水換えと稚魚の死亡原因に関して

水換えで稚魚が大量に死ぬという言葉をよく目にするので
その事を気にしながら水換えを行い、最近思う事があります。
それは多分温度や水質が急変して最終的に弱っていた稚魚が死んでしまうのでは?
ということです。僕も今回水換えの直後(次の日の朝)に死亡を確認しましたが
以下の経緯から原因は水換えより前にあったと感じています。

今年は343匹産まれて

《1回目の水換え》
(この時何匹居るかを数えました)(行ったのは孵化後6日目です)
この数日後に2匹死亡確認
1匹は何も食べていなくて他のものより小さく孵化したそのままの大きさくらいで外傷なし
もう1匹は糞のようなものが長いまま体内に残り排出されずに死亡
ここまでは初期&今回は数が多いから何匹かは死ぬと思っていたので気にしませんでした。

《2回目の水換え》
2週間以上経過した2回目の水換えの直後にも1匹(A)、その次の日に2匹(B)(C)死亡させてしまいました。
これは明らかに僕の管理のミスなので原因を探ろうと詳細な撮影を行いました。
その一部を紹介します。

死んだ稚魚の写真です 患部らしきものがあります
↑稚魚(A)
平均的なサイズで頭もできておたまじゃくし型になり尾びれも開き胸鰭もきちんと完成していた稚魚で見た目には順調に育っていた固体なので普通なら死なないだろうと思います。
気になるのはお腹の赤い点です。実はこれが出来ている稚魚は過去にも何度か写真に写っているので何だろう?と思っていました。

死んだ稚魚の写真Bです
↑稚魚(B)
成長不良で他のものより小さく各部もできていません。
存在に気付いて隔離してやるべきでした。

稚魚(C)
この固体は死ぬ前に発見したので
何とか救おうとしましたが死んでしまいました。
体が極端に小さくまだ頭が出来て居ない状態なので餌をあまり食べて居ないようです。
虫の息の状態で浮いていたので流れの無い箱に移して様子を見ながら10匹ほどの生きたブラインを入れたりして様子を見ましたが捕獲する様子も無く口だけパクパクしていました
”塩水浴”という言葉が頭に浮かびましたが急変は怖いのでブライン用に作った食塩水の残りを1滴だけ入れました。濃度は0.5%にも程遠いですが稚魚は殺さず菌だけ殺すことを期待して入れてみました。
時々様子を見たりしましたが回復せず翌朝には底に沈み死にました。

◆小さい仔のシェルター
この時から未熟児や成長不良(しかし奇形は出ていない)ものは発見次第保護するシェルターを開設しました。
現在3匹を保護し、他より多くのブラインを入れて成長を安定させます。

《3回目の水換え》
稚魚(A)の事が気になって同じような血のマークが出ている固体が目に付きだしたので
急いで水換えを行いました。
既に遅かったのか、ここでも1匹死にかけている個体が出ました。
前回の3番目と同じような感じで他の魚が逃げてもその魚は横になりながら時々水流に抵抗するように反対方向に逃げる程度で継続して泳ぐ力が残ってないようでした。
今回は発想を変えて保護するけど水槽から出さない方法にしました。
前回は容器を外に出したので温度が不安定だったと思ったので・・・
瀕死の固体なので餌などは入れず水換えして綺麗になった飼育水(十分にエアレーションをした状態)で満たした小さな容器を水槽に浮かべ水流もゼロの状態で最後の晩餐も無しでゆっくり寝させてやりました。
朝起きて死んでるだろうと思ったら、普通に俊敏な泳ぎが出来て(出来すぎて)僕の気配で驚いて逃げる際、小さな容器なのでその壁に激突してました。
これだけ元気なら問題ないと判断し容器から出してやると水槽の下のほうに逃げていきました。
昨夜は完全に動けず横向きのままだったのでこの回復力には驚きました。
やはり環境だけ整えてやり、下手にいじらず固体の回復力に委ねるのが一番のようです。
前回の3番目(稚魚(C))も、もしかすると助けられたかもしれません。

またお腹の赤い点を確認できるのも今回が最後かもしれません。
お腹の内部の銅色のコーティングが徐々に出来てきて中が半分くらいしか見えなくなってきました。徐々に鱗も出来て中が見えなくなるでしょうから今後は親同様、動きだけが頼りになります。

◆過密の問題を解決する為の時間差が出る管理
前回は共食いや急変での全滅を避ける為に
サイズなどを考慮して60cm水槽に18匹(10&8の2グループ)、水槽Lに8匹、衣装ケースに10匹でしたが、
今回は60cm水槽に243匹、20リットルコンテナに50匹、20リットルコンテナ内に(47匹)&(3匹)←シェルター
と前回とは別次元の過密なのでパンデミックがいつ起こってもおかしくないので
昨日からは水換えのタイミングも全てずらす事にしました。
問題があって全滅すれば、即他のものを対応して間に合うように濃さがバラバラの状態で飼育します。

僕のケースでは過密飼育の為、水質が悪くなる瞬間が思ったより急激なようで
通常なら危険を感じてから数日で悪化する状態でも今回は数時間というようなスピードだろうと思います。
水換え後の今朝は明らかに赤いマークが減少しているので良い方向に傾いたと判断していますので、今後も大量死を避けられるように工夫していこうと考えています。
〔↓追記〕
夜になって細かく観察するとお腹の中が赤くなっているのもは居なくなりましたが、
赤い点はかなりの固体に残っている事が分かりました。
昨日まではお腹の中まで赤かったので肉眼で”赤い!”とわかる状態でしたが
現在残っているのはとても小さい点です。
死亡した稚魚の赤い点の半分くらいの大きさです。
元気に活動するグループの半数近くにあるように思えます。
(正確には数えていませんが水槽内を右から左に順に撮影していくと半分程度に赤い点があるようです。奥に居るものは写らないので前に居る20匹ほどの集計です。
動き的には変わらず元気そうです。)
〔↑追記ここまで〕

共食いなど無ければ
現在338匹のはずです。