安全な水槽の立ち上げ:(3)改良版フィッシュレスサイクル

既に読まれた方も居られるかもしれませんが
以前に投稿したフィッシュレスサイクルで問題が出るケースが報告されていました。
それは完成した後、魚を入れると死んでしまう環境になるケースです。
特にアンモニア水のみで行う無機サイクルで問題が出るようですが、
この改良版の肉片などを入れてアンモニアを出す有機の方法でもカビなどが出て嫌気性環境になるというケースもある為、僕は基本的に今後これらの方法は推奨し無い事にします。

昔、僕が行った時は全て新品で初めての立ち上げではなく
何度か立ち上げに成功してからリセットしてその後のチャレンジだったので
特に問題が出ませんでしたが、全て新品で従来のフィッシュレスサイクルを行う方は十分にご注意ください。

D)改良版フィッシュレスサイクル

という事で新たな問題を把握できたため、
それを避ける方法を幾つか考えてみました。
その中でも、比較的簡単で安全な方法として
改良版のフィッシュレスサイクルの方法を考えてみました。
3つほどのバリエーションを思いつきましたが
その中でもシンプルな方法をご紹介します
これは金魚を使うので安心です・・・と書けば
フィッシュレスじゃない!と言われると思いますが、
発想の転換で通常の逆で立ち上げる事でフィッシュレスを実現します。
それでは方法のご紹介です。

メリット
◆パイロットフィッシュ法のようなアンモニアや亜硝酸塩のピークを
 金魚に経験させないので、 金魚への負担が無く安全におこなえる。
 つまりパイロットにしなくて済みます。
◆従来のフィッシュレスサイクルのようにできあがった環境が金魚にとって
 良いか?悪いか?判断できないギャンブル性をほぼゼロにできます。

デメリット
◇1ヶ月から2ヶ月弱バケツで金魚を飼育する事になります。
 これは飼育者には多少手間ですが、金魚には良い事が多く
 病気にしてしまい対応する手間などを考えると問題ではないと考えています。

準備するもの
◆水槽
◆エアポンプ
◆エアチューブ
◆エアストーン x2こ
◆2分岐 または 3分岐
◆ろ過装置(上部ろ過装置 又は 投げ込み式ろ過器 推奨)
◆バケツ 10L級
◆アンモニア検査キット
◆亜硝酸塩、硝酸塩検査キット

◆金魚
もちろん、餌と水も要ります。

方法
その前に
この説明ではアンモニア検査キットで検出される
アンモニア&アンモニウムイオンを 合わせて 総アンモニア
その検出される値を 総アンモニア値 と表記します。

(1日目)
まず水槽&ろ過装置&エアレーションをセットします。

できれば水は水道水をそのまま入れて2日間全てを作動させながら
水槽内で塩素を飛ばしてください。
当然この日から2日間は金魚を入れられません。

(3日目)

2日間の空回しで塩素も抜けているはずですので
金魚を入れます
水に慣れていないようならこの日は餌を与えず1日休ませます

(4日目)

金魚に餌を与えます。
※無理せず適量を与えてください。
このとき60cm水槽に1匹とか水槽が巨大な場合は普通に餌を与えてもOKです。
逆に水槽が10Lとか20Lしか容量が無い場合は、4mmの中粒なら2~3粒程度で抑えてください。
特に10L以下ですと4mmの中粒を毎日1粒でも総アンモニア濃度はどんどん上昇します。
その逆に60Lほどある60cm水槽ですとこの6倍無いと同じようにはなりません。
検出されるのは mg/Lですので 水が増えれば同様に餌も増やす必要が出ます。
ですのであまりに大きな水槽の立ち上げなら金魚を数匹使うほうが理想的です。

(5日目以降)
総アンモニア値が出るまで暫く餌を与えますが、
朝一番に餌を与える前にアンモニアの検査をして
最低でも0.5mg/L以上(少なすぎると結果が不安定)
最高でも1.5mg/L以下(多すぎると金魚が危険)
この範囲のテスト結果が出たら金魚をバケツに移動します。
※総アンモニア値は高ければ早く立ち上がると言う訳ではありません。
※むしろ高すぎると後に別のバクテリアが起こす酸欠の問題やスパイクの問題が出ます。
※同様に餌のやりすぎで水槽の水を濁らせた場合は全ての水を捨ててやり直しです。
※またこのプロセスは最低でも金魚を入れてから数日かけてください。
 アンモニア以外にも色々と出るものがあり、それも十分に水槽に残ってほしいからです。
 絶対に1日で1.5mg/Lとかに上げないでください。 
 最初はかろうじて0.25mg/Lでるような増やし方が理想です。

(バケツ移動後1日目)

この日から水槽のフィッシュレスサイクルのスタートです
この日から数えて10日~3週間でアンモニアを分解するバクテリアが出ますので
それまでは水槽は水を換えずに全てを作動させたまま放置してください。
※全て作動とは金魚の居ない水槽の エアレーション と ろ過装置 を24時間作動させる事です。 

この間バケツの中で金魚を飼育します。
このバケツの水はカルキ抜きした新水ですので
バクテリアも居ませんのでアンモニアが濃くなれば捨てて
全て新しい水に入れ換える事で金魚を安全な環境に維持します。
 ↑
(昔の金魚鉢の飼い方と同じです)

バケツは立ち上げに直接は関係しませんので
水槽にアンモニアを分解するバクテリアが出るまでは
2日に一回バケツの水を全て捨てて総アンモニア値が上昇するのを予防してください。
水槽にアンモニアを分解するバクテリアが出れば
このアンモニア源を含むバケツの水をバクテリアの餌として水槽に入れていきます(★注1)

※バケツの水換えは毎日でも構いませんが金魚を弱らせない方法で対応してください。
※逆に餌を控えればそれだけ長く水を換えなくても良いので
 その点も考えて餌の量を調整してください。
 <しかし、長くても3日以内に全て交換してください。>
 餌の量を決めたら固定する事を推奨します。(予測がたてやすいので)
 いつでも水換えできて安全だからと餌は与えすぎないように注意してください。

(バケツ移動後2~3週間経過)
放置後にアンモニアの検査で総アンモニア値が下がったことが確認できれば
今後はバケツの水を捨てる時、流さずに水槽に入れてください。
つまりバケツ分の水槽水を先に捨ててからバケツの水を水槽に入れて
新しいカルキ抜きした水をバケツに入れて金魚を戻してください。
※このバケツの水はアンモニアを含んでいますのでバクテリアの餌になります。(★注1)
※2日に一回バケツの水を捨てる時、
 水槽の総アンモニア値が下がっていたら同じように水槽に入れてください。
 特に下がらず上昇しているようなら水槽に入れずに捨ててください。

このようにしてアンモニアを分解するバクテリアが出てから
更に2~3週間経過すると今度は 亜硝酸塩を分解するバクテリアが出ます。
これはこの時期に検査キットで確認してください。
この間も同じように総アンモニアの濃度をモニタしながら減ればバケツの水を水槽に入れるようにしてアンモニアを分解するバクテリアの餌にしてください。(★注1)

★注1: 実際はこれらは独立栄養細菌なのでアンモニアを食べたりはしませんが便宜上 餌 と表記しています。
 間違った表現なので 良い子は真似しないでね。 悪い子も真似するなよ。

結果的に、金魚をバケツに移動してから計4週間~6週間でサイクルが完成するはずです。
この時期を目安に総アンモニアだけでなく亜硝酸塩もテストで確認してください。
両方がゼロになれば完成です。
これは単に総アンモニアがゼロ、亜硝酸塩がゼロになるギリギリの能力を得たに過ぎないので
これから徐々に金魚を増やそうと思われる場合は
2週間に1匹程度の計算で加えてください。
これはバクテリアの増殖に対して理想的な期間と言われる間隔です。

※サイクルが完成したら少なくとも7割から8割の水は念のため捨てて
 新しくカルキ抜きした水に入れ換えてください。
 全て入れ換えていただいても構いませんが不安定になる事があるようです。
 (僕はバケツで実験しているので全て換えましたが特に問題は出ていませんが
  大きな水槽だと別の経験から多少残したほうが良いと感じます。)
 この大量換水はフィッシュレスで起こりがちなトラブルの多くを未然に防ぐ方法ですので
 必ず行ってください。

(理由)
フィッシュレスサイクル中に水中には多くの種類のバクテリアが増えます
これらの中で僕達が検査でモニタできているのは上記の2種類のみですので
他のものが実際どれ程増えているか不明です。
ここで金魚の特徴として、徐々に起こる変化にはとても強い事が関係しますが
少しずつ増える問題には金魚はうまく対応できますが、問題物質が増えすぎたところにいきなり入れられると死ぬ事があります。 ですので念のため最初に入れる前に安全な新しくカルキ抜きした水で中の水を薄めて特に何も極端に増えていない状態を作ります。ここに金魚を入れても問題は出ません。今後問題物質が増える状態でも最後には問題が出ると思いますが、徐々に 増える限り金魚は耐えますので 即死 の問題が出ません。
皆さんの環境と僕の環境は違うので、何が起きるか?どんなバクテリアが増えているかは分かりませんので
サイクル完成時には大量の水を捨てて新しい水で薄めるという安全策を行ってから金魚飼育をスタートしてください。
(念のため)
金魚飼育を安全に継続するためには ご使用になる  が安全である必要があります。
井戸水などは使用経験が無くアドバイスできませんが、共同住宅などにお住まいの場合は必ず飼育を始める前に塩素のテストキットを入手して残留塩素が1ppm前後ある事を確認してください。 法的には1ppm以上ですが、僕のところではそれ以下が出る事が多いです。 これは簡易検査なので特にこの事は問題ではありません。 問題なのは ゼロ が出てしまう方です。 これは確実に水道水が汚染されているので人間にも良くありません。 最近はこの手の問題を耳にしなくなり無くなったと思っていましたが調べると増えているようにも思います。 しかし浄水器の利用やミネラルウォーターを買う方も多く、調理には火を使うのでなかなか水道から直で出た生水を口にする生活習慣が無くなったので気付かないケースが多いようですので、必ず確認して問題があれば自治会や管理会社に依頼して健全にしてから金魚を入手してください。

という事で、サイクルが完成すれば
綺麗な水に入れ換えてから
まずはバケツの金魚を水槽に戻してあげてください。

この後、バクテリアは徐々に増えますので
ここからは特に餌のやりすぎに注意です。
※この段階は さあこれからはたくさん餌が与えられます ではなく
 これから徐々にバクテリアを十分に増やしていきましょう という段階です。

立ち上がって2ヶ月はかなり不安定でリセットになりやすいです。
立ち上がって半年から1年くらいでようやく安定します。
立ち上がって数年後には俗に言う強い水、強い飼育環境が出来ます。
こればバクテリアの記事に書きますが、できる限りリセットが起きないように飼育してあげてください。

以上ですが、最後にポイントのまとめです。

◆この方法はミスが少ないと思います。
ミスの多くは餌のやりすぎで水が濁り予定外の水換えが起きる事ですが
バケツの中は幾ら濁っても立ち上げには影響しません。
しかし、金魚の安全と健康のため、餌は水槽のサイクルが完成するまで少なめで与えてあげてください。
※また濁ったバケツの水は水槽に入れないでください。
 この場合は、この1回はパスしてすべて流して新しい水を入れてから総アンモニア値が上がればそれを入れてください。

◆バケツは特に検査は不要ですがどの程度の餌で
 どれくらいの総アンモニア値が出るか把握する為に最初は確認してください。
 これで金魚が安全な餌の量を決めてください。

◆全ては金魚から出たものでサイクルさせているので
 完成後金魚を戻したら死ぬという問題も出ません。
 (大量換水は必ず実施してください)
◆同様に空の水槽にエアレーションもしている為、フィッシュレスでも安全です。

◆バクテリア出現のタイミングは記載した情報を元に適時テストしてください。
 毎日行う必要はありません。

◆全てを予測可能にするため、餌は粒餌を推奨します。
 フレーク餌や生餌は避けて下さい。
 同じ餌を毎日同じだけ与える事を基本にしてください。
 それだけでも失敗のリスクは大きく軽減できます。

◆総アンモニアや亜硝酸塩の検査は
 基本的に朝一番に餌を与える前に実施してください。 
 これは夜の間に出るアンモニアなども含めて
 水槽が朝の時点でどこまで処理できるかを検査するためです。 
 毎回同じ時刻に検査できればより正確にサイクルを把握できますが、
 朝一番の餌の前であれば問題ありません。 
 これ以外に何か問題が出て緊急で検査する場合は
 現在の値としてその時に検査していただければOKですが、
 かなり高い値を示す事も多くありますので
 確認のため次の日の朝にも検査していただくと
 何時もの値と比較できるので問題の把握が正確に出来ます。

◆約1ヶ月から1ヵ月半の間、金魚をバケツで飼育する事になりますが
 清潔に保ちやすく、構いすぎず、側面が壁でストレスも少ないので
 導入期間と考えていただければ、金魚には良いことが多いです。
 ただし、餌のやりすぎや、過度なストレスを与えるような水の換え方
 だけは注意して金魚が気持ちよく新しい家に慣れるようにしてあげて下さい。

◆最初に欲しいだけの金魚を飼うと病気が出やすい理由は
 この記事で理解していただけると思います。
 最初は出来れば 1匹か2匹でスタートして
 水槽の安定後徐々に追加していくのが基本です。
 そしてこの1匹か2匹はバクテリアが安定するまではバケツであれ、
 水槽であれ不安定な条件の中を生きなくてはいけないので
 怪我や病気を持っていない元気な金魚を選んでください。

「安全な水槽の立ち上げ:(3)改良版フィッシュレスサイクル」への23件のフィードバック

  1. フィッシュレスサイクル、とても興味深く拝見させていただきました!
    昨年の水槽立ち上げ時は知らずのうちにパイロット方式をしていたので、
    もし当時に知っていれば☆となった子達も今も元気かも…と悔やまれます。

    こちらで相談するのは場違いかもしれませんが、ちょっと質問させてください。

    去年初めて立ち上げた60cmx20cmx水深20cmの水槽 30cm上掛け式フィルタ有り(和金6cm二匹)に、2週間程度前、新しく買ってきた和金4cm三匹を、水合わせのみで投入しました。
    先週問題発覚。1匹尾腐れ&鰓ぐされ病の中期、2匹尾腐れ初期、2匹うろこが取れていました。
    当時は全員、一応元気よく動き回っていました。

    ネット等で調べて、いろいろ対策を打ちました。
    10/22→水半分交換
    23日→問題発覚。水半分交換後飼育水槽(敷石、カボンバ、竹炭あり)に塩投入。塩水浴0.5%開始。
    24日→グリーンFゴールドリキッドを追加
    25日→本水槽から30cm水槽へ金魚全員お引越し
         (塩+グリーンFゴールドの入った飼育水1/3、新しく作った塩+グリーンFゴールド水が2/3)
         ちなみに本水槽では石巻貝3匹とよしのぼり1匹が暮らしていたので、塩&薬を弱めるために
         2/3程水交換。よしのぼりは一応大丈夫そうに見えたが、石巻貝が☆になっているようにみえた。
    26日→30cm水槽 塩+グリーンFゴールド水で1/2水交換
         尾腐れ病中期の子が末期に。白点病併発。
         本水槽では☆だと思っていた石巻貝が生きていることが判明したため、
         もっと薬を弱めたほうが良いかと思い、1/2水交換と、ついでにフィルターと敷石も洗ってしまった。
    27日→金魚部さんのHPを読み、30cm水槽全換水。(塩0.6%+グリーンFゴールド)
         夜、尾ぐされ病末期になった子がお星様に…!
    今日→残りの4匹は尾ぐされ/うろこ病と思われるが、比較的軽度なため、体力温存も考え、薬浴中止。
         塩水浴0.6%のみで全換水。
         方針としてはこのまま塩水浴全換水を毎日継続しながら様子を見ようと思います。

    さて、肝心の質問ですが、本水槽の水質のことです。
    今日検査したところ、PHが7.5、硝酸塩&亜硝酸塩は0でした。
    塩や薬をいれたりしてしまいましたが、水交換後2日経っての検査で上記結果だと言うことは、
    バクテリアは生きている、と考えて良いですよね。
    金魚さんはこのまま塩水浴をしばらく行う予定ですが、その後はこのままの本水槽へ投入してしまっても
    良いと思いますか?
    本水槽はリセットしなくても大丈夫でしょうか。

    1. たごちゃんさん はじめまして

      まず水槽ですが
      60x20x20=24Lですね
      これに
      和金6cmが2匹
      和金4cmが3匹
      ではかなりの過密飼育ではないでしょうか?

      僕は和金の飼育経験が無いので
      和金の6cmがどの程度水を汚すか不明ですが
      丸手で考えても 24Lに 4cmを 5匹入れると
      時間の問題で尾腐れが出ると思います。
      管理の容易さや安全を考えれば2匹、
      管理を厳しくして無理をすれば3匹という感じがしますがいかがでしょうか?
      丸手より細いからギリギリいけるのかどうかが分かりません。

      >ちなみに本水槽では石巻貝3匹とよしのぼり1匹
      これは別の場所に居るということだと思いますが
      もし同じ場所(24L)に入れる場合はさらに過密です。

      いずれにしても和金の6cmの活動レベルが良く分からないので
      過密と断定し難いですが、いただいたコメントの内容から
      かなり細やかに病気の金魚に対応されているようですので
      普段の水槽の管理が不潔な状態だったという可能性が想像し難いので
      過密が原因と仮定して書かせていただきます。

      >金魚部さんのHPを読み、30cm水槽全換水。(塩0.6%+グリーンFゴールド)
      多分いろいろと読まれて誰か他の方と混同されているようです。
      非常に重要な事ですので明示しておきますが
      僕は
      ◆塩水濃度は0.5%のみ推奨
      ◆薬の使用は基本的に非推奨(最終手段)
      ◆塩水浴と薬浴を同時に行う事は厳禁

      と常に書いています。
      その理由は確実なリファレンスになる治療法のみで判断しないと
      死んだ場合に原因が何か分からなくなるからです。
      特に最初こそ 治療は清潔な環境でシンプルに行わないと
      何故死んだのか?何が間違っていたのか?を判明させられないと
      次回も同じミスをしますのでお気をつけください。

      また僕は水槽内での治療は厳禁と考えている一人です。
      水槽で問題が出たのにその中に入れたままというのはリスクが高い選択です。
      もう一度履歴をご確認のうえ、読まれたサイトを探してみてください。
      僕のブログ内にはそのような事は一切推奨していません。
      水槽に塩とか薬を入れるのは
      せっかく作った飼育環境を自ら壊す行為ですので
      このブログでそのような行為をお勧めする事は絶対にありません。

      >比較的軽度なため、体力温存も考え、薬浴中止。
      良い判断だと思います。
      尾腐れは
      1)まず原因を除去して
      2)綺麗な水に入れれば自然に治るので
      まずは水槽を清潔に洗って金魚を飼育すれば薬は要りません。
      その為にも原因を特定する必要がありますが
      ここまで拝見して
      過密飼育による水質悪化による尾腐れだと思いますので
      あまり詰め込まず病魚は単独で清潔な環境において治してあげてください。

      その過密かどうかの判定のためにも
      できればアンモニア検査キットを入手して検査してください。
      過密飼育者がまず最初に行うべきはアンモニア検査です。
      これは重要な水質悪化の手がかりになります。
      尾腐れ当時に検査すればかなりの数値が出ていたと思います。
      過密飼育では簡単に最高値を超えてしまいますので
      pHの7.5も死亡原因の1つかもしれませんね。
      まだ公開していませんが、このpHなら20℃の水温で総アンモニアは2.0mg/Lもあれば金魚は死にます。
      pHが7.0なら5.0mg/Lで耐える場合でも、7.5なら2.0で十分致死量です。
      それだけ過密飼育ではpHがアルカリ側に傾くのは危険なんです。
      ※過密かどうかはコメット系の飼育経験が無い為分かりませんが
       もし過密ならこのポイントは非常に重要ですので気をつけてください。
       もし過密ならpHを上げてしまいそうな貝類
       (カキガラなど溶け易いものは特に)は入れないほうがよいです。

      >今日検査したところ、
      >PHが7.5、
      >硝酸塩&亜硝酸塩は0でした。
      >塩や薬をいれたりしてしまいましたが、
      >水交換後2日経っての検査で上記結果だと言うことは、
      >バクテリアは生きている、と考えて良いですよね。
      餌を与えておられますか?
      中に何か生き物は居ますか?
      もしYESなら、逆です。
      水槽は既に崩壊していると考えてください。
      2日経過して亜硝酸塩も硝酸塩も出ないのは
      アンモニアが出ているのに全く亜硝酸塩に変換されていない事を意味します。
      少なくともアンモニアを分解するバクテリアが大部分死滅しています。

      もしアンモニアを分解するバクテリアが少しでも機能していれば
      少なくとも亜硝酸塩が検出されます。
      ※亜硝酸塩処理バクテリア>アンモニア処理バクテリアなら出ませんが
      この場合 次の例のように硝酸塩が出ます。

      また水槽が健全なら
      アンモニアが処理されてゼロ
      できてきた亜硝酸塩も処理されてゼロなので
      硝酸塩だけが検出されます。
      この場合は正常な検査結果ですので安心してOKです。
      サイクルが機能しています。

      逆にもし生物が居ない状態の水槽で
      亜硝酸塩、硝酸塩がゼロなら特にアンモニア源が無いので当然全てゼロで問題は無いです。

      どの場合に該当するかは分かりませんが
      いずれにしても薬を入れた時点で水槽はリセットの対象になります。

      アンモニアを検査されない限り現在のろ過バクテリアの状態は分かりませんが
      例えゼロになっているような結果が出ても
      実際は絶対ゼロにはなりません。
      必ずタネが残っていますので今後は薬など絶対入れないように管理していけば
      直ぐに元に戻ります。 特にろ材をうまく受け継げば初めての頃のような苦労はありません。

      >金魚さんはこのまま塩水浴をしばらく行う予定ですが、
      >その後はこのままの本水槽へ投入してしまっても
      >良いと思いますか?
      >本水槽はリセットしなくても大丈夫でしょうか。

      薬が残っていなければこのまま継続されればOKです。
      特に虫が沸いたり、ウイルスが出たわけでは無いので
      水さえ清潔に保てばOKです。
      しかし、貝とか金魚とかを大量に入れたい場合は
      もう少し大きな水槽を選ばれないと24Lでは厳しいのではないでしょうか?
      これから冬に向けてバクテリアの活動も低下しますので
      病気は出にくくなりますが、
      これは逆に悪い事で、問題に気が付くチャンスが無くなりますので
      過密を継続されますとアンモニア中毒で全滅させるケースが増えます。

      これからの時期での過密で怖いのは
      寒い日が続いたあとの天気のいい日・・・
      そんな日にいきなり死にますのでご注意ください。

    2. 金魚部様、

      ご親切に返答ありがとうございます!
      わかりにくい説明だったにもかかわらず、とても詳細にわたる回答で、本当に助かります!

      そうですね、ネット上でかなり調べました。本水槽で塩水浴OKとか薬浴(グリーンFゴールドリキッドなら)OKとしている方も少なからずいますよね。いろんな方がいろんな方法を推奨しているので、どうするのが一番金魚さんにとって良いのか正直混乱しますね。

      ◆塩水濃度は0.5%のみ推奨
      ◆薬の使用は基本的に非推奨(最終手段)
      ◆塩水浴と薬浴を同時に行う事は厳禁
      という金魚部様の推奨は理解しておりました。
      そして薬の使用は非推奨など、とても共感いたしておりました。

      しかしながら、それまでの経過(本水槽で塩水浴+薬浴を実施してしまった事、あと、30cm水槽に引っ越した際に塩を0.6%にしてしまった事)をふまえ、「治療水槽では毎日全換水」という部分(のみ)を当時は参考にさせていただきました。
      現在では治療水槽で、薬浴は中止し、塩水浴で毎日全換水しております。

      本水槽ではアンモニアの検査をしてみますね。
      本水槽で薬&塩を入れたあと、2/3換水→翌日フィルター&敷石を洗い、1/2換水して、現在に至ります。つまり、少量ではありますがまだ薬と塩が残っているわけです。そして石巻貝3匹&よしのぼりも現在本水槽でくらしています。
      まだ薬と塩が少量残っているという状態なので、リセットする?というかリセットってすべてを綺麗に洗って、水も全部交換 という理解で良いですか?そしたらそこにはよしのぼりと石巻貝はすぐには入れない方が良いですよね?

    3. 質問に対する対応を模索中です。
      これまでの回答が恐ろしく長くなり読み難いので
      今後は記事を新たに書いてその中で回答させていただく方法で対応して見ます。
      たごちゃんさんへの回答を含む記事は
      (→)バクテリアのウソホント:クアランティン・・・リセットをしない為に
      の最後の項目に書きました。
      薬剤が残るタイプかどうかにもよりますが
      できる限りリセットにならない対応を検討されると良いと思います。
      不明な事があれば上記リンクの記事にコメントを入れていただくと分かりやすいので助かります。

  2. 初めまして、金魚歴一年の獅子頭大好きといいます。いつも更新を楽しみにしています。写真が綺麗ですごいなと思います。金魚紹介のオランダ獅子頭が「ちょろQ」みたいでかわいいです。このスレッドの図にあるイラスト金魚も、やっつけ(?)具合がシュールでがかわいい。(^-^)

    いきなりですが、最近バクテリアについて疑問があり、意見を少しだけ聞かせて下さい。

    当初右往左往しながら結果的にフィッシュです(駄洒落)で水槽を立ち上げました。水質浄化はシマンテックPSBを使っています。使用方法に毎日一回バクテリアを投入すると書いてありますが、やはりバクテリアの素は、毎日数CC投入すべきと考えになりますか。バクテリアが増殖し過ぎると酸欠にならないのかというのが大きな疑問です。

    とはいえ欠かさずバクテリアの素を入れ続けていますが、今では水槽も増えPSBの減りが早く、なにより作業も面倒になってきました。一度細菌が定着してしまえば、水換時以外は必要ないのかと悩みます。(この一年で1Lを3本消費)

    ちなみにボトル・アクアリウム制作も成功したため、更に疑問に。こちらはバクテリアがなくてもなんのその。(立ち上げ時には投入しました)バクテリアとはいったい???

    ・容量1.5L(百均のボトル)
    ・ソイル(ボトル3/5)
    ・流木にウォーモーリス(コケに覆われ水草ほぼ消滅)
    ・メダカx2(一匹巨大化の一途)
    ・タニシx1(1ミリがもりもり大きく成長)

    ※餌やり以外は密閉
    ※窓辺に置き水温変化はかなり過酷
    ※現在5ヶ月生存中
    ※四方がコケに覆われる
    ※流木はコケで見えなくなり、
     直径5センチのマリモに変身
    ※水は薄っすら緑色で流木の薫り
    ※糞だらけ
    ※知人に「ゴミかと思った」と言われる
     失礼な奴!
    ※水換えほとんど無し
     全水換を水槽水で一度。その際メダカ一匹即死
     その後、巨大メダカ一匹を投入

    追記:やはり丸手の金魚は難しいです。水深があると水圧で型崩れや尾びれが垂れたり、水流が速い中で丹頂を飼ったら、肉瘤が流線型になったりと。丹頂は肉瘤を大きくしようと赤虫を大量に与え続けたら、ある日ぽっくりと死んでしまいました。

    こちらのサイトは、とても勉強になっています。
    感謝です。

    獅子頭大好き

    1. 獅子頭大好きさん
      コメントありがとうございます。
      趣味が合いそうですね。

      >水質浄化はシマンテックPSBを使っています。
      おそろですね。僕もです。

      >使用方法に毎日一回バクテリアを投入すると書いてありますが、
      書いてませんよ・・・
      僕のボトルには・・・
      それはどこで見られましたか?

      >やはりバクテリアの素は、毎日数CC投入すべきと考えになりますか。
      >バクテリアが増殖し過ぎると酸欠にならないのかというのが大きな疑問です。
      まず、毎日の投入は必要ありません。
      酸欠の問題は僕も試してみましたが良く分かりませんでした。
      大量に入れると白く濁りましたが数日で元に戻るので判別できなくて
      結局説明どおりの量か1.5倍くらいで使用中です。

      >一度細菌が定着してしまえば、
      これは浮遊タイプなので定着しません。
      また水槽内で増殖することもありません。
      と専門家の方に教えていただきました。

      >水換時以外は必要ないのかと悩みます。
      その通りだと思います。
      水換えとかろ材掃除の時に入れる方が多いみたいです。

      >ちなみにボトル・アクアリウム制作も成功したため、
      >更に疑問に。こちらはバクテリアがなくてもなんのその。
      >(立ち上げ時には投入しました)バクテリアとはいったい???
      居ますよ。
      苔が出ているなら色々居るという証拠です。
      メダカなので自然に増える量で十分なだけだと思います。
      金魚は異常にアンモニア出すし、酸素欲しがるし
      なのでボトルでは厳しいですがエビとかメダカなら・・・
      むかしNASAが開発したエコアクアのシステムもエビでした。
      ハンドボールくらいの大きさのガラスボールにエビ、水草、バクテリア、ソイル、水が封印されていて太陽光さえ当てていれば全てが生きていくように計算されていました。
      金魚なら1日で崩壊すると思います。

    2. こん○○は、早々に返信ありがとうございます。

      >>使用方法に毎日一回バクテリアを投入すると書いてありますが、
      >書いてませんよ・・・
      >僕のボトルには・・・
      >それはどこで見られましたか?
      ボトル裏側「本品の使用方法」の表一覧に、「1日1回」 [..略..] と表記されてます。(ありますか?)

      >むかしNASAが開発したエコアクアのシステムもエビでした。
      >ハンドボールくらいの大きさのガラスボールにエビ、水草、バクテリア、ソイル、水が>封印されていて太陽光さえ当てていれば>全てが生きていくように計算されてい>ました。
      実は私のボトルは5本目です。まぐれで食物連鎖(?)が完成したようです。しかし夏には暑さで気泡がボコボコ出ていました。メダカ強し…

      少し私の金魚の事を書かせてもらいますね(汗)。私は幸いにも愛知弥富近郊に住んでいて、良い金魚をたくさん目にする事ができます。でもそれらは大きく立派で、とても初心者の私には飼育できません。でも入荷時を狙えば撥ねものとはいえ充分立派で安価な金魚がたくさん選べます。年始の大安売りでは六鱗が八百円でした。(天然ではないと思います)

      しかし私の弥富産達は、LT更紗琉金(三百円/さくら/享年半年)・土佐錦黒子(千円/牡丹/享年一週間)・肉瘤もりもり丹頂(三百円/おでこ/享年三ヶ月)とすべて死なせてしまいました。現在はオランダ獅子頭素赤(五百円/おむすび/5ヶ月目)を一匹飼いしています。

      初めの頃から生き延びているのは、三十円や百円等の長手駄金魚ばかり。丸手は餌にシビアで、すぐお腹を壊します。三十円は適当に餌をドバッとやれば、勝手にドカン!とでかくなっています。安物飼いの餌失い(駄洒落)です。何でもよく食べるので、鼻○○でも食わしたろかと悪い事が頭をよぎります。

      最近では初心者がよく侵すミスで頭を痛めています。気が付けば過密で二進も三進もいかなくなる状態。飼育限度を最初から分かっていたなら、コメットをブリストール朱文金にしていたのにとか、今更ながら思うのですが(汗)

      長文で失礼しました。
      ほぼ毎日覗きに来ています。
      今後ともよろしくお願いします。 (^-^)v

    3. >ボトル裏側「本品の使用方法」の表一覧に、「1日1回」 [..略..] と表記されてます。(ありますか?)
      ありました!
      ほんとですね。
      そうなるとまたいろいろと
      つじつまが合わないことが出てくるので調べてみます。



      調べてみました。
      専門家の方をまた煩わして申し訳ないのですが
      質問してみました。
      結果、毎日添加してもOKらしいです。
      使用量は守ってください(多すぎれば酸欠になります)
      との事でした。
      詳細は長くなるので、前回専門家の方から教えていただいた内容を記事にするときに一緒に書きます。

      >私は幸いにも愛知弥富近郊に住んでいて
      >良い金魚をたくさん目にする事ができます。
      >でも入荷時を狙えば撥ねものとはいえ充分立派で安価な金魚がたくさん選べます。
      いいですねぇ。
      僕は珍しい種類とか高い金魚より素赤のオランダとかが好きなのですが
      何百匹も居るような中から選んで
      こいつだ!っていうのを見つけたいです。
      それぞれ顔も違うしボディのバランスも違うので
      好みの個体を探して選びたいです。
      (ブランドよりも個性重視なので)
      近所では常に各種の金魚数匹が小さな水槽に泳いでいる状態なので
      欲しい種類でもなかなか欲しい個体が居ません。
      やはり産地まで買いに行くべきでしょうかねぇ。

      ちなみに僕の近くのショップ数軒限定の話ですが
      最近金魚の値段が1.5~2倍くらいに上がりました。
      やはり産地まで買いに行くべきでしょうかねぇぱーと2。

      >現在はオランダ獅子頭素赤(五百円/おむすび/5ヶ月目)を一匹飼いしています。
      個人的には最も好きなのが
      オランダ獅子頭素赤です。
      もし日本国憲法が改正されて
      国民は一種類の金魚のみ飼育するべし
      みたいになれば迷わずオランダ獅子頭を選びます。
      大人になってから最初に飼った金魚ですが
      もし別の金魚を選んでいれば
      今頃金魚飼育もやめてたでしょうし
      ブログもしてなかったと思います。
      それくらいハマリました。

  3. はじめまして。
    現在、改良版フィッシュレスサイクルにトライしております。
    一度目は二ヶ月経っても亜硝酸数値が下がらなかったためリセットし、これから二回目です。
    今回はうまくいかせたいので、一回目に疑問に思ったことを質問させて下さい。

    -最初の水槽の水と、金魚を移してからのバケツの水は、金魚の糞は取らずに放置でよいですか?(一回目は取っていた)
    -水槽のフィルターはサイクル完成まで一切掃除しなくてよいですか?
    -水槽のレイアウト(砂利等)は初期の段階で入れて大丈夫ですか?(一回目は入れなかったが本当は入れたかった)

    質問ばかりで恐縮ですが、初心者の無知に免じてお許し下さい。

    1. らんちゅうどくさん こんばんは。
      1回目上手く行きませんでしたか?
      その場合は是非、その原因を探してみてください。
      問題を解決しないと同じ事になる場合があります。

      ご質問の件ですが

      >-最初の水槽の水と、金魚を移してからのバケツの水は、
      >金魚の糞は取らずに放置でよいですか?(一回目は取っていた)
      出来る範囲で取ったほうが良いと思いますが、神経質に全てを取りきる必要も無いと思います。
      糞は通常、浮遊しているレベルでは何の悪さもしません。
      また健康な金魚は餌の全ての栄養を吸収する為、糞にはテロを起こすほどのエネルギーは残っていません。
      でも消化器に問題がある金魚がする糞は栄養が残る事があり、カビが生えたりします。
      このような糞は餌と同じような扱いをすべき・・・つまりすべて除去すべきです。
      また正常な糞でもフィルター内で大量に固まり通水しないヘドロになると酸欠から腐敗して硫黄臭を出したりして問題が出ます。

      >-水槽のフィルターはサイクル完成まで
      >一切掃除しなくてよいですか?
      この記事に書いている方法でフィッシュレスサイクルを行われている限り
      メインの水槽には金魚が居ないので、補給する水に糞が含まれないようにすれば
      水槽内に糞が溜まる事がない為、フィルターを掃除する必要は皆無になります。
      それでも我々には見えない範囲で有機物は進入し徐々に蓄積されていきますが
      フィルターにかろうじて色が付く程度のはずです。

      >-水槽のレイアウト(砂利等)は初期の段階で入れて大丈夫ですか?
      >(一回目は入れなかったが本当は入れたかった)
      砂利もアクセサリーも入れてください。
      そのほうが長い目で見れば早く安定します。

      最後にアンモニアや亜硝酸塩が高濃度になる問題に関してですが
      アンモニアは1.5mg/L
      亜硝酸塩は5mg/L を超えたら水を半分程換えて濃度を下げてください。
      その後の検査で下がらなくとも、上記の値を超えなければOKです。
      つまり
      アンモニアなら3.0mg/LがNG,
      亜硝酸塩なら10mg/LがNGと考えて維持していれば
      今回のような立ち上げの場合はOKです。

      高濃度になると自然には下がらない(実際は色々な変化を起こしてから最後には下がるようですが)ので、水換えで高濃度にならないように保ってください。
      亜硝酸塩を分解する無機栄養細菌は一度立ち上がればその後、壊滅的なダメージを与えても増えやすくなりますが最初は2週間から1ヶ月ほど下がらず推移すると考えて望むほうが良いです。 濃度さえ上げすぎなければ時間が来れば下がるので気長にお待ちください。 立ち上がっても1年くらいは不安定で、再度立ち上げなくてはいけなくなる事もあります。 特に大きな水槽は水を換え過ぎると崩壊しやすいです。
      また同様の理由から 最初の立ち上げは10L前後までが簡単です。
      いきなり60cm水槽で立ち上げようとすると思いのほか各プロセスに時間を要するので初めての方の場合は、あと少し待てば・・・・というところで不安になりリセットしてしまわれるかもしれません。 そのような状況になっても低濃度を維持=必ず最後には下がる を信じて継続してください。

  4. 早々のご回答ありがとうございます。
    疑問だった件、おかげさまですべてクリアになりました。
    1回目の失敗の原因は、亜硝酸数値の上がりすぎ(25mg/Lを超えていた)のように思います。
    今回のことを踏まえて、二回目、頑張ってみようと思います。
    ありがとうございました。

  5. 初めまして。Asukaと申します。
    先月、保育系の職場で預かっている子供が湧水池で出目金を拾ってきました。
    もともとその池に金魚いなくて、めだかやハヤ、サワガニやタニシ、水路で繋がった先におばけサイズの鯉がいるくらいです。多分お祭りで掬ったはいいもの飼えずに放流されたのだと思われます。そんな野良金魚、金魚飼育なんてそんなに難しくないと甘く考えてた私が引き取ることになりました。
    そこから怒涛の1ヶ月強、病気の連続で白雲病、マツカサ、尾腐れと… 素人の私にとっては衝撃の闘病生活でした。
    その際金魚部さんのブログもたくさん読ませていただきました。本当、甘く考えてたことが恥ずかしく思いました。
    よくよく初めに引き取った時にすでに病気を持っていた事が、当時の写メでも確認できました。
    無知って本当に怖いですね。

    やっと症状が落ち着き元気になったため、水槽をの準備を始めました。
    最初に間に合わせに買ったミニ水槽は役に立たないことがわかり、45cm水槽を(45×27×30)準備しました。
    導入の際ここの改良版フィッシュレスサイクルで水槽を立ち上げたいと思っているのですが、
    出目金を一匹で45cm水槽でも大丈夫でしょうか??
    出目金のサイズは、頭から尾っぽまで10cmくらいです。
    よかったらご教授お願いいたします。

    SPEC SHEET

    問題が出た水槽サイズ(横)【cm】 45
    問題が出た水槽サイズ(奥行)【cm】 27
    問題が出た水槽の水深【cm】 30
    問題が出た金魚の(尾を含まない)体の長さ【cm】 6、7
    問題が出た金魚の体重【g】
    ◆濾過装置の種類 スポンジフィルター
    ◆エアレーション あり
    ◆底砂 なし(ベアタンク)
    ◆その他アクセサリー なし
    与えている餌の商品名 咲花M
    与えている餌の量 1回5粒で昼夜であげています。

    現在は7.5lのバケツでエアレーションをしながら、2、3日に一回目の水替えで飼育中です。 池の石ですが、私自身が入ったことがないので確認してみないとはっきりはわかりませんが、砂利と一緒にそのくらいの石はある気がします。 また苔がついてるかは定かではないですが、大量の藻が発生しています。 なので確実ではないですが、手に入れることは可能だと思います。

     

    1. Asukaさん こんばんは。
      お返事が遅れてすみません。

      まず、分かる範囲で構いませんので
      メニューの質問シートの記入をお願いいたします。

      更に質問ですが
      出目金が捨てられていた池から
      ◆苔が付いていて
      ◆親指と人差し指で作る丸を通過する大きさの石
      ◆約10個
      を採取する事は可能ですか?

  6. 金魚部さん、ありがとうございます。
    質問シート記入しました。

    質問シートにも記入しましたが、
    苔付きのの小石が出目金を拾った湧水池にあるかは確認しないとわかりませんが、池の底は砂利だったので、小石を採取することができると思います。
    また苔ではなく大量の藻が発生してて、当時の写真だと苔がついてるかはわかりません。

    1. Asukaさん こんにちは。

      シートへの記入ご協力ありがとうございました。

      通常は勧める事が出来ませんが、今回のケースではもう1つの選択肢もお選びいただけるかもしれません。
      理由は 池から金魚を採取して来られたから です。
      お店で売られている金魚に川や池の水を入れたりすると常在菌の種類が大きく異なる事から金魚が病気になるチャンスが増えたり、更なる問題になる事も有りますが、今回は池から採取してこられたという事で、その金魚がペットとして飼えなくなった人に放流された金魚でも死なずに生きているならその環境に適応していたといえます。
      更にお書きいただいたようにその池にいろいろな生き物が住んでいるなら懸念される化学物質などの問題も無いでしょうから更に安心です。
      ただし希望されている<改良版フィッシュレスサイクル>のほうが遥かに安心ですので、邪魔臭くないなら<改良版フィッシュレスサイクル>を選んでください。
      ご判断いただくために
      もう1つの選択肢の特徴を書きます。

      <リバーストーンサイクリング>
      魚などが生息している事が確認できる川や池がある場合、
      既にバクテリアが沢山住みついている川や池の小石を採取して濾過材として利用することで立ち上げ期間ゼロで飼育が出来るというアイデアです。
      これは何年か前に僕が最初の立ち上げ実験の記事を書くために幾つか考えたアイデアの1つですが、驚くほど簡単に濾過サイクルが完成してしまいました。
      通常ゼロから立ち上げると1ヶ月前後はかかりますが、この方法はまるで、既に安定している水槽から濾過材を移植して立ち上げる時のようにその日から普通の飼育が出来てしまいます。
      (当時の実験では1週間ほどはアンモニア亜硝酸塩が少し検出されましたが、結局その後はゼロでした)
      当時ネットで類似記事がないか確認したところ「川の水を使って飼育する」というのは有りましたが、石を利用して立ち上げる方法は無かったので早速記事にして投稿しようとワクワクしたのですが、川の水質などの情報を図書館で調べて記事に加えようとしたところ、以下のようなデメリットがあると知り記事にするのは止めたという経緯が有りました。
      ですので普通にお店で購入した金魚には勧められない方法となりますので記事は没にしました。

      メリット
      ◆アンモニアや亜硝酸塩が殆ど出る事無くその日から安全な飼育が出来る
      ◆水質検査など行わず比較的インスタントに飼育可能
      デメリット
      ◇川や池の常在菌が水槽に入るため予期せぬ問題が起きる可能性がある
      ◇細菌以外にもウイルスや科学物質により金魚が襲われる可能性がある
      ◇その他様々な生物が混入し水槽内で繁殖する可能性がある
      こんな感じです。

      採取してこられた直後なら、この方法で問題ないと思いますが、時間が経過している場合は、良くご判断の上お選びください。

      前置きが長くなりましたが

      45cm水槽で7cmのデメキンを育てる事も、水槽を立ち上げる事も十分に可能です。
      ただし、いきなり40Lもの水量を立ち上げるのは秋の温度低下時期にはなかなかの時間を必要とすると思いますので、今(前半)は順調でも後半が中々完成しないかもしれません。
      そこで、<改良版フィッシュレスサイクル>を行われる場合は、いきなり水深を30cmにせず15cmから20cmくらいにして20Lから30L弱で立ち上げる事をお勧めします。
      立ち上がってしまえば、その後は週に1回程度水換えのタイミングで水を換えながらその都度1割か2割ずつ水を増やしながら時間をかけて水深を上げていけば安全に水量を増やせます。
      またこの場合は水質検査で水中の変化をモニタする事になりますので、より経済的に行うため以下の記事も参考になさってください。
      (→)水質検査をローコストで行うアイデア
      必要なのはアンモニアと亜硝酸塩のモニタです。 究極な話をすれば亜硝酸塩さえゼロになる事を確認すればアンモニアはゼロのはずですが、念の為両方ゼロになる事を確認する事をお勧めします。

      またスポンジフィルタをご利用のようですが、その期間が短いなら特に何もありませんが、水換えしながら1ヶ月でも使用されていたなら、それを使うことで少しでも早く立ち上がる種にもなります。
      濾過バクテリアが完成した状態で居ないとしても途中までは来ているかもしれませんので移植できるなら水槽の立ち上げにご利用ください。
      また、それはバケツ専用とされる場合は 水作エイトなどより効率のよい、より長く安定する濾過器がお勧めです。
      スポンジは目が詰まると機能停止しますし、安定期が他のエアリフト方式の濾過器よりも短いのが難点です。
      目が物凄く粗く、詰まりにくい構造で、比較的大きなスポンジなら未だ大丈夫と思いますが、目が小さくて小さなサイズなら長期的に金魚の命を守っていく道具としては不安が多く有ります。
      今後追加で購入される際はこのような点もご検討ください。

  7. ご丁寧なお返事ありがとうございます^^
    リバーストーンサイクル! そんな方法もあるんですねっ。
    とても興味をそそる方法ですが、今後、他の金魚もと考えると、その場合フィッシュレスサイクルの方が安全になりますか?
    やはりせっかく買うなら1匹では寂しいので、出目金の水槽が立ち上がったら、金魚屋さんで他のこの購入を考えているのですが、どうでしょうか??

    水槽立ち上げ、水量の増やし方、スポンジフィルーなど丁寧なご説明ありがとうございます。
    フィルターはバケツ用で小さいサイズのものなので、水槽には新しく濾過フィルターを用意しようと考えているのですが、こちらで金魚部さんが自作されている水中ポンプ式濾過装置の製作も考えています。
    いろいろな濾過装置を見るも、いいところ悪いところが色々あって何がいいかが判断できず…
    こちらの記事を読んで水中ポンプ式濾過装置が一番使ってみたいと感じました。
    ですが、水深を浅めでスタートするとなると最初は立てて使うのは難しいですよね??
    横向きで使って水深が上がったら立てればいいでしょうか??

    また関係ないことになりますが、金魚の内容をブログに載せたいと思っているのですが、こちらの記事をリンクさせていただくことは可能でしょうか?

    重ね重ねの質問になってしまいすみません。

    1. Asukaさん こんばんは。
      そうですね、普通に立ち上げたほうが安心ですね。

      追加の金魚ですが、少しでも水が安定してからのほうが良いと思います。
      特に秋冬の追加はお店の水温と自宅の水温に差が出るとヒーターで合わせてから合流しなくてはいけないので、ヒーター使用で飼育されるなら水槽用1本、新規追加金魚調整用1本必要になりますし、ヒーターを使わない飼育でも、新規追加金魚調整用1本必要です。
      この事からもできれば温度が自然に合うようになる春(中盤から後半、春先は病気が出やすいので避けてください)が良いと思います。 

      フィルターですが現在の水槽の場合は上から見て45cmx27cmと微妙なサイズで、自作濾過装置が邪魔になるかならないか判定しにくいですが、少し掃除しにくくなる可能性はあります。
      僕は60cmx30cmは問題なくメンテナンスできるので自作の濾過装置ですが4台しか作ってないので、それ以上水槽が増えたら水作エイトを複数個入れて維持しています。
      また30cmx30cmのキューブは糞掃除が行いにくいので自作の濾過装置は使わず水作エイトM1個で維持しています。
      メンテナンスの点から水槽のサイズとの関係が重要です。

      パイプが細くなると水流が強くなりすぎるので自作濾過装置の記事に出てくる水中ポンプを使う場合は外径が11.5cmのパイプを使う事を推奨しています。
      ここで水槽が45cmx27cmなら45cmは良いのですが、27cm ― 11.5cm = 15.5cmなので両サイドに8cm以下のスペースしか空きません。
      金魚のサイズとしては現時点では十分ですので問題なしですが、糞掃除でスポイトなどを持つ手がこの隙間に入らないと作業できませんのでこの空間が十分なのか?ご確認ください。

      また縦や横で使う方法に関しては書かれている通りです。できる限り安全重視で使うようにしてください。

      それから(何度も経験されている場合は問題ありませんが)人生最初の立ち上げの場合、この水槽で、自作濾過装置や上部濾過装置での立ち上げは困難が予測されます。
      1回目だけはできる限りトラブル無く完了していただきたいので水作エイトなどメンテナンスのミスが出にくい濾過装置で立ち上げて、まずは1年ほど経過させて強い水を少しでも早く作る事をお勧めします。

      リンクの件は了解いたしました。

  8. こんばんは。
    お返事ありがとうございます。
    またリンクの件ありがとうございます。

    それではフィッシュレスサイクルでチャレンジしたいと思います。
    追加の金魚は、水槽が安定したらということで了解いたしました。来年の春まで追加の金魚は我慢しようかと思います。

    濾過フィルターは、ちなみに以前早まって買った水槽についていた水作のエアポンプがあるのですが、これは水量の調節ができるのですが、パイプが細くなった場合、例えば水流を弱くして使うといった方法は使えるのでしょうか?逆に水流が弱すぎて機能しないのでしょうか…
    8cm以下のスペースにお掃除用スポイトを持って作業というのは難しいかもしれません。
    水作エイトなどの濾過装置のがオススメとのことですが、今回の水槽でサイズは水作エイトだとMサイズでいいでしょうか?

    1. Asukaさん こんばんは。
      >水作のエアポンプ
      エアポンプですか?それとも水中ポンプでしょうか?
      僕のデザインした濾過装置に使うのは水中ポンプで、水を吸い上げるポンプです。
      またエアポンプというのは空気を送り出すものでエアレーションや水作エイトに接続して使います。
      両者は水のポンプと空気のポンプと言う別のもので互換性が無い為、他方の目的では使用できません。
      お持ちの製品が何なのか判別するための正確な商品名は分かりますでしょうか?

      水作エイトを40L水槽でご利用なら
      Mを1つ 又は Sを2つ という選択になります。
      基本的には水量でサイズを選ぶのですが、実際は餌の量が少なければ60LでもS1つで問題なく維持できますので、餌をたくさん与える場合や金魚を何匹も飼育する場合は余裕を持って選ぶほうが良いです。 また水量が大きくなる場合の選択肢として 水作ジャンボ、水作ニューフラワーDXなど大きめの濾過器もありますが、僕はSとMの混合で対応してきたのでこれら2つの使用経験はありません。

  9. こんばんは。
    すいません、エアポンプではなく水中ポンプです。ご丁寧な説明をしていただきありがとうございます。
    商品名は「水作スペースパワーフィットプラス S」です。

    それでは水作エイトをMひとつか、S2つを用意して、フィッシュレスサイクルの用意をしたいと思います。

    1. Asukaさん こんばんは。
      すみませんでした。本当に水中ポンプなんですね。
      水槽に付いてきたと読んで、もしかしてエアポンプなのでは?と思ってしまいました。

      その商品は見た事ないので流量調節なのか流速調節なのか判別できませんが、普通に考えれば流速調節なので流量は変わらないのでは?と思います。

      簡単に言えば、流速調節というのは、運動場に水をまく時にホースの先を指でつまんで水を遠くまで飛ばすアレです。
      ノズル効果と言って先が細くなると(穴の面積が小さくなると)同じ流量なら、より早いスピードでそこを通過しないと詰まってしまうので、流量が一定なら勢い良く水が出るようになります。
      一方で流量調整は同じ例で言えばホースは普通に持つだけで蛇口をひねり水をより多く出したり少なく出したりする事で調整するのと同じです。 でもこの機構を小型のポンプに装備するのは簡単ではないので多くの場合は回すと穴が小さくなる流速調整だと思います。
      そのパーツを良く見ながら調整してみてください、何らかの形でインペラーの位置を移動する機構なら流量調整、穴が大小に変化するなら流速調整です。

      自作濾過装置に使う場合は吸い込む力そのものを弱くしないと危険なので出口の穴の大小(流速調整)はこの点に関しては違いが無いと言えます。

      ただ、その商品のパワーがどのくらい弱いのか?によっては小さなキャニスターに使える可能性はあります。

      またアイデアとしては吸引力を弱める方法は幾らでも考えられるので、小型化を出来ないわけではないのですが、現在公開しているものがもつメリットやバランスの良さが損なわれるので現時点では小型化の為に吸水口を変更する案は出していませんが、今後現行案に並ぶような有効な方法が思いついたら作ってみて、実験して公開しようと思います。
      簡単に説明しておきますと、 使用していて濾過がヘドロで詰まった時でも水流が過度に1箇所に集中しないように、拡散するようにすれば良いので小さなキャニスターの断面では面積が狭くて危険ならより大きくするために断面を斜めに切るような吸入口にしたり吸入口を露出して吸い込む面積を大きくすれば安全性が上がります。

  10. 金魚部さん、毎回ご丁寧な返答ありがとうございます。

    18×18×23cmのミニ水槽セットについていたもので、小さな水槽でもコーナーに設置できるからスペースを有効活用できる的な売り文句だったと思います^^;
    説明を読むと流速調節のようです。
    水流はそんなに強くないと思われますが、イーロカと比べるとどうなのかはわかりません。

    とりあえず、フィッシュレスサイクルでの立ち上げは水作エイトで始めてみたいと思います。
    無事に立ち上げられて、慣れてきたらスペースパワーフィットで試しに作ってみたいと思います。

    沢山の質問に丁寧に答えていただきありがとうございました。
    無事に立ち上げられるよう一生懸命お世話したいと思います。
    ありがとうございました。

    1. Asukaさん こんばんは。
      フィッシュレスの立ち上げ早く安定する事を祈っています。
      まだ大丈夫かもしれませんが、20℃を切り出すと徐々にバクテリアの活動がゆっくりになりますので、後半は、じれったいかもしれません。
      がんばってください。

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