕方取り替えます。
これは毎日リセットするようなもので
餌や糞の残留や雑菌等の問題を持ち越しませんので
多くの管理ミスを防いでくれますのでお勧めです。

軽症時
発見や対応が早ければ
尾腐れ病と同じように
飼育水を換水するだけで治りますし
少し気になる時は
0.5%塩水浴で簡単に治ります

重症時
まだ0.5%塩水浴を長期で行うという選択肢もありますが
金魚の様子が深刻なら
メチレンブルー浴や1日20~30分限定の2%塩水浴など
通常の塩水浴よりもリスクの高い強力な処置が必要になる事もあります。
※メチレンブルーは治療薬の中では安全なほうですが
それでも飼育水や塩水浴に比べると金魚への負担は大きいので
確信が無い限り選ばないでください。
※2%塩水浴を30分浴で行う場合は
飼育水>塩水>飼育水>塩水は不味いので
0.5%塩水浴を準備してそこで治療しながら
1日1回だけ2%塩水浴を30分浴で行い
また0.5%塩水浴に戻す方法が安心です。

※この程度の病気でイソジン浴などはお勧めしません。
またイソジン薬は細菌には効きますが寄生虫には効きません
エロモナス菌なら効く可能性がありますが
トリコディナ寄生虫が原因なら金魚を弱らせるだけになり
悪化もあり得ます。

※実際のところ、これが寄生虫なら例え0.05mmオーダーでも
マクロレンズでシルエットくらいは捕捉できるのでは?と思いましたが
見た感じでは細菌か寄生虫か判別できませんでした。
※症状からトリコディナが寄生した場合と考えています。
拡大すると点在している事は分かりましたがフォーカスが甘くて
トリコディナ寄生虫の丸いからだの形までは分かりません。
金魚のブログはいつもaps-cのセンサーのカメラで撮影しているので
解像度が低いです。
もう一度チャンスがあれば
より解像度の高い仕事用の35mmフルサイズ機できちんと撮影してみます。
(そんなチャンスは来ないように管理する予定ですが。)

※治療は薬の使用期間だけでなく、
完治してから暫くのコンディションも重要です。
薬浴などを行った後は安定した環境にしばらく置いてあげて下さい。
もし水槽内に既に元気なメンバーがいる場合は
バスケットなどで数日だけでも隔離して他の魚から襲われない様にしてください。

※水槽が立ち上げ中などで不安定なら
薬浴、塩水浴を数日延長して完全に元気にしてから戻してください。
金魚は環境が変わるとき
(薬浴/塩水浴から飼育水に戻す時)
少し元気を失いますので
その分も計算して
(変な日本語ですが→)余分に元気に
してあげてください。

※実際の治療結果はこの記事の最後のリンクをご覧ください。

この病気は
金魚の病気の中では初めてでも発見しやすく
最も治療が容易な部類に入ると思いますが
1つだけ
未経験の方にお伝えしたい重要な注意があります。

赤班病のようで赤班病ではない 間違いやすい模様

 

血管のような模様
それはアンモニア等の中毒系やpHの過度の酸性化等の
水質悪化をトリガーとしてで起きる
血管のような模様が浮き出る症状と
混同しないようにしてください
と言う事です。
これは赤班病と良く似ており区別がつき難いです。
両者共に水質の悪化で出るため
同時に両方が出ることも多いですので
全てが赤班病と判断すると治療期間の判断を大きく誤ります。
※実際、赤班病もこの血管模様のトリガーの1つかもしれません。

見た目
明確な違いとして まず見た目で赤班病は滲んだ様な感じで模様がクリアではありません。
また赤班病は線ではなく面のイメージで
被害が細長く延びるのではなくエリアに集まっています。
ヒレに出る場合だけは
ヒレのラインに沿ってその付近に集まりますのでこのケースがとても区別し難いです。


▲赤班病の写真です
このレベルで赤班病が出ていればかなり金魚は弱っているはずです。

一方、水質悪化で出る模様は血管のような模様がくっきり見えます
こちらのイメージは細い線です。面ではありませんし集合体でもありません。
ただし水質が悪化するとかなりくっきりと浮かび上がります。
赤班病がこれだけの広範囲に出れば金魚は殆ど泳げないほど弱るはずですが
この血管模様の場合は全く動きに問題なく元気なはずです。


▲血管のような炎症反応(アレルギー反応?)の写真です
これよりももっと赤くなっても金魚は元気なはずです。

完治or不治
また赤班病は
数日の塩水浴で確実に回復傾向を示すか、
もしくは完治します。
一方、この血管模様は
一種のアレルギー反応のように
一度出てしまうとその後は少しの水質悪化で出ますので
この血管のようなものが消えないからと
長期的に薬浴して
劇薬に長い間金魚を晒さないように気をつけてください。

もしかすると治す方法があるかもしれませんが
僕のこれまでの経験では
一度でもこの模様が出ればその金魚は
出る前までは全く問題なかったような
軽い水質の悪化でも出るようになるので、
今後はこの模様と共に一生暮らしていく事になり
調子がいい時は消えますが、また直ぐに出るようになるはずです。

白い尾を持つ金魚は注意
赤班病が出るような水質ですと同じくこの血管模様が出てしまいますので、
白い尾を持つ金魚を飼育される方はより安全な水質を維持するようにしてください。 
一度出れば多分完全に消せないと思いますし
白い尾ですと赤いラインは物凄く目立つので気になります。

同じく白い尾をもつ個体を購入される時は
この血管のような模様が出ていない個体を選ばれたほうがよいです。
この模様は少しでも出ていれば徐々に目立つようになるというサインです。


僕は最初に飼育した丹頂をパイロットフィッシュとして水槽を立ち上げた為
水質が安定する頃にはこの血管模様が目立つようになっていました。
それからいろいろ試しましたが治らず、
水質もアンモニアなど全てゼロで検出されないレベルでも
薄くなる程度、
少し水質が悪くなれば血管模様がくっきりと浮かんでいました。
最後にはこの丹頂を水質検査代わりに利用して
丹頂の尾に血管模様が出れば水換えみたいな事をしていた時期もありました。
その丹頂を父に持つ
オランダ1世達はこの血管模様がなく綺麗な尾が自慢でしたが
現在では全員血管模様付きになりました。
とても残念です。

尾が白い金魚は
水質の安定した大きな水槽で
少ない個体数で
餌を控えめに
余裕を持って飼育する
という方 以外 は注意です。

赤班病の実際の治療例です
(→)ケーススタディ:赤班病が重症化した場合の対応

 

「赤班病 (トリコディナ病も含む)」への18件のフィードバック

  1. こんにちわ。

    大変だったみたいですね。金魚の不調=飼い

    主の不手際100%な感じで凹みますよね。新し

    く遭遇する病気なんかだと色んな情報に翻弄

    されてしまったり。

    お陰様で今ウチの水槽は安定期みたいで問題

    も出ずにみんな肥ってきています。

    前回のコメントの続きですがらんちゅうは個

    人店なので自家産かもしれません。らんちゅ

    う用の餌として養魚場さんか開発された餌を

    二種類与えてますが肉瘤はつんつるてんです。

    1. そうなんです。
      自家産なのでこれで死ぬ事はないとは思いながらも
      少し焦りました。
      肉瘤の成長のサインであるニキビもでてきたので
      結果的にはうまくいったので安心ですが
      ひどい目に合わせて申し訳ないので
      今後は現在出張中の3匹は別にして
      ゆったりと5匹で60cmで飼育していきます。
      現在は元通りと言えるほど元気ですが
      少しの間離れていたのでオスが興奮しすぎて
      メスを襲うので最悪です。
      オス2匹は現在バスケットに隔離中です。

      >肉瘤はつんつるてんです。
      僕のように環境を整えて餌も専用に調合すれば早められますが
      普通に飼育していれば少なくとも3ヶ月、下地が無ければ半年から1年くらいかかると思います。

      かにゃんさんの飼育法なら多分出ますよ。
      最初はツルツルに見えますが
      現在のように飼育していけば来年には変化が見えるのでは?と思います。
      ちなみにその後が大変です。
      かにゃんさんも 僕と同じように肉瘤モリモリは嫌いだと言っておられたと記憶してますが、下地が出ればその後は慎重に餌を工夫しないと成長が止まらなくなり最後には気持ち悪い見た目になります。
      僕のケースではランチュウとライオンチュウの2匹がそのゾーンに入っています。
      餌も栄養が高くならないように注意してますがもう抑えられないかもしれません。
      ライオンチュウ
      このように普通に育てれば殆ど出ていなくても徐々に出ます。
      今年の4月の時点で出すぎてモリモリしすぎたので
      一度弱めるように餌を減らしました。
      一時期は綺麗に角が取れた素人好みに戻りましたが
      少ししてまた膨れ始めています。
      角が出て嫌な時は餌を減らすと綺麗に風船のように丸くなりますが
      この個体はもう止められないかもしれません。
      他の個体でも試しましたが餌を切っても体が小さくなるばかりで
      瘤はさほど小さくなりませんでした。

  2. ミス投稿すみません(ToT)今見るまで気が付いていませんでした。可能だったら削除して下さい。

    らんちゅうの餌は小麦を使っていない海藻ベースの餌です。マス釣りの練餌みたいな臭いがします。養魚場さんのオリジナルフードはどこのもこのニオイがする気がします。

    1. 長期的に瘤を育てる場合は
      できるだけ色々なものを与えてあげるほうが有利です。

      小麦に関しては誤解している方が多いので驚きますが
      瘤を育てたいなら小麦も多少は必要です。
      無理ならそれに相当するものを補うべきです。
      短期決戦が目的のブリーダーさん以外は
      大手メーカーの総合餌が一番お勧めですよ。

  3. 養魚場オリジナルらんちゅう餌はてっきり肉瘤モリモリ用の餌と思い込んでました。餌の説明書き明日にでも読み直してみます。

    餌は赤むし、市販品三種、養魚場オリジナル二種をランダムに与えてます。市販品はパッケージが魅力的だとついつい買ってしまい、養魚場のは金魚を買った時に慣れた餌がいいかと今食べてる餌を下さい!と、一緒に買ってしまい増えています。

    だいたい余らせて開封から三ヶ月くらいで花壇の肥料になりますf(^^;

    1. >餌の説明書き明日にでも読み直してみます
      それがいちばんです。
      これはブリーダーさんのテリトリーなので
      このブログでは詳しくは説明しませんが
      海草ベースなら当然他の餌と併用せよとの指示があるはずです。
      ・・・でなければ瘤出しは無理なので。

      養殖業者さんやブリーダーさんは1匹に対して凄い水量で飼育されていますので、その方々用の餌は市販餌よりも水を汚しやすいです。

      水槽飼育の方には
      水槽飼育用に開発されている市販餌と
      赤ムシの組み合わせをお勧めします。

  4. 役に立ちました。前からその様な事になった事がありましたけど塩を入れたら治ったので奇跡かな~と思いました。

    1. ぽこさん
      お返事が遅れて申し訳ありませんでした。
      細菌類の感染は薬でなくても治る事が多いと思います。
      塩を入れると金魚の負担が減る事からエネルギーを体力回復にまわせることや
      細菌からの感染を断ち切るための粘膜の再生に役立つ事も塩が効く理由のようです。
      また軽症の場合は塩すら不要で、水を換えるだけで治る事も多いです。
      薬は細菌を殺す事に寄与しますが金魚も弱らせる事があるので注意が必要だと思います。
      僕は最近は金魚を弱らせなければ治ると考えているので
      塩水浴すらせず、ろざいを綺麗に洗ったり、水換えの頻度を上げたりして対応する事も多くなりました。
      水換えを少し早めにする管理をしていると金魚がとても元気な気がします。

  5. はじめまして。赤斑病について調べていて、こちらを拝見しました。
    うちの桜錦が赤斑病のようなのです。ショップで5センチくらいの子と6センチくらいの子を30センチ水槽、水替え週1で飼育するようにアドレスもらってお迎えしましたが、ヒレのはしが少しずつ短くなっていくので不安になり、10日ほど前に40センチの水槽に交換し、塩水にしていました。数日後にはヒレが少しきれいになっていました。ですが、その数日後、赤い模様が現れて、あっという間に2センチほどになっていて、今は2つ目の模様ができ始めてしまいました。
    塩水はずっと継続していますが、濃度はだいたいになってしまっています。昨日はえさをあげていません。昨日から少しだけ元気がなく、毎日心配です。薬浴したほうがいいでしょうか?アドレスいただけたらありがたいです。心配で仕方ありません。

    1. きなこさん こんばんは。
      まず最初にこのブログでは現在 金魚の飼育相談は受け付けていません。
      が、
      金魚が大変なようですので少しだけご説明いたしますね。

      まず塩水浴に関して
      ◆十分な水量で行っておられますか?
      回復よりも悪化しているようですが
      塩水が少なすぎるのではないでしょうか?
      魚の大きさにもよりますが
      シッポを含まず頭から尻尾の付け根までを全長といいます。
      この全長で判断すると安心なのですが
      全長が3cmから5cmくらいなら8Lから10L(バケツくらい)は必要です。
      それより遥かに小さい場合は5L(洗面器大くらい)で行うと安心です。
      それより大きな場合は大きさに応じて20L(大きなタライくらい)とか必要です。
      夏は温度が高く雑菌もアンモニアも急激に上昇しやすいので
      余裕のある大きさが安心です。

      ◆清潔に保てていますか?
      このブログでは毎日100%交換を推奨しています。
      部分的に替えないと弱るという意見もありますが
      初心者が水質管理を誤り雑菌やアンモニアだらけの中で塩水浴をするより幾らも安全です。
      継ぎ足しで対応されている場合は 全て捨てて毎日新たに塩水を作ることをお勧めします。

      ◆濃度は0.5%に固定です
      薄く作ったり、濃く作ったりしてはいけません。
      塩水浴の効果の最大の部分は金魚に余計なエネルギー消費をさせない環境を与える事です。
      濃度が毎回変わるようならこの条件が確保できませんので意味がなくなります。
      如何なる場合も濃度を乱高下させるのは避けてください。

      ◆金魚は 元気?元気ない?
      元気なら様々な事を大まかに行えますが
      元気を失い始めたら
       ★温度は常に安定させる
        風通しの良い日陰の場所に置いて温度変化を与えないようにしてください。
        太陽の直射は厳禁です
       ★水を替える作業に時間をかける
        元気なうちは0.5%塩水浴固定なら瞬間移動も可能ですが
        動かない程弱っている場合は 点滴のようにポトポト落とすように替える方が良いです。
       ★餌は与えない または 水で柔らかくした人工飼料のみ与える
        元気なうちは普通に与えて大丈夫ですが、弱ってきたらエネルギーの消費が少ないように
        人間のおかゆのように 餌を水に漬けて柔らかくしてから与えてください。
        消化時間も短縮されるので消化によるエネルギー負担が軽減できます。
        (フレーク餌ならこの作業は不用です)
        あまりにも弱っている場合は 餌は与えないほうが回復の可能性が高くなります。
        無理に食べさせると それが原因で死にます。(消化はとてもエネルギーが必要な行為です)

      以上、気になったことを列記しましたが
      尾の回復にエネルギーが使えない何か?があると思いますので
      それを探し出して除去してあげてください。
      他の何かにエネルギーが奪われているのか?
      回復を阻害するマイナス要因があるのか?
      または その両方か?

      全ての問題が除去できれば尾は回復し始めると思います。
      最初は分からない事が多くて大変ですが
      1つずつj解決していけば最後には問題は除去できますのでがんばってください。
      早く良くなるといいですね。

  6. せきはん病は、毎年恒例ですよ、毎年処方は、違いますよ、勿論外飼えですけれどもね、重いやまいですね?・?

    1. 宮下和明さん こんにちは。
      僕も昨年から徐々に外での飼育を始めていますが、僕の借りているアパートでは濾過もエアレーションも出来ないので餌の与え方や水質管理は室内とは大きく違う方法で対応しています。今年は水草などを増やして餌も1日2回に制限したおかげで濾過もエアレも無しでアンモニアがゼロを維持できているので水質は良好に維持できるようになり、金魚も弱らなくなりましたので赤班病は出なくなりました。 養殖場のご主人の話では、屋外飼育では まず、水が1週間持たない飼育になっていないか?を良く注意して育てると上手くいくと言われました。以前ブリーダーさんにも「水が1週間持たないなら何か間違っている」と言われ屋外稚魚飼育の方法を1つ1つ見直しました。 そのおかげで去年までは数日に1回換えていましたが今年は週に1回程度で維持できています。 

      一方で大多数は室内飼育なのですが、こちらは油断していると時々赤い点が付いた金魚が出ます。最近は赤班が出ても発見して1日か2日で治せています。先日、肛門が体から出てしまっている稚魚だけが赤班になり、体の後ろ部分50%が真っ赤になりましたが、それも2日間で完治しました。 早期対応すれば尾腐れや赤班病は水を換えるだけでも回復に向かうことが多いので給餌の時にでも良くチェックしてあげるといいと思います。 早期対応すれば気にするほどの問題ではありませんが、尾腐れ同様、悪化させると怖い病気ですよね。

  7. あら!金魚部さんも外飼い中でしたか?
    実は私も~~!
    金魚部さんには内緒にしていましたけど♪ ^m^

    今年の5月頃から、気温が上がってきたのと同時に
    ベランダで外飼いを始めました。
    金魚部さんおススメのジャングル・タンクっぽい事を
    したくて・・・ビオトープ開始です~!

    深鉢に土を入れて、睡蓮とウォーター・ミントを
    じか植えした上に底石を敷きました。
    浮草も浮かべています。
    2ヶ月経ちましたけど、今のところ順調です。

    1. 蓮茶さん こんばんは。
      外飼いと言っても僕の場合は単純な青水&ホテイソウ、ジャングルタンク(ライブベッド&水草)の2種類だけでビオトープにはしていません。 ビオトープのベテランさん曰く、メダカなど少量の餌で維持できる魚なら植物中心に維持すればよいので誰でも上手くいくようですが、金魚のように餌が多く必要な魚はビオトープの維持可能な植物中心のバランスでの世話だと痩せさせてしまうらしく、逆に金魚中心だと餌の与えすぎでビオトープが崩壊しやすいようです。また植物の成長が鈍る秋口に夏と同じ量で餌を与えていると問題がでやすい事も聞かせていただきましたので、お伝えしておきます。気をつけてあげてください。

      僕も最初はスイレンとか水生植物を植え込んで大規模なビオトープにしたいと思っていましたが上記の事以外にもpHが怖いほど低くなる事など懸念事項がいくつかあり、それら全てを考慮して現時点では断念するこになり、シンプルなジャングルタンクを春から夏限定で行い、寒くなれば解体して室内飼育に切り替えるという弱気な方法で飼育しています。

      もともとは、ジャングルタンクの前に エアレーション無しで金魚を飼育する方法の模索の一環でした。 要するに震災などでライフラインが切れた時エアレーションや濾過装置無しで金魚を維持する方法を考えていました。 今年のデータでようやく、濾過装置やエアレなしで、アンモニアゼロが維持できるようになり、その他のパラメータも正常で金魚が病気になる事も無く元気に育つ水量と餌の量も分かってきました。(濾過器ありの場合に比べるとかなり少ない餌の量ですけど) 来年あたりもう少し大きな規模でデータが取れればどのくらいの大きさの金魚がこのシステムで維持できるか分かるのでデカブツなどを泳がせられるのに必要な規模も算定できると思います。 こちらは濾過装置ありの場合のような効率の良い水の浄化は出来ませんが、プランクトンや水草の働きだけで水質浄化できるだけでなく、金魚に、より自然な餌としてプランクトンや昆虫などを食べさせることができるので人工餌では不足しがちな栄養も補給しやすいとされています。 今年は孵化直後から屋外で稚魚飼育しているコンテナもありその成長の凄さに驚きました。 僕の稚魚飼育は屋内屋外問わず最初の1ヶ月は全く餌を与えませんが、屋外組はバケモノのようなスピードで成長する事が分かり驚きました。

      太陽光や酸素、自然からの恵みの餌など、屋外飼育は室内に比べると良い点が多い半面、屋内よりも過激な事が多く起きるので僕達初心者には非常に注意しないといけない事も多くあります。 鳥や動物が金魚を襲う事もありますし、遮光などが適切でないと温度が急激に上がりますし、春先は冬のような温度に下がる事があり稚魚以外の金魚は死ぬかもしれないので大きな金魚は早い時期には出さないほうが良いなど、去年、今年で色々学びました。

      そんな感じで僕は弱腰で進めていますが、人類が火星に移住する計画のように安全対策を中心に1つ1つ確認しています。現在はホテイソウなどデリケートに扱う必要が無い強い浮き草で対応しているので管理もラフで大丈夫ですが、餌だけでなく遮光や温度管理まで、より繊細な管理が要求されるビオトープや水生植物まで手を出せるようになるには未だ未だかかりますが、年間を通じて上手く維持できるアイデアが思いつけば何時か水生植物も挑戦したいとも思います。 その時には質問攻めにしますので色々と教えてください。

      PS
      1つ忘れてました
      雨にも注意です。あまりに多くの雨が入ると水質が不安定になるので感染症が一気に広がるようです。僕は雨が入りにくい場所に置いていますので経験がありませんが屋外に睡蓮鉢を並べているとおきやすいそうです。特に温度が低い時期の雨は金魚が調子を崩しやすいらしいですし、同様に真夏の高温時は雨が入ると急激に温度が下がる事があるようです。どちらも数日後に病気の金魚が出たりするらしいのでご注意ください。

  8. こんばんは、金魚部さん。

    そうなんですよぉ~。
    睡蓮と金魚の共存繁栄は難しいと
    早々に諦めました。
    軸足は金魚なので、睡蓮は日除けで十分です。

    そして困った事に
    外なのにめちゃくちゃ懐いて可愛いんですよねぇ~。
    そのうち室内に入れちゃいそうなんですよねぇ~。
    ふふふ。

    金魚部さん、アドバイス、ありがとうございます。
    私はちっともお役にたてないですね・・・
    3号坊、大丈夫ですよね・・・ (;﹏;)

    1. 蓮茶さん こんばんは。
      そうでしたか、何か見つかれば教えてもらおう作戦だったのに。(笑

      水槽と違い、睡蓮鉢やコンテナだと水面から直接アイコンタクトするので懐きますね。僕達人間からは大きな違いは無いですが、金魚からすればガラス越しのアイコンタクトと水面からのアイコンタクトでは覚悟が違うようです。 水槽でも意図的に水面を覗き込みながら餌を与える習慣をつければ同じ効果があるので懐きます。 ただし急に切り替えると、最初の頃は「何すんねん?!」みたいに逃げ回ると思います。 まあ2週間ほどあれば、この方法で水槽でも水面でパクパクとエサクレをします。 ちなみに浮き草やアクセサリーなど容易に隠れられる場所がある場合は 中々慣れてくれない事があります。 この場合は少しかわいそうですが、一旦全て撤去すれば、1日、2日で腹をくくって水面に出てくるようになります。 お試しください。

  9. お久しぶりです、金魚部さんこんにちは。

    突然ですが、トリコディナが原因と思われる赤斑病から水ぶくれのような腫瘍に発展するケースってありますか?

    30センチ近い大きさの元気な我が家の金魚たちは、午後以降はいつもだいたい水槽の底の方でおとなしくしているんですが、そのうちの一匹が
    ある日、朝の餌クレの時に
    胸のウロコに少しの充血、それと左右両方の腹びれの付け根が充血していることに気付きました。

    そういえば前日、
    金魚部さんの記事にあるようなイルカショーのようなジャンプを繰り返してたなぁ…しかも最近は午後には腹を底にくっ付けたままだし…と思った為、トリコディナからくる赤斑病だと思い、水を換えました。

    2〜3日すれば治るだろうと思っていました。
    胸のウロコの充血は収まったものの、
    左右両方の充血が長さ1センチ幅5mmほどの水ぶくれのようなものに変わっていました。

    検索で見かけるようなポックス病といわれるものとは違うような気もするし同じような気もします。。
    検索で見るのは肌色〜桜色のクレーターのようなカリフラワーのようなデコボコした球体のような感じですが、
    うちの金魚のヒレに出来ているものは楕円形で水風船やヤケドの後の水ぶくれのように半透明で、わずかに水流になびいたりします。

    寄生虫にはきかないイソジンですが、水ぶくれ自体にはきくかな?と思いダメ元でイソジンを垂らしてみましたが
    ……やはりききませんでした。

    金魚本人はいたって元気です。
    よく食べるし泳ぐし糞もしているので今は大丈夫だと思うんですが、
    患部がどんどん大きくなったり異変が起きたりしたら嫌だな、と思います。

    この、ヒレにできた水ぶくれのようなもの、爪楊枝か何かで潰して消毒してあげた方がいいのでしょうか?

    大きな金魚ですので患部などは見やすいですが、その分パワーもあるので暴れて手元がくるった時がこわいです。

    もし金魚部さんならどう対処されますか?

    ちなみに報告なんですが、
    以前から度々お世話になっていた全盲の高齢転覆金魚、今月1日に亡くなりました。
    いろいろ気を付けてはいたんですが6月あたりから沈没するようになり、
    金魚部さんが以前仰っていた通り
    徐々に弱り始め、最後には松かさ病になって動かなくなってしまいました。

    水圧が気になるのでザルを入れたり酸素も増やしたり
    水槽内の掃除もまめにしてきたつもりでしたが、
    私の手際が悪い為、やはり
    何かが裏目に出て魚の負担になったり悪影響になったのかも?なんて思います。。

    転覆してから今年で3年目。
    金魚部さんのお知恵がなければここまで一緒に頑張ることはできませんでした。
    金魚部さんからの多くの助言がなければ私は最初にひっくり返ったあの時点であの子の人生を諦めていました。

    どの記事だったか「改めて金魚の生命力は凄いと感じました」っていう、金魚部さんの言葉を、何かある度に実感していました。
    金魚部さんのおかげで何度も金魚の力を信じてこれました。
    あきらめずにいることができました。

    ダメな飼い主であの子は幸せだったのか?など、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが、それを語り始めるとキリがないので省略しますが、
    あの時、初めて金魚部さんに相談して本当に良かったです。

    金魚部さんの助言があったから、
    私はあの子と10年近くも一緒にいることができました。

    お忙しい中、いつも親身になって相談に乗って頂き、どれだけ感謝してもまだまだ伝えたりないぐらいです。

    金魚部さんのブログに出会えたこと、数多くの助言をいただいたこと、すべてに感謝しています。
    本当にありがとうございました!

    金魚部さんのブログももう何度も読み返しているので、だいたい何がどの辺に書いてあったかは暗記しているので何かあった時には迷わず記事に辿り着くことができます(^^)

    あの子のお墓の上にブルーベリーの苗木を植えました。
    毎年あの子が花を咲かせてたくさんの実を付けると思うと、あの子の命が繋がれてゆくようで嬉しいです。

    1. ひとみさん こんばんは。
      全盲の金魚残念でしたね。
      でも10年近く生きたなら幸せな金魚だと思います。
      高齢の金魚は若い金魚なら何とも無い事でも弱ったりしますので僕も黒らんちゅうとかデカブツとかはアカムシ禁止にしたり餌を少なく維持したりして何とかひとみさんのように10年を目指せたらと思いますが、過去に転覆やマツカサを経験させていると高齢化したときそれで死ぬとも言われているので黒ランチュウはマツカサが出ないように水換えを優先しています。

      お問い合わせの水ぶくれのようなものですが、西洋の本を見ていると一般的には腫瘍と呼ぶようです。日本では金魚屋さんがコブと呼んでおられるという情報も有りました。高齢の金魚には良くある事のようです。
      原因が解明されていないものも有り良く分からないようですが細菌感染から起きると書いている本も有りました。 基本的には外科手術をしないと取り除く事ができないらしく素人が切除すると切断面を清潔に維持できず死なせたりするようです。獣医さん(VET)は抗生物質などを投与する為切断面が閉じるまで清潔に維持できるようです。だから自分では潰さないほうが良いと思います。

      僕は最近、水質管理を厳しくしてるので水カビとか腫瘍とかに発展する事は無くなりましたが、昔はオランダとリュウ金で経験した事があります。 オランダは背びれの骨の途中にバブルが出来、そのまま腫瘍になりました。後半にはお腹の横にも小さな腫瘍ができてしまいました。 リュウ金はエラ蓋の片面が全部腫瘍にになりました。



      オランダの時とは違いこちらは塩水浴で綺麗にしぼみました。
      切除などは一切してませんが塩水浴による脱水効果がマイナス(出る方向)で作用したのかもしれません。 一説にはブロートなどで塩水浴をすると益々体内に水が侵入し溺れて死ぬことがあるようなので塩水浴の作用がどちらになるかは状況にもよりますし、オランダの時は死ぬまで腫瘍が付いたままイボのようになりましたので、必ず消えるともいえません。この例でも別の何かにより消えたかもしれません。
      悪性の腫瘍(ガン)ならいずれは死んでしまいますし、良性の場合でも破れるとそこから感染し悪化するとの事ですので、軽く治療を試みて消えない場合は、そのままにしておくほうが良いと思います。

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