ケーススタディ:水質悪化で目にカビが生えお腹が陥没する病気


実は前回投稿の中毒死事件の最中、もう1つの事件が起きました。
こちらは同じ水質悪化でもアンモニアではなく細菌の問題が出てしまい
沈没生活で体力もあまり無い琉金を襲いました。

その結果、琉金の目は白く曇り、体中の粘膜は落ちてしまい、飼育容器の発泡スチロールに生えている苔が体中に吸着し始めた状態でようやく異変に気が付き、急いで塩水浴しました。
▲上の写真が発見時の全体像です。
この状態を見たとき最初に感じたのは金魚のサイズがかなり小さくなっているということでした。
よく見るとお腹の横の膨らみが消えて縦の長さも短くなっていました。
▼そしてこちらがその拡大写真です (死魚ではありません。生きています。)

目の周りにカビが出たような状態で、物凄く弱っていました。

やはり最も恐怖したのがお腹です。
写真を何枚も撮りましたが、あまりに怖くて焦っていたので
1枚もそのアングルをおさえられていません。
一番上の写真が最も見えやすいかもしれませんが角度が横なので下側のえぐれた部分は見えていませんが
最後に出てくる別の全体写真と比べていただけば形状が違うのが分かると思います。
文字で説明すると逆V時にお腹がえぐれたように凹んでいて
まるで風船の空気が抜けたような感じにガリガリになっていました。
これもたった1日での変化です。
餌を切るなどして痩せる様な痩せ方ではなく、肉の一部が消えたような激痩せ状態になりました。

ウルトラの母も強いと思いましたが、この琉金もそこまでやつれているのに塩水浴をしてしばらくすると
餌をクレと言うアピールを凄くするので、塩水浴中でしたがアンモニア中毒では無いと判断できたので
赤ムシを少し入れるとガリガリの体でバクバク食べました。
今回もまるで本人は病気に気が付かないかのように元気に暴れていました。

そして塩水浴の3日目に汚くなった塩水から出して綺麗な塩水のバケツに移動しようと見たら
カビは消え、苔も全て取れて粘膜が戻り、お腹の凹みも完全に元に戻っていました。
(前日の交換の時は未だ回復しているようには見えませんでした。)
流石に信じられませんでしたが2日で元通りになりました。
餌も赤ムシを少し与えただけでお腹が膨れるほどは与えていないので空気か水が入って元に戻ったようです。

これも高温のなせる業なのか?
琉金(この個体)が強いのか?
分かりませんが、こちらは一安心で、急いで容器やフィルターを掃除して綺麗な水を入れて琉金を戻しました。
現在は以前のように元気に泳いでいます。(沈んだままですが)


▲尾などに出ているダメージは残ったままですがこれらは飼育水内で回復できるので戻すことにしました。
最上部の写真と比べるとお腹に空気が入ったようにパンパンに戻りました。

▲ごみが取れ粘膜が戻るだけでこんなに写真写りが良くなりました。