選別2 (孵化から100~130日経過時)


最終選別に関してです。


◆喜ばれる金魚を残す

大量の金魚を孵化させて育てた場合、最終的に自分で全て飼えなくて
里親を募集したり、知り合いにあげる場合に最も重要な事って何でしょうか?
去年の経験から言えば2つでした。
大きさ と 色柄 です。
もちろん対象はマニアの方ではなく、ごく一般の方の場合です。

僕の周りの 友人や知人に関して言えば
一般の方の場合
金魚は小さいほど
「かわいいいいいぃぃぃ」 と喜ばれます。
逆に相手の予想より大きくなっていると若干テンション下がり気味に
「あ、金魚の赤ちゃんって こんなに大きいんだ?!」 という反応になります。

色柄も素赤ばかりだと
「うちは赤ばかりでした」と残念そうな反応でした。
(去年は色変わりの前に引き取っていただいたので何処にどの柄が行くか誰にも分からない状態でした)

つまり、尾が開いているとか巻いているとかフナとか・・・
よりも
小さくてかわいい更紗(紅白の模様)の金魚が とても とても 喜ばれます。
特に模様に関しては皆さん好みがあるようです。
前にも書きましたが 尾はロングなので完全に止まっている(調子の悪い時)以外は
スボも正常も水になびいて見分けられないので僕はさほど重視していません。
綺麗に開いていると良いと思いますが、大きくなると更に尾が伸びて気にならなくなります。

この点に着眼すると
理想的な尾を持ち体形も完璧な素赤より
ちょっぴりアンバランスな更紗が喜ばれます。
選別では まず奇形魚、病魚などを不合格にしましたが
残ったものは健康なので尾の形ではハネていないので形は色々ですが
色が確認できた固体に関しては更紗とか全白を優先的に残す予定です。
チャリコや黒は祖父母にも居ないので出ないと思うので更紗と全白狙いです。
素赤は選んでも十分な数確保できると思いますので。

◆転覆傾向があれば不合格

また昔の投稿で書きましたが
新たな選別基準として 転覆傾向がある稚魚は疑わしいだけでも別の場所に集めて準不合格にしました。
やはり転覆する金魚は嫌なので最後は全て不合格にします。
里親さんの手に渡れば将来転覆してその人を悲しませる結果になるので
自分にも里親さんにも行かないようにと考えた苦肉の策です。
この世のものとは思えないほど美しい柄が出ると一芸合格になり僕が厳重な監視下で育てます。

▲塩水浴中の転覆金魚達です 死んでいるのではありません。

◆一芸合格制度

自分のためには
僕はこれまで金魚を買う時も 
選べる時は
何か1つ大きく違う金魚を選んできました。
例えば 
他のライオンチュウより目が大きいとか、
他の琉金より尾が長いとか、
他の琉金よりショートボディとか、
みたいな感じで、店員さんに
「そこの目の大きなヤツください」
と適当に方向だけ示せば 店員さんが自分の選んだ個体を掬ってくれるくらい違う奴が居ると今でも買ってしまいそうになるくらいです。

だから今回の選別でも
尾が長い、ショートボディ、顔がデカイ、目がデカイ
などを見ながら選ぼうと思います。
ベテランの方ならバランスが悪いとハネ対象になるような固体でも僕は個性的なら奇形でも飼ってみたいです。
全てがバランスの良い固体よりも、どこかが変で個性的なほうが自分の金魚って思えて愛着も沸くのでそうするつもりです。
とか書いて、バランスの良い金魚ばかり選んでたらごめんなさい。

▲まるまるとしてきたビューラーちゃん
体形などはお母さんそっくりです

◆体形&正面の顔

以上の条件で絞り込めない場合は 体形と正面から見た顔で選びます。
実はここが今年初めての部分で悩みどころとして急浮上してきました。
オランダ顔と琉金顔が居るんです。
特に顕著に違うのが口で、琉金顔の仔は尖った顔に少し変な出方をした口を持ち
横見が最悪というか かわいくないです。
オランダ顔は去年の稚魚と同じです。
勝手に2つに分けて一方を琉金と呼んでいますが、奇形かも?とも心配しながら見ています。
去年も今の時期 全ての稚魚が琉金のような顔をしていたので心配していましたが
今は皆口べちゃのオランダ顔になりました。
顔が琉金(特に口)で、体系がコメット系のアスリートタイプで、尾がフナ尾とかだと
その1匹だけ餌取り名人すぎて、直ぐに大きくなって餌もひとりじめしそうで選ぶのが怖いです。

また体形は、飼育環境でかなりコントロールできるというか今回比較実験して明確な違いが出ましたので
近いうちに投稿します。体形はコロコロですがまだ皆小さいのでもう少し大きくなれば力士っぽくなると思います。

ビューラーちゃんは体形と柄で一芸合格ですが前から見た顔がキリンみたいというか
ど琉金顔なのが少し残念です。 もう少し愛嬌のあるオランダ系の顔を捜して残したいです。

初めて 選ぶ ということが出来る今年は
このような基準で選んでみます。
結局、最初のほうで 丸い とか 尾が綺麗 とかで選んでも
僕のような初心者にはそれが上手くキープできなくて変形させてしまい
後に、選ばなかった個体が肥え出したりして丸々と可愛くなることもあったので
最初の頃の選別は組み分けというか何処の水槽に入れるか決めただけのような感じになりました。
結局 各個体にはバラバラの伸び盛りが来るのでそれが前半に来ていた個体を選んでも
後半に伸びだす固体と比べると見劣りする事になりやすいです。
何と言っても大きくなってからのほうが食べる量も成長のスピードも速いですので、そうなります。
前に書いたかもしれませんが、金魚にはバイオリズムというものがありこれは固体ごとにバラバラです。 これで調子のいい時や餌を良く食べる時などがバラバラになるので夏とか冬という温度や、水質などの環境以外に金魚の餌喰いを変化させています。 なので食べない時は無理に食べさせない事が重要です。 1匹や2匹で飼育している時は注意が必要ですが、多くを1箇所に入れていれば誰かがベストコンディションで多めに食べるので結局餌は無くなります。 これによって成長スピードも日々変わるので初心者の僕達には予測は不可能と言えます。

また、今回の飼育で好みの体系にする方法が分かりました。
あまり大量に居ると僕達初心者にはコントロールできませんが
10匹以下のチームにすればかなり思ったように他との差を出せました。
去年も衣装ケース組10匹を利用して実験したのですが
今年は逆の方法で試みてコントロールの仕方が分かりました。
それは後日詳しく書いて投稿します。
(→)丸い金魚に育てる (未投稿)

これらの事から矛盾する2つの事を書きますが、

僕達初心者(稚魚飼育に慣れていない選別にも慣れていない人たち)の選別は
100日以上経過してから (特に色が変わってから) 行うのが理想的です。
しかし
体形をコントロールしたい場合などは、あまり数が居ると
時間的にも労力的にも僕達には負担が大きすぎて
上手く行かないので、早いうちに数を減らしてコントロールできる
目が行き届く数に1日でも早く減らすほうが理想的です。

僕にとっては、前者が今年、後者が去年に近いんですが
やはり 安心して稚魚飼育を楽しみたい方には
初期に適当に選別して残したものを大切に育てる方法が
一番だと思います。
今年はブログを始めた事もあり、とりあえず予定外の規模にまで拡大してみましたが
自分の能力を超えた数の為、死なせたり病気にしたこともありました。
初めての去年は死亡事故ゼロで全て成魚に育てられたのと、選別後の処理の問題もあるので、今後は特に深い理由が無い限り小規模にしていこうと思います。 

「選別2 (孵化から100~130日経過時)」への4件のフィードバック

  1. ビューラーちゃん、凄く可愛くなりましたね!

    私も先輩方のアドバイスを基本に自家の好みで選びました。

    コロコロ金魚の育て方楽しみにしています♪

  2. 自分の感性に任せて好きな金魚を残すってのは
    一番まともな楽しみ方だと思いますよ。

    私は他じゃ見向きもされないような魚を固定したくて足掻いてますが、
    固定できたとしても他人の評価はどうでも良いですしね。
    自分が好きならそれで良いんですよ。趣味なんだし。

    ただ、それじゃダメって人も多いのも確かですからねぇ。
    人から評価されることが喜びになるってのも一理あるんですよね。
    会に入ってる品種だと、それなりの型にはまった魚が出来ると
    それはそれで嬉しい時もありますし。勝手なもんです(笑)

    1. 本当にそうですね
      決められたルールやレギュレーションに合わせて競う楽しみと、
      自分独自の世界に深く入り込んでの楽しみがありますね。
      まあ僕の場合は前者のような、人の評価やルールを気にして何かを創りだすのは仕事だけ十分なので、金魚に関わる時間に関しては趣味と言うか癒しと言うか現実逃避というかw
      100%自分が楽しむ為の時間にしたいです。
      繰り返しになりますが、やはり現代社会に生きていればストレス満載の毎日なので 金魚を育てている時間くらいは、この単純でバカで愛嬌たっぷりのキュートで小さな生き物達を見習って自分も深く考えずリラックスしていたいです。

コメントは受け付けていません。