ケーススタディ:急に水が白く濁り、泡が出た

毎日経験する事ではありませんが、
それだけに朝起きて水槽が白く濁り泡だらけになっていれば
焦ります・・・

このような時に水質検査が出来ると問題の把握や、問題ではない項目を選択肢から外したりできて助かります。 もともと最初は飼育水の劣化が激しくなってきた稚魚水槽の検査をしてみようと出してきて各水槽を調べたのですが、
後日、
青水が急に透明になる事件

飼育水が濁って泡が出て洗濯機みたいになる事件

が起こりました。
それもほぼ同時に。

飼育水が白く濁り泡が出ました

丁度、検査薬の満載されたボックスが出たままだったので
検査してみるか?と行いましたが結果は両者ともに

アンモニア 0mg
亜硝酸塩 0mg
硝酸塩 25~50mgの間 ←
pH 7.0 (中性を意味します)
つまり検出されたのは ”←” が付いている
硝酸塩だけで、特に過剰とまでは言えない量でした。
検査は朝一番に行ったので餌も未だ与えていないためアンモニアや亜硝酸塩が低く出ると思いましたが、昔はこんな数値はなかなか出なくて・・・
特に白く濁った時はアンモニアか何かが妙に高い数値を示すことが多かったので
安定したものだと少し嬉しくなりました。
しかし目の前には洗濯機のようになった水槽があるので対策を考えて対応しないとと思いました。
※上記の検査例は僕の今回の条件での結果です。
同じような濁りや青水の透明化でも全く違う数値を示す事も多くあるので
同じようになるという判断はせず、必ず検査してみてください。

上記の数値に何か異常があれば
それに応じて正常化させられる量を水換えするつもりでしたが、
魚も水槽内が洗濯中のような強烈なビジュアルに反して、いたって普通に元気良く泳いでいたので結局何もせず見守る事に決めました。
それでも泡は気になるので無駄と思いながらもスポイトで吸ってみたりして除去
30分後に元通りの洗濯機状態になり無駄だったと改めて自覚・・・(-_-;)

原因を考えてみると、
●稚魚(不合格者)水槽は
上部ろ過にスポンジを巻いたので、そのスポンジに何か付着していたのかも?
(もちろん良く水道水で洗いましたが不十分だったのかも?)とか
それまではアルビノ3匹、ランチュウ1匹、オランダ1匹 (全て3cmから4cmの小型)だったのに、代わりに入れた稚魚が50匹を越えたので少しバランスがおかしくなったかも? とか思ったり、
エアレーションするの忘れてたからかも?とも思い
流石にバクテリアの問題なので酸素が足りないと致命的なのでエアレーションはエアストーンの予備が無く、投げ込ろ過しか余ってませんでしたが、それを急いで追加しました。

検索白く濁る泡だらけのキーワードで来られた方へ
春から夏にかけて急に白く濁る&泡だらけになるは産卵時のオスの精子によることが多いようです。 (僕の場合は稚魚専用水槽なのでこの理由は考えていません。)

●ランチュウ水槽は
上記のアルビノたち計5匹をランチュウ3匹&チョウビ1匹に加えた事(計9匹)、
その直前に水を換えて青水をかなり薄くしていた事
などがありました。

それらに加え、多分、急に温度が20℃を切る日が続いたのでバクテリアのバランスに変化が出たのだと思います。
濁ったほうはバクテリアが大量に死んだ、透明になった青水は薄めすぎたところに気温の低下でプランクトンが死んだのだろうと考えました。
バクテリアは金魚より遥かに弱いので、金魚に何かある前にバクテリアが死にますが、
その結果水質に異常事態が起きていなければいずれ収束します。
ここで慌てて水を換えても特にメリットも無いので放置を決めました。


▲それから数日経過した現在
泡だらけの水槽の泡は殆ど消え元通りになりました。
稚魚も元気です。

▲青水はほぼ完全に透明になりランチュウたちの姿を久しぶりに見ました。
そしてまた新たな 卵 が生まれていて驚きました。
リュウキン2匹に続き今度は雑種1世ですが、沈没したランチュウと転覆した雑種1世のバスケット内での産卵行動だけに
まさか?
でしたが、透明水になった為、卵を発見するという偶然にも驚きました。
写真の黒いバスケットの中です(微妙に動いているのがらんちゅうです)
青水なら水換えするまで見えないので見逃していたと思います。
流石に無精卵だと思いますが、受精卵でも破棄します。
尾の長いランチュウとか出ても困るので。

話を戻しますが、
見た目が急変したからと言って即水換えを行う必要はありません。
何が原因で、金魚にどのような影響が出ているか?などを見て判断する事で
金魚も安心して暮らしていけるので、色や匂いを調べて、金魚の動きも良く観察して
できれば水質検査を行って・・・と、
水の対応をする前に正しい判断が出来るように落ち着いて情報を集めることが大切だと思います。

・・・と言う僕も、飼育1年目はそのことを知らずに何度もリセットしたりしてせっかく育てたバクテリアを全て失い一からやり直しみたいなことも多く経験しました。
大量に水換えして新水が無くなってから病魚を見つけて塩水浴する水が無くて緊急だから仕方なくコントラなんとかを入れて中和したり、結構無茶苦茶でした。
なかなか最初は恐怖も感じたりして 放置 という判断は出来ませんが、安心できる材料を多く持つ事で最終的に良い判断が出来ればと思います。
特に正しい判断をして金魚が元気になる経験を多くすると徐々に判断も落ち着いてできるようになります。

別のケースとして以前の投稿
稚魚経過観察(5)を例にしますと
この時は
アンモニアの値がそれなりに大きな数値であった事
(元気な雑種1世達は、この程度では死なないと思いましたが今は稚魚の事も有るので
安全側で対応しました)
それに加え 危険ではないもののあまり溜まると水換えが必要な硝酸塩も
それなりに多かった為
迷わず水換えをしました。
もしアンモニアがもう少し低い数値なら餌を控えて翌日再度測定して判断という対応も可能でした。

また僕の場合は3年ほどリセットしていないのでバクテリアも比較的安定しており
検査せずに水換えをしてしまう事もありますが
現在のように新水が不足している状況では無駄な水換えは避けたいという考えもあり
検査して問題が無ければ粘りたいという考えもありました。

このように水質検査キットは判断をする時に、分からなくてギャンブルに出るような事も無く
非常に役に立つアシスタントのような働きをしてくれますので
水質が安定しない方は是非検討してみてください。